Kep1er シェン・シャオティン、来週末の日本公演が中止に…中国事務所が契約違反を主張

本日(12日)、日本でのアーティスト活動を担当しているイグナイトマネージメントは、「このたび、2月23日(日)、2月25日(火)に開催を予定しておりました『シェン・シャオティン JAPAN FAN MEETING 2025』の公演は中止とさせていただきます」と伝えた。
続けて「今回のファンミーティング開催にあたり、これまでTOPCLASSエンターテインメント(中国の事務所)より正式に中止の連絡がなかったため、直前まで開催を行う準備を進めていた」とし「2025年2月10日にシェン・シャオティン代理人より正式にTOPCLASSエンターテインメントへファンミーティングに参加しない旨の連絡があり、同日、正式にファンミーティング中止の通知を受けた」と説明した。
また、このコメントと共に、TOPCLASSエンターテインメントから受け取った通知書を公開。同社は「2月10日にシェン・シャオティンから正式に、雇用契約及び以降のアーティスト活動を履行しないと正式に意思表示があり、そのため雇用契約に記載の日本ファンミーティング等のアーティスト活動が実行不能となった」と説明。さらに、彼女の契約違反を主張し「合法的な手段による契約違反と損害賠償の責任を負うことを求める」と強調した。
中止に伴うチケット代金の払い戻し方法に関しては、近日中にイグナイトマネージメントのサイトで公開される予定だ。
・“中国の事務所と契約終了”Kep1er シェン・シャオティン、グループ活動復帰へ!
・Kep1er シェン・シャオティン、中国の事務所との契約が満了…グループ活動復帰に期待
【通知書 全文】
イグナイトマネジメント御中
TOP CLASS ENTERTAIMENT (以下、「当社」といいます)とシェン・シャオティンは 2018年9月18日にアーティストマネジメント契約を締結しており、本契約に基づき2024年7月8日、当社はシェン・シャオティンの全世界を対象とするアーティスト活動の独占的権利を有するマネジメント会社として、御社とアーティスト活動雇用契約書(以下、「雇用契約」といいます)を締結しました。雇用契約締結後、当社は何度も口頭、郵便等を通じてシェン・シャオティンへ雇用契約、及び雇用契約に記載の具体的なアーティスト活動スケジュール(以下、アーティスト活動)について明確に告知を行なっており、シェン・シャオティンはこれを理解しています。
しかし、2025年2月10日にシェン・シャオティンから雇用契約及び以降のアーティスト活動を履行しないと正式に意思表示があり、そのため雇用契約に記載の日本ファンミーティング(以下、「ファンミーティング」といいます)等のアーティスト活動が実行不能となりました。当該アーティストの行為が御社に対して悪影響とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。当社は、この問題の解決に向けて、関係各所と積極的にコミュニケーションを取っている状況です。御社につきましては、ファンミーティングのキャンセル処理のほどお願い申し上げます。
当社はシェン・シャオティンの全世界における独占マネジメント会社としてアーティスト事業とアーティスト活動について独自に取り決め、決定を行う権利を有しており、且つ2024年10月に雇用契約に記載のある日本でのアーティスト活動についてもシェン・シャオティンに通知を行なっております。これらの前提に基づいて、当社は当社が雇用契約期間内に取り決めたアーティスト活動についてシェン・シャオティンが履行する義務があると考えます。
アーティスト契約の契約期間は、2018年9月18日から2024年12月31日までとなっていますが、アーティストマネジメント契約第4条1項、第5条4項、第6条3項及び第6条13項の規定により、契約満了後であってもシェン・シャオティンは契約期間内に取り決めているアーティスト活動については依然履行する必要があります。これを踏まえ、当社はシェン・シャオティンのアーティスト活動の履行拒否はアーティストマネジメント契約第6条13項違反であると判断し、アーティストマネジメント契約に基づきシェン・シャオティンに対して合法的な手段による契約違反と損害賠償の責任を負うことを求めます。
改めて御社に対して深くお詫びを申し上げます。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
topics