ホ・ジョンド 検索結果
「クラッシュ」イ・ミンギ&クァク・ソニョンら、チームがバラバラに?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。交通犯罪捜査チーム(以下、TCI)がホ・ジョンド、カン・ギウォン親子を正義で懲らしめた。また、チームの解散でバラバラになったTCIの5人組がイ・ミンギの新たな勤務地で発生した女子高生失踪事件でまた一丸となり、チーム復活への期待を高めた。韓国で17日に放送されたENA月火ドラマ「クラッシュ」第11話の視聴率は全国5.5%、首都圏5.5%を記録し、首都圏1分当たり最高視聴率は6.2%まで上がり、月火ドラマ1位をキープした (ニールセン・コリア)。この日の放送では、再び世論を操作しようとしたソウル庁長ピョ・ミョンハク(ホ・ジョンド)をターゲットに、TCIの爽快な検挙作戦が展開された。イ・ジョンソプ(ハ・ソングァン)に拉致されたピョ・ミョンハクは、TCIの追跡で無事に帰って来れたのにもかかわらず、記者たちの前で車椅子に乗ってケガをしたふりをした。拉致犯を許し、息子ピョ・ジョンウク(カン・ギドゥン)の事件も検察にすぐ送致するという彼の演技に、世論が好意的に変わり始めた。さらに「どうせ公開される報告書なら、先手を打って」というイ・テジュ(オ・ウィシク)のアドバイスを受け、隠していた国立科学捜査研究院の「イ・ヒョンスのタイヤの跡を分析した資料」を持ち、自ら法廷の証言台に上がった。そして誰かの父親である前に、国民の安全を守る警察なので、息子に不利な証拠でも提出すると訴えた。しかし、ピョ・ミョンハクも予想できなかったことがあった。それは、自分とそっくりな息子ピョ・ジョンウクの暴走だった。父親の厚かましい演技を見て拍手をした彼は「目撃者のふりをしろと言ったことも、後のことは全て自分で片付けると言ったことも、国立科学捜査研究院の記録を隠したことも全て父親がしたことだ」と暴露し始めた。そして裁判では、父と息子がお互いを裏切って暴露し合い、自滅していく光景が繰り広げられた。ここにTCIが楔を打ち込んだ。今回もイ・テジュの連中を引き離し、報告書を作成した国立科学捜査研究院の分析官を安全に連れてきた。彼は当時、自身が作成したタイヤの痕に関する報告書を受け取った人物がピョ・ミョンハクだと証言。結局、ピョ・ミョンハクは証拠隠滅、公権力乱用などの疑惑が適用され起訴されると、権力欲の強いイ・テジュもすぐに背を向けた。彼が本庁の監査室にピョ・ミョンハクの不正を集めた資料を匿名で提供し、ピョ・ミョンハクは果てしなく墜落した。このように知らないふりをしたり、知っていながらも目を閉じたりせず、抜け出せばまた捕まえるTCIが法律の穴をつくピョ・ミョンハク、ピョ・ジョンウク親子を法で裁かせたが、TCIに賞を与えるどころか、チーム解散の命令が下された。自身と関係のある不正事件を知っているTCIの存在に不安を感じたイ・テジュが、手を打ったのだ。さらに、チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)だけが遠く離れたファピョン島治安センターに行くことになる残念な結果になった。今回も成果を上げたのに、その結果は懲戒を受けることになったが、感謝の気持ちを伝えるチャ・ヨンホに、ミン・ソヒ(クァク・ソニョン)は「一度TCIは永遠のTCI」と愉快に別れの挨拶をした。そして1年後、ファピョン島で勤務中のチャ・ヨンホはどこか少し変わっていた。町内の高齢者をなだめ、耕耘機の飲酒運転を防ぎ、自身が住むペンションのオーナーの娘スンア(ハン・ジウォン)には「お父さんが心配するから早く帰宅して」と忠告。そして「もう友達がいる」と堂々と言った。煽り運転をした人を懲らしめるミン・ソヒ、そしてそれぞれ112状況室と交通パトロール隊で勤務しているウ・ドンギ(イ・ホチョル)とオ・ヒョンギョン(ムンヒ)など、チャ・ヨンホの友人たちは依然として自分の場所で任務に最善を尽くした。ところが、TCIの5人が集まることにした日、ファピョン島に非常事態が起きた。友人の誕生日パーティーに行くと言って出て行ったスンアが、帰ってこなかった。その上、旅客ターミナルに確認した結果、陸地に出ていない彼女のスニーカーがピグ峰で発見された。これにチャ・ヨンホがソウルに行くことを諦め、捜索に集中していた時、彼を除いて集まったミン・ソヒ、ウ・ドンギ、オ・ヒョンギョンは「あの島には防犯カメラもあまりないし、警察も4人しかいない」とチャ・ヨンホを心配し、ファピョン島に行くことで合意した。ウ・ドンギは特技を生かして個人の防犯カメラまで分析し、行方不明になった日のスンアの行方を突き止めた。そして一緒に周辺を捜索していたところ、車のバンパーの破片とスンアの携帯電話のストラップを発見。スンアが交通事故にあった可能性もある状況の中、泥棒と犯罪と公害がないことで有名なファピョン島で何が起きたのか、そしてここで再び集まったTCIの痛快なチームプレーがどのような結末を迎えるのか、チームの復活を待つ視聴者たちは最終回への期待を高めている。
