【REPORT】三山凌輝&2PM チャンソンが熱いハグ!映画「誰よりもつよく抱きしめて」完成披露上映会に豪華出演陣が集結

2月7日(金)から全国公開される映画「誰よりもつよく抱きしめて」。イベントには水島良城役の三山凌輝、桐本月菜役の久保史緒里、イ・ジェホン役のチャンソン(2PM)、村山千春役の穂志もえか、木内早智子役の永田凜、高校生時代の良城役の北島岬、高校生時代の月菜役の竹下優名、内田英治監督が登壇し、MCをロバートの山本博が担当。今回、三山がRYOKIとして所属するダンス&ボーカルグループであり、主題歌「誰よりも」を手掛けたBE:FIRSTと、チャンソンによるスペシャルライブや久保史緒里による劇中に登場する絵本の朗読も行われた。


キャストと監督が順に登壇すると、観客は大きな拍手で出迎えた。三山は歯切れよく挨拶しつつ「なぜかラップみたいになっちゃいましたけど……」と添えながらも、アーティスト、BE:FIRSTのRYOKIとしての顔も覗かせ場内を笑いで包んだ。また内田監督は「こんな(規模の)完成披露上映会、見たことないですよね。たぶん日本で初めてじゃないかな? 光栄です」と、約2万人を収容する会場・Kアリーナ横浜のスケールを噛み締めた。


潔癖症に苦しむ良城の繊細な感情表現について、三山は「すごく考えさせられる役でしたが、自分自身も撮影期間は悩んでいたので、タイミングがむしろ良かったなと。より深く良城を理解できる瞬間が多かったです」と説明。内田監督は俳優としての三山凌輝の印象について、「すごくしっかり役を詰めて準備をされていて、思考回路が70歳くらいのベテラン俳優かと思いました。なので、現場では『任せられるな』と」と、彼への信頼感をアピールした。
久保が内田組に参加するのは、映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」、ドラマ「落日」に続いて3度目だ。「撮影の合間に、アイドルをやりながら俳優業をやらせていただいていることへの思いを打ち明けたんです。その時、内田監督からいただいた返答が自分にとっては宝物のようなもので。これからも頑張ろうと思いました」と、印象的だった現場での監督とのやり取りを明かした。

このほか、ドラマ「SHOGUN 将軍」への出演で世界的に注目されている穂志は、良城と同じく強迫性障害による潔癖症を患う千春を演じた。彼女は役作りのため、私生活でビニール手袋を着けたり、除菌グッズを持ち歩いて役作りに臨んだと振り返り、「特別な病気の人の話ではなく、皆さんや周りの人のお話だと思ってもらえたら嬉しい」と思いを伝えた。また月菜の友人・早智子を演じた永田は、劇中の印象的なセリフがアドリブだったと明かし、観客を驚かせた。そして15歳の竹下、今作が初の映像作品だという17歳の北島はフレッシュな空気を振りまき、三山は「久しぶりに会ったら、2人とも身長が倍になっていて驚きました!」と、2人を可愛がるようにジョークを飛ばしていた。





さらに、ライブコーナーに移ると、場内の雰囲気は一変。まずはチャンソンが、2PMの人気曲をパフォーマンス。スーツ姿のバックダンサーを従え、キレよくセクシーなダンスを交えながら歌い上げていく。「I'm your man」では、途中でネクタイを外して操る振付や、シャツの胸元を開く仕草に、客席からは大きな悲鳴が起きた。さらに彼はダンサブルな「ミダレテミナ」で人々のハンドクラップを誘い、会場を大いに盛り上げた。



最後に久保は「スタッフも共演した皆様も、本当に全員でいろんな気持ちを込めて繊細に作り上げた作品なので、どうか届いてくれたら嬉しいです」とし、三山は「どんな人にも当てはまるような、人同士のすれ違いや理解できないもどかしさなど、人間の心の奥をヒューマンストーリーとして描いた作品です。心にそっと寄り添える映画になっているんじゃないかなと思います」と挨拶。華やかなイベントの幕は降りた。
・2PM チャンソン出演の日本映画「誰よりもつよく抱きしめて」特報&場面写真が解禁!
・2PM チャンソン、主演ドラマの主題歌を11月20日先行配信!ミュージックビデオのプレミア公開も決定
■作品情報
「誰よりもつよく抱きしめて」
2025年2月7日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
原作:新堂冬樹「誰よりもつよく抱きしめて」(光文社文庫)
監督:内田英治
脚本:イ・ナウォン
出演:三山凌輝、久保史緒里(乃木坂46)、ファン・チャンソン(2PM)、穂志もえか、永⽥凜、北村有起哉、北島岬、⽵下優名、酒向芳
配給:アークエンタテインメント
(C)2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント
<ストーリー>
鎌倉の海沿いの街で同棲する、絵本作家の水島良城(三山凌輝)と書店員の桐本月菜(久保史緒里)。学生時代から付き合ってきた二人は、お互いのことを大事に思い合っているが、良城は強迫性障害による潔癖症を患い、恋人の月菜にも触れることができず、手をつなぐことすらできない日常が続いている。ようやく治療を決意した良城は、合同カウンセリングで初めて同じ症状を抱える女性・村山千春に出会う。思いを共有できる相手に出会えたことを喜び、千春との距離を縮めていく。仲睦まじく思いを共有する二人の交流を目の当たりにし、月菜はショックを受けてしまう。二人の溝がどんどん深くなっていくなか、月菜の前に、恋人と触れ合っても心が動かない男・イ・ジェホン(チャンソン)が現れる。愛する人と触れ合うことがままならない者たちがすれ違い、ぶつかり合い、関係が交錯していく……。
■関連リンク
「誰よりもつよく抱きしめて」公式サイト
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
topics