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「ファーストライド」ASTRO チャウヌ“コメディに挑戦したかった…青春を感じられる作品”

マイデイリー
写真=SHOWBOX
映画「ファーストライド」で熱演を披露したASTROのチャウヌのインタビューが公開された。

「ファーストライド」は、一度ハマると狂気の執着を見せる“最後まで行くやつ”テジョン(カン・ハヌル)、ブレーキなしで突進する性格の“明るい奴”ドジン(キム・ヨングァン)、自分の外見を客観視できない“イケメンな奴”で世界的DJを目指す部屋の中のDJヨンミン(チャウヌ)、勉強が大嫌いで目を開けて寝る技を磨いた変わり者“目を開けて寝るやつ”クムボク(カン・ヨンソク)、テジョン一人だけを見つめ、ソウル大学を目指した直進のブルドーザーで“愛らしい奴”オクシム(ソナ)まで、24年来の友人たちが初めて海外旅行に行くことから繰り広げられるコメディ映画だ。

今作が爆笑できるコメディ映画として観客の間で口コミが広がっている中、今作が映画初主演となるチャウヌの演技にも大きな注目が集まった。彼が演じたヨンミン役について、多くの観客から「映画を観ていると、スクリーンが明るくなる」「本格“開眼”映画」など、好評が続いている。

―― 映画「ファーストライド」への出演を決めたきっかけを教えてください。

チャウヌ:ナム・デジュン監督にお会いしてたくさん会話をしました。コメディが個人的に好きで、一度挑戦してみたいと思いました。何よりも台本が本当に面白く、俳優の皆さんと一緒に演じるのが楽しそうだと思い、出演を決めました。

―― ヨンミンというキャラクターについて紹介をお願いします。

チャウヌ:ヨンミンは消極的で一人が好きなところがありますが、友達と一緒にいる時は変わった一面を見せたりもするキャラクターです。特別な外見も持っているし、小さくて一人ぼっちですが、世界的なDJになるという夢を持っている人です。

―― シナリオを読んだ時、どのように感じたのかお聞かせください。

チャウヌ:シナリオにはヨンミンのナレーションが多かったんです。ほぼ最初から最後までナレーションがあって、少しプレッシャーもありましたが、興味深かったです。特にヨンミンが観察者の視点で始まるという点が新しく感じられました。映画そのものが5人の友達の青春を描いていて、自分の子供の頃のことも思い出すことができてよかったです。

―― ナレーションをする際、特に気を配った部分はありますか?

チャウヌ:制服を着なくなってかなり時間がたちましたが、できるだけ純粋で淡白な雰囲気を生かそうと思いました。映画の中のドラマチックな設定がきちんと表現できるように、監督が後半で演出する対比も考慮しました。

―― 「ファーストライド」で一番好きなセリフは何ですか?

チャウヌ:「世の中で自分だけバカだと思っていたけれど、お前たちも一緒にバカでありがたい、友達よ」というセリフです。

―― テジョン、ドジン、クムボクとも“親友”ケミストリー(相手との相性)をしっかり見せなければならない作品であるだけに、共演した俳優たちとの撮影エピソードも多かったと思います。一人ずつ、共演した感想をお願いします。

チャウヌ:カン・ハヌル先輩は大好きで、演劇を観に行ったことがあります。その時一度挨拶し、今回初めて共演することになりました。現場でいつも明るく、特にメイクをする時、一番先に「おはよう! おはよう!」と挨拶してくれるそんなお兄さんであり友達で、先輩でした。現場にいる時は「こうしてみるのはどう?」とアイデアを先に提案してくれて、しっかりリードしてくれました。おかげで作品がより面白く、豊かになったと思います。(キム)ヨングァン兄さんは、僕が20歳の時、「ジャングルの法則」という番組で共演したことがあるので、一緒にいるととても楽でした。とても親しいので、話すにも、考えを分かち合うにもとても気が楽なお兄さんでした。(カン)ヨンソク兄さんは、まず映画の前半のビジュアルがとても面白いです。カツラを被ったり、坊主頭で登場したこともあります。愉快で面白く、ギャグもたくさんやってくれるお兄さんで、みんなで一つになって楽しく撮影しました。

―― ナム・デジュン監督と息を合わせてみていかがでしたか?

チャウヌ:本当に楽しかったです。シナリオ自体が面白く、パワーが感じられるシーンも多かったです。愉快な俳優のみなさんと、ナム・デジュン監督まで一緒で、とても楽しく撮影しました。監督が俳優たちの話に耳を傾けてくれて、面白い提案もたくさんしてくれたので、より楽しかったです。

―― 「ファーストライド」は20代、初めて旅行に行く若者たちの物語を描いています。20代は本当に休まず走ってきたと思いますが、もし戻るとしたらどこへ旅行に行きたいですか?

チャウヌ:映画を公開する頃、僕は20代なのでしょうか(笑)(チャウヌは公開時期を知らない状況で入隊した)。どこでもいいので旅立ってみたいです。場所は韓国でもいいし、海外でもいいです。どの国でも楽しいと思います。お兄さんたちと一緒でもいいですし、親しい人たちと一緒なら、どこに行っても楽しいと思います。

―― 映画「ファーストライド」を一言で説明するとしたらどのような言葉になりますか?

チャウヌ:青春。青春は輝かしく、美しくもありますが、その中に痛みもあり、これを通じて学ぶこともあり、成長もできるので、複合的な意味として感じられます。「ファーストライド」も初めての旅行で繰り広げられるエピソードであるだけに、キャラクターたちがそこで学び、成長していく部分も確かに存在すると思うので、青春だと思います。

―― 最後に公開を待っている観客の皆さんに挨拶をお願いします。

チャウヌ:「ファーストライド」楽しく撮影しました。皆さんの学生時代、または青春の思い出、懐かしさ、熱さをもう一度感じられる作品だと思います。大きな画面で観ていただいてこそ、より感じられるものがあると思いますので、映画館で観ていただきたいです。もう一度僕たちとその時の気持ちを感じていただけたらと思います。ぜひ楽しんでください。
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ダユン

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