華政
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チソンからSUPER JUNIOR シウォンまで…2015年MBCで大活躍したスターたち
2015年のMBCドラマは、時代劇から独特の題材、学園モノなど、ジャンルの多様性を追求して視聴者の多様な嗜好に合わせた。いくつかの作品のためにマクチャン(非現実的で、ありえない設定のドラマ)の名家という汚名を着せられることもあったが、俳優の熱演がバランスをとったりもした。特に個性的な登場人物が高い人気を受けた。彼らの努力を特級授賞式を通じて輝かせよう。「白夜姫」パク・ハナ:あの世賞&弱り目にたたり目賞ドラマ後半のパク・ハナの実体のない死は、視聴者の怒りを買った。彼女が演じたペクヤは遺書を残して海に身を投じ、残された家族は遺書を読んで悲しんだ。3話連続で彼女の生死の行方が公開されず、視聴者のイライラは最高潮に達したが、ペクヤは無事に寺で生きていて、三千拝を上げていた。生きて帰っては来たが、弱り目にたたり目で視聴率までダウンした。「イヴの愛」キム・ミンギョン:アブノーマル賞&擦過賞ビンタに失語症、昏睡状態まで。派手な悪役として登場し、物乞いの姿で退場した。カン・セナを演じたキム・ミンギョンは、氷水をかけられても、スパゲッティビンタをされてもびくともしない悪女の毒気を見せ、テレビの前の視聴者たちを驚かせた。第2のヨン・ミンジョンガン誘発キャラクターなどとも呼ばれ、歴代最高レベルの悪女のキャラクターを誕生させたキム・ミンギョンだった。「華政」チャ・スンウォン:政治思想賞光海君役を演じたチャ・スンウォンは、優雅で冷酷なカリスマ性でドラマの前半をリードした。「華政」は保衛に上がるため、またその王座を守るために数多くの死を見守らなければならなかった。光海の人間的苦悩に比重を置いて描いた作品だ。仁祖反正(インジョバンジョン:光海君を廃し、仁祖を即位させたクーデター)で降板することになったチャ・スンウォンは、そのような光海の葛藤を爆発させ、圧倒的な力を発揮した。「キルミー・ヒールミー」チソン:多重人格賞チソンは「キルミー・ヒールミー」で7つの人格に挑戦し、俳優としての真価を発揮した。ドラマで演じたチャ・ドヒョンは、解離性記憶障害を患う御曹司。人格交代が起きると様々な人格がトラブルを起こし、それを収拾させるのにいつも忙しかった。退廃美あふれるシン・セギから、おぼろげな美しさがあふれるアン・ヨソプにいたるまで、それぞれの人格は視聴者から大きな人気を受けた。「ラブリー・アラン」キム・ヒソン:机賞・優等賞40歳を控えた女優キム・ヒソンが、制服を着て学校に行った。制服も制服だが、いじめ問題を前面に出した「ラブリー・アラン」を通じて、キム・ヒソンは辛い社会に泣き叫ぶ母親役を好演し、印象深いシーンを数多く作り出した。美貌でさえぎられた演技力を初めて認められたのは、おまけで得た成果だ。「幸せのレシピ」ユ・ヨンソク:済州食卓賞ユ・ヨンソクは、韓国料理と洋食の境界を持たずに楽しい気持ちで料理する若いオーナーシェフ、ペク・ゴヌを演じた。舞台は済州島(チェジュド)であった。「幸せのレシピ」は、済州の風景と味わい深い料理を画面に盛り込んだ。油菜サラダや油菜の天ぷら、クボガイのワカメスープ、カタクチイワシのククス、アワビご飯など、済州島でとれる特産品を材料に使った風変わりな料理が紹介された。放送終盤に主演俳優が自ら振る舞うレシピが、大きな好評を得た。「女王の花」イ・サンギョン:ファッションピープル賞モデル出身女優のイ・サンギョンは、全50話のドラマ「女王の花」を通じて初めて長編ドラマで主演を務めた。ベテラン女優キム・ソンニョンと共演し、隠し子カン・イソルを安定した演技力で描いていった。断然目を引いたのは、モデル出身らしいファッションセンス。シーズンの流行を貫くノームコア(NORMCORE)の定石を披露し、数多くの女性たちのファッションバイブルとなった。