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“28歳で死去”気象キャスターのオ・ヨアンナさんに対するいじめ疑惑…ネットユーザーが同僚2人らを告発

Newsen
写真=オ・ヨアンナさん SNS
MBCの気象キャスターの故オ・ヨアンナさんをいじめた疑いが持たれている気象キャスター2人が告発された。

あるネットユーザーは29日、ネットコミュニティに「故オ・ヨアンナさんの職場でのいじめ事件を、警察および雇用労働部に告発した」と伝えた。

このネットユーザーは、国民申聞鼓の苦情申請システムを通じて、ソウル麻浦(マポ)警察署に、故人と関連した事件を徹底して捜査し、関連者を厳重に処罰してほしいという苦情を提起したと伝えた。告発の対象は、MBCの社長とオ・ヨアンナさんの同僚の気象キャスター2人などだ。

相次ぐ疑惑と暴露の中、告発された気象キャスターたちはいかなる釈明もしていない。1人は相次ぐ釈明要求と悪質なコメントによりSNSのコメント欄を閉鎖した。もう一人は従来のコメント欄は維持したまま、新しいコメントの作成はできないように措置をとった。

彼女たちは、MBC報道局が運営しているYouTubeの天気チャンネルにも引き続き出演している。これに対し、同映像にも多くのネットユーザーが謝罪および解明を要求するコメントを残している。

1996年生まれのオ・ヨアンナさんは昨年9月、28歳の若さでこの世を去った。同年12月に死去のニュースが遅れて知られた。

1月29日、KBSニュースの報道によると、オ・ヨアンナさんの遺族は、故人の携帯電話から遺書を発見した。遺書には、故人と対立した先輩に対する悔しさを訴える内容などが盛り込まれていた。

遺族はKBSに「再びその当時に戻って、その苦痛を和らげてあげたかった。職場での優越的な地位を利用した暴力や不幸なことが繰り返されないようにしたい」と伝えた。遺族は加害者の身元が公開されることに慎重な姿勢を見せながらも、きちんとした謝罪と真相究明を要求した。

また、遺族は故人が残した遺書の内容を基に、民事訴訟も提起している。遺族は訴状に、故人が約2年間、暴言と侮辱を受けて苦しんでいたという内容を記した。韓国の毎日新聞の報道によると、故人の携帯電話から発見された遺書は原稿用紙17枚分に相当するという。

MBCは昨年12月10日、オ・ヨアンナさんの死去が知られた後、Newsenに「オ・ヨアンナさんが死亡した」と伝えた。死亡の時期や原因など詳しい事項については、プライベートな部分なので会社で確認できないと慎重な姿を見せた。その後、オ・ヨアンナさんが社内でいじめに苦しんでいたという主張と知人たちの証言が続くと、約1ヶ月が経った1月28日、一歩遅れて初めて正式な立場を発表した。

MBCは「明確に確認できる事実は、故人がフリーランスとして仕事をしながら、自身の苦情を担当部署(経営支援局人事チーム人事相談室、監査局クリーンセンター)や一緒に働いた管理責任者たちに知らせたことが全くなかったことだ」とし「故人が当時、会社に正式に苦情(職場いじめなど)を通報したり、通報でなくても責任のある管理者たちに被害の事実を少しでも知らせていたなら、会社は当然相応の調査をしたはず」とコメントした。

また「MBCは職場いじめに対しては厳しく処理しており、フリーランスはもちろん、出演者から通報があったり、相談の要請が入った場合にも遅滞なく調査に着手することになっている」とし「一部の記事で言及された通り『故人が死亡前にMBCの関係者4人に自身の被害を知らせた』のであれば、その関係者が誰なのかを我々に教えていただきたい」と伝えた。

最後に「MBCは最近確認されたという故人の遺書を現在持っていない。遺族が発見したという遺書を基に事実関係の確認を要請すれば、MBCは早急に真相の調査に着手する準備ができている」と付け加えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン
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