「クラッシュ」イ・ミンギ、事件を暴くことができるか…今後の展開に注目【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「腹が立ってしょうがないんです。警官なのに、自分の家族を傷つけた犯人を目の前にして、何もできないなんて、腹が立ってしょうがない」韓国で10日に放送されたENA月火ドラマ「クラッシュ」第9話でミン・ソヒ(クァク・ソニョン)が怒りをぶつけた。父親のミン・ヨンゴン(ユ・スンモク)に大怪我をさせた犯人は、ピョ・ジョンウク(カン・ギドゥン)で間違いないのに、捕まえるどころか、「訃報が出たら、ご祝儀はたっぷり出すから」と嫌味を言われるだけだった。その言葉を伝えるジョンウクの顔には嘲笑が浮かんでいた。しかし、この日ソヒが感じた鬱憤は、10年前のイ・ジョンソプ(ハ・ソングァン)が感じた怒りに比べれば軽いものだった。警官になって、娘を殺した犯人を目の前にして、ただ見ているしかないというのは、どれほど絶望的なことだろうか。また、10年間を罪悪感にさいなまれながら生きてきたチャ・ヨンホ(イ・ミンギ)の悔しさに比べても軽いものだった。自分の過失で被害者イ・ヒョンス(コ・ウンミン)とお腹の中の赤ちゃんまで2人の命を消したという殺人の記憶のため、彼は顔から表情を消さなければならなかった。息をすることすら申し訳ない彼は、泣くことも笑うこともできなかった。そしてもう1人。ヒョンスの骨壺に「ヒョンス、君のおかげで僕の人生はあたたかかった。そのあたたかさを忘れずに生きるよ! 愛してる!」という、彼女の夫が10年間積み上げてきた鬱憤に比べても軽いものだった。そして第9話では、ついに今まで隠してきたヒョンスの夫の正体が明らかになった。国立科学捜査研究所のキム・ヒョンミン(キム・デホ)分析官だ。チョン・チェマン(ホ・ソンテ)からヤン・ジェヨン(ホ・ジウォン)の殺人犯が足が不自由な人物だと聞いたヨンホは、いきなりヒョンミンのもとを訪れた。そしてチェマンがジョンソプに「婿の方はどこですか? キム・ミンソンさん!」と尋ねる中、「キム・ミンソンさん、いや、もうキム・ヒョンミンさんと呼ぶべきですか?」と言った。問題の国立科学捜査研究所の分析官であるヒョンミンは、第4話の酔っぱらいの轢過事件の時に初めて登場した。当時、轢過車両が2台であることを知らせて愛嬌を振りまくオ・ヒョンギョン(ムン・ヒ)に急な好意を示す、例の工大男風の間抜けを演じていた。2度目に登場したのは、第7話のカーキャリア事件の時で、被害者の体に食い込んだラチェットバックルが誰かによって切断されたものであることを突き止めた。そしてこの時、ヨンホに自分の情報の一部を露呈した。「KAIST(カイスト、韓国科学技術院)出身だと聞いたけど、僕もそこを出ました」と。2014年のヒョンミンとヒョンスは、大切な子供の誕生を待っている新婚だった。夜の散歩中に思いがけない交通事故に遭い、ジョンウクが運転していたピョ・ミョンハク(ホ・ジョンド)の車が起こした轢過により、妻のヒョンスは死亡し、自分は足を切断する事故に遭った。手術を受けて目が覚めたとき、事故は解決されていたのだろう。当時、ウンソン警察署長だったミョンハクとしては、自分の息子が運転していた自分の車が死亡事故に関わっていることを隠蔽するために最善を尽くしたはず。ちょうど被疑者のヨンホも確保していた状態。一瞬にして加害者のジョンウク、ジェヨン、ハン・ギョンス(ハン・サンジョ)は目撃者になり、ヨンホの過失致死を証言した。その操作に疑問を抱いていたチェマンは、違法捜査を理由に転勤になり、彼の妻さえ交通事故で死亡したため、チェマンは個人的にも捜査を続けていくことができなくなった。このすべてのことをジョンソプは見守っていた。娘の事件であるだけに、チェマンと一緒にパズルを合わせていたはず。チェマンの妻の事故も、余地を残したくないミョンハク&ヤン・ソクチャン(イ・ユジュン)などの陰謀であると疑ったかもしれない。だとしたら、婿まで危ない状況だ。遅れて真実を明らかにしようとするヒョンミンを止めてアメリカに送り、嘘の訃報を促したのもジョンソプである可能性がある。そうやって皆からあの日の事件が忘れられた時、ミンソンという名前の代わりにヒョンミンとして国立科学捜査研究所の分析官として復帰したはずだった。当時の事件の明確な真相把握のためには適切な時間が必要であり、ヒョンギョンと仲良くするほどには仕事にも忠実だったはず。そして確信を持った時、ジョンソプと連絡を取ったのだろう。ジョンソプとしても、癌末期の妻が余命を宣告されている中、長年の恨みを晴らしたい思いがあり、だとしたら将来有望な婿ではなく、自分が事件の容疑者になるのが妥当だと考えたのだろう。なので足が健康でありながら杖を使って歩き、義足をした婿の真似をしたのだろう。そのほうが、警察の権力者ミョンハクの視線をそらし、婿に有利だろうという読みがあったはずだった。婿の手紙を抱えてヨンホに会いに来るときから、ジョンソプは杖をついてびっこを引いた。そしてその場で意味深に「誰かもこの事故を忘れていなかったんだろう、妻のように」と言った。すでにヒョンミンはギョンスを拉致し、拷問を通じて証言を確保したものと思われる。あとは、ジョンウクとミョンハクへの報復だけだったが、ヨンホに正体がバレてしまった。チェマンも事件の真相を把握し、ジョンソプに圧力をかけてくる。もとはと言うと、彼らは全員ミョンハク&ジョンウクの被害者である。チェマンの妻の偶然の交通事故さえも彼らの仕業である可能性が高い。しかし、立場は違う。現職警察官であるヨンホとチェマンは、果たしてジョンソプ&ヒョンミンの復讐を阻止できるのだろうか? また、新たに被害者となったソヒは、どのようなスタンスを取るのだろうか? ドラマ「クラッシュ」の緊張感は高まるばかりだ。ヨンホはどのようにしてジェヨン殺人犯が足が不自由だという言葉だけを聞いてヒョンミンを特定できたのだろうか。