「彼女はキレイだった」ファン・ジョンウム&パク・ソジュン&SUPER JUNIOR シウォン:非常賞&正常賞ファン・ジョンウムはトップ女優にのし上がり、地上波初めての主演作となったパク・ソジュンはチブピョンラブコメキング女心スティラーなどの多様なアダ名をつけられた。軍入隊前ラストの作品となったシウォンは、コミカルなキャラクターを描いて、演技における喉の渇きを解消した。岐路に立っていたり、検証が必要だった主演俳優たちは、「彼女はキレイだった」を通じてスター性と演技力という二羽の兎を捕まえることができた。「波瀾万丈嫁バトル」チョン・ジュノ:温かいで賞チョン・ジュノが演じるユン・テスは、外では組織の利権のためにカリスマ性を発揮しなければならない殺伐としたボスだが、家では家族に堂々とできず、いつも申し訳ない思いを抱きながら暮らしている平凡な家長だ。実の息子ではないソンミン(BTOB ミンヒョク)を心を尽くして育てるテスは、真の親の愛が何なのかをしっかり見せて感動を与えた。「いとしのクム・サウォル」ペク・ジニ:皆勤賞「金よ出てこい コンコン」「奇皇后」「トライアングル」「傲慢と偏見」、そして今回の「いとしのクム・サウォル」にいたるまで、何とMBCドラマだけで5作目となる。MBCの職員でないかという笑い話も出たほどだ。制作発表会でペク・ジニは自身も驚くいていると語り、MBCと息がよく合うと誇示したりもした。
「華政」キム・ジェウォン“キラースマイル?今でも好きなニックネーム”
生まれて初めての悪役演技を終えた俳優キム・ジェウォン(34)は、「また悪役をしてみるつもりがあるのか?」と尋ねると、すぐに手を横に振って「いいえ。二度としません。キャラクターにハマって失敗でもするかと思って、人々に連絡もできません」と笑った。2002年にMBCドラマ「ロマンス」を通じて、人々の前に彗星のごとく現れた俳優。キム・ジェウォンのそのキラースマイルだ。キム・ジェウォンは、MBCの50部作時代劇「華政」で仁祖(インジョ)に扮した。歴史的評価の中の仁祖とドラマの中の仁祖の均衡点を探すのは、大変な探索だった。「資料を集める時に、もしかしたら真似てしまうのではと思って他の俳優の映像は見ない」という基準も、今回は破った。仁祖の三跪九叩頭の礼(中国清朝皇帝の前でとる臣下の礼のひとつ)の撮影を控えて、先輩俳優イ・ドクファが仁祖として熱演したJTBC「宮中残酷史-花の戦争」の映像を見て研究した。15年目となるキム・ジェウォンの演技人生でも、五本の指に入る難しいキャラクターであった。初めて挑戦してみた悪役。「否定的な内容を入れるというのが、序盤には大変だったんですよ」デビュー以後ずっと心温まる物語にだけ出演したためだ。キャラクターに向かった視聴者たちの苦情の声も、初めて体験してみたことだった。ただひたすら作品のために自身を捨てて、仁祖に没頭した。「少しでも善良に演技していては『だめだ』と思いました。『そうだ、僕が非難されよう。一旦(この)演技が生きなければならないと。仁祖の他の側面は、後になって表現しよう』と」おかげで仁祖の最後のシーンに達してはじめて、自ら描いたキャラクターを視聴者たちに凝集して披露することができた。悪行の根源には愛の欠乏があったし、最も重要なのは結局愛ではないかというメッセージ。愛。キム・ジェウォンが俳優として唯一追求する理想のようだった。「なぜ温かい作品だけをするのですか?」と質問すると、すぐに「好きだからです。僕は天気のようにのどかなのが好きです。見れば気分がよくなる作品がいいじゃないですか」と話した。「ロマンス」を通じてあっという間にスターダムにのし上がり、キラースマイルという最高のニックネームを得た俳優。あまり演技のレッスンも十分に受けることができずに、むやみに飛び込んでスターになったが、軽率にも鼻が高くもならず、ただ大衆に温さを伝えるために休まずに演技して学んだキム・ジェウォン。結婚して子供ができて悟るようになった父親の心でさえも、演技に盛り込むために努力した俳優。それでも自ら「演技に満足していない」という彼は、13年前の「ロマンス」の時期をこのように回想して笑った。今回もそのキラースマイルであった。「貴重な思い出であり経験。そのような時期が僕にあったんだなと思ったりする、有難い時期です。僕の名前は知らなくても、年配の方が『あ、キラースマイル?』と言いながら気づかれたりもしましたし。今でもキラースマイルに代わるほどの他の修飾語がほしいとは思いません。スマイルがいいです。時々キラースマイルでなくスマイルエンジェルじゃないのと言う方たちもいますが。はは」
