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2025年も期待の韓国ドラマ続々!「涙の女王」「私の夫と結婚して」までスタジオドラゴンの作品が大ヒット

Newsen
写真=スタジオドラゴン
スタジオドラゴンが、2024年第4四半期の実績を発表した。

同社は最近、業績発表を通じて「第4四半期には売上1,306億ウォン(約138億円)、営業利益54億ウォン(約5億7,000万円)となった。前年同期比で放送回数は減ったにもかかわらず、『ジョンニョン:スター誕生』『愛は一本橋で』など、第4四半期の新作の全話を海外や韓国のOTT(動画配信サービス)およびチャンネルに先行販売し、制作費を効率化するなど収益性を強化して、黒字に転換した」と明らかにした。

昨年、エンタメ業界が低迷している中でもスタジオドラゴンは「涙の女王」「私の夫と結婚して」「ジョンニョン:スター誕生」「となりのMr.パーフェクト」「ヒエラルキー」など、多数のグローバルヒット作を作り出し、2024年に総売上5,501億ウォン(約582億円)、営業利益は364億ウォン(約38億5,000万円)となった。前年比で年間制作する量は4割減少したが、新作の先行販売を前年比23.9%拡大し、ラインナップ減の影響を最小限にとどめた。

OST(挿入歌)、MD(企画商品)などのサイドビジネスによる売上でも前年比61.2%増え、収益の向上に貢献。特に「涙の女王」はOSTと、韓国、日本、フィリピン、台湾で行われたMDのポップアップストアの人気に支えられ、単一IP基準で史上最高の売上を実現した。

2024年下半期から制作費データベースを構築し、実費精算を拡大したことも制作費の効率化に貢献。同社は2025年にはほとんどの作品に実費精算システムを適用する方針だ。

2025年、スタジオドラゴンは量・質ともに優れたコンテンツを制作し、未来の成長を導くことに集中する見通しだ。量においては、tvN水木ドラマの再開によるコンテンツの追加供給のほか、グローバルOTTや地上波などを通じた年間ラインナップの拡大に力を入れる計画だ。質においては、優秀なクリエイターの確保及び制作プロセスの高度化を通じてコンテンツの成功率を高め、グローバル及び新事業の加速化を通じて未来の成長エンジンを確保する予定だ。

スタジオドラゴンは、今年もリニアTVと多様なOTTプラットフォームを通じて、韓国ドラマのグローバルなブームを続けていくとみられる。すでに今年1月より公開された「スタディーグループ」(TVING)がRakuten Vikiを通じて海外で配信され、計143ヶ国でトップ5にランクインした。

2月17日に韓国で放送がスタートするムン・ガヨンとチェ・ヒョヌク主演の恋愛ドラマ「あいつは黒炎竜」(tvN)を皮切りに、少女時代のユナとイ・チェミン主演のファンタジーサバイバル恋愛ドラマ「暴君のシェフ(仮題)」(tvN)、イ・ジョンジェとイム・ジヨンがイメージチェンジを果たすラブコメディドラマ「憎たらしい恋」(tvN)、イ・ナジョン監督が演出し、2PMのジュノとキム・ミンハが主演を務める「テプン商事」(tvN)、初めて一人二役にチャレンジするパク・ボヨンとGOT7のジニョン主演の「未知のソウル」(tvN)、キム・ユジョンとキム・ヨンデ主演の恋愛スリラードラマ「親愛なるX」(TVING)が配信予定だ。

さらに脚本家のキム・ウンスクと俳優のキム・ウビン、ペ・スジの出会いで期待を集めている「全てが叶うだろう」(Netflix)、チョン・ドヨンとキム・ゴウン主演のミステリースリラー「告白の代価」(Netflix)、チ・チャンウクとEXOのディオ主演のアクションドラマ「操作された都市」(Disney+)など、様々なジャンルのコンテンツが公開される予定だ。

・“「涙の女王」などの大ヒット作を制作”スタジオドラゴン、サステナブルな経営が評価…気候変動への対応や廃棄物削減も

・東京で開催中「涙の女王」ポップアップストアが大盛況…8月より日本3都市でも追加オープン
元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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