「クラッシュ」クァク・ソニョン、交通事故の現場で絶叫【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。無事故無違反の優良タクシードライバーである父ユ・スンモクの交通事故で絶叫するクァク・ソニョンの姿が、交通犯罪捜査チーム(TCI)を悲しませた。ENA月火ドラマ「クラッシュ」は、月火ドラマの中で視聴率1位を獲得した。韓国で4日に放送された第8話の視聴率は首都圏6.2%、全国5.9%、首都圏1分当たり最高視聴率は6.8%まで上昇し、全チャンネル同時間帯1位になった(ニールセン・コリア)これはENAドラマ史上2位の視聴率で、「クラッシュ」の上昇がどこまで続くのかに対する期待を高めた。この日の放送では、誰かが意図的にラチェットのバックルを切ったカーキャリア転覆事件を巡る顛末が明らかになった。TCIの捜査結果、ハン・ギョンス(ハン・サンジョ)など計4人の貨物自動車運転者が同じ被害に遭った。彼らには過去「CY物流」所属だったという共通点があった。当時、代表のカン・チャンソク(テ・ハンホ)は「会社が引き止めたにもかかわらず、僕たちが望んで過積載のまま運転した」と認める覚書を書かせた。不公正契約であり、パワハラだったが、運転手たちは配車してもらうために覚書にサインをしなければならなかった。ところが、運転手のソ・ヨンチョル(コ・ドンオプ)が不法改造と過積載による事故ですべての責任を負うことになり、4人の運転手が集まって代表を詐欺罪で告訴した。明日は我が身であると感じたためだ。しかし、カン・チャンソクは大手法律事務所まで動員して彼らを業務妨害罪で告訴し、結局ソ・ヨンチョルを以外の運転手は告訴を取り下げた。カン・チャンソクが無罪判決まで受けると、挫折したソ・ヨンチョルは、自身のカーキャリアの中で自殺した。カーキャリア転覆事故は、まさにソ・ヨンチョルの息子ソ・ドンウ(ヤン・ビョンヨル)が企てた復讐劇だった。父親を裏切った運転手らに復讐した彼の最後のターゲットはカン・チャンソク。依然として会社名だけを変え、車両持ち込み詐欺で運転手たちを苦しめる悪質な社長だった。しかし、事件の顛末を把握したTCIによって検挙されたソ・ドンウは「法律も警察も守ってくれなかったので、同じように仕返しをしただけだ」と鬱憤を爆発させた。確かに、社会システムの不在という辛い現実があったが、だからといって彼の犯罪が正当化されるわけではなかった。今回の事件を通じて、ウ・ドンギ(イ・ホチョル)は父のウ・ギルスン(チュヒョン)も4人の運転手とともにカン・チャンソクを告訴したという事実を知った。ウ・ギルスンは息子に初めて「友達と一緒に戦うべきだったけれど、クビになるのが怖かった。僕が臆病なのを家族が知ることを恐れて言えなかった」と打ち明けた。自身が警察なのにパワハラに遭う父と同僚を守ることができなかったという罪悪感を感じたウ・ドンギは、ソ・ドンウも考えを改めて正しい道に進むことを願った。それでカーキャリアから離れたラチェットのバックルが胸に刺さって死亡した被害者のドライブレコーダーの映像を見せてあげた。彼を待っており、妊娠中の妻との電話の内容がそのまま録音されていたのだ。全く関係のない犠牲者を出したことで、自分が何を犯したのかに気づいたソ・ドンウは、結局涙を流し、頭を下げた。カーキャリア事件を解決したTCIは、有名俳優が違法な営業をするタクシーの中で麻薬を投薬して摘発されたことをきっかけに取り締まりに突入した。ところが、ミン・ソヒ(クァク・ソニョン)と一緒に潜伏中だったチャ・ヨンホ(イ・ミンギ)に「助けてくれ」というハン・ギョンスからの電話がかかってきた。転覆事故で分割支払金もたくさん残っている貨物車を廃車することになり、生活が苦しくなったハン・ギョンスは友人のピョ・ジョンウク(カン・ギドゥン)を「10年前にあった例の事件」で脅迫し、3億ウォン(約3300万円)を要求した。しかし、彼に戻ってきたのは、ピョ・ジョンウクが雇った暴力団からの暴行だった。辛うじて逃げたハン・ギョンスがチャ・ヨンホに連絡した瞬間、黒い車が彼を襲った。ちょうどミン・ソヒが近くの地域で交通事故の通報を受け、出動した。ところが、現場で見つかったのはハン・ギョンスではなかった。血を流して意識を失った被害者は、父親のミン・ヨンゴン(ユ・スンモク)だった。見慣れたタクシーと現場に落ちた家族写真を発見してから混乱に陥った彼女は、担架に載せられた父親を目撃し、絶叫した。これまで無事故だったベテランタクシー運転手のミン・ヨンゴンが、このような事故に遭った理由に視聴者の注目が集まった。この日の放送では、10年前のチャ・ヨンホ交通事故の謎も登場した。被害者の父親であるイ・ジョンソプ(ハ・ソングァン)がソウル庁舎の防犯カメラに映っている姿が見つかると、ソウル庁長のピョ・ミョンハク(ホ・ジョンド)は彼が自身に脅迫メールを送ったと疑った。また、車両爆破で死亡した目撃者のヤン・ジェヨン(ホ・ジウォン)の事件現場の防犯カメラに登場した謎の人物は、イ・ジョンソプのように足を引きずりながら歩き、杖を使っていた。一人でこの映像を見ていたTCIチーム長のチョン・チェマン(ホ・ソンテ)は、「世の中には死んで当然の人間もいる」というイ・ジョンソプの言葉を思い出し、苦しんだ。イ・ジョンソプが最も有力な容疑者となったなったその時、チョン・チェマンも杖を持っていた事実が明らかになり、「犯罪がまた別の犯罪で隠れる」というTCIの標語が映し出された。当時、最初の捜査官だったチョン・チェマンが、このミステリーの本当のキーマンなのか、また別のどんでん返しがあるのか、今後の展開に期待が高まる。「クラッシュ」は毎週月・火曜日の午後10時にENAで放送され、genie TV、genie TVモバイルでも同時に公開されている。
