ジョンニョン:スター誕生
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「ジョンニョン:スター誕生」ラ・ミラン“情熱を取り戻したい時にこの作品を見ると思う”
女優のラ・ミランが、「ジョンニョン:スター誕生」を通じて真の演技者であることを証明した。韓国で昨年11月に幕を下ろしたtvN「ジョンニョン:スター誕生」で、ラ・ミランは1950年代に最高のカリスマ性をアピールするメラン国劇団の団長カン・ソボクとして熱演を見せた。キャラクターを呑み込んだような彼女のリアルな演技に、視聴者の熱い反応はまだ続いている。ラ・ミランはプライドはもちろん、団員たちをリードするリーダーシップや包容力、人間臭いところまで備えたカン・ソボクを見せながら、キャラクターのストーリーに説得力を与えた。特に後半、メラン国劇団が存続の危機に陥って失神したカン・ソボクの生気を失った顔、無力感の溢れる表情、むなしい眼差しで切に叫ぶシーンは、彼女の熱演で人物の苦しみと痛みがそのまま視聴者に伝わった。2024年上半期には映画「市民ドクヒ」で笑い、感動、共感、痛快さを与え、下半期には「ジョンニョン:スター誕生」 で味のある熱演と重いインパクトを与えてくれたラ・ミラン。彼女の熱演に大衆の賛辞は続いている。次はラ・ミランの一問一答だ。―― ラ・ミランさんとカン・ソボク、似ているところはありますか? ラ・ミラン:私とカン・ソボクは、自分の仕事に誰よりも愛情と誇りを持っていて、生き残る人が勝者だと思っている点、そして自分が守りたいと思ったら最後まで守る人だという点が似ています。―― 現時代にも必要なリーダーの品格、資質をカン・ソボクというキャラクターを通じてよく見せてくれたと思います。ソボクを演じながら重点を置いた部分は?ラ・ミラン:カン・ソボクを通じて、いかなる問題や妨害があっても揺れない硬さ、そうでありながらも柔らかい人物の内面を表現したかったです。―― メラン国劇団の団員だけでなく、現場のすべての俳優と親しいため演技の相性がよかったと思います。撮影現場での実際の呼吸はどうでしたか?ラ・ミラン:大変だと愚痴を言う人が誰もいませんでした。私もそうだったし、皆楽しみながら幸せでした。―― 団員をリードしなければならないカン・ソボク団長ですが、舞台上の団員を見るとソボクも心の一部では彼女たちと一緒になりたいと思っていたのではないかと思います。舞台を見るたびにどうでしたか?ラ・ミラン:本当に舞台上に上がりたかったです。カン・ソボクは団員たちを愛情たっぷりな視線で見つめながら、応援しなければならない役割であることは知っていますが、情熱は団員たちと同じでした。―― ラ・ミランさんが「メラン国劇団」のオーディションを受けるなら、挑戦したい役割はありますか?ラ・ミラン:できなくてもゴー! 夢は大きい夢を持つのがいいから、メラン国劇団のオーディションを受けるならどんな劇でも主人公役にチャレンジします。―― ラ・ミランさんにとって「ジョンニョン:スター誕生」は、どのような作品として残ると思いますか?ラ・ミラン:「ジョンニョン:スター誕生」は、私の記憶に長く残る作品です。私の人生とくっ付いているし、共感できる部分が本当に多かったです。これからも俳優を続けながら、大変だったり、ハードルにぶつかる時は、この作品を再び見ると思います。そして、自分の情熱を再び取り戻したい時も。
「ジョンニョン:スター誕生」シン・イェウン“共演してキム・テリ姉さんをもっと好きになった”
女優シン・イェウンが、tvN土日ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」(脚本:チェ・ヒョビ、演出:チョン・ジイン、以下「ジョンニョン」)放送終了の感想を明かした。韓国で最近放送終了した「ジョンニョン」は、1950年代、戦争後、最高の国劇俳優に挑戦する生まれながらの歌の天才ユン・ジョンニョン(キム・テリ)をめぐる競争と連帯、そして輝かしい成長期を描いた作品。シン・イェウンはユン・ジョンニョンのライバルホ・ヨンソを演じ、多くの視聴者から好評を得た。「ジョンニョン」はシン・イェウンを含む俳優たちの熱演のおかげで、好評の中で放送を終えた。初回4.8%(ニールセン・コリア、全国基準)でスタートした視聴率は、上昇を重ね、最終回で自己最高視聴率16.5%を記録し、幕を下ろした。「ジョンニョン」は、地上波を含むすべてのチャンネルで同時間帯1位となり、グッドデータ・コーポレーションが発表したTV-OTTドラマ話題性調査でも1位を記録した。ソウル江南(カンナム)区某所でNewsenに会ったシン・イェウンは、「最後のシーンがカーテンコールだったのですが、一緒に泣きながらドラマを見ました。私はもともと、ドラマが終わるとすぐにお別れできる方だったのですが、今回の作品は妙な気分だったんです。すっきりした感じではありませんでした。だからと言って名残惜しさがあったわけでもないのですが、この妙な感情は何だろうと思いました」と切り出した。彼女は「これまで多くのスタッフの方、俳優の皆さんと積み上げてきた時間があったため、涙が出たのだと思います。一緒に見ていた家族も、『そうだね。今回は泣いて』と話しました。前はいつも苦労したね、よくやったね、という感じで涙は出なかったんです。でも今回は涙が出ました」とし、「最後のカーテンコールの時、観客の拍手が私に拍手してくれているような感じがしました」と話した。続いて「作品をやりながら、すごく難しい、果たして私にこれが全部できるだろうかと、その都度壁にぶつかりました。後で作品が終わってから後悔しないようにやろうと思いました。『ここでもう少し頑張ればよかった』とだけは思わないように練習しました。だから名残惜しさはないのだと思います。おそらく私だけでなく、他の俳優、スタッフも同じ気持ちだったと思います」とつけ加えた。ホ・ヨンソというキャラクターに対する愛情も格別だった。シン・イェウンは「ホ・ヨンソという役そのものにとても共感したんです。そのようなことを考えたことは私だけではないと思った。私はヨンソを見て、私も時にはジョンニョンのように自信をもって演技をした瞬間があっただろうかと考えました。私はヨンソに近いだろうか、ジョンニョンに近いだろうかと考えた。芸術をやる立場から、とても興味深い役でした」と話した。キャラクターとのシンクロ率については、「毎回変わりました。女優として似ているということならとてもありがたいことですから。