「白雪姫には死を」コ・ボギョル“役のために運動…私の人生で一番痩せていた”

彼女はMBC金土ドラマ「白雪姫には死を-Black Out」でチェ・ナギョム(チェ・ドクミ)役を務め、熱演を披露した。
チェ・ナギョムは刑務所に行ったコ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)を10年間待ちながら片思いしてきた人物だ。彼女は初恋に悩まされ、自ら破局を選んだトップスターチェ・ナギョムを完璧に描き出し、視聴者から好評を得た。

同作は、遺体が見つからなかったミステリアスな殺人事件の犯人と名指しされ、殺人の前科者になった若者が10年後、その日の真実を暴く過程を描き出す“逆追跡犯罪スリラードラマ”だ。2%台の視聴率で放送スタートしたが、視聴者の声援に支えられ、自己最高視聴率8.8%で終了した。
彼女は「いわゆるジャンルドラマの特性上、それほど人気が出なくても、良い作品であることを知らせることができればありがたいと思っていましたが、出来のいい作品だと言われていることを知り、すごく楽しみにしていました。口コミにより視聴率が少しずつ上がっていくのを見て、私たちもグループチャットで大騒ぎしました。毎朝互いに共有をしたりして本当に喜びました。最終話の放送を一緒に見て、お互いに『本当に苦労したね』『よかった』『嬉しい』と話しました」と語った。

コ・ボギョルは多少理解が困難なチェ・ナギョムというキャラクターを研究しながら、「ナギョム日誌」を作成したという。いつもこの日誌を撮影現場で持ち歩いていたという彼女は、「ナギョムとして確実に共感し、理解してパフォーマンスをしなければなりませんでした。より共感できるよう、日記を書いたんです」とし「ナギョムが友人たちに感じた劣等感、自責の念に集中し、なぜそれほどジョンウを求めたのか、ジョンウがナギョムにとってどんな存在でそんなことをしたのかを分析しました」と打ち明けた。
今作では、俳優たちが高校時代を自ら演じた。1986年生まれで38歳のピョン・ヨハンも制服姿で高校時代を演じ、話題になった。彼は自身のSNSを通じて謝罪し、笑いを誘った。

ネット上でミーム(Meme)になったピョン・ヨハンの制服姿については「俳優たちも面白がっていました。撮影する時、少し予想できていました。でも、『それでも私たちがやるべきだ』と思いました。見た目は幸せで仲の良い友達ですが、心の中には劣等感と利己心があった事実が明らかになって、そこから生じる残念な感情があるじゃないですか。そういった複雑な感情を視聴者に伝えるためにはそうするのがいいと思いました」と伝えた。
トップスターのチェ・ナギョムを演じるための努力も相当なものだった。彼女は「本当に一生懸命に運動しました。私の人生の中で、これほど運動したことがあるだろうかと思うくらいです。運動だけではなく、食事も調整しました。その時の生活を思い出すと、台本を見ることと、運動することしかありませんでした。まるで運動選手のように、規則的でシンプルな生活をしました」と話した。
さらに「ただのスターでもなく、トップスターじゃないですか。トップスターの重さがありましたし、視聴者の方々に没入していただくため、できる限り最善を尽くさなければならないと思いました。そのため一生懸命に管理しました」とし「ただ痩せていたらいいわけではありません。しっかり筋トレしてこそ、本当に表現したい体型に見えるんです。私の人生で一番痩せていた時期だったと思います」とつけ加えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ミョンミ
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