「クラッシュ」イ・ミンギ、過去の事故に新たな展開?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「クラッシュ」が5話連続で自己最高視聴率を更新した。韓国で27日に放送されたENA月火ドラマ「クラッシュ」第5話の視聴率は全国4.1%、首都圏4.3%になり、5話連続で自己最高記録を更新。首都圏1分当たりの最高視聴率はニールセン・コリア基準で5.3%まで上がった。この日の放送では、交通犯罪捜査チーム(以下、TCI)が追っている車上荒らし犯と、合同捜査本部で捜査中の連続強盗・強姦犯が同一人物である可能性が提起され、10年前に起きたチャ・ヨンホ(イ・ミンギ)の交通事故の最後の目撃者が登場し、また別のミステリーが繰り広げられ、緊張感を高めた。TCIは酔っ払いが死亡した「轢過ひき逃げ」事件の捜査に突入。まず、すでに死亡した被害者を轢過したが、被害者の死亡を知らず逃げたタクシー運転手を検挙した。タクシー運転手は結婚式を控えた娘の顔を思い出し、怯えて逃げたため、潔白を証明する機会を失った。加害者も被害者になる場合が多い残念な交通犯罪捜査の一面だった。ところが、彼がすでに削除したドライブレコーダーを復元すると、決定的な証拠が発見された。すでに事故を起こし、轢過した容疑者が2回目の轢過が起きるまで車の中で見守っていた。被害者と喧嘩したという黒い帽子をかぶった男性だった。その上、容疑車の車は既に盗難被害届けが出された事実まで明らかになった。これにチーム長のチョン・チェマン(ホ・ソンテ)は旧型車だけを狙った連続車両荒らしと判断し、他の管轄で発生した同一犯行の調査に着手した。その間、年式が古い別の車に対する被害届が見つかった。周りの防犯カメラでは、容疑者が吸っていたタバコを捨てるシーンがキャッチされた。そのため、現場の吸い殻を全て回収し、DNA鑑識を依頼したが、有意義な収穫はなかった。ところが、盗まれた車の中にあった財布が戻ってきたという通報者の連絡に、チャ・ヨンホは何かに気づいた。もし犯人が返したのなら、人に良い印象を与えるための偽善であり、これは性犯罪者によく見られるパターンだったためだ。班長のミン・ソヒ(クァク・ソニョン)と一緒に出動した彼は、通報者を脅かす帽子を被った男の犯行を防ぐことができた。しかし、体力がないチャ・ヨンホが犯人を逃し、事件は再び原点に戻った。しかし、話題の連続強盗・強姦事件を捜査中の合同捜査本部がこの事件に関心を示し、単なる自動車の盗難ではなく、性犯罪の目的があったと判断。これに対し、チャ・ヨンホがこれまで捜査の経過を報告していたところ、衝撃的な発言でTCIと合同捜査本部の刑事の両方を驚愕させた。2つの事件が同一犯の仕業である可能性を提起され、連続強盗・強姦と自動車の盗難が発生した地域と時期を表示した地図を見せると、鳥肌が立つほどほぼ一致した。合同捜査本部を率いる重大犯罪捜査課のイ・テジュ(オ・ウィシク)チーム長は「興味深いが、情況証拠だけだ」と一線を引いたが、チャ・ヨンホは「犯行現場で回収したタバコの吸殻、連続強姦犯のDNAと比較してみろ」と対抗した。果たしてチャ・ヨンホの主張どおり、世間を騒がせた連続強盗・強姦犯がDNA分析で明らかになるのか、その結果が焦眉の関心事になった中、この日の衝撃はここで終わらなかった。警察庁の掲示板には、10年前のチャ・ヨンホの交通事故と関連し「人を殺した殺人者がどうして警察なのか」という匿名の文章が投稿された。それからチャ・ヨンホ、目撃者のピョ・ジョンウク(カン・ギドゥン)とヤン・ジェヨン(ホ・ジウォン)、そして被害者の父親イ・ジョンソプ(ハ・ソングァン)に伝えられた謎の手紙が、ピョ・ジョンウクの父親で本庁の重大犯罪捜査課の課長ピョ・ミョンハク(ホ・ジョンド)にも渡された。当時、チャ・ヨンホを単独尋問した警察だったという事実が明らかになったピョ・ミョンハクの過度な反応が疑惑を呼び起こした。そして、ピョ・ジョンウクとヤン・ジェヨンは最後の目撃者である友人チョ・ギョンス(ハン・サンジョ)の元を訪れた。彼が謎の手紙を送ったと疑った2人は「僕たちは口に気をつけながら生きよう。全部終わったことだ」と脅迫。また、チョ・ギョンスが「あの女、お前たちのせいで死んだ」という意味深なことを言うと、怒って彼を蹴った。友人が帰った後、1人残ったチョ・ギョンスは謎の手紙を取り出した。彼も同じ手紙を受け取った受信者なのか、それとも友人たちの疑い通り発信者なのか、ミステリアスな展開で緊張感が高まったラストシーンだった。
「クラッシュ」イ・ミンギ、セクハラ加害者に痛快な一撃【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「クラッシュ」の人気がますます高まっている。韓国で21日に放送されたENA月火ドラマ「クラッシュ」第4話の視聴率は首都圏4.2%、全国4.1%(ニールセン・コリア)と自己最高記録を更新し、4話連続上昇した。首都圏1分当たりの最高視聴率も5.2%まで上がった。この日の放送ではイ・ミンギが交通事故の加害者だったという衝撃的な事実と共に予想できなかった人物らのつながりが明らかになり、10年前の事故のまた別の真実への疑問が浮上した。第4話では交通犯罪捜査チーム(TCI、Traffic Crime Investigation)の新入主任チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)の衝撃的な過去がベールを脱いだ。10年前、交通事故関連の記事が書かれた手紙を受け取ったチャ・ヨンホは、苦しい記憶を思い出した。留学を一週間後に控え、KAISTの寮に荷物を取りに行くため運転していたところ、床に落ちたCDを拾おうとしたことが大事故につながった。彼が訪れた納骨堂のイ・ヒョンスがこの時死亡した被害者で、チョン・チェマン(ホ・ソンテ)は捜査を担当する警察だった。この過去は様々な角度からチャ・ヨンホの現在につながった。まず、TCIが担当した事件の被疑者ヤン・ジェヨン(ホ・ジウォン)は、10年前に事故を目撃した高校生3人の1人だった。ヤン・ジェヨンは自身が走行中だった車からキム・ミンジュ(イ・ナウン)が飛び降りて意識を失った事件の調査を受けるため警察署を訪れ、チャ・ヨンホを見た。その後、別の目撃者の友人、ピョ・ジョンウク(カン・ギドゥン)に「大田(テジョン)事故の時に運転したKAIST、あいつ警察になったんだ」と言ったヤン・ジェヨン。それから二人ともチャ・ヨンホと同じ手紙を受けたことが分かった。意識を取り戻した被害者のキム・ミンジュは、自身が働く会社の会長の息子ヤン・ジェヨンのセクハラを避けようと車から飛び降りたと供述したが、突然告訴を取り下げた。