SM、2024年第4四半期の売上高が約286億円を記録…創立30周記念コンテンツで好調な成績

別途基準の第4四半期の売上高は1,818億ウォン(約190億520万円)、営業利益は358億ウォン(約37億4,249万円)を記録し、前年同期比でそれぞれ11%、83.2%増加した。純利益は83億ウォン(8億6,759万円)で黒字転換を果たした。
第4四半期の連結売上成長を牽引した主な要素は、MD(企画商品)・ライセンス売上の増加、そしてコンサート売上の増加だ。また、アーティストの日本活動の増加及びドラマ制作の拡大により、主な従属法人も売上成長に貢献した。連結営業利益は本社および系列会社の売上増加と売上ミックス変化、成果給按分認識(商談全体で認識できる収益)などの影響で大幅に上昇した。
今年創立30周年を迎えたSMは新しいスローガン「THE CULTURE, THE FUTURE」およびブランドフィルムの公開を皮切りに、1月に盛況裏に終えた「SMTOWN LIVE 2025 [THE CULTURE, THE FUTURE] in SEOUL」、創立記念日である2月14日に発売される「SMTOWN」アルバム、2月14、15日に開かれるK-POPとクラシックが融合したオーケストラライブ公演「SM CLASSICS LIVE 2025 with ソウル市立交響楽団」、第2四半期に行われる「SMTOWN LIVE」グローバルツアーなど、多様なレジェンドコンテンツで全世界のファンと交流しながら接点をより広げていく見通しだ。
特に2月24日にはSMがaespa以来、約5年ぶりに披露する新人ガールズグループHearts2Heartsが1stシングル「The Chase」をリリースし、デビューする。3月にはRed VelvetのスルギとNCTのテンのソロミニアルバム、SM初のバーチャルアーティストnævisのシングルなどがリリースされる。第2四半期にはaespaのニューミニアルバムとRIIZEのフルアルバム、NCTのドヨンとマークがそれぞれソロアルバムを披露する。EXOのカイのソロミニアルバム、Red Velvetのアイリーンとスルギ、WayV、NCT WISHのミニアルバム発売など、アーティストの活発な活動が予定されている。
また、aespaは米・シアトルとロサンゼルスでの公演が全席完売を記録し、北南米、欧州でワールドツアーを続けており、最近高尺(コチョク)スカイドームでのコンサートも全席完売させたNCT 127のワールドツアーも東京ドーム公演を確定するなど巡航中だ。他にも、東方神起の日本全国ツアーコンサート、SUPER JUNIORのイェソンとSHINeeのミンホのアジアツアーなど全世界で多彩な公演が成功裏に進行中で、少女時代のテヨンとNCT WISHのアジアツアーなども繰り広げられる予定だ。
さらにSMは今年1月、高尺スカイドームにて開かれた「SMTOWN LIVE」で創立30周年献呈パフォーマンスステージを通じて男性練習生25人で構成されたSMTR25を公開し、熱い反応を得た。練習生事前プロモーションのSNS公開、「SMTOWN LIVE」グローバルツアー参加などデビュー準備に拍車をかけ、新規IPに対する期待を最大限に引き上げるものとみられる。
共同代表のチャン・チョルヒョクは「創立30周年を迎え、新しいスローガン『THE CULTURE, THE FUTURE』を発表した。SMはこれまで積み上げてきた文化ヘリテージを基盤に今後も基本に忠実に着実に努力する会社になる」とし「既存の強固なアーティストラインナップと豊富なコンテンツはもちろん、絶え間ない革新とアーティストIP拡張を追求していく」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スンギル
topics