時にはヨンソが楽しめず、苦しむ姿を見ると、私がそうならないことを願って、50%ぐらい似ていると話したかったです。私はジョンニョンよりヨンソに近いと思います」と明かした。シン・イェウンはホ・ヨンソのその後について、「ヨンソはソリを教える先生になったと思います。私はそう思っています。エピローグにはありませんでした。ヨンソは先生になって、今この時代に新しい歌い手を送り出した歌の名人ではないでしょうか」と言って微笑んだ。ドラマの前半、ホ・ヨンソはジョンニョンと対立する悪役の性格を持つキャラクターという点で、Netflix「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」の学生時代のヨンジンと類似点があった。これについてシン・イェウンは「ヨンジンの悪の部分は見えないようにしたいと思いました。同じ悪役でも、中に持っているものが違うため、そのような部分で気を使いました。ヨンソが持っているのは仮面だと思い、実際は悪い子だと思いませんでした。そのような違いを考えて練習しました」と話した。一番素敵だと思ったキャラクターとしては、チョン・ウンチェが演じた国劇スタームン・オクギョンを挙げた。シン・イェウンは「ムン・オクギョンです。本当に素敵でした」とショートカットを披露したチョン・ウンチェの演技力に感嘆した。これに先立ってホン・ジュラン役の女優ウ・ダビはシン・イェウンの高校(安養(アニャン)芸術高校)の後輩であると明かし、シン・イェウンが高校在学当時、後輩たちにとってはムン・オクギョンのような存在だったと証言した。これについてシン・イェウンは恥ずかしがりながら、「おそらく、1年生から見たのでそう見えたのではないでしょうか。私が1年の時、3年の先輩がそう見えていたと思います。私はむしろ学校に通っていた時、ムン・オクギョンよりホ・ヨンソに近かったです。学生の時もずっと勝負の世界にいたので、人より上手うやりたいと思い、目標値に向かって走っていきたいという思いで毎日生きていました」と話した。また彼女はキム・テリとの共演について、「キム・テリ姉さんはロールモデルのような先輩ですので、真面目な話もたくさん分かち合い、アドバイスもたくさんしてもらいました。大変な時に、頼りたくなる存在でした」と話した。ヨンソがジョンニョンの才能を羨ましく思ったように、シン・イェウンもやはり先輩キム・テリに同様の感情を抱いた。シン・イェウンは「私は姉さんの顔を見ていると『わぁ、本当に女優だ。羨ましい。ビジュアルが持っているものがあまりにも多い』と思います。姉さんはそこで終わらず、本当にたくさん努力します。努力に終わりがありません。ずっと頭の中で考えごとをしていて、ご飯を食べながらも練習を続けているようでした」と回想した。続いて「姉さんが演技が上手な理由、成功するしかない理由を今回作品を初めて一緒にやってみて、すぐに理解しました。元々好きだったのですが、もっと好きになりました。まず直進してみる自信、勇気がジョンニョンと似ていると思いましたし、羨ましかったです。まずやってみようというマインドは見習いたいです。テリ姐さんがジョンニョンのようでしたし、ジョンニョンがテリ姉さんのようでした」とつけ加えた。
「ジョンニョン:スター誕生」キム・テリ“奇跡のように誕生した作品…サポートしてくれたすべての人に感謝”
女優キム・テリが「ジョンニョン:スター誕生」(以下、「ジョンニョン」)に出演した感想を明かした。初放送から多くのファンに愛され、視聴率はもちろん話題性まで、爆発的な反応を呼んだtvN土日ドラマ「ジョンニョン」は、1950年代、戦争後、最高の国劇俳優に挑戦する生まれながらの歌の天才ジョンニョンをめぐる競争と連帯、そして輝かしい成長期を描いたドラマだ。キム・テリは国劇俳優になるために木浦(モクポ)から上京したジョンニョンを熱演した。ソリだけでなく、振付、方言までこなし、国劇俳優に向かって走っていくジョンニョンの成長過程を描いたキム・テリは代わりはいないという評価を受け、視聴者から好評を得た。―― ドラマ「ジョンニョン」を終えて、今のお気持ちはいかがですか?キム・テリ:すべての俳優陣のソリと舞台に対するプレッシャー、4つの大きな舞台、そして時代的背景の50年代まで。不可能に近い挑戦で、そうやって奇跡のように作られたドラマが、奇跡のように短期間で多くの視聴者の皆さんから愛されました。視聴者の方々にまず感謝の気持ちを伝えたいと思います。また、このドラマを作る勇気を出し、奇跡を作り出したすべての制作陣と、共演した俳優の皆さんにも感謝を伝えたいです。―― ドラマ「ジョンニョン」に初めて出会った時に感じた気持ちを一言で表現するとしたら?また、その理由を教えてください。キム・テリ:「面白そうだ」という気持ちだけでした。大きな挑戦をするという不安もありませんでした。すぐに歌唱の練習をはじめましたが、期待していたよりも面白く、楽しかったです。この楽しく、面白いものをドラマを通じて多くの方々に知ってもらい、楽しんでいただきたいと思う気持ちが大きかったです。―― ジョンニョンというキャラクターを考えると、まずは歌唱、振付、方言が思い浮かびます。それぞれに対してどのような努力をしたのでしょうか?また、それ以外で人物を表現するために重点的に取り組んだ部分があれば教えてください。キム・テリ:各分野の先生たちが、本当に力を尽くしてくださいました。すべての分野の基礎から始めました。上手なふりをするのが目標ではなかったので、最後まで努力して、それでもできない場合は、そう見せられる技術を聞きました。ソリのクォン・ソンヒ先生とは21年度の最初の授業からすべての日を一緒に歌でやりとりしていました。先生の先生(キム・スヨン名人)からも何度か授業を受けましたが、クォン・ソンヒ先生は傍で一緒に正座をして、保護者の気持ちで私を応援してくれました。のどが使えなくなってからのシーンのレコーディング前日は、練習室を借りて、水を一口も飲まず、何時間ものどを枯れさせるために一緒に歌いました。疲れていた日々に先生が送ってくれる応援のメッセージがとても嬉しかったです。お互いを尊敬し、助け合っていました。振付のイ・イスル先生との息もとても良く合いました。先生はミスからも良いことを導いて出してくれる方で、私の身体に合う動作を探すため、最後まで努力してくれました。地方での撮影を終えて帰ってきてから、深夜にも授業をしてくれるほど、俳優が欲張るすべてのことのために頑張ってくれました。最後の公演を準備していた時、梅蘭国劇団の俳優たちみんなが今は本当の弟子のように感じられると言っていた先生の話を思い出します。