「Three Summer Night」ソン・ホジュン“人気俳優?運が良かっただけです”

俳優ソン・ホジュンは人が良く謙虚で、礼儀正しいことで有名な俳優だ。実際に彼と一緒に仕事をした人たちは、ソン・ホジュンに対する称賛を惜しまない。俳優という職業にアプローチする方式も、まさに謙虚だ。そのため“人気俳優”と言われるようになったにもかかわらず、ソン・ホジュンは素朴で純粋だ。
しかし初のスクリーン主演作で、彼は全くの別人となる。華やかな逸脱を夢見て、海雲台(ヘウンデ)に去った3人の友達ミョンソク(キム・ドンウク)、ダルス(イム・ウォニ)、ヘグ(ソン・ホジュン)は、目が覚めると暴力団、警察、そして恋人に追われる身になっていた。そんな3人が経験する3日間のストーリーを描いたコミカルアドベンチャー映画「Three Summer Night」で、ソン・ホジュンは“甲(地位が高いもの)”に疲れている製薬会社の営業社員ワン・ヘグ役を演じ、コミカルな本能を発揮させる。

最初は「Three Summer Night」の台本に心を奪われた。よく作られたマンガを一冊を読むような感じだった。その後、キム・サンジン監督がメガホンを取るという話を聞いた。後半のレスリングシーン、3人の主演たちがビキニを想像するシーンが追加されるなど、現場で台本の内容が一瞬一瞬変わることもあったが、キム・サンジン監督の能力を信じて臨んだ。面白い経験としてアピールしてきたこのような作業は、映画を見た後にキム・サンジン監督に対する確信に変わった。これは俳優たちも同じだった。イム・ウォニとキム・ドンウクに多くのことを学ぶことができた時間だった。
「イム・ウォニ先輩の場合、本当にコメディ作品にたくさん出演されているでしょう。先輩はシーン一つを撮影する時も、すごくたくさんのことを準備してきます。この作品を撮影しながらたくさん学びました。ドンウク兄さんも演技が上手いじゃないですか。コミカルな演技をする時も、節制する中で真剣さが面白い方向に行くので、とても楽しかったです。ドンウク兄さんからもたくさん学びました」

「今のところ欲はありません。あれこれ選り好みするよりは、与えられたことを上手くやりたいです。ある瞬間、たくさんの方々が僕を俳優として認めてくれた時、その時に考えてみることができるのではないでしょうか」

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- キム・ミリ、写真 : ハン・ヒョクスン
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