「華政」ハン・ジュワン“最後のシーン、イ・ヨニとソ・ガンジュンのセリフにぐっときた”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優ハン・ジュワンはMBC月火ドラマ「華政」で最も悲劇的な役であるカン・イヌを演じた。百姓のために父カン・ジュソン(チョ・ソンハ)と対立して、結局父の手によって殺される役で、彼が息を引き取る最後のシーンは切なさと共に深い余韻を残した。ハン・ジュワンは2013年KBS演技大賞新人男優賞をKBS 2TV週末ドラマ「王家の家族たち」のチェ・サンナム役で受賞した。このドラマでハン・ジュワンが演じたサンナムは高校を中退して世の中の偏見と闘いながらも妻のイ・ユンジとの甘い恋愛演技まで披露した。「王家の家族たち」の前から映画「少年馬夫」「壊れた夜」「あの夏、突然に」などで培ってきた演技力を認められた結果だ。ハン・ジュワンは「華政」でイケメンの士として登場し、イ・ヨニとソ・ガンジュンの間で三角関係の一軸を担当した。その後、ソ・ガンジュンとイ・ヨニの味方になってチョ・ソンハに立ち向かう悲劇的な人物で、死までも強烈な印象を残した。ハン・ジュワンはOSENとの取材に対して「父と対立するイヌ役を演じながら、密かに何度も泣いたのだろうと思った。初めての社会生活を経験するのが家族関係だが、その関係で父と対立するのは心が痛むことだ」と悲劇的な人物であるカン・イヌ役を演じて感じたことを打ち明けた。彼は「最後のシーンが一番記憶に残る。友達に代わって死んでいきながら、心配するなと平穏な姿を演じなければいけなかったが、ヨニとガンジュンのセリフを聞いて、悲しくてぐっときた」とし、カン・イヌになりきった最後のシーンに対する記憶を打ち明けた。「華政」は宣祖から光海、仁祖、孝宗までの4人の王を取り扱った時代劇だった。文禄・慶長の役を経験した宣祖、文禄・慶長の役を収拾したが仁祖反正で追い出された光海、三田渡の屈辱を経験した王という記録を残した仁祖、そして北伐を夢見た孝宗まで、それぞれ異なる色の王だった。ハン・ジュワンは4人の王の中で光海の演技をやってみたかったと言う。彼は「光海は善と悪の基準に混乱をきたす人物だ」とし「家族を殺す行為そのものは悪いけれど、彼が国と国民のための政策を展開しようとしたことは間違いなさそうだ」とし、光海を演じたい理由について説明した。また、彼は「俳優になると決めた瞬間から俳優としての人生を楽しんでいる。容易ではないけれど、それが少しずつ積み重なって俳優になっている」とし、俳優という職業に対する愛情を示した。
キム・ジェウォン「役作りのため短期間で15キロ減量…63キロで王族を演じた」
俳優キム・ジェウォンがMBC「華政」で仁祖役を演じるため、15kgを減量したと明かした。キム・ジェウォンは5日午前、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)のカフェで行われたインタビューで「仁祖は光海のため父も兄弟も失って廃墟となった環境で育った。何もかもを奪われた状態で毒づいた青年の綾陽君(ヌンヤングン)時代を過ごしたはずなので、演技する上で色々と悩んだ」と答えた。続いて彼は「でも王族なので、飢え死にすることがあっても品を失うことはなかったと思う。また、満足に食べられないので痩せていたのだろうと思った。それで、急いでダイエットをした。短期間で15kg減量し、63kgの体で綾陽君時代を表現した」と説明した。キム・ジェウォンはこの作品で光海君(クァンヘグン)の弟・綾陽君として毒づいた人生を生き、仁祖反正によって王になった仁祖に扮した。卑劣で無能ながら野望の大きい王を演じて演技変身を図った。恋愛ドラマの代表的な男性主人公とされてきたが、今回の「華政」での演技力で好評を受けた。キム・ジェウォンは休息をとって次回作を検討する予定だ。現在はMBC「リアルストーリーヌン(目)」の司会を務めている。「華政」は混沌の朝鮮時代、政界の様々な人物を通じて人間が持つ権力への欲望と嫉妬を描いた50部作の時代劇だ。キム・ジェウォン、チャ・スンウォン、イ・ヨニ、ソ・ガンジュン、ハン・ジュワン、ペク・ソンヒョン、キム・ミンソ、チョ・ソンハなどが出演した。