方言は、木浦出身の女優チョン・スジョン先生が、制作段階からすべての撮影日と後半のアフレコまで、すべてについて指導してくれました。おかげで事前にこれほどまで台詞をすべて熟知していたドラマはなかったくらい、たくさんの台詞を熟知して撮影に入ることができました。光州(クァンジュ)出身の女優オ・ギョンファ(ユン・ジョンジャ役)さんと一緒に、3人で一行一行、単語一つ一つまで、方言の味が感じられならも、人物の性格も活かせるように考えました。ただ聞きやすい方言より、時代性を生かしていこうと話し、最近の人には分かりづらい、難しい単語や文章も監督を説得して少しずつ入れました。―― 今を生きる人々にとっては、女性国劇という素材は馴染みのないものだったと思います。女優キム・テリさんが魅了された女性国劇の魅力は何でしょうか?キム・テリ:原作の中で描かれる女性国劇の世界が興味深かったです。韓国伝統のソリで作っていく演劇、ものすごい人気にもかかわらず、あまりにも短かった全盛期、伝説のように伝わってくる物語たち。また、女性国劇が誕生するようになった脈略、その歴史が価値のあるものだと感じられ、女性が男役を演じた時に定義されたジェンダーを超える魅力について、すごく興味が湧きました。―― キム・テリさんが選ぶドラマ「ジョンニョン」の名場面もしくは名ゼリフは何ですか?キム・テリ:真っ青な夜中を超え、太陽が昇って赤く染まる海辺で、母親のゴンソン(ムン・ソリ)が「秋月満庭」を歌ってくれるシーンを取り上げたいです。親子の葛藤を完全に洗い流し、ゴンソンのすべての恨(ハン)がジョンニョンの心へ、恨多き世界に溶け込んだシーンだと思います。ソリは恨で、私たちのドラマの一番荒々しいけれど、一番美しいソリだったと思います。―― 一緒にドラマと国劇を作っていた多くの俳優たちのうち、多くのシーンを共に撮影した俳優はシン・イェウンさん、チョン・ウンチェさん、ウ・ダビさんだったと思います。彼女たちとの共演はいかがでしたか?キム・テリ:メイキングで見える現場の雰囲気が伝えてくれるように、俳優たち全員とよく合いました。ジュラン(ウ・ダビ)はジョンニョンにとってとても重要な人物で、ダビも私に頼ってくれて、お互いたくさん話すことができました。すべての撮影でジュランは可愛らしい顔をして、いつもジョンニョンの味方だと、目で話してくれました。ダビも同じで、一人、二人を除いてはほぼすべての俳優と初めての共演で、ウンチェ姉さんとも初めてでした。ドラマの場合、特に徐々に配役の人物になっていきますが、ウンチェさんは違いました。最初から王子様で、最後まで王子様でした。ドラマの配役と状況に集中するのにすごく助けになりました。本当に撮影の間、目の保養だと思いました。イェウンは本当に健気でした。目標値があまりにも遠くて見えないと、練習の終わり頃に倒れて家に帰っても、いつも乗り越えて次の練習に出ていました。俳優にとって自分を客観視することが重要だと思いますが、イェウンは毎分、毎秒自分と戦っているようでした。すると、周りに頼りそうなのに、自分自身で戦う人でした。言うまでもなく素敵な共演でしたし、イェウンが本当にかっこいいヨンソを作り上げたと思います。他にも練習室で苦楽を共にした梅蘭国劇団のすべての俳優と一緒にできてよかったです。目が合えばいつも笑い、ふざけ合い、応援し合って、そうやって一つの舞台が終わればお互いをぎゅっと抱きしめ、よくやったとささやいてあげたことを思い出します。チョロク役のOH MY GIRLのスンヒも、自分のシーンを撮る時でない時も、最大値の感情を私にくれました。俳優の皆さん、本当にありがとうございました。本当によくやったと、もう一度伝えたいです。―― 家族として共演したムン・ソリさん、オ・ギョンファさんとの共演はいかがでしたか?キム・テリ:二人は本当に故郷のような感じでした。最初の撮影を一緒にやって別れてから、毎日毎日、また一緒に演じる日を楽しみにしながら待っていました。そのようにして撮影する時、しばしば会うようになると、それまであったことと今の悩みをたくさん話し、慰めてもらいました。お二人が私の心の安定剤でした。言葉にならないぐらい、力になりました。ギョンファは本当に愛するしかない友達です。女優という職業を持って歩く道に、一緒に歩ける頼れて輝く友達を得ることができたと思います。―― ドラマを見た家族や親しい知人、視聴者の反応の中で記憶に残るものは何ですか?キム・テリ:祖母がドラマ「悪鬼」は怖くて見られなかったという話を聞きました。「ジョンニョン」を準備しながら、祖母に楽しく見てもらえそうだと思うと、より楽しく撮影ができました。家族はもちろん、私の周りで私が歌うのを聞いたことがない人がいないぐらい、あちらこちらで歌っていましたが、そのせいか、みんなより楽しく見てくれたようです。「テリが歌っていた曲が出てる~」って。視聴者の反応の中には「私、ソリが好きだね」とか、「ソリを聞いているのに、なぜ涙が流れるのかわかりません」という反応が記憶に残っています。―― ドラマ「ジョンニョン」を貫通する言葉は成長だと思います。キム・テリさんはドラマ「ジョンニョン」と、今回演じたジョンニョンに出会ってどんな成長をしたと思いますか?キム・テリ:注げるものすべてを注いだと自負しても、心の片隅では、何かもっとできたのではないかという物足りなさを毎週感じました。100話を超える原作のウェブ漫画を12話で表現するのは、全員にとって挑戦で、そうやって圧縮された叙事の中で、次のシーンを納得させられる架け橋を描かなければなりませんでした。そのため、今のジョンヨンになりました。ドラマ放送中にすべての論理を超えて、それでも主人公としての愛らしさを守る方向性の演技をするべきだったのかと思うことがよくありました。具体的な答えは見つけられませんでしたが、ただこのように思います。私はこういう選択をして、そのような可能性もあったんだ、答えがなくても十分成長だと思います。―― ジョンニョンに残したい言葉はありますか?キム・テリ:ジョンニョン、嵐のようなその時代を超えて、どれほど大きく育ったのだろうか。あなたのおかげで才能と努力より重要なことは、もしかしたら心かもしれないということを知った気がするよ。あなたを演じることができて光栄だった!―― 最後に、ドラマ「ジョンニョン」と、ジョンニョンを愛してくれた視聴者の方々に一言お願いします。キム・テリ:最後まで見ていただきありがとうございます。私たちは次また違う物語で、新たな別天地で会いましょう。視聴者の皆さん、本当にありがとうございました!
