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【REPORT】“日本デビュー15年”SHINee、4人で8年ぶりのドーム公演にファン熱狂!「今日が最後のステージじゃないから」

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撮影:田中聖太郎
SHINeeの約2年ぶりとなる日本でのドーム公演「- The Trilogy I - 2026 SHINee WORLD VIII : [THE INVERT]」が6月5日、7日の2日間、埼玉・ベルーナドームにて開催された。

「THE INVERT」には「裏返す」「転換する」という意味があり、これまでとは異なるライブになることをタイトルから予告。その言葉通り、6月1日に発売されたばかりの6thミニアルバム「Atmos」に収録された新曲に加え、定番曲にはアレンジを施し、既存曲は久しぶりに披露されるものが多いなど、SHINeeの新たなライブスタイルを感じる内容となった。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
オープニング映像が流れ、生バンドによる迫力のある演奏が会場に鳴り響く中、巨大なメインステージ上に人影が現れる。すると、中央に据えられたゴンドラが徐々に上昇し、そこに、左からオンユ、テミン、ミンホ、キーの順番で並んだ4人の姿が。ステージ上の一番高い位置に到達すると、号砲のような花火とともに「Spoiler」でライブの口火が切られた。ダークでミステリアスな雰囲気を呼び起こすサウンドに、熱のこもった力強い歌声が乗る。2013年にリリースされた3rdフルアルバム「Chapter 1. 'Dream Girl - The Misconceptions of You」の収録曲で、歌詞にアルバム収録曲のタイトルが「ネタバレ(スポ)」されているという遊び心が効いた楽曲。いい意味で意表を突かれた1曲目で、まさに「THE INVERT」なスタートとなった。メンバーのゴンドラと、ダンサーが乗り込んだ3台のゴンドラが縦に並び、ドーム会場だからこそできる縦の動きの演出も斬新。ゴンドラからステージに降り立った4人が、曲の最後、天を指差す姿にシャヲル(ファンの呼称)から大きな歓声が沸いた。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
2曲目は最新アルバム「Atmos」からの新曲「Anti Believer」。エレクトロサウンドの大人っぽいポップナンバーで、メンバーそれぞれの歌声の特徴を生かすパートもありつつ、ハーモニーを奏でるパートもあり聴き応えのある1曲。途中、キーが片目を覆い隠していた眼帯を取り、シャヲルを歓喜させる場面もあった。

「What's up? ベルーナドーム!」とキーが呼びかけて始まったのは「HARD」。生バンドによるロック・アレンジで重厚感が増す。メンバーの立つステージがせり上がり、アリーナ席の観客の頭上を移動しながらパワフルなパフォーマンスが繰り広げられる。続けて「Breaking News」へ。日本オリジナル楽曲ということもあり、シャヲルもヒートアップ。ムービングステージがアリーナ席の中盤を横切るような長い花道と合体し、メンバーは花道に散らばる。オンユとテミンの渾身のロングトーン、キーとミンホの息の合ったラップと、圧倒的なスキルも見せつける。そして、アウトロから繋がるように「Sherlock」が始まると「SHINee's back」のフレーズに会場のボルテージは天井なしに上昇。メンバーの名を呼ぶシャヲルのコールもバッチリ決まって、ライブ序盤から大きな盛り上がりとなった。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
最初のMCでは「こんばんは、輝くSHINeeです!」という4人声を揃えての定番の挨拶から、「ただいま~」(オンユ)、「会いたかったですか?」(テミン)、「会いたかったです!」(ミンホ)、「久しぶりです」(キー)と、2年ぶりの日本での公演への想いもこもった言葉が並ぶ。また、キーは公演タイトルについても説明し、「THE INVERT」の意味の他、「The Trilogy I」となっているように、今回が三部作の第一章であることも発表。ここから続いていくライブシリーズだと明かした。

ファン待望のライブ初パフォーマンスとなった2018年リリースのフルアルバム「The Story of Light' EP.1: SHINee Vol. 6」からの「All Day All Night」に続いて、新曲「Possibility」も披露。全体的にスタイリッシュな印象で、疾走感のあるサビのパートではハイトーンの耳心地のいい歌声も聴かせる。さらに、スローな動きの振りがセクシーさを増幅させる「Electric」、ダンストラックを盛り込んだアレンジも加えた「View」と、いい具合に力の抜けた大人のカッコ良さも見せつけた。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
「View」からBAND PERFORMANCEへとつなぎ、そのまま日本オリジナル楽曲の「Downtown Baby」へ。メンバーは衣装をレッドとブラックをベースにしたものから、カラフルな色味をポイントにしたカジュアルなスタイルに。メインステージから左右に伸びる花道へ、ポップアップで突如現れた4人に、シャヲルは驚きつつも、共に歌い、飛び跳ね、ペンライトを大きく振って楽しんだ。

