「かかし」イ・ヒジュン“これからもパク・ヘスと共に歳をとっていきたい”
写真=BHエンターテインメントイ・ヒジュンは最近、ソウル江南(カンナム)区にあるBHエンターテインメントの社屋で、ENAの月火ドラマ「かかし」の放送終了インタビューを行った。
「かかし」は、連続殺人事件の真犯人を追う刑事カン・テジュ(パク・ヘス)が、嫌悪していた検事チャ・シヨン(イ・ヒジュン)と予期せぬ協力関係を築きながら真実に迫っていく物語だ。イ・ヒジュンが演じたチャ・シヨンは、表向きは完璧だが内面には歪んだ欲望を抱いた人物だ。彼は表情、声のトーンやテンポまで細かく設定し、人物の二面性を描き出した。
学生時代の同級生であり、担当刑事のカン・テジュに対する心理も複合的だ。イ・ヒジュンは「チャ・シヨンというキャラクターは、テジュという友人が好きですが、自分でも気づかないうちに認められたいという欲求や愛情の欠乏が作用して、一瞬にして友人を捨てることができる人物です。子供の遺体を埋めながらも『これまでは連続殺人ということにして、次に捕まえるのを模倣犯罪にしよう』と言います」とし、「認められてもっと早く上へ登りつめたいと思っており、検事の仕事をきれいな形で終えて、国会議員になりたがっています。だから躊躇なく次の真犯人を発表することになるんです」と説明した。
作品が公開される前、イ・ヒジュンとパク・ヘスのブロマンス(男同士の友情)の共助を期待していた視聴者たちは、放送後に「おとり物件(期待とは違ったという意味のユーモア)」だったという愉快な反応も見せた。イ・ヒジュンは「一般的な流れではなかったので刺激的でした。だからもっと面白かったのではないでしょうか。仲良くやろうとしても上手くいかないのが現実に近いです」と語った。
パク・ヘスと長い縁を持ち続けているイ・ヒジュンは、制作発表会でパク・ヘスと「韓国のマット・デイモンとベン・アフレック」のような関係になりたいという願いを明かしたことがある。イ・ヒジュンは「マット・デイモンの冗談を言った時は、この作品がここまで愛されるとは思ってもみなかった状況でした(笑)。パク・ヘスと一緒にやった作品はいくつかあります。あまり注目されなかったり、愛されなかったりしたドラマもあります。会社の代表が『今回もしまた反応がいまいちなら、2人は今回を最後に一緒にやらない方がいい』と言っていました。最後の作品になるかもしれないと言われたんです」と伝えた。

本当に愛する弟だとパク・ヘスへの愛情を現したイ・ヒジュンは、YouTubeコンテンツで公開された姿のように、実際のパク・ヘスは可愛らしくお茶目なところが多いと伝えた。パク・ヘスと一緒にいると幸せで楽しく、自分をずっと笑わせてくれる弟なのだという。「普段は悪ふざけが予想できなくて楽しいのですが、俳優としては尊敬しています。仮に台本の理解が少し足りなかったり隙があったりしても、パク・ヘスは突進して、まずは演技をやってみるスタイルです。僕は監督と話し合いながら埋めていこうとするスタイルです。隙があっても飛び込んでみる過敢さが僕には足りないんです。パク・ヘスが持つ長所を見習わなければと思いますが、なかなか上手くいきません」と打ち明けた。
続けて「常に演技をする時は互いを気遣い、一緒に笑おうとしていました。監督もスタッフや俳優たちにたくさん配慮してくださいました。海南(ヘナム)で撮影した時、あまりにも暑かったので午後1時から4時までブレイクタイムを作ってくださいました。近所の銭湯で俳優たちやスタッフが1時に水風呂に入りました。そして4時に集まって、本当に一生懸命やりました。たとえ具現化するのが難しいシーンであっても、監督が望むシーンを作ろうともの凄く努力するようになりました。配慮してくれる演出の力を感じました」と語った。
自身が考えるパク・ヘスとのケミストリー(相手との相性)の点数はどうだろうか。イ・ヒジュンは「パク・ヘスと一緒にやっていて一番良いのは、演劇をやっていた頃から息を合わせているため、お互いに顔色を伺うことなく、時間が空く度に練習ができることです。彼も僕に『自分の考えはこうだ』と意見をくれ、お互いに『僕が君より下手だったらどうしよう?』『君より上手くやりたい』という気持ちがなく、相手を信じて、相手に上手くいってほしいという気持ちを持てたことが大きく作用したと思います」とし、「2人がお互いに配慮し、助け合おうとする関係がシーンにも表れていたようです。パク・ヘスと一緒に演技をするのが好きです。また一緒にやりたいです」と満足感を示した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ
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