「ジョンニョン:スター誕生」チョン・ウンチェ“役のため初めてショートヘアに”
女優チョン・ウンチェが「ジョンニョン:スター誕生」でイメージチェンジを試み、視聴者から好評を得た。彼女は最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで、tvN土日ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」放送終了のインタビューを行った。初回視聴率4.8%(ニールセン・コリア、全国基準)でスタートを切った「ジョンニョン:スター誕生」は、ユニークな題材と俳優たちの熱演に支えられ、最終回は16.5%で有終の美を飾った。チョン・ウンチェは「多くの俳優と制作陣が、血、汗、涙によって作り出した『ジョンニョン:スター誕生』が視聴者から愛されて本当に嬉しいですし、感謝しています。良い作品になると確信していましたが、これほど愛されるとは思いませんでした」とし「あまりにも新鮮な題材のドラマですので、人にとっては馴染みがないかもしれません。視聴者がどのように感じるだろうかと気になっていましたが、想像以上に愛されて本当に嬉しいです」と結果に満足する様子を見せた。彼女は梅蘭国劇団で男役を演じる主演女優で、最高のスタームン・オクギョン役を演じた。オファーを受けた時、原作を見たという彼女は、膨大な長さの原作をどのようにして全12話で表現するのだろうかと気になると共に、女性国劇という新鮮な題材に感じた魅力などにより、出演を決めたという。作品を通じて女性国劇を知った彼女は、「他の俳優たちにも馴染みのない分野でしたので撮影に入る前、資料をたくさん探して実際に国劇の公演も見に行きました。国劇にゆっくり接近して、ドラマの中でどのように表現するべきか探っていきました」とし、「最初は未知の世界でしたので慎重に接近しましたが、撮影する過程で国劇の魅力と美しさに魅了されました」と説明した。国劇のスターを演じるため、長い間トレーニングも受けなければならなかった。準備過程を聞くと彼女は「撮影の4ヶ月くらい前にキャスティングされ、すぐに練習を始めました。パンソリ(韓国の民族芸能:歌い手と太鼓の伴奏者の二人だけで演じる、身振りを伴った一種の語り物)のトレーニングは撮影をしながらずっと受けましたので、1年ほど受けたと思います」とし「ソリには初めて接しましたが、話すこととも、歌うこととも違ってとても難しかったです。ソリを指導してくださった名唱(歌の名人)の先生がどうすればその役に合った音を出すことができるか、重点的に指導してくれました」と話した。ムン・オクギョン役は当初、キム・ヒオラが演じる予定だったが、校内暴力疑惑などで降板し、チョン・ウンチェが演じることになった。これについて彼女は「キャスティングを提案された時、具体的な状況や内部の話については全く知りませんでした。作品の中でムン・オクギョン役を提案されましたし、このキャラクターをどのように演じてキャラクターを構築していくのか、それが私には一番の宿題でした」と慎重に答えた。悩んだ末に、彼女が発見したムン・オクギョンのイメージは何だったのだろうか。彼女は「生きていく中で指標になってくれて、重要な岐路に立たされた時、道しるべになってくれる、妖精のような存在だと思いました。それがよく表現されてこそ、ムン・オクギョンがドラマの中で存在の意味を見つけることができると思い、キャラクターを作っていきました。私にできる表現は最大限、全てやったと思います。放送を見ながら『別の方法で表現してみたらどうだったのかな?』と思うことはいつもあると思いますが、適切な水準で足りないところもなく、きちんと終えられたと思います」と評価した。彼女は同作を通じて、馴染みのない国劇ジャンルに接したこと以外にも、キャラクターのため初めてショートヘアを披露した。同作とムン・オクギョンの全ての瞬間が、彼女にとっては挑戦だった。最も難しかった部分は何かという質問に彼女は、「ムン・オクギョンは女性ですが、男性の姿を見せる時も説得力がなければならないと思いました。その部分が自然に見えるだろうかと考えましたし、悩みました。原作のムン・オクギョンの魅力を私の魅力と合わせるため、外見にも変化を与えました。演技においても行き過ぎたり、人為的でない感じで、中性的な魅力を念頭に置いてキャラクターを作っていきました」と説明した。ムン・オクギョンの日常と舞台の上の姿を分離する作業も必要だった。彼女は「国劇のシーンがドラマの中ですごく重要でしたので、ムン・オクギョンと彼女が演じる舞台の上の男性キャラクターを分離して考えました。そうしてこそそれぞれの魅力が対比され、その魅力が生きると思いました」と答えた。
「ジョンニョン:スター誕生」OH MY GIRL スンヒ“キム・テリ先輩の演技に対する姿勢に衝撃を受けた”
OH MY GIRLのスンヒが「皆さんと一生を共にする女優になれるよう努力します」と伝えた。彼女は、韓国で最近放送終了したtvN土日ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」でパク・チョロク役を演じ、視聴者から注目を浴びた。彼女は昨年、KBS 2TV月火ドラマ「オアシス」を通じて初めて正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)に挑戦した。今回が2回目の正劇で、ドラマの序盤、憎たらしいところもあるが、ホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)な一面でコミカルな雰囲気を演出した。後半に進むほど、彼女はドラマで重要な役割を果たし、印象的な演技を披露。今回の作品を通じて女優としての地位を固めた。―― まず、ドラマ放送終了の感想と、「ジョンニョン:スター誕生」を愛してくださった視聴者の皆様に一言お願いします。スンヒ:こんにちは。「ジョンニョン:スター誕生」を愛してくださった視聴者の皆様、私はパク・チョロク役を演じたOH MY GIRLのスンヒです。皆様が梅蘭国劇団に無限の愛情を注いでくださったおかげで、最終回まで幸せに走り切ることができました。本当にありがとうございます。―― チョロク役を演じる過程で一番悩んだことは何ですか?キャラクターを表現するため重点的に考えたことがあれば教えてください。スンヒ:チョロクはジョンニョン(キム・テリ)に対して一方的に嫉妬する子ではなく、感情がただ透明に表れる子として表現したいと思いました。チョロクはジョンニョンの天才的な才能を本当に羨ましがっていて、彼女のようになりたがっていることを表現したいと思いました。