ヤン・ジェヨンが「会社から首になり、会長の息子にアタックした花蛇だと噂され、就職もできないだろう」と脅迫したためだ。娘が眠っている間、この脅迫を全て録音した携帯電話を見つけた彼女の母親は胸を叩きながら涙を流した。「お金があってコネがあれば罪を犯しても堂々として、お金がなくてコネがなければ被害に遭っても罪人」になるもどかしい現実だった。しかし、チャ・ヨンホならではの痛快な一撃が視聴者を喜ばせた。ヤ・ジェヨンが運転するスーパーカー5台がすべて会社法人の名義であることを利用し、国税庁に地方税の滞納を通報したのだ。車には全て差し押さえシールが貼られ、父親のヤン・ソクチャン(イ・ユジュン)会長は、彼に向かってゴルフクラブを振った。チャ・ヨンホが情報を提供した事実を知ったヤン・ジェヨンは「人まで殺した奴が何の資格があるのか」とし、警察を止めさせると憤慨した。ところが、謎の手紙を受けたのはチャ・ヨンホ、ピョ・ジョンウク、ヤン・ジェヨンだけではなかった。10年前、事故で娘のイ・ヒョンスを亡くした父親のイ・ジョンソプ(ハ・ソングァン)にも同じ手紙が届いた。実は、チャ・ヨンホとイ・ジョンソプの関係はミステリーの核心の一つだった。加害者と被害者の遺族が今まで会っていることも不思議だったが、イ・ジョンソプは後輩のチョ・チェマンに「あの子も被害者」とし、警察になりたいというチャ・ヨンホを受け取ってほしいと頼んだ。それから10年が経った今、誰がどんな理由で事故の関連者4人にこの手紙を送ったのだろうか、気になる。TCIは人を車輪で踏んで通る「轢過事故」で酔っ払いが死亡した事件の捜査に突入した。被害者は酒に溺れて暮らす町の住民で、酔うと誰にでも文句をつけるトラブルメーカーだった。事故当日、目撃者の陳述によると、彼は午前1時まで食堂で酒を飲み、それから黒いバケットハットをかぶった男と喧嘩になった。自動車のスペシャリストのウ・ドンギ(イ・ホチョル)は死亡者の首の部分を通ったタイヤの種類が2つだという国立科学捜査研究院の調査結果を基に、「事故を起こした2台の車が準中型自動車とタクシーだ」と分析した。これを受け、TCIは被害者死亡の追跡当時、防犯カメラに撮られた車両の範囲を狭めていった。その間、ナムガン警察署には連続強盗・強姦事件で合同捜査本部が設立された。捜査本部を激励するため、ナムガン警察署を訪れた重大犯罪捜査課の課長ピョ・ミョンハク(ホ・ジョンド)とチャ・ヨンホの出会いも疑問だった。ピョ・ミョンハクは10年前の事故当時、チャ・ヨンホを尋問した警察だったのだ。すでに息子であり目撃者だったピョ・ジョンウクからチャ・ヨンホがTCIに合流したという事実を聞いていたが、ピョ・ミョンハクはまるで知らない人のように笑顔で「大変なチームに入って苦労するだろう」と握手をした。そしてチョン・チェマンは遠くからこの光景を意味深長に見守っていた。色々な事実を暗示するような息詰まるラストシーンに緊張が高まった。「クラッシュ」は毎週月曜日と火曜日の午後10時にENAで放送され、genie TV、genie TVモバイルでも同時に公開されている。
「夜に咲く花」イ・ハニ、イ・ジョンウォンに正体を明かす【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。イ・ハニがイ・ジョンウォンに自分の正体を明かした。韓国で2日に放送されたMBC「夜に咲く花」では、チョ・ヨファ(イ・ハニ)がパク・スホ(イ・ジョンウォン)に自身の正体を打ち明ける姿が描かれた。この日、イ・ソ(ホ・ジョンド)はパク・ユンハク(イ・ギウ)に、チョ・ヨファがどのようにソク・ジソン(キム・サンジュン)の嫁になったのか調べるように伝えた。パク・スホに自身の正体を明かしたチョ・ヨファは「ナリ(身分の低い人が役人を呼ぶ時の呼称)が毎回助けてくださったことを知っている。私ではなく、力のない人たちを助けてくれないか」と話した。また、覆面を使って、夜に活動するしかない理由について「私は未亡人だ。未亡人は罪人だ。顔も知らない夫が死んだという理由で、一生服だけを着て消息して家の外に出られない」と述べた。続いて「私は夫を恋しがる以外は何もしてはいけない罪人だ。生きているだけで罪人である私が、どうにかして生きたいと思うのだ」と心から話した。そして「私にも生きる機会をくださるか」と尋ねた。これにパク・スホは「機会を差し上げる。ただ夫人は何をするにしても、私の目の前にいなければならない」と話した。また「再び左相の塀を越えれば、私はその家の門を越える」と警告した。一方、ソク・ジソンは夫を失ったオ・ナンギョン(ソ・イスク)に静かに生きてと伝えた。カン・ピルジク(チョ・ジェユン)はソク・ジソンに、パク・スホが庶子だという噂があると伝え、ソク・ジソンはパク・スホについて詳しく調べてみると話した。チャン・ソウン(ユン・サボン)は、吏曹判書(吏曹の最高の官職、正二品)宅の嫁(チェ・ユファ)が行く前に妙な言葉を残したと言うオ・ナンギョンが嘘の証言をしたと伝えた。オ・ナンギョンはソク・ジソンが自分を裏切ったという事実に怒り、「私はそんなに簡単に退けられないだろう」と述べた。
「夜に咲く花」イ・ハニ、イ・ジョンウォンの腹筋を見て困惑【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。イ・ハニがイ・ジョンウォンの腹筋を見て困惑した。韓国で19日に放送されたMBC新金土ドラマ「夜に咲く花」(脚本:イ・セム、チョン・ミョンイン、演出:チャン・テユ、チェ・ジョンイン、イ・チャンウ)では、ヨム・フンジプ(キム・ヒョンムク)が山中白虎図を盗まれたという話が、イ・ソ(ホ・ジョンド)まで言及するほど話題になった状況が描かれた。カン・ピルジク(チョ・ジェユン)も腹心に指示して動き出した中、これを目撃したビチャン(チョン・ヨンジュ)は、パク・スホ(イ・ジョンウォン)に「絵に秘密が隠れているか、ミダム様を捕まえるためじゃないか」と話した。パク・スホは雲従街(人が雲のように集まる街という意味)を通じてチョ・ヨファ(イ・ハニ)に警告する手紙を残した。目につかなければ捕まえないということと、山中白虎図を返しておくようにという警告に接したチョ・ヨファは、手紙を燃やした後、覆面をかぶって禁衛営(国王の護衛と首都の防衛のための軍営)に潜入した。チョ・ヨファの侵入に気づいたパク・スホは戦ったが、チョ・ヨファの方が強かった。しかし、チョ・ヨファがパク・スホの腹筋を見て困惑し、山中白虎図を置いて逃げ、2人の対決は終わった。その夜、パク・スホはチョ・ヨファとミダムが重なって見える夢を見た。すべてが一人に重なって見えるという言葉にビチャンは「それが恋慕だ」と話した。
