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リュ・スンボム、Netflix映画「グッドニュース」で日本俳優と共演“言葉を超えた連帯感を実感”

OSEN
写真=Netflix
俳優リュ・スンボムが、Netflix映画「グッドニュース」で共演者たちと築いた言語の壁を越えた絆について語った。

最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のあるカフェで、映画「グッドニュース」(監督:ピョン・ソンヒョン)に出演した俳優リュ・スンボムのインタビューが行われた。

同作は1970年、どんな手を使ってでも、ハイジャックされた飛行機を着陸させるために結集した人々の、怪しい作戦を描いた。リュ・スンボムは作中、中央情報部長パク・サンヒョン役を演じた。

この日リュ・スンボムは、ソル・ギョングをはじめ、作品に出演した俳優たちとの演技について尋ねられると、「正直に言って、僕がソル・ギョング先輩との演技について語れるような立場ではありませんが、ただただ楽しかったです。先輩と一緒に演技ができるというだけでありがたかったですし、非常に意味深い経験でした。現場で先輩にお会いし、一緒に演じること自体がとても嬉しかったです」と語った。

今作には山田孝之、笠松将、椎名桔平など、日本俳優が多数出演している。日本の俳優たちとの共演については、「先輩方だけでなく、日本の俳優の皆さんと演技する際もすごく悩みました。どうなるだろうか、慣れないのではないかと心配しましたが、現場で実際に一緒に演じてみると、言葉が通じなくても俳優同士で通じ合う連帯感があることを感じました。自分にとっても不思議な経験でした」と振り返った。

続けて「現場にいる時、俳優たちとぎこちなくなるのではないかと心配しましたが、そうではなく、『とても楽だ』と表現するのも少し違う気もしますが、ただ、『僕たちは同じ俳優なんだ』と思いました。同じ仕事をしている者同士という共通点を感じられたのです。相手の気持ちは分かりませんが、それが僕を自然体にさせました。同じ俳優だと思うことで心が軽くなり、緊張もかなり和らぎました。互いに頼り合えたと言えるでしょう。同じ仲間だからです。無意識のうちにお互いを頼りにして、緊張せずに演技することができました」と明かした。

彼は2020年にスロバキア人の妻と結婚し、現在スロバキアに居住している。韓国と海外を行き来しながら活動を続けている彼は、その理由について「演技がしたくなったんです。俳優という職業に対して改めて好奇心を持つようになりました。他の理由は特にありません。ただ僕の心がこちらへ導かれたのではないかと思います」と語った。

スケジュールの調整に困難はないかと尋ねると、リュ・スンボムは「それでもスタッフの方々が配慮してくださいます。僕が耐えるべき部分ですから。ある意味で、僕の個人的な事情じゃないですか。お互いにうまく調整しながら、譲るべきところは譲り合いながらやってきて、特に大きな問題はありませんでした」と明かした。

活動期間中に滞在する韓国の住居も用意したという彼は、「やはり人間というのは環境に順応するものです。あそこ(スロバキア)に行かないと家に帰ったような気持ちがしません。やはりそこには家族もいるので、ここにも適応の時間が必要でしょう」とし、「ここでもそのような気持ちが早く訪れることを願っています。そのため、家族も来られて、作業時に滞在できる家を準備しました」と説明した。

プロジェクトごとに韓国の滞在期間が異なるというリュ・スンボムは、「妻もそうですが、最近は娘がすごく恋しいです」と家族への想いを伝えた。彼は「子供がいると分かると思いますが、今、会えなくなって一週間以上経ちました。3日になるともうだめです。どんなに面白いことも全部つまらなくなるんです。3日までが最大値のようです。僕も3日くらいなら、たまには個人の時間を持って一人で静かに過ごしたい時もあります。でも、3日が過ぎると空虚さを感じるんです」と打ち明けた。

家族を持つ前は、このような自分の姿を知らなかったという。リュ・スンボムは「経験したことがなかったから分からなかったんです。全ての親がそうでしょうが、経験のある方がおっしゃるように、家庭というものが、子供というものが大きな変化をもたらすんだなと直接経験している最中です」と語った。

作品活動のため、一緒に過ごす時間が減ったことについて、妻が悲しんでいないか尋ねられると、「僕の仕事の特性上、月曜から金曜まで毎日働くわけではなく、一定期間集中して作業し、ある期間は家族と過ごせます。空白というよりも、お互いに会いたい気持ちになります。毎日一緒にいたのにいないので、そのように感じるのではないかと思います」と伝えた。

娘が自身の職業を知っているのかという質問には、「俳優ということは知っていますが、5歳なので、正確には何なのか分かっていません。何をしているかは分かっていますが、概念まで正確に理解しているかどうかは分かりません」と語った。まだ幼い娘が見られる作品がないことに関しては、「だから以前もお話したんです。僕が(作品を)選べる立場ではないですが、そうした仕事もいつか実現すればという希望のようなものはあります」と率直な願いを明かした。
元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ナヨン

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