「担保」ソン・ドンイル、役柄にぴったり?自分の子供たちも演技を絶賛“末っ子の娘から…”

「担保」は荒々しく無知な債券取立て業者ドゥソク(ソン・ドンイル)と彼の後輩ジョンベ(キム・ヒウォン)が、お金を返してもらうために訪れた女性ミョンジャから、彼女の9歳の娘スンイ(パク・ソイ)を担保として預かることで始まる物語を描いた。ソン・ドンイルとキム・ヒウォンが序盤にコミカルなシーンを演出した後、パク・ソイとジ・ジウォンが合流し、特別な家族の姿を見せる。

続けて「それでも私の情緒に合う役でした。素朴に暮らす周りの人々の話、市場の話などが私にぴったりだと思います。これまで素敵な役が与えられたこともありませんが(笑)。実は、したこともないですし(笑)」と笑った。
実際にソンジュン、ソンビン、ソニュルの3人兄妹を育てている彼は「私が実際にも3人の子供を育てているのである日はこの子が、別の日はあの子が憎くなったりします。子どもの話をする時は、私が一番有利ではないかと思いました」と語った。

彼は「数年前まで私の周りにサラ金業者たちがいました。彼たちの話を聞いてみると、私たちが一般的に知っているように、しつこく取り立てることでもなさそうです。元金さえ入れば理解する人もいましたし、映画のように利子まで受け取る人もいました」と話した。続けて「周りに様々な人がいるので、人物を表現することは難しくありませんでした。監督の言葉通り『担保』というものがお金ではなかったので、人に焦点を当てて人の話がしたかったんです。それでお金ではなくて、人が主人公です」と伝えた。
「ドゥソクという人物が悪人だとは思っていません」と言った彼は「ある意味でサラ金が銀行の金利より高いですが、サラ金業者は信用取引を防ぐことはないじゃないですか」と話し、笑いを誘った。
「担保」は、債券取立て業者のドゥソクとジョンベが父性愛を発揮して、スンイを立派に育てる話が中心になっている。弱くて貧しい子供が分別はないが、情にもろいおじさんたちに育てられ、一緒に成長していくストーリーは愉快で温かい。

ソン・ドンイルの気さくで率直な性格は、すでに多数のバラエティ番組を通じて知られてきた。特に育児バラエティ番組「パパ、どこ行くの?」を通じて、厳しいしつけで注目を浴びた。「父性愛は成長すると思います。『パパ、どこ行くの?』に出演した時、私の性格やスタイル通り、子どもたちに厳しくしました。私がそのように育てられたので、そうしたわけです」とし「ある日驚いたのがソンジュンの答え方でした。息子に『なぜこんなに答えが遅くなったのか』と問い詰めたら、『どう話すか考えていた』と言ったんです。質問を受けたのだから、それにどう答えるか悩んだということでした。それで私があまりにも大人の立場で子供を急き立てた事実に気づいて反省ました」と振り返った。

また「子どもたちがいつか『パパはどうして僕たちが見れる映画に1つも出演しないのか』と言ったことがあります。ソンビンも『私たちが見れる映画に一度出てもらえないか』と言いました」とし「映画『ミスターGO!』以来、初めて昨日息子と娘に見せてあげました。昨日妻と子供たちが見ましたが、末っ子が『うちのパパ、悪口がとても上手』と言ったそうです(笑)。子供たちが『お父さん、映画を本当に面白く見た』と言っていました。こうして僕も変わっていくのです」と語った。
最後に「子どもたちがドゥソクを見て『パパと同じ』と言っていました。私はイメージチェンジがうまくできる俳優ではないので、監督とシナリオを信じています。私の話し方は穏やかではありませんが、子供たちと旅行によく行きます。私の家にキャンプの装備が全部揃っているので、今も暇さえあれば子供たちを連れて旅行に行くんです。そのために一生懸命にお金を稼いで仕事をします(笑)」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ボラ
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