「マイ・デーモン」ソン・ガン、キム・ユジョンを助けるために選んだこととは?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ユジョンがキム・テフンに銃で撃たれた中、ソン・ガンが彼女のために消滅を選んだ。韓国で19日に放送されたSBS金土ドラマ「マイ・デーモン」第15話では、ト・ドヒ(キム・ユジョン)とチョン・グウォン(ソン・ガン)の切ない愛が描かれた。チョン・グウォンは執事のパク・ボクギュ(ホ・ジョンド)に、ソンウォル財団とともに十字架のネックレスを預け、ト・ドヒの幸せを願って去っていった。一方、ト・ドヒは本来の平凡な日常に戻り、仕事に没頭して厳しい生活を過ごした。チョン・グウォンを想う余裕すら無くすために、再び自分自身を苦しめた。彼女は、パク・ボッキュに気持ちを打ち明けた。パク・ボッキュは自分を責めて苦しむト・ドヒの姿に、チョン・グウォンに会いたい時に役立つだろうとし、十字架のネックレスを渡した。ト・ドヒはネックレスを身につけて眠り、ウォルシム(ト・ドヒの前世)の心が宿っている十字架のネックレスは、ト・ドヒに前世の記憶を見せた。その時、チョン・グウォンが人間だった時の記憶の中の、ウォルシムの正体が自分だったということを知った。覚醒したト・ドヒは、チョン・グウォンに会うためにすぐ家を出た。しかし、予期せぬ危機が待っていた。1週間も遺体が見つからず、生死の可否が五里霧中だったノ・ソクミン(キム・テフン)が、彼女の車に潜入していた。ト・ドヒが刃物で刺されそうになった瞬間、チョン・グウォンが現れた。恋しかっただけに、お互いを抱きしめて安堵する2人。チョン・グウォンがト・ドヒを見ている間、ノ・ソクミンが彼らに向かって銃を構えた。銃が発射される音と共に、力なく座り込むト・ドヒにチョン・グウォンは絶望した。続いて、ト・ドヒに息を吹き込むように口づけすると、彼女は目を覚ました。そして「僕を助けたんだ」という言葉の後、徐々に発火しはじめ、一瞬にして黒い灰に変わっていった。彼を捕まえて嗚咽するト・ドヒの姿は、ドラマの結末に対する関心を高めた。「マイ・デーモン」の最終回は、韓国で本日(20日)夜9時50分に放送される。
「マイ・デーモン」ソン・ガン、キム・ユジョンへの気持ちに混乱【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ソン・ガンがもう一度、キム・ユジョンを救った。8日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ「マイ・デーモン」(演出:キム・ジャンハン、脚本:チェ・アイル、)第5話では、見慣れない感情に揺れるチョン・グウォン(ソン・ガン)の混乱が描かれた。ト・ドヒ(キム・ユジョン)にドキドキを感じたチョン・グウォンは、悪生(悪魔の人生)で初めて出会った感情に混乱。気持ちを自覚できないまま、ト・ドヒへのイプドク(ファンになること)不定期を始めた。突然の押し出しに傷ついたト・ドヒは運命共同体を撤回すると、危機が訪れた。サイコパス殺人鬼の襲撃で、絶体絶命の危機に置かれた。今回も例外なくチョン・グウォンが現れ、安堵と切なさが行き来する2人の切実なアイコンタクトのエンディングは心拍数を高めた。この日、チョン・グウォンは混乱した感情にとらわれた。ト・ドヒに向かってドキドキする自分の気持ちに驚き、戸惑い始めた。「愛」は人間を愚かにさせるつまらない感情だと言っていた彼が、人間を相手に感じた不慣れな感情に危機を感じた。しかし、この全ての変化がト・ドヒに移った「十字架タトゥー」のせいだとし、能力が消えて生じた副作用だと一蹴した。ト・ドヒも、チョン・グウォンの突然の変化に疑問を抱いていた。このままお見合いをしなければならないということを心配した彼女は、チョン・グウォンの気持ちを確認するために、ソンウォル財団に向かった。しかし、期待とは裏腹に彼の冷たい態度に慌てた。「私が何か悪いことをしたの?」という問いに、チョン・グウォンは「親切でなければならない理由があるのか」と線を引いた。その気持ちを確認した彼女は「私がミスしたようだ」と固い表情で席を離れた。チョン・グウォンは執事のパク・ボクギュ(ホ・ジョンド)に、ト・ドヒの帰り道を見守ってほしいと頼み、複雑な気持ちを隠せなかった。一方、ミレグループファミリーの怪しい動きは危機感を高めていた。長男のノ・ソクミン(キム・テフン)が、理事陣を脅迫して会長職務代行に選出され、ト・ドヒは一刻を争った。チュ・ソクフン(イ・サンイ)が渡したミレグループの不正は証拠が足りないため告発が難しく、殺人鬼探しも容易ではなかった。何一つ思い通りに解決しない状況に、彼女は無力感を感じながら焦った。そんな中、ト・ドヒとチョン・グウォンの双方が距離を置き始めた。チョン・グウォンは事務的にト・ドヒに接し、彼女もチョン・グウォンに視線を向けなかった。ト・ドヒは「チョン・グウォンが何をしても、神経も、何の意味も、錯覚も置かない」と話した。彼はその言葉がずっと気になりながらも「よかった」と厳しく答えた。