服役中のキム・ホジュンに約300万円を要求…法務部が刑務官を刑事告発&重懲戒処分するよう命令
写真=マイデイリー DB法務部は本日(21日)、公式コメントを通じて「真相調査の結果、希望(ソマン)刑務所の所長に対し、A氏を賄賂要求罪、恐喝未遂罪、請託および地方自治法違反罪で捜査機関に刑事告発し、あわせて重懲戒処分も進めることを命じた」と明らかにした。
今回の措置は、先立って提起された疑惑に関する調査結果を踏まえたものだ。法務部は9月、希望刑務所から、所属職員A氏がキム・ホジュンに3,000万ウォン(約300万円)を要求したとの報告を受け、ソウル地方校正庁(広域特別司法警察チーム)に真相調査を指示した。
これをうけ、ソウル地方校正庁は直ちに真相調査に着手。その結果、A氏がキム・ホジュンに金銭を要求し、過程で脅迫行為も行っていた事実が確認された。
A氏はキム・ホジュンに対し、「あなたを希望刑務所に入れるように手配した代価として、3,000万ウォンを支払え」と要求したと伝えられている。キム・ホジュンは、要求を拒否した場合、収監生活に不利益が生じるのではと懸念し、他の刑務官との面談の過程でこの事実を打ち明けたことをきっかけに、事件が表面化した。
これに関連して法務部は、「類似事案の再発防止のため、希望刑務所に対する管理・監督を強化するとともに、職員向けの清廉教育も継続的に実施する」と述べ、再発防止への意志を明らかにした。
キム・ホジュンは2024年5月、ソウル江南(カンナム)区狎鴎亭路(アックジョンロ)で飲酒した状態でタクシーと衝突した後、そのまま現場を離れた疑いで拘束起訴された。マネージャーに虚偽の自首を指示するなど、犯行を隠そうとした疑いも持たれた。
その後、キム・ホジュンは懲役2年6ヶ月の実刑を言い渡され、刑が確定した後、刑務所に移送された。2026年11月に出所予定だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ハヨン
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