最初にオーディション用の台本をもらった時からチョロクという役にすっかりハマりましたし、性格が透明で、表現を隠すことができないところに魅了されて、チョロクそのものになるため努力しました。私の周りの色々な物も、緑色(チョロク)に変えるほどでした。―― ドラマの序盤にジョンニョンを妬んで嫉妬する憎らしい役でしたが、次第に愛情を持って変化する姿を見せました。このような演技のため特に苦労したことはありますか?スンヒ:どうすれば視聴者の皆さんから見て、チョロクの態度が急に変わったように見えないか、チョロクの感情に気を使いました。憎らしいことだけしていましたが、国劇に誰よりも本気で切実なチョロクの事情を自然に伝えようと思って、その部分に重点を置いて感情を表現しました。―― 第8話でジョンニョンとオーディションに出ることになり、パンソリ(韓国の民族芸能:歌い手と太鼓の伴奏者の2人だけで演じる、身振りを伴った1種の語り物)と涙の演技など、チョロクが本当に印象的でした。視聴者からの反応も良かったのですが、周りの反応はいかがでしたか?スンヒ:第8話が放送された後、多くの方から連絡が来ました。演技をしているとは思わなかったけれど、『ジョンニョン』であなたを見て驚いたし、嬉しかったと言われた方もいらっしゃいますし、多くの方がよくやったと評価してくださいました。実感が湧きませんが、これからもっと頑張らなきゃと思いました。―― 後半になるほどチョロクの出番も多くなりましたが、最初からこのことを知っていましたか?台本を見てどんなことを思いましたか?スンヒ:後半に進むほど私の出番が増えることは、撮影しながら分かりました。第8話の台本をもらった時、出番が本当に多くなっていてとても驚きましたし、一方ではチョロクの実力の向上や感情をたくさんお見せできると思って興奮しました。本当にうまくお見せしたいと思いましたし、たくさん悩みながら一生懸命に準備しましたが、幸いにも多くの方々が好評しくださったようで感謝しています。―― OH MY GIRLのリードボーカルですが、国劇やパンソリの演技にはプレッシャーがあったと思います。準備する過程で大変なことはなかったのでしょうか。具体的にどのような部分を準備したのか聞かせてください。スンヒ:幼い頃、民謡をやっていたので不慣れではありませんでしたが、すでにポップをやっていて、発声そのものがパンソリとかなり違うので、音を下の方に重く抑えることを重点的に訓練しました。そして韓国舞踊も習いながら、体の形やスカートを握る手の形一つ一つ、歩く時に音が出ないように軽やかに歩くことなど、一から始める気持ちで習いました。―― ジョンニョン役のキム・テリさんと一緒のシーンが多かったと思います。一緒に演技をしてみていかがでしたか?また、他の俳優たちとの相性はどうだったのでしょうか?スンヒ:キム・テリ先輩が本当にたくさんリードし、サポートしてくださいました。先輩からもらったエネルギーを私も同じように返したいと思いましたし、そのシナジー(相乗効果)が大きくなればなるほど、現場の照明の下で先輩と私だけがいるような没入感を感じました。その後、これが本当の呼吸なんだと気づきました。また、三銃士として一緒に過ごしたボクシルとヨンホン役を演じた俳優の方々とも現場でたくさんふざけたりして、女子高生のように写真も撮りながら楽しく撮影しました。―― 一番記憶に残っているシーンは何ですか? スンヒ:記憶に残っているシーンは多いのですが、ほうきを持って歩いていた時、転ぶシーンは楽しく撮影したので記憶に残っていますし、初めてジョンニョンのところに行って魚が腐った臭いがすると言って態度が変わるシーンは、チョロクがどれだけ透明で、その心境の変化がよく表れる人なのかが見えるシーンで、個人的に好きなので記憶に残っています。―― 撮影する過程で一番たくさんアドバイスし、力になってくれた人は誰ですか? スンヒ:一番たくさんアドバイスしてくださった人はキム・テリさんです。先輩がどのように解釈して近づいていくのか、直接紙に書いて説明してくださったことがありますが、私が全く考えてもいなかった部分まで見通して悩んでいることに衝撃を受けました。その後、私も劇の解釈における視野がぐっと広がりました。―― OH MY GIRLのメンバーたちも欠かせないですね。今回の作品を見て、メンバーたちの反応はいかがでしたか?スンヒ:最近、私はメンバーたちの自慢なんです。それが本当に幸せで、これからもメンバーたちが自慢できる存在になりたいです。みんな個人のスケジュールで忙しい日々を送っていますが、演技についての賞賛と応援はずっとしてくれています。―― これからどのようなジャンルとキャラクターを演じてみたいと思いますか?スンヒ:これからはジャンルやキャラクターを問わず、私の中の様々な自我を取り出して、多様なキャラクターに投影してみたいですし、長い間、多くの作品を通じて挨拶したいです。―― 女優スンヒのこれからの目標や計画を教えてください。スンヒ:皆さんと一生を共にする女優になれるよう頑張ります。これから新たな作品で会えるよう頑張りますので、ぜひ見守ってください!
「涙の女王」から「ソンジェ背負って走れ」まで、2024年はtvNドラマが大ヒット
2024年はtvNが相次いでヒット作を生み出し、話題を集めた。tvNは今年、「私の夫と結婚して」「涙の女王」「ソンジェ背負って走れ」などの成功でドラマ王国というネームバリューを証明した。さらに「となりのMr.パーフェクト」「ジョンニョン:スター誕生」 まで人気を得て、下半期までその勢いは衰えることがなかった。Kコンテンツ競争力分析期間であるGood DataコーポレーションFUNdexが破票した11月第3週目のレポートによると、2024年のTVドラマ終了作の話題性ランキングでは、「ソンジェ背負って走れ」「涙の女王」「ジョンニョン:スター誕生」「私の夫と結婚して」「となりのMr.パーフェクト」が1位から5位にランクインした。今年、tvNは1月1日に「私の夫と結婚して」で新年の幕を開けた。同名のウェブ小説を原作にするこの作品は、回帰と痛快な復讐を素材に、視聴者にカタルシスを与えた。さらにがん患者を演じるために37kgまで減量したパク・ミニョンから、ゴミ夫という修飾語を得たイ・イギョンなど俳優たちの熱演が加わり、視聴率が上昇した。視聴率5.2%(以下ニールセン・コリア全国有料基準)で始まった「私の夫と結婚して」は最終回が11.9%を記録。韓国ドラマとしては初めてAmazon Prime VideoのグローバルデイリーTVショーランキングで1位を記録した作品になった。