しかし、チョン・グウォンは彼女の危険な歩みが気になり続け、お見合い相手に婚姻届から出そうという即決に彼は怒った。「本当にあんな奴と結婚するのか?」という問いに、ト・ドヒは「あなたに何の関係があるの?」と冷たく反応した。2人の対立はますます激しくなった。ト・ドヒはシン秘書(ソ・ジョンヨン)に、結婚式の準備を急いでほしいと指示。これを見守っていたチョン・グウォンは「イライラして手加減できない」とし、ド・ドヒを刺激した。彼は説明しにくい感情に腹が立ったが、その原因が「ト・ドヒ」だということを自覚できなかった。そしてト・ドヒの手首をつかんで、ヤクザがいる場所に移動した。その後、ヤクザのナンバー2(チョン・スンウォン)に殺人鬼のモンタージュを差し出しながら、来いと脅かした。殺す勢いで暴走するチョン・グウォンの危険な行動に、ト・ドヒは怒って手を振り切った。そして怒った理由を尋ねると、彼は「君さえなかったら、何の問題もない。君のせいで、めちゃくちゃだ」と伝えた。これに傷ついたト・ドヒは「あなたを放してあげる。ボディガードにならないで」と話し、チョン・グウォンは冷たく背を向けた。そんなト・ドヒにすぐ危機が訪れた。通り魔に襲われ、テラスの手すりにぶら下がったまま目を覚ました彼女は、恐怖に包まれた。怯えるト・ドヒに満足したように、口笛まで吹きながらカーテンを切っていく通り魔。最後の布が破れていく絶体絶命の瞬間、チョン・グウォンが奇跡のように再び現れた。お互いの手を取り合ったト・ドヒとチョン・グウォンの切実なエンディングは、今後の展開に対する関心を高めた。
「マイ・デーモン」ソン・ガン、タトゥーと能力を失う【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ソン・ガンの十字架のタトゥーがキム・ユジョンの腕に移された。タトゥーがなくなり、ソン・ガンはデーモンとしての能力を失った。韓国で25日に放送されたSBSドラマ「マイ・デーモン」第2話では、チョン・グウォン(ソン・ガン)が十字架のタトゥーがト・ドヒに移され、同時に能力を失った姿が描かれた。チョン・グウォンはト・ドヒが病院で落ち着くまで待った。彼はト・ドヒに腕に刻まれた十字架のタトゥーを指し、慌てたト・ドヒは「レーザーで消す」と怒った。パク・ボクギュ(ホ・ジョンド)は、チョン・グウォンの腕にタトゥーがなくなったことに気付いた。能力を失ったチョン・グウォンは、デーモンとしての役割も果たせなかった。魂の収集をしようとしたチョン・グウォンは、契約が満了したレスリング選手に会ったが、戦いで引けをとった。警察はト・ドヒを殺害しようとした犯人のモンタージュを選んだ。しかし、犯人は顔に仮面をつけており、モンタージュとは違う顔だった。ト・ドヒは、犯人の「チュ・チョンスク(キム・ヘスク)。それが理由だ。私が死んだ理由」という言葉を思い出し、チュ・チョンスクのもとへ行く。ト・ドヒはチュ・チョンスクに「私に隠していることはないのか」と尋ねたが、チュ・チョンスクは「ない。私があなたみたいな幽霊に何をどうやって隠すのか」と答えた。この時チュ・ソクフン(イ・サンイ)は収益報告書を持ってチュ・チョンスクのもとを訪ねる。チュ・チョンスクは「あなたたち、仕事だけで年老いていくようであれば結婚しなさい」と言った。ト・ドヒは「最近チュ会長は私の結婚にとらわれている」と釈明した。ト・ドヒはチュ・ソクフンに車を持ってきていないのなら会社に一緒に行こうと提案した。すると彼は「僕はタクシーに乗ってきた。僕が運転する。ちょうどドライブがしたかった」と話した。しかしチュ・ソクフンは秘書のシン・ダジョン(ソ・ジョンヨン)とト・ドヒと一緒に車に乗った。ト・ドヒはノ・スアン(イ・ユンジ)の不倫を知って脅迫した。ト・ドヒは「私生活が急になるのは転生不可だ」と不倫の証拠写真を出した。続けて「お姉さんだけ私に関心が多いわけではない。私も姉さんに関心がある」とし、ノ・スアンを当惑させた。彼女は「私が姉さんよりたくさんお金を使った。恋に落ちることは罪ではない。それでも公共の場でこういうことをするのは罪だ」と話した。
ソン・ガン&キム・ユジョン主演の新ドラマ「マイ・デーモン」ビジュアルフィルムを公開
キム・ユジョンとソン・ガンが、拒否できないビジュアルで視聴者を魅了する。韓国で11月24日に放送がスタートするSBS新金土ドラマ「マイ・デーモン」は、ト・ドヒ(キム・ユジョン)とチョン・グウォン(ソン・ガン)のビジュアルフィルム映像を公開し、恋愛ドーパミンを刺激した。また、映像の中の意味深な「サブタイトル」は、彼らの隠されたストーリーを推測する楽しさを倍増させる。「マイ・デーモン」は、悪魔のような財閥の令嬢ト・ドヒが、一夜で能力を失ってしまった悪魔(デーモン)のチョン・グウォンと契約結婚をしてから繰り広げられるストーリーを描くファンタジーラブコメディだ。有限な幸せを与え、地獄に導く悪魔との契約。甘いが危険な悪魔との魂を担保にした救援ラブストーリーが、視聴者の胸をときめかせる。何よりキム・ユジョンとソン・ガン、イ・サンイ、キム・ヘスク、チョ・ヘジュ、キム・テフン、チョ・ヨニ、イ・ユンジ、カン・スンホ、ソ・ジョンヨン、ホ・ジョンドなど、名俳優たちが出演し、注目を集めている。公開されたビジュアルフィルムは、見る人々の視線を引く。まず、気品あるト・ドヒのオーラが目を引く。ツンとしてしっかりした眼差しは、悪魔顔負けで皆を跪かせる女帝そのもの。キツいが柔らかく、弱いが強いソルトラテのようなト・ドヒの魅力を感じさせる。見るだけで魂を奪われそうな魅惑的な悪魔チョン・グウォンの姿も興味深い。完全無欠な存在である彼は、人間に魂を担保に危険ながら甘い取引をし、永遠の命を享受してきた悪魔だ。ナルシシズム全開の悪魔チョン・グウォンのとぼけた魅力が笑いを誘う。ト・ドヒとチョン・グウォンの悪魔のようなケミストリー(相手との相性)は、人々をときめかせる。