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EXO スホ「ゆっくりと、息の長い役者になりたい」 ― Vol.3

OSEN
EXOのスホは、グループ内でいわゆる“ビジュアル担当”で、インタビューではにかむ弟たちのために雰囲気を盛り上げ、グループの中でムードメーカーを担当しているという。個人活動をする時はアイドルらしい真面目なコメントをしたり、無理な冗談を飛ばしたりもする。

21日、ソウル鐘路(チョンノ) 区八判洞(パルパンドン) のカフェで行われたスホとのインタビューで、彼の真面目さを感じることができた。ステージ上ではカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス) をこなす、カリスマ性溢れる姿だったが、この日だけは26歳の若者キム・ジュンミョン(スホの本名) として、自身の人生について打ち明けた。

スホは「僕はあまり私生活がない。1年にお酒は5回くらい飲むし、運動は2日に1回は必ずする。炭水化物もほとんど食べない」という。

そのように厳しく管理すると、性格が敏感にならないかという質問に「以前東京ドームで公演をした時、上着を脱がなければならなかった。それで水を2日間飲まなかったが、その時も敏感にならなかった。習慣になっているので(極限の状況に置かれても) 特に敏感にならない。気分が良くない時にお菓子を食べたり、チョコレートでストレスを解消する」と話し、記者たちに笑いを届けた。

スホはグループのリーダーで、ムードメーカーとしても有名だ。兄として弟たちが疲れている時に勇気づけることもあるが、いつも予想もしなかった突飛な冗談でみんなを笑わせる。

ちょうど前日(20日) は、1年間行われたEXOのコンサートを盛況裏に終えた。「コンサートまでは良かったのですが、打ち上げに来た知人たちと長い間話をしていたのであまり眠れなかった。お酒をたくさん飲んだわけではないが、仕事の話から色々な話をした。今日は重要な日で早く寝ようと思ったのだが、それはできなかった。VIP試写会には一緒に学校に通った同期のヨハン兄さんと後輩の(キム)ゴウンを招待したが、忙しい人々で来られるかどうか分からない(笑) 実はコンサートにも招待したが、忙しくて来られなかった方が多い」という。

スホはデビュー以来初めて、映画「グローリーデイ」への出演を決定した。この映画は社会に出たばかりの4人の二十歳の若者たちが事件に巻き込まれて繰り広げられるストーリーを描く。スホは海兵隊の入隊を控えているサンウ役を演じる。

「若者に関するシナリオであることは知っていたし、僕はぜひ青春ものをしてみたかった。シノプシスの中で一番共感したし、現実的な映画だと思った。サンウというキャラクターは劇中でそれほど出番が多くはないが、何よりも4人の中で一番重要な役割をする人物だ。僕の表現を通じて映画が伝えようとするメッセージを伝えたいと思った」とし、映画を選択した理由を説明した。

彼はグループのリーダーだが、映画では年上のリュ・ジュンヨルがいて楽だったのではないかと聞くと、「ジュンヨル兄さんが裏でたくさん気を配ってくれた。頼れる兄貴だった。でも、兄さんから僕に『君がリーダーだろう。ここでも君がリーダーをしなさい』と冗談半分で言われた。最初はリーダーではないので負担なく過ごしていたが、撮影中にジスがおしゃべりをするため僕の宿舎によく訪ねてきた。人生について話したり、その中で異性の話もあった(笑)」とし、はにかむような笑顔を見せた。

「己を知れ」が左右の目だというスホは「僕はもっと遅く演技を始めると思っていたが、映画に出演することになった。ゆっくりと、息の長い役者になりたい」と述べた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ボラ

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