「ソンジェ背負って走れ」は原作をグレードアップさせたという評価を受け、数多くのソンチンジャ(「ソンジェ背負って走れ」に狂った人)を生成しながら大人気を得た。同作はタイムスリップを通じて運命を変えるという双方救援ストーリー、思い出を刺激する演出と美しい映像、ビョン・ウソクとキム・へユンのケミストリーなど、脚本家、監督、俳優が完璧に調和し、シナジーを起こした。全国基準の最高視聴率は5.8%にとどまったが、話題性は圧倒的だった。アメリカの時事週刊誌TIMESは同作品を今年最高のKドラマに挙げた。OST(挿入歌)の「夕立」は韓国の主要音楽配信サイトMelOnの「TOP100」チャートで最高ランキング3位を記録し、異例的に米ビルボードチャートの「ビルボード200」にもランクインした。特に主人公のビョン・ウソクは劇中のキャラクターのように、現実でもトップスターの仲間入りを果たした。この作品を通じて衣類、銀行、化粧品など、広告界でひっぱりだこになった。「涙の女王」も世界的なヒットを記録した。「星から来たあなた」「愛の不時着」などを執筆した脚本家のパク・ジウンとキム・スヒョン、キム・ジウォンの出会いで制作段階から期待を集めた「涙の女王」は、財閥3世、闘病などクリシェ的な要素も多かったが、キム・スヒョンとキム・ジウォンのラブストーリー、温かい家族愛、個性的な俳優たちの熱演などが視聴者を魅了した。さらに適材適所に流れたOSTが視聴者をより没入させた。初回5.8%で始まった視聴率は回を重ねる度に上昇し、最終回は24.9%で有終の美を飾った。「愛の不時着」を抜いてtvNドラマ歴代視聴率1位を記録した「涙の女王」は、上半期に視聴時間6億8,260万を記録し、上半期にNetflixで放送された韓国ドラマのうち、最も高い視聴率を記録した。「監査します」と「となりのMr.パーフェクト」も好成績を収めた。多数のドラマで劇の一部シーンとして活用されていた監査チームを全面に取り上げた「監査します」は、シン・ハギュンの没入度の高い演技、緊張感あふれるアクションと会社員が共感できるエピソードで口コミによって広がり、視聴率9.5%で終了した。チョン・ヘイン、チョン・ソミンが主演を務めた「となりのMr.パーフェクト」も、俳優たちの熱演が好評を呼び、視聴率8.5%で終了した。「ジョンニョン:スター誕生」は初放送を控えた今年9月、編成を検討していたMBCが「ジョンニョン:スター誕生」の制作会社との法的紛争を公式化。MBCが制作会社を相手に仮差押さえを申請した。また、原作のキャラクタープヨンが削除され、原作ファンから批判の声があがった。様々なトラブルはあったものの、「ジョンニョン:スター誕生」は視聴率と話題性を牽引。4.8%でスタートした視聴率は最終回が16.5%まで記録した。「ジョンニョン:スター誕生」の一番大きな魅力は、女性国劇という斬新な素材だった。作品のために3年間パンソリを習った主演のキム・テリを初め、多くの俳優たちが1年以上トレーニングを受けながら練習した結果、国劇公演のワンシーンさながらの完成度の高いシーンが誕生した。「ジョンニョン:スター誕生」の人気に支えられ、国劇への関心も高まり、OTT(動画配信サービス)を通じて海外にも国劇とパンソリを紹介する橋渡しの役割をした。
キム・テリ「2024 APAN STAR AWARDS」で大賞受賞!ベストカップル賞はビョン・ウソク&キム・へユン
女優のキム・テリが「2024 SEOULCON APAN STAR AWARDS」で大賞を受賞した。韓国芸能マネジメント協会とソウル経済振興院が主催し、韓国芸能マネジメント協会とGuardians Companyが主管する「2024 SEOULCON APAN STAR AWARDS」が28日、ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)アートホール第1館で開催された。MCは俳優のキム・スンウとアナウンサーのパク・ソニョンが務めた。「APAN STAR AWARDS」は、毎回韓国ドラマの主役たちが総出動し、話題を集めた。今年も数多くのスターが出席し、韓国唯一の統合ドラマ授賞式の権威と名声を高めた。オープニング公演としては、ダンスクルーLady Bounceが華やかなパフォーマンスを披露し、CLASS:yのチェウォン、UNIS、ジュンスがスペシャルなステージで雰囲気をより一層盛り上げた。大賞は激しい接戦の末、tvN「ジョンニョン:スター誕生」のキム・テリが受賞した。彼女の代替できないキャラクター消化力は同ドラマでも光を放った。キム・テリは演技、歌、舞踊、訛りまで完璧に準備して国劇のスターを表現し、視聴者の好評を得た。中編ドラマの男性最優秀演技賞は、JTBC「サムダルリへようこそ」のチ・チャンウクが、中編ドラマの女性最優秀演技賞は、MBC「夜に咲く花」のイ・ハニが受賞。長編ドラマの男性最優秀演技賞は、KBS 2TV「美女と純情男」のチ・ヒョヌが、長編ドラマの女性最優秀演技賞は、KBS 2TV「美女と純情男」のイム・スヒャンが受賞した。中編ドラマの男性優秀演技賞は、tvN「私の夫と結婚して」のイ・イギョン、女性優秀演技賞は、ENA「YOUR HONOR~許されざる判事~」とtvN「ジョンニョン:スター誕生」のチョン・ウンチェが受賞。長編ドラマ部門の男性優秀演技賞は、KBS 1TV「高麗契丹戦争」のキム・ドンジュン、女性優秀演技賞は、KBS 1TV「スジと出逢ったウリ」のオ・ヒョンギョンが受賞の喜びを味わった。 短編/ウェブドラマの男性演技賞は、tvN「O'PENing 2024 – オタクの娘」のイ・サンウン、女性演技賞は、tvN「O'PENing -グランド・シャイニング・ホテル」のチョン・ウンソンが受賞した。男性演技賞はENA「私のヘリへ」、Netflix「今日もあなたに太陽を」、tvN「涙の女王」のチョン・ベスと、JTBC「サムダルリへようこそ」、Coupang Play「少年時代」のソ・ヒョンチョルが受賞し、女性演技賞は、tvN「涙の女王」のキム・ジョンナンと、tvN「ソンジェ背負って走れ」、JTBC「Missナイト & Missデイ」のチョン・ヨンジュが受賞の喜びを味わった。男性新人賞としては、Coupang Play「少年時代」、MBC「こんなに親密な裏切り者」、JTBC「貞淑なお仕事」のキム・ジョンジン、MBC「こんなに親密な裏切り者」、Netflix「今日もあなたに太陽を」のノ・ジェウォンが受賞。