優しい眼差しでト・ドヒを心配しながらも、ツンとした態度のチョン・グウォン。それを見つめるト・ドヒの不機嫌そうな顔からは、チョン・グウォンも敵わないト・ドヒの悪魔力を感じることができる。「サブタイトル」のビジュアルフィルムは、また違う雰囲気を醸し出す。霧に包まれてどこかをさまようト・ドヒと、彼女に向かって近づいてくるチョン・グウォン。「霧の向こうから近づいてくるあの存在は、果たして悪魔だろうか、天使だろうか」というト・ドヒの問いは、悪魔との甘い契約を結ぶ彼の運命に好奇心を刺激する。また、対照的なカラーの中の無表情な2人の上に加えられた「誰でも心の中に悪魔が住んでいる」というサブタイトルも興味深い。届きそうに近寄る手も要注目だ。チョン・グウォンに向かって手を伸ばすト・ドヒの手首に刻まれた十字架のタトゥーも視線を奪う。ここに「悪魔の手を握る」というサブタイトルで、お互いがお互いに救いになるのか、破壊者になるのか注目される。キム・ユジョンは、誰も信じられないミレグループの令嬢で悪魔を愛したト・ドヒに扮する。ミレグループの異邦人である彼女は四方八方が敵に包まれている。早くも世界の法則に気づき、冷徹になった人物で恋愛にもシニカルだ。そんな彼女が悪魔のチョン・グウォンと契約を結んで想像を絶する変化を迎えるという。果たしてト・ドヒの前に現れた悪魔のチョン・グウォンが、救世主になるのか、それとも破壊者になるのか、注目が集まる。ソン・ガンは完璧で致命的な悪魔チョン・グウォンに扮する。人間をつまらない存在だと思い、200年以上捕食者として頂点に君臨した彼は、変わった女性ト・ドヒと絡み、一瞬で能力を失う。消滅を防ぐため、自身の能力を強奪(?)したト・ドヒを守らなければならない悪魔チョン・グウォンの皮肉な運命にも関心が高まっている。
ソン・ガン&キム・ユジョン主演の新ドラマ「マイ・デーモン」豪華キャスト集結…緊張感漂う晩餐会のスチールカットを公開
「マイ・デーモン」に演技のプロが集結する。韓国で11月24日に放送がスタートするSBS新金土ドラマ「マイ・デーモン」は本日(13日)、見えない神経戦で緊張感を高める「ミレグループファミリー」の晩餐会を公開した。「マイ・デーモン」は、悪魔のような財閥の令嬢ト・ドヒ(キム・ユジョン)と、一夜で能力を失ってしまったデーモン(悪魔)のチョン・グウォン(ソン・ガン)が契約結婚をして繰り広げられる物語を描くファンタジーラブコメディだ。有限な幸せを与え、地獄に導く悪魔との契約。甘いが危険な悪魔との魂を担保にした救援ラブストーリーが、視聴者の胸をときめかせる。最高のビジュアルで話題になったキム・ユジョンとソン・ガンをはじめ、イ・サンイ、キム・ヘスク、チョ・ヘジュ、キム・テフン、チョ・ヨニ、イ・ユンジ、カン・スンホ、ソ・ジョンヨン、ホ・ジョンドなど名俳優らが出演し、注目を集めている。今回公開された写真の「ミレグループファミリー」の非凡なオーラは好奇心を刺激する。ミレグループの会長チュ・チョンスク(キム・ヘスク)の子供たちの間で異邦人扱いされていたト・ドヒの存在が興味深い。彼女がミレグループの家族になった理由は何だろうか。それぞれの欲望を隠したまま一堂に会した彼らのきわどい神経戦が緊張感を高め、隠された本音が気になるところだ。イ・サンイはチュ・チョンスクの甥で、「ミレ投資」のエリート代表チュ・ソクフン役を演じる。チュ・チョンスクの家族の中でト・ドヒが唯一同じ気質を持っていると考える人物だ。自由な魂を持っている彼の笑顔からは優しく人間的な面がうかがえる。心強い協力者としてト・ドヒのことを心配し、大切にするが、グウォンの登場で心境が変化することになる。チュ・ソクフンの感情の変化を繊細に描くイ・サンイの活躍に期待が高まっている。「ミレグループ」を屈指の大手企業に育てた会長チュ・チョンスクをキム・ヘスクが演じる。気難しいが、憎めないチュ女史だ。子供たちを見る眼差しからはカリスマ性が感じられる。ト・ドヒが誰より頼りにしている彼女は、信頼できない実際の子供の代わりにト・ドヒを特別に思う。しかし、チュ・チョンスクにも言えない秘密がある。ドラマの中心を担う彼女の唯一無二の演技も注目される。ト・ドヒの反対側にいる面々も興味深い。まず、キム・テフンはチュ・チョンスクの長男で「ミレ電子」の代表ノ・ソクミン役を、チョ・ヨニは人前では仮面をかぶっている彼の妻キム・セラ役を演じる。早くからチュ・チョンスクの信頼を失い、言うことをよく聞く長男のふりをしているが、どこか冷たい印象を与える。また、周りの視線を意識するようなキム・セラのまっすぐな姿も目を引く。チュ・チョンスクの次女で「ミレアパレル」の代表ノ・スアン役はイ・ユンジが演じる。「パリスアン」と呼ばれるほど、自分だけのフランス・パリに住んでいる人物。上品なふりをするが、そっくりな悪戯っ子の双子の息子達によって、ところかまわず素顔が飛び出すという。カン・スンホは「ミレ電子」の本部長ノ・ドギョンに変身する。ノ・ソクミンとキム・セラの一人息子である彼は透明人間のように行動するが、我慢してきた怒りが爆発し、弱者の前では急変する。果たして彼らがト・ドヒにとってどんな存在なのか、激しい「ミレファミリー」の話にも関心が高まっている。また、ト・ドヒの専任秘書である「シン秘書」はソ・ジョンヨンが演じる。AIのようだが、ト・ドヒの目を見るだけで本音を把握できるシン秘書の鋭く、真面目な姿が際立つ。しかし、退勤後は公私が明確な、どうしようもない秘書だ。ト・ドヒとユニークな姉妹ケミストリー(相手との相性)を披露し、愉快な笑いをプレゼントするものと期待される。「マイ・デーモン」の制作陣は「チュ・チョンスク会長の後継者を巡って繰り広げられるミレグループファミリーの話はドラマのもう一つの軸だ。ト・ドヒと絡みあった彼らの興味深い活躍を楽しみにしてほしい」と伝えた。SBS新金土ドラマ「マイ・デーモン」は韓国で11月24日午後10時に放送がスタートする。