「カクシタル」シン・ヒョンジュン“演技”で最も輝く俳優

彼は、14日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「カクシタル」(脚本:ユ・ヒョンミ、演出:ユン・ソンシク、チャ・ヨンフン)で、イ・ガンサンの死によって美しい退場を飾った。
全24話の4分の1に当たる6話のみの出演だったが、シン・ヒョンジュンの存在感はドラマを掌握した。今回の作品で映画「裸足のギボン」に続き、3度目のおバカ演技を披露したが、バカと英雄を行き来する彼の演技力に視聴者は魅了された。
第5話と6話で見せた母のハン氏(ソン・オクスク)の死を悲しむ彼の嗚咽、憤怒の演技は視聴者の心を掴み、自身の死を前に弟のイ・ガント(チュウォン)を切なく見つめるシン・ヒョンジュンの眼差しは、涙腺を刺激した。
1990年、映画「将軍の息子」でデビューして以来、20年以上映画やドラマ、バラエティ番組のMCなど、さまざまな分野で活躍してきたシン・ヒョンジュン。そんな彼が最も輝く分野が「演技」であることを「カクシタル」で証明したのだ。
演技をする時のシン・ヒョンジュンから、俳優やMCという肩書きは見えなかった。そこにいるのはバカのふりをする英雄カクシタル、イ・ガンサンだけだった。ガンサンは6話で亡くなったが、視聴者の反応からすれば、シン・ヒョンジュンが「カクシタル」に刻んだ余韻は24話まで消えないだろう。
この日「カクシタル」は15.7%(AGBニールセン・メディアリサーチ)の全国一日視聴率を記録し、水木ドラマで5回連続1位の座を守った。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ウイン
topics