「Let's go “JULIETTE”!」というテミンの号令とともに「JULIETTE」が始まる。イントロをアレンジしたドラマチックな展開で、ハンドマイクを握るメンバーの歌にも熱が入る。また、これまでの日本公演では日本語バージョンで歌われることが多かったが、今回は、韓国で行われた公演の日本開催という形で、この歌も韓国語で歌唱。原曲バージョンの歌詞を堪能できる貴重な機会ともなった。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
ここからは懐かしい曲を続けて披露。「Like A Fire」ではオンユとキーがハイトーンの掛け合いで圧巻の歌力を見せつける。「Colorful」ではビジョンに花が咲き誇る映像が映し出され、客席ではシャヲルの持つペンライトの光が色とりどりに輝き、まるで会場全体が花畑になったかのような美しい景色が広がる。「SAVIOR」ではムービングステージが会場の後方まで移動。ノリノリのダンス曲で、メンバーもシャヲルも音に合わせて飛び跳ねて、まるで巨大クラブのような様相となる。MCを挟んで、新曲「HOURS」を歌唱。ディスコ調のファンク要素のある曲で、ライブ初披露にも関わらず、シャヲルたちも軽快なリズムに乗って体を揺らしていた。

新曲「소나기(Still Raining)」のミュージックビデオがビジョンで流されている間に、メンバーは衣装をモノトーンのドレッシーなものに着替え、おそろいの大きなハットを被ってステージに戻ってきた。スモークが立ち込める幻想的な雰囲気の中、「Don't Let Me Go」が歌われる。ミディアムテンポのバラードナンバーで、ピアノの音色に乗って、恋人との別れを歌った切ない4人の歌声が映える。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
「Wish Upon A Star」ではオープニングで使用された4台のゴンドラにメンバーが一人ずつ乗る。オーロラのような映像とオーバーラップしながら、甘く感情豊かなボーカルが会場を包んでいった。イントロが鳴った途端、シャヲルから「うわっ」と声が上がった日本語オリジナル曲の「DIAMOND SKY」。ライブでは何度も名場面を作ってきた名曲だ。シャヲルもしっかりと歌詞を口ずさみ、サビではメンバーとともに手を高く掲げて指でダイヤモンドを形作る。

間奏でメンバーは口々に「ありがとう」とシャヲルへの感謝を伝え、会場がまさに一つとなった瞬間だった。SHINeeの美しいコーラスワークが堪能できる「Green Rain」では、オンユが「一緒に歌ってくれませんか?」と呼び掛ける場面も。メンバーとシャヲルが声を合わせ、聴く人の背中をそっと押してくれるようなメッセージを、“緑の雨”が降り注いだようなパールアクアグリーンのペンライトの光の中で歌い上げた。そして、ライブ本編の最後を飾ったのは新曲の「Thousand Miles Away」。過去に追った傷を抱えながらも、未来への希望を歌うメッセージソングだ。4人それぞれの歌声が際立つパートから、サビの4人だからこそ奏でられるハーモニーへとつながる流れが聴く者の感情を揺さぶる。歌い終えたメンバーは客席をしっかりと見つめて笑みを浮かべると、ステージを後にした。

撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎
アンコールではついに最新アルバム「Atmos」のタイトル曲がベールを脱ぐ。ステージから客席に向かって強い光が放たれ、その中から全身ホワイトの衣装を纏ったメンバーが登場。SHINeeらしい聴くパートによってさまざまな印象を受ける複雑な曲ながら、全体的に爽快感があるダンスナンバーで、彼らのカリスマ性を改めて実感させる。続いて、「Lucky Star」「3 2 1」とテンションの上がる日本語曲をトロッコに乗って披露。シャヲルと笑顔を交わしながら、広いドームを巡った。

最後のMCでメンバーは、改めて、この日の想いを明かした。オンユは、実はSHINeeとして日本でライブをするのは、2018年の「SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~」以来で、「8年という本当に長い時間、こうして待っていてくれて本当にありがとうございます」と述べつつ、「皆さんのおかげで幸せでした」と笑顔を見せた。また、キーは「今日が最後のステージじゃないから。こうやって応援してくれたら、いつもSHINeeはまた来ます」と約束した。

撮影:田中聖太郎
そして、「Chemistry」をエモーショナルに歌いあげると、ここまで20曲以上を披露してきたにもかかわらず、ラストに激しいダンスナンバーの「Everybody」を持ってくる。残りの力をすべて使い果たすかのように、メンバーは歌い、踊り、シャヲルもありたっけの声を上げる。最後は、床に倒れ込んで天を指差す振付のところを、4人が横一列に並んで立って天を指差し、そのままステージの下へ消えた。ただここでは終わらず、スクリーンにエンディングロールが流されたにもかかわらず、止まらない“SHINeeコール”に応えて、Wアンコールも敢行。最後の最後までシャヲルを全力で楽しませ、ライブは幕を下ろした。

今回、韓国デビューから18年、日本デビューから15年と、ここまで積み上げてきた楽曲たちが、“今”の彼らの表現を持って、新曲と並んでも遜色なく聴けたことは、まさにイメージを「THE INVERT」するものだった。MCでキーも説明していたが、今回のライブは三部作。次の第二章では一体、どのようなSHINeeを見せてくれるのか、期待が膨らむ第一章となった。

・SHINee、タイトル曲「Atmos」MV公開…“最もSHINeeらしい”音楽世界を表現

・SHINee、デビュー18周年をお祝い!キーが特別なプレゼントも…サプライズにメンバー感激(動画あり)
元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部

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