女性新人賞は、MBC「こんなに親密な裏切り者」のチェ・ウォンビンと、JTBC「サムダルリへようこそ」の元gugudanのミナが受賞した。青少年子役賞(男)は、tvN「涙の女王」、JTBC「遊んでくれる彼女」、KBS 2TV「ヒョシムの独立奮闘記~恋と人生は私のモノ!?~」のイ・ジュウォンが、青少年子役賞(女)は、JTBC「ヒーローではありませんが」のパク・ソイが受賞。作家賞はSBS「グッド・パートナー」のチェ・ユナ、演出賞はCoupang Play「少年時代」のイ・ミョンウ、功労賞はキム・ヨンオク、作品賞はtvN「ジョンニョン:スター誕生」が受賞した。グローバルコンテンツを輝かせたインフルエンサーに対する授賞も続いた。海外部門はダーシャ・タラン、アイリン・スワンディ、ウェスピ、プナン・ナルカの4人が受賞し、国内部門はシンサマとユカが受賞した。コリアセレブリティ賞はralralがトロフィーを手に入れた。ファン投票で選ばれるアイドルチャンプ6部門の主人公も公開された。男性人気賞はビョン・ウソク、女性人気賞はキム・へユン、OST(挿入歌)賞はEclipsの「夕立(Sudden Shower)」、グローバルスター賞はビョン・ウソク、ベストカップル賞はビョン・ウソク&キム・へユン、ベストエンターテイナー賞はカン・ダニエルなど、世界中のファンに愛された俳優とOSTが受賞した。【「2024 SEOULCON APAN STAR AWARDS」受賞者(作)リスト】◆男性新人賞:キム・ジョンジン、ノ・ジェウォン◆女性新人賞:チェ・ウォンビン、元gugudan ミナ◆男性演技賞:チョン・ベス、ソ・ヒョンチョル◆女性演技賞:キム・ジョンナン、チョン・ヨンジュ◆青少年子役賞(男):イ・ジュウォン◆青少年子役賞(女):パク・ソイ◆グローバルインフルエンサー賞海外部門:ダーシャ・タラン、アイリーン・スワンディ、ウェスピ、プナン・ナルカ◆グローバルインフルエンサー賞国内部門:シンサマ、ユカ◆アイドルチャンプ男性人気賞:ビョン・ウソク◆アイドルチャンプ女性人気賞:キム・ヘユン◆アイドルチャンプOST賞=Eclips「夕立(Sudden Shower)」◆アイドルチャンプベストカップル賞:ビョン・ウソク&キム・ヘユン(tvN「ソンジェ背負って走れ」)◆アイドルチャンプグローバルスター賞:ビョン・ウソク◆アイドルチャンプベストエンターテイナー賞:カン・ダニエル◆コリアセレブリティ賞:ralral◆短編/ウェブドラマ男性演技賞:イ・サンウン◆ショート/ウェブドラマ女性演技賞:チョン・インソン◆長編ドラマ男性優秀演技賞:キム・ドンジュン◆長編ドラマ女性優秀演技賞:オ・ヒョンギョン◆中編ドラマ男性優秀演技賞:イ・イギョン◆中編ドラマ女性優秀演技賞:チョン・ジョンチェ◆作家賞:チェ・ユナ◆演出賞:イ・ミョンウ◆功労賞:キム・ヨンオク◆長編ドラマ男性最優秀演技賞:チ・ヒョヌ◆長編ドラマ女性最優秀演技賞:イム・スヒョン◆中編ドラマ男性最優秀演技賞:チ・チャンウク◆中編ドラマ女性最優秀演技賞:イ・ハニ◆作品賞:tvN「ジョンニョン:スター誕生」◆大賞:キム・テリ
放送終了「ジョンニョン:スター誕生」キム・テリが迎えた結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「ジョンニョン:スター誕生」で、キム・テリが真の王子に生まれ変わった。韓国で17日に放送されたtvN 「ジョンニョン:スター誕生」最終回では、アサダルの演技を通じてメランの王子に生まれ変わるジョンニョン(キム・テリ)の姿が描かれた。テイル(リュ・スンス)が国劇団のビルを呑み込もうと本格的に動き出した中、話を聞いたヨンソ(シン・イェウン)はトエン(イ・セヨン)に「合同公演の際にできた借金のせいでしょう?」と聞いた。トエンによると、国劇団の資金事情に関する噂が広がり、投資者に会うことさえ難しい状況だという。それにもかかわらず、トエンは「最近団長がたくさん努力しているから、あなたも知らないふりをしてね。団長はどんな手を使ってでも公演を開催するだろうから」と付け加えてヨンソを安心させた。しかし、この瞬間にもテイルの魔の手は徐々に国劇団を襲い、結局ヨンソはキジュ(チャン・ヘジン)に頼んで用意したお金をソボク(ラ・ミラン)に渡そうとした。ソボクが「あなたの気持ちはありがたいけれど、あなたまでこうする必要はない」と断ったが、ヨンソは「国劇団のためなら、私の自尊心なんかいくらでも折れます。私にとって大事なのは、どうにかしてでも公演を開催することです」と意志を見せた。そんなヨンソに、お金の入った封筒を戻しながらソボクは「私が約束する。この公演、どうにか開催するから」と誓った。現在、ソボクの国劇団は「双塔伝説」の公演を控えている状況で、ジョンニョンもソボクを信じてアサダルの演技に集中していた。ジョンニョンはまた「別世界から来たと言っていました。初めて国劇の舞台を見た日、胸が踊って眠れない私に『忘れなさい。あの人は別世界から来た人なのよ』と言っていました。その通りでしたね。田舎の小娘たちには、きらきらと輝く舞台が別世界に見えました。食べて生きることも厳しいこの世の中、別世界を追うと言えば狂ってると言われるかもしれないけれど、私にとってはその別世界がこの世を耐えさせてくれる力なんです」と言い、ソボクを微笑ませた。主人公のアサダル役を選ぶ公開オーディションが開催された中、結果発表に先立ち、ヨンソは「団長、発表する必要もありません。すでにみんなが分かっているじゃないですか。ジョンニョンが新しい王子です」と言った。そしてジョンニョンの手を握った後、「おめでとう、ジョンニョン。あなたが私たちの新しい王子よ」と祝った。ジョンニョンはそんな彼女を抱きしめて喜びを示した。アサダルとして舞台に立ったジョンニョンは、渾身の演技で100年に一度の天才という評価を受けながら観客を戦慄させた。ジョンニョンが歌を歌うことを反対していた母のヨンレ(ムン・ソリ)も、彼女のステージに熱い涙を流した。真の王子に生まれ変わって国劇団を率いるようになったジョンニョンの姿が後半を飾り、14回という短い航海に終止符を打った。
