放送開始「私と結婚してくれますか？」チェ・ウシク、チョン・ソミンの言葉に驚き【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「私と結婚してくれますか？」が初回からチョン・ソミンのストレートなプロポーズで、疾走感あふれる“タイムスリップロマンス”を予告した。

韓国で10日に初放送されたSBS新金土ドラマ「私と結婚してくれますか？」第1話では、キム・ウジュ（チェ・ウシク）とユ・メリ（チョン・ソミン）の運命のいたずらのような初対面から、二度目の出会いでウジュに「夫になってほしい」とメリが突然プロポーズする場面まで、スペクタクルなウジュとメリの運命を予感させ、視聴者の注目を集めた。

第1話では、人生の危機と幸運を同時に迎えたメリの姿が描かれた。メリは結婚の準備中に婚約者キム・ウジュ（ソ・ボムジュン）の浮気に気づく。新居のローンのため、婚姻届まで済ませた状況だったが、メリは「あなたと暮らしたらいつか離婚しそうだわ。どうせ離婚するなら今すぐにでもする」と離婚を決意し、彼に飲み物を浴びせる痛快な一撃を食らわせた。

一ヶ月後、離婚の捺印をしたメリは別れの痛みが癒える間もなく、不動産の詐欺に巻き込まれ人生の危機に直面した。元婚約者のウジュはメリの助けを求める声に「もう俺たちは何の関係でもない」と冷たく線を引いて怒りを誘った。

そんな中、ウジュ（チェ・ウシク）とメリの運命的な初対面が実現した。道に迷って徐行していたウジュが泥酔したメリと接触事故を起こしたのだ。ウジュは事故処理のためメリの携帯電話に自分の連絡先を登録したが、泥酔状態のメリは、連絡先に書かれた「キム・ウジュ」の三文字を見て目の前のウジュを元婚約者のウジュと勘違いし、乱闘騒ぎを起こして笑いを誘った。その後メリは元婚約者への寂しさと悔しさを吐露した。サボテンの鉢植えの上に座り込んだメリは、お尻にトゲが刺さって怪我を負い、ウジュはメリを病院に連れて行き、家まで送り届けるという優しい一面を見せた。

離婚や詐欺など人生の危機に直面したメリに「新居の景品当選」という予想外の幸運が訪れ、没入感を誘った。ボッテ百貨店が準備した50億ウォン（約5億円）相当の最高級タウンハウスが、百貨店代表イ・ソンウ（パク・ヨヌ役）の当選操作失敗により、当選予定者の代わりに、メリへと渡ったのだ。百貨店常務のペク・サンヒョン（ペ・ナラ）は、当選を取り消すため、厄介な契約条項を細かく精査するよう指示した。新婚夫婦対象の景品当選電話を受けたメリは、まだ離婚確認書を提出していなかったため、婚姻状態にあることに気づき、百貨店に書類を提出した。

難癖をつけて当選を取り消さねばならないサンヒョンは、夫婦同伴で景品の授賞式に出席しなければならないと言った。最高級タウンハウスの当選取り消しの危機を迎えたメリは、元婚約者に連絡を試みたが繋がらなかった。その時、ウジュに連絡が入り、メリは元婚約者と同名同姓の「キム・ウジュ」という三文字に希望を見出したかのように目をぱっと見開いた。

ウジュと会ったメリは、すっかり緊張した様子で「結婚されていますか？」と唐突な質問でウジュを当惑させた。続けてメリは「一度会っただけでこんなこと言うのは早いと分かっていますが、キム・ウジュさんしかいないんです」と切ない眼差しを見せると、「私の夫になってくれませんか？」とサプライズプロポーズで視聴者を驚かせた。呆然とするウジュの姿がエンディングを飾り、メリのサプライズプロポーズによりウジュとメリの関係がどのような変化を迎えるのか、次回への期待が高まった。

「私と結婚してくれますか？」は、初回からウジュとメリが運命のいたずらのように絡み合い、プロポーズにまで至る疾走感あふれる展開で目を引いた。予期せぬ接触事故のように出会ったウジュとメリが、これからどのような物語を紡いでいくのか、好奇心を刺激した。特にチェ・ウシクは、80年の歴史を持つ韓国初の製菓店「ミョンスンダン」の4代目という完全無欠のキャラクターを完璧に演じ、新たな変身に成功した。冷徹に見えるが実は温かいという魅力を披露し、ときめきを誘った。またチョン・ソミンは、危機と幸運を一度に掴むジェットコースターのような人生の主人公メリの感情を繊細に描き、共感を誘った。