放送終了「華政」全50話が残した名シーン…視聴者の胸に響き渡るドラマ
光海と仁祖、そして孝宗に至るまで激動の朝鮮史を描き、話題を集めたMBC月火ドラマ「華政」(脚本:キム・イヨン、演出:チェ・ジョンギュ、制作:(株)キム・ジョンハクプロダクション)が全50話で幕を閉じた。29日に韓国で放送された「華政」最終回には、貞明王女(イ・ヨニ)をはじめとする政治勢力がカン・ジュソン(チョ・ソンハ)、キム・ジャジョム(チョ・ミンギ)、昭容チョ氏 (キム・ミンソ、仁祖の後宮)などの為政者を退け、朝鮮の地に希望の芽を萌えさせるシーンが登場し、結局権力というものは民衆から出てくるものだという点を示唆した。「華政」は50話という長い作品の中で宣祖から孝宗に至る4代の王が統治した時期を描き出した。その中で王の業績ではなく、権力を前にした王の内面を立体的に見る新しい試みを披露した。それと同時に深い感動を与える数々の名シーンを誕生させるなど、50話が放送される間ずっと視聴者の胸に響き渡るドラマとなった。1. 宣祖、光海、仁祖、そして孝宗に至るまで4代が統治する朝鮮、そして権力の本質「華政」は先祖(パク・ヨンギュ)をはじめ、光海(チャ・スンウォン)、仁祖(キム・ジェウォン)、悲運の皇太子ソヒョン(ペク・ソンヒョン)に続き、孝宗(イ・ミンホ)に至るまで、4代の王を描く新しい展開で視線を引きつけた。これと共に貞明王女、ホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)、カン・イヌ(ハン・ジュワン)、イ・イチョム(チョン・ウンイン)、キム・ゲシ(キム・ヨジン)、キム・ジャジョム、昭容チョ氏、仁穆大妃(シン・ウンジョン)、イ・ウォニク(キム・チャンワン)、イ・ドキョン(イ・ソンミン)、ホ・ギュン(アン・ネサン)、チェ・ミョンギル(イム・ホ)、キム・サンホン(イ・ジェヨン)、イ・ハンボク(キム・スンウク)、チョン・インホン(ハン・ミョング)、ユ・ヒブン(ユ・スンモク)、イ・チュン(チョン・ギュス)、キム・リュ(パク・ジュンギュ)、イ・グィ(チャン・グァン)、イ・ヨンブ(キム・グァンギュ)、チャン・ボンス(パク・ウォンサン)など、多数の人物が登場し、彼らを通じて朝鮮時代の権力争いの一面を描き出した。このような新鮮な試みは「華政」のテーマである輝く政治をより一層強調する装置になった。正義を追求する人と私利私欲をむさぼる人、ゆがんだ時代を正そうとする人と時代の流れに乗ろうとする人を朝鮮の政界の中に共存させ、権力の属性とその中で見える人間の本質を鋭く描き出し、好評を得た。2. 人間としての王、立体的な人物描写で共感を獲得「華政」は王の業績を描く代わりに、人間としての王を描き出した。そして王は一面的な人間ではなく、変化し、成長していく立体的な人間だった。普通光海は暴君、あるいは悲運の改革君主として描かれる。また、仁祖は無能な王、朝鮮歴史上最悪の君主として描かれる。しかし「華政」の中の光海と仁祖はこれまでとは異なる姿で視聴者を魅了した。光海は癸丑獄死(光海を支持する対北派が西人勢力と詠唱大軍を除去するため起こした事件)を見過ごし、自身の父親を毒殺したキム・ゲシとイ・イチョムを処罰せず、自身のそばに置いた。これは自身の支持基盤を固め、善政のための原動力にするためのものだった。このように「華政」の中の光海は朝鮮の安定のため、自身は非情な君主になろうとした人物として描かれた。これは暴君としての光海、改革君主としての光海を合わせるものだった。