「熱血司祭2」ソンジュン“悪役を演じるため12kg減量した”

最近、ソウル江南(カンナム)区某所でSBS金土ドラマ「熱血司祭2」で悪役キム・ホンシク役を演じた俳優ソンジュンとのインタビューが行われた。
同作は怒りっぽいが、正義感の強い神父キム・ヘイル(キム・ナムギル)が、クダム区で発生した麻薬事件を追い、釜山(プサン)に向かうことから繰り広げられるストーリーを描くコミカル捜査ドラマだ。
麻薬組織の副ボスキム・ホンシク役を演じたソンジュンは「現在放送休止が多いため、スピーディーな展開にならずに残念に思っています。無事に終わってほしいですし、思ったより反応が良くて戸惑っています」と感想を明かした。

キム・ホンシクに対しては、「どこかにいそうな人物であってほしいと思いました。僕にとってはラオスという背景が馴染みがなかったので、どうすれば本当のように感じられるかたくさん悩みました。どこかにいそうな悪いやつであってこそ、対立できると思いました。キム・ヘイルはファンタジー的な、喧嘩の上手な司祭なので、いそうなやつと戦うべきだと思いました。必要悪のように具現化しようと考えました」と分析した。
キム・ホンシクは悪役である同時に、パク・ギョンソン(イ・ハニ)とのラブストーリーも披露する。ソンジュンは「心配しました。ハニ姉さんとのラブラインがあると聞いて最初は面白そうだと思いましたが、いざ演技をしてみたらどのように表現すればいいか悩みました。あまりにも悪であったり、あまりにも壊れてしまってもいけないから、どのように節制すればいいか研究しました。僕がフォーカスしたのは、ホンシクにまだ子供っぽい面があるという点でした」と説明した。

立体的な悪役のキャラクターが生まれた背景を聞くと、「星が描かれたTシャツを着ている設定などは台本にありました。僕が想像した奇怪さではなかったけれど、いざ演技をしてみるとこのようなイメージもあるんだなと思いました。子供っぽいというか。パク・ギョンソンに流れ星を見に行こうと誘うのも、純粋な男が提案しそうなデートじゃないですか。そのような設定に対しては確実なガイドラインがありましたので、自分がどのように表現すればいいか悩みました」と答えた。
変わった悪役を演じるため、参考にしたものはあったのかという質問には、「特になかったです。最初は僕と衣装室長が考えたキム・ホンシクのイメージが異なったんです。僕はイタリアのマッチョ、マフィアのようなイメージを想像していました。衣装室長はもうちょっと華やかなパターンのシャツ、汚れたデニムパンツなど、コンセプチュアルなイメージを想像していました」と現場の雰囲気を伝えた。本人の意思通りにマフィアのビジュアルを具現化したというソンジュンは、「扮装担当の方もラオスの伝統戦士がするタトゥーをデザインしてくれましたし、マフィアのイメージをたくさん活かしました」と話した。
ソンジュンは配役のために最大で12kg減量したと明かし、「トレーニングもたくさんしましたし、食べ物を調節しました。タンニングもしましたが、痛かったです。12kg痩せて、作中韓国に戻ってきてスーツを着るようになってから少し増やし、9kg減量したまま維持しました」と話した。続いて「最初はバルクアップをしたほうがいいと思ったけれど、監督に残酷で飢えた感じで、もう少し痩せたほうがいいと言われてダイエットをしたんです」とつけ加えた。アクションの演技をする時は1発、1発が決定打として感じられるように表現したという。ソンジュンは「動作も力強く見られるように努力しました。雨の中のアクションシーンは気温は暖かかったものの、体力の消耗が大きくて大変でした。長い時間撮影して、翌日まで体が痛かったです」と苦労を語った。
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- イ・へジョン
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