イ・ジェフン、ドラマ「交渉の技術」に大満足…白髮のため4時間前に現場入りも“どの撮影より幸せだった”

本日(6日)午後、ソウル新道林(シンドリム)ラマダホテルにて、JTBC新土日ドラマ「交渉の技術」の制作発表会が行われ、イ・ジェフン、キム・デミョン、ソン・ドンイル、チャン・ヒョンソン、オ・マンソク、アン・ヒョンホ、チャ・ガンユン、アン・パンソク監督らが出席した。
同作は、伝説の交渉人と呼ばれる大手企業のM&A専門家とそのチームの活躍を描くドラマだ。11兆ウォン(約11億円)もの負債を抱え、危機に瀕したサンイングループが、M&A専門家のユン・ジュノを呼び寄せるストーリーを描く。

同作を通じて彼は白髪に大胆イメージチェンジを果たした。アン・パンソク監督は、台本に白髪の設定があったとし、イ・ジェフンが扮装のために撮影の4時間前に現場入りしていたことを明かした。
イ・ジェフンも白髪になることについては悩んだと打ち明け、「果たして僕がうまく消化できるのかと心配した。本音が分からない人物で、あだ名が白蛇である理由が、百回考えて行動する人物だからだと思った」とし「このキャラクターを初見で、ミステリアスな雰囲気ながらも交渉人として深みのある人物だと思ってもらうには、かなり難しいだろうと思ったけれど、勇気を出してチャレンジした。結果にはとても満足している」と説明した。
出演を決めた理由について監督の存在が大きかったと言うほど監督に厚い信頼を見せた彼は「いつも作品を通して人間に対する深い考察を登場人物に投影して見せてくれると感じた。この作品を通して、こんなに演技が上手な俳優の方々と演出の中で新しいキャラクターを見せられるというワクワク感も大きかった」とし、「この方々の前で果たして僕がうまくやれるだろうかと心配たけれど、ユン・ジュノという人物がどのように考えて行動するのか忘れないよう努力した。本当に毎日が僕にとって宿題のようだったけれど、現場だけはどの現場よりも一番嬉しくて幸せだった」と語った。

キム・デミョンはサンイングループM&Aチーム所属の交渉専門弁護士のオ・スニョン役を演じる。彼は「外で問題を解決するために合流することになった人物なので、ディテールにこだわりたいと思った。衣装や小物など、それなりに一つ一つ気を使いながら変化に時間差を置いて見せようと努力した。俳優の本当の物語がキャラクターになってほしいという話を聞いて、その部分にも気を使った」と演技のポイントに言及した。
ソン・ドンイルは劇中、サンイングループの会長ソン・ジェシク役に、チャン・ヒョンソンはサンイングループのナンバー2であるCFO(最高財務管理者)ハ・テス役に扮する。オ・マンソクは、サンイングループの対外協力室長イ・ドンジュン役を演じる。
ソン・ドンイルは「アン・パンソク監督の作品に出演して、周りの知人と家族に『今まで演技をしてきた中で、これほど楽しく演じたことがいつぶりなのか分からない』と話した。監督は自由にやってみなさいと言ってくださった」とし、「そのような言葉をいつぶりか分からない。それほど楽しく演じた」と語った。

チャ・ガンユンは「デビューも監督の作品だった。感謝の気持ちをどう表現すればよいか分からない。監督が『交渉の技術』の出演を提案してくれたのが、昨年の今頃だったけれど、僕の誕生日だった。思いがけず大きな誕生日プレゼントをもらったような気がして、この上なく光栄だった。本当にたくさん学んだ。監督と一緒にデビューでき、本当に光栄だ」と感謝の意を示し、アン・パンソク監督は「卒業」のオーディションの時に見抜いた2人の演技を絶賛した。
俳優たちは口をそろえて本番死守(リアルタイムで番組を見ること)を呼びかけた。ソン・ドンイルは「韓国で最も現実主義のように演出される方が、アン・パンソク監督だ。1.5倍のスピードや小さな画面で見たら、監督が追求する演技の呼吸を感じることができない。必ず本番死守でご覧になれば、この作品がどれほど面白いのか分かる。ものすごい演技派俳優たちが出てくる」と話した。
イ・ジェフンも「撮影が終わると普通は、その作品を忘れて次の作品に臨むけれど、この作品は現場がとても恋しい。とても良い話で、演技しながら幸せだった場面が多かった。いよいよ視聴者の皆さんにお見せする時間が近づいているけれど、時間を無駄にすることはないと思う。必ず本番死守してほしい」と付け加えた。
JTBCの新土日ドラマ「交渉の技術」は、韓国で3月8日午後10時30分より放送がスタートする。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ
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