それと同時に人間と王の間で絶えず苦悩する光海の姿は視聴者から共感を得て、光海の再発見と評価された。また、仁祖の暴政にも説得力を与えた。「華政」は仁祖を自身に王の資質がないという事実とクーデターを通じて王になったということにコンプレックスを持っている人物として描いた。これで善政を施したいと思っていたものの、奸臣を退くことができず、ひいては息子ソヒョンの死まで引き起こしてしまった。しかし、死ぬ直前奸臣を退け、鳳林大君(孝宗)に力を与える王の選択を通じて成長した姿を見せ、視聴者の涙腺を刺激した。3. 歴史の1ページ、名シーンで強い印象「華政」は数々の名シーンを誕生させ、歴史の1ページを視聴者の脳裏に刻印させた。特に4話で光海が詠唱大軍(チョン・ジンソ)に着せられた謀反の濡れ衣を見逃し、弟の命を救ってほしいと訴える幼い貞明(チョン・チャンビ)に「王室に子供はない」と言いながら冷遇するシーンは、権力の前では血のつながった人まで除去しなければならなかった悲しい歴史である癸丑獄死をリアルに描き出した。それだけでなく、29話で登場した光海役のチャ・スンウォンと仁祖役のキム・ジェウォンの火花散る正面対決により仁祖反正(インジョバンジョン:光海君を廃し、仁祖を即位させたクーデター)がより一層スペクタクルに描かれ、第42話で仁祖が清の皇帝に膝まずき、3回お辞儀した恥辱的な歴史である三田渡の屈辱は俳優たちの切ない涙の演技でより一層悲劇的に描かれた。この他にも「華政」は文禄・慶長の役、深河戦闘(朝鮮と明の連合軍が満州で後金の軍隊と戦って敗北した戦闘)、イ・グァルの乱、丙子の乱など、歴史的な事件を強烈な色彩と迫力溢れるストーリーで描き出し、視聴者に強い印象を残した。「華政」は混沌の朝鮮時代、政界の様々な人物を通じて人間が持つ権力への欲望と、それに対抗し個人的な怨恨を克服して連帯する光海と貞明、そして貞明が仁祖政権下でその権力と欲望に対抗し、最後まで戦うストーリーを描き、視聴者の声援の中で50話の放送を終了した。「華政」の後番組として「華麗なる誘惑」が来週から放送される予定だ。
「華政」イ・ヨニ、放送終了の感想を語る“50部作の時代劇…沢山のことを学んだ”
「華政」に出演した女優イ・ヨニが放送終了の感想を語った。MBC月火ドラマ「華政」(脚本:キム・イヨン、演出:キム・サンホ、チェ・ジョンギュ)で貞明(チョンミョン)公主役で熱演を披露したイ・ヨニが所属事務所SMエンターテインメントを通じて放送終了の感想を明かした。29日「華政」が最終回を迎えた中、イ・ヨニは「意味のある役割で良い作品に参加することができ、光栄だった。長い呼吸が必要な50部作の時代劇であっただけに体力的に大変なところもあったけど、共演した先輩・後輩に多くを学ぶことができた時間だった」と話した。続いて「現場で一緒に汗を流してくれたスタッフのおかげで無事に終えることができたと思う。作品が放送される間、多くの応援と愛を送ってくれた視聴者の方々にも心からのお礼を申し上げる。今後また違う作品、新しい姿で訪れる」と付け加えた。イ・ヨニは「華政」で朝鮮王朝第14代国王である宣祖と仁穆王后の間で生まれた唯一の王女である貞明公主役を務め、話題になった。男装から美しい王女の姿まで多彩な姿に変身し、見所を与えたのはもちろん、様々な状況に置かれた貞明公主が感じる憤り、悲しみ、愛などを繊細に表現し、視聴者の良い反応を得た。
イ・ヨニ主演「華政」輝く政治とはすなわち民…教訓を残し放送終了
