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Netflix「エマ」バン・ヒョリン“露出に抵抗はなかった…イ・ハニ先輩のサポートに感謝”

Newsen
写真=Netflix
バン・ヒョリンが、Netflix「エマ」に出演した感想を語った。

「エマ」は1980年代に韓国でブームを巻き起こした映画「エマ夫人」の誕生の過程で、華やかなスポットライトに隠された暗い現実に勇敢に立ち向かうトップスターのヒラン(イ・ハニ)と、新人女優ジュエ(バン・ヒョリン)の物語を描く。

バン・ヒョリンは新人女優ジュエ役を演じ、密度の高い感情表現と新鮮な魅力で存在感を見せた。

―― 「エマ」が公開されましたが、今のお気持ちを教えてください。

バン・ヒョリン:2年前に撮影した作品がついに世に出ることになり、とても嬉しく、多くの方に見ていただけたようで気分が良いです。

―― 視聴者の反応を検索して見たりはしましたか?周りの反応はどうでしたか?

バン・ヒョリン:反応をどこで探せばいいのか分からなくて……記事などは見ました。友達も送ってくれました。友達は、台詞が良かったし、美術、衣装もすごく綺麗だったと言ってくれました。私の演技を初めて見た友達も多かったんです。ヒョリンの演技が見られて本当に良かったと言ってくれました。

―― オーディションの過程について教えてください。

バン・ヒョリン:最初は非対面オーディションで、動画を撮って送りました。1次オーディション通過後に監督との面談がありました。監督とのオーディションの後、3次オーディションで監督と助監督に最後に会いました。

―― イ・ヘヨン監督が、オーディションで涙を流したと言っていましたが、どのような演技をしたのですか?

バン・ヒョリン:その時、第1部から第6部までの台詞をほぼ全て読みました。台詞を一言一句、一緒に読み上げました。監督が制作発表会で涙が出たと話してくれましたが、本当に涙を流されていました。光の反射で私の見間違いかと思ったのですが、本当に涙を流されていたんです。それを見て、皆で涙を流しました。監督、助監督、私まで。「私には何一つはっきりしたものが何もない」と言う場面でした。

―― キャスティングの理由について何か聞いたことはありましたか?

バン・ヒョリン:セリフを一言一言丁寧に演じる姿が良かったと、監督が書いたセリフをきちんと表現してくれる女優に初めて出会ったとおっしゃっていました。

―― 「エマ」の背景は1980年代で、経験したことのない時代ですが、演技において努力した点はありますか?

バン・ヒョリン:映画を探して観ながら当時の状況や背景を学びました。もともと昔の映画が好きで以前からよく観ていました。改めて見る気持ちで探しました。『愛馬夫人』1を観ましたが、以前も観たことのある作品です。艶めかしいだろうと思っていたのに、改めて観るとそうでもありませんでした。とても面白かったです。

―― 大胆な設定もありましたが、監督と事前に露出シーンに関する話し合いはしたのでしょうか?

バン・ヒョリン:どのように撮るか、コンテを全て見せてくれました。どのシーンでどこまで撮るのか、このシーンではこのように映るとか、具体的に話し合いました。

―― 初めて挑戦する時、プレッシャーはありませんでしたか?

バン・ヒョリン:最初から多少の露出があるとは聞いていた状態で応募しました。

―― この作品に出演したいと思った理由を教えてください。

バン・ヒョリン:セリフがとても素敵でした。このセリフを自分で言えたら本当に良いだろうと思いました。また新人女優のキャラクターだったので、新人女優としてこの役をやればとても意味があると思いました。

―― タップダンスや乗馬のシーンもありますが、練習はどのくらいしたのでしょうか?

バン・ヒョリン:キャスティングされて3日後からすぐに練習に入りました。休みの日はずっと乗馬とタップダンスをしていました。撮影をしながらも、ずっと習いに通っていました。撮影が終わるまで、そのシーンがあるまではずっと練習しました。半年以上練習したと思います。

―― 新人女優でありながら、イ・ハニさんと主演を務めましたが、いかがでしたか?

バン・ヒョリン:ハニ先輩がヒラン役を演じられると聞いて、本当に嬉しかったです。それと同時に不安にもなりました。ちゃんとできるだろうかと。それでも嬉しい気持ちが最も大きかったです。普段から好きだった女優と共演できることがとても嬉しく、撮影中も先輩がとても気にかけてくださったので、楽しい気持ちで臨めました。

―― イ・ハニさんからもらったアドバイスはありますか?

バン・ヒョリン:長い作品が初めてだったので、体力管理の方法を教えてくれたり、私によさそうな栄養剤もいつも用意してくれました。辛い時にどのように気持ちを管理すべきかも教えてくれました。これからやっていく中で難しいことがあればいつでも話してねと温かい言葉もたくさんかけてくれて、「よくやっている」とたくさん応援もしてくれました。

―― 「エマ」を通じて、バン・ヒョリンという女優の名前と顔を世に知らしめました。鮮明になった部分はありますか?

バン・ヒョリン:鮮明になったとすれば、「エマ」が世に出て多くの方に見ていただき、私という人間を知っていただいたことです。鮮明になっていない部分の方がまだずっと多いと思います。これからそうした部分を私が鮮明にしていかなければならないと思います。

―― 今、鮮明でなくてもどかしく悩んでいる部分はありますか?

バン・ヒョリン:今後も新しい作品に出会うことになりますが、どんな作品と出会い、どんな役に出会うのか、どんな演技で視聴者にお会いできるのかといったことが鮮明ではありません。ただ、もどかしくはありません。待つのも良いですし、今はただわくわくする気持ちがずっと大きいです。オーディションは継続して受けています。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ

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