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。輝く政治の目的は国の安定と民の幸せだ。「華政」が民が賢明で王が尊敬される幸せな国を作り放送終了した。韓国で29日の午後放送されたMBC月火ドラマ「華政」(脚本:キム・イヨン、演出:チェ・ジョンギュ)最終回は、この国の力はひとえに民にあるとの教訓を伝え、50部作の幕を下ろした。結局、貞明公主(イ・ヨニ)とホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)の望み通り、民が希望に満ちた人生を生きられるようになった。王権を強化した孝宗(ヒョジョン、朝鮮の第17代国王、イ・ミノ)は「今まで不義な力で民の上に立ち、国の法を翻弄し、私欲のためにあらゆる不正を犯してきた者たちが君臨してきた」とし「しかし、寡人は本日この場で、今まで我々の力、我々の意志でできなかったその不正な力を審判する。力はただ国と民のために使われる」と宣言した。しかし、権力を追求していたキム・ジャジョム(チョ・ミンギ)とカン・ジュソン(チョ・ソンハ)は、最後まで自身の考えを変えなかった。彼らは「私を殺せばこの世を変えられるとでも思うのか」とし「しかし、時間がどれだけ続くと思う」と述べた。そうしながらも、民のために生きてきた貞明公主が自身の方法で勝ったと認めた。ジュソンも自身と葛藤していたホン・ジュウォンに「望んでいた、夢見ていた世の中が実現するとでも思うのか。私がいなくなっても、私と違う誰かがまたこの世を動かす力を手にするはず」と反省しなかった。しかし、ジュウォンは、希望とはいつか変わることを期待するのではなく、今揺れて転んでも、再び立ち上がる方法を身に付けるためのことと定義した。現在のこの時間を一緒にする愛する人たちがいれば、その瞬間に幸せがあるとのことだ。2人は民が見守る前で罷免され、死刑に処された。ジュソンの私利私欲のためこの世を去った彼の息子のカン・イヌ(ハン・ジュワン)は、愛していた貞明公主とジュウォンに最後の別れの挨拶を残しこの世を去った。結局、貞明とジュウォンが夢見、望んだように朝鮮が安定し、王権は強化された。貞明は公主ではなく、硫黄の匠としての人生を選び、ジュウォンと同じ道を歩んだ。「華政」の後番組としては、新ドラマ「華麗なる誘惑」が韓国で10月5日から放送スタートする。
ソ・ガンジュン&イ・ヨニ「華政」放送終了ツーショットを公開“温かい雰囲気”
俳優ソ・ガンジュンがイ・ヨニと撮った最終回の認証ショットを公開した。ソ・ガンジュンは29日午後、自身のInstagram(写真共有SNS)に「貞明(チョンミョン)公主と共に最後の写真。ここ7ヶ月間、スタッフの皆様、監督、先輩、同僚俳優たち、そして視聴者の皆様に感謝の言葉を伝えます。ジュウォンさようなら!」と書き込み、イ・ヨニとのツーショットを掲載した。ソ・ガンジュンがイ・ヨニの肩を抱いており、イ・ヨニがソ・ガンジュンに頭をもたれて微笑んでいる写真から、優しさが感じられる。これを見たネットユーザーは「今までご苦労さまでした」「とても悲しい」「『華政』もう最終回ですね」などの反応を見せた。二人はMBC月火ドラマ「華政」でホン・ジュウォンと貞明公主として息を合わせた。「華政」は29日、第50話を最後に放送終了した。
「華政」ソ・ガンジュン、放送終了の感想を明かす“寂しさと感謝”
MBC月火ドラマ「華政」(脚本:キム・イヨン、演出:チェ・ジョンギュ)で、どこまでもやさしく純粋な姿と、冷徹なカリスマ性を同時に持つホン・ジュウォン役を演じ人気を集めた俳優ソ・ガンジュンが、放送終了を控え最後の感想を伝えた。ソ・ガンジュンの所属事務所fantagioの公式Facebookでは、29日の午前「華政」最終回の台本を持ち、明るく笑いながらカメラを見つめているソ・ガンジュンの姿が公開された。ソ・ガンジュンは「今までありがとうございました。終わると思うと名残惜しさが目を覆い、前が見えませんしくしく」との直筆のメッセージとともに放送終了を惜しむ気持ちを伝えた。また、公式Facebookを通じてソ・ガンジュンは「7ヶ月間『華政』という作品に出会い、素晴らしい監督と脚本家、スタッフの方々、そして最高の先輩の方々とご一緒できて光栄であり、貴重な時間だった」と感想を伝えた。続いて「『華政』というマラソンを完走した気分だ。その時間と過程は決して簡単ではなかったが、挑戦を通じてやりがいと達成感を感じることができた。力不足の私を最後まで見守り、応援してくださった視聴者の方々に心から感謝する」と感謝の挨拶を付け加えた。ソ・ガンジュンはこの後、tvNドラマ「チーズ・イン・ザ・トラップ」で自由な魂を持ち、限りのない魅力を持っている男ペク・イノ役を演じる予定で、まもなく撮影に合流する予定だ。
「華政」ハン・ジュワン、危機の中ソ・ガンジュンに“長い間友でいてくれてありがとう”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「華政」のハン・ジュワンが命が危うい状況でソ・ガンジュンに感謝の挨拶を伝えた。28日に放送されたMBC月火ドラマ「華政」(脚本:キム・イヨン、演出:チェ・ジョンギュ)では、カン・イヌ(ハン・ジュワン)が養母のユン氏婦人(カン・ムンヨン)が送った刺客の刀に突かれ命が危うくなった。しかし、イヌはこの状況を友人のホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)に気づかれたくなかったため、服で傷を隠した。その後、何もなかったかのように振舞った。彼はジュウォンに「ありがとう。長い間友であり、家族になってくれて」と述べた。イヌは朝鮮を牛耳って揺さぶろうとする父カン・ジュソン(チョ・ソンハ)と違う選択をして王座を補佐するために奮闘した。しかし、清によって孝宗(ヒョジョン、朝鮮の第17代国王、イ・ミノ)が退位する危機に晒された。「華政」は高貴な身分である姫として生まれたが、権力争いの中で死んだと偽り生きてきた貞明公主の人生を描いたドラマで、韓国で29日最終回が放送される。
BoA、イ・ヨニへの太っ腹な応援…「華政」撮影現場に140人前のケータリングをプレゼント
歌手BoAが女優イ・ヨニを応援するために、140人前のおやつのケータリングをプレゼントした。BoAは26日、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)で行われたMBC月火ドラマ「華政」の撮影現場に、チュロスや様々なドリンクを提供する140人前のおやつのケータリングをプレゼントした。全50話の時代劇の撮影で7ヶ月間頑張ったイ・ヨニはもちろん、同僚の俳優、スタッフたちにとって特別なプレゼントとなり、撮影現場の雰囲気を盛り上げた。BoAはケータリングの車にかかっている垂れ幕に「貞明(チョンミョン、イ・ヨニ)公主さま。コーヒーを飲んで頑張ってBoA(BoAは韓国語で「みて」と同音)ね~」というメッセージを込め、イ・ヨニを応援する気持ちをユニークに表現して、同じ所属事務所SMエンターテインメントの先輩と後輩として長い時間培ってきた友情を誇り、視線を引きつけた。「華政」は現在、残り2話となっている。イ・ヨニは劇中で朝鮮王朝の第14代国王である宣祖(ソンジョ)とインモク大妃の間に生まれた嫡流の王孫で、唯一の公主である貞明公主役を務め、男装をした姿から美しい公主の姿まで多彩な姿を演じてより一層成長した一面を見せた。「華政」は韓国で29日に最終回が放送される。
「華政」キム・ジェウォン、イ・ヨニに涙の懺悔“許して欲しい”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ジェウォンが最後の懺悔をした。22日放送されたMBC「華政」では、仁祖(インジョ:朝鮮時代の第16代王、キム・ジェウォン)が最期を前にして懺悔をする姿が描かれた。仁祖は自身の死を予感し、貞明(チョンミョン、イ・ヨニ)を呼ぶ。仁祖は「これまであなたが憎かった。今も憎い。でも、死を前にして考えてみたら、僕が憎かったのは僕自身であることを知った。自分が間違ったことをして、僕自身を憎むことができないから、あなたを憎んでいた」とし、涙を流した。貞明は「そんなことない。今まで申し訳なかった。王座の重さがわからず、殿下を責めてばかりだった。許してほしい」と話した。仁祖は「あなたが僕に許しを求めているのか。最期にこんなことを言われるようにするのか」とし、懺悔の涙を流した。「華政」は高貴な身分である姫として生まれたが、権力争いの中で死んだと偽り生きてきた貞明公主の人生を描いたドラマで、韓国で毎週月曜日と火曜日の午後10時から放送されている。