「ジョンニョン:スター誕生」キム・テリ、キム・ユンへに忠告【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・テリが、チョン・ウンチェのことを諦められないキム・ユンへに忠告した。韓国で16日に放送されたtvN「ジョンニョン:スター誕生」では、国劇団に戻ってきたユン・ジョンニョン(キム・テリ)の姿が描かれた。声を失ったものの、国劇への夢を諦めなかったユン・ジョンニョンは結局母のゴンソン(ムン・ソリ)の許しを得て、メラン国劇団に戻ってきた。ユン・ジョンニョンは再び歌えるのかという質問に戸惑った。そして、カン・ソボク(ラ・ミラン)に入団試験はいらないと言われたものの、喉の状態をチェックしたいので必ず入団試験を受けたいという意志を示した。また、ムン・オクギョン(チョン・ウンチェ)が国劇をやめてどこかに行ってしまったことを知り、大きな衝撃を受けた。ユン・ジョンニョンはソ・ヘラン(キム・ユンへ)とも対峙した。ソ・ヘランは彼女に「あなたは絶対ムン・オクギョンになれない」と釘を刺した。すると彼女は「去ったという話を聞いて、すごく苦しかった。私が捨てられた気がしたから。でも私はムン・オクギョンに関して、良い記憶だけを残そうと思っている。結局、私に国劇を教えてくれた人はムン・オクギョンだから。だからあなたももう放っておいてあげた方がいい。これ以上引き止めても、去った人は戻ってこない」と言った。ホ・ヨンソは落胆したユン・ジョンニョンに「ムン・オクギョンは誰が引き止めたって、話を聞かなかったと思う。代わりに私がここにいるじゃない。私は何があっても離れない。あなたも戻ってきたし、これからは私たちがその代わりになればいい」と話した。
「ジョンニョン:スター誕生」シン・イェウン、チョン・ウンチェの提案を断る【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「ジョンニョン:スター誕生」でシン・イェウンが、チョン・ウンチェの提案を断った。韓国で10日に放送されたtvN土日ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」第10話では、ムン・オクギョン(チョン・ウンチェ)が、ホ・ヨンソ(シン・イェウン)に一緒に梅蘭国劇団を離れようと提案する。ホ・ヨンソは「ジョンニョン(キム・テリ)のことを応援していたじゃないか」と尋ねると、ムン・オクギョンは「ジョンニョンの才能はすでに折れてしまった。戻ったとしても、私が知っていたジョンニョンではないだろう」と答えた。しかし、ホ・ヨンソは「私は行けない。戻ってくることを待っている人がいる。私がここで待っていなければならない」と断った。これに対し、ムン・オクギョンは「まだ、ジョンニョンと実力を競い合いたいのか」と尋ねた。ホ・ヨンソは「今まで一度もまともに勝ったことはないが、それでも私はあの子が必要だ」と明かした。続いて「そこまで必要とする理由は何か?」と尋ねるムン・オクギョンに、ホ・ヨンソは「私を刺激し、成長させてくれる唯一の人だ。それだけでなく、あの子だけが私の気持ちをわかってくれる」と説明した。その言葉に、ムン・オクギョンは「そうか、わかった。私はいくら待ってもそのような相手が現れなかったから」と笑顔を浮かべながらその場を去った。
「ジョンニョン:スター誕生」キム・テリ、声を元に戻すために奮闘【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「ジョンニョン:スター誕生」でキム・テリが、声を取り戻すためにアヘンまで飲もうとした。韓国で9日に放送されたtvN土日ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」第9話では、歌えない危機に置かれたユン・ジョンニョン(キム・テリ)の姿が描かれた。ユン・ジョンニョンは声を元に戻してくれる薬を探すために、様々な医院を回りながら奮闘した。医者は「一度ダメになった喉は直せない。ただ受け入れて生きなさい」と診断した。ユン・ジョンニョンは「心が痛んでいます。腕がいいと聞いて、遠くからやってきました。藁にもすがる思いです。何か方法はないでしょうか」と聞いた。医者が「ケシでも煎じて飲んでみなさい」というと、ジョンニョンは「それってアヘンじゃないですか。それを飲んでアヘンに中毒なったらどうしよう」と慌てた。医者は「藁にもすがりたいと言っていたじゃないか」と返した。ユン・ジョンニョンはアヘンを前に、深く考え込んだ。カン・ソボク(ラ・ミラン)はその姿を見て、これは一体なんだと聞きながら「アヘンに頼って人生がダメになったソリクン(朝鮮時代の民俗芸能であるパンソリなどの俗謡の歌い手)は何人もいる!」と怒った。ユン・ジョンニョンは「ソリクンにもう歌えないことを認めろということは、死ねという話と一緒です。私は喉は治ると思います」と訴えた。その後、ユン・ジョンニョンはカン・ソボクと一緒に医者に会いに行ったが、以前のように歌うのは難しいだろうという診断に衝撃を受けた。
「ジョンニョン:スター誕生」キム・テリ、オーディション中に倒れる【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ユンへの罠にかかったキム・テリが、オーディションの途中に血を吐いて倒れた。3日に韓国で放送されたtvN「ジョンニョン:スター誕生」では、ジョンニョン(キム・テリ)とヨンソ(シン・イェウン)、そしてジュラン(ウ・ダビ)の合同公演のオーディションが繰り広げられた。国劇団合同公演オーディションのポイントはカップル演技で、ジョンニョンはパートナーとして親友のジュランを希望したが、ジュランはジョンニョンではなくヨンソのパートナーになった。ジョンニョンが「どうして私じゃなくてヨンソ? どうしてヨンソとペアを組むと言ったの」と聞くと、ジュランは「私はあなたが怖いよ。前回のようにまた役割に没入しすぎたらどうしようと思って。そんな時にあなたは私の役割も呑み込んで、舞台も呑み込んでしまう。残るのはユン・ジョンニョン、あなたしかいない。今度またそのような状況になったら、同じことが起きるかもしれない。セルフコントロールができないでしょう」と理由を明かした。続いて「ヨンソは安定的よ。最初から最後まで大きな絵を見て演技をし、その中から抜けない。ヨンソには頼れるけど、あなたには頼れない」と強く言った。結局、ジョンニョンはチョロク(OH MY GIRLのスンヒ)とペアになった。そんな中、ヘラン(キム・ユンへ)から「ジョンニョン、あなたはヨンソに比べたらまだまだよ。でも、そんなに苦しまなくていい。あなたは歌だけは上手でしょう。今回の役は歌が難しいから、あなたは歌で勝負しなさい」と助言され、ジョンニョンは混乱し始めた。ヘランはさらに「近くの山に上がったら洞窟が一つあるの。その洞窟の壁に向って歌ってみなさい。それを血を吐くまで一日に何百回でも繰り返してみたら? 15日くらいやったらあなた、得音(パンソリ(朝鮮の伝統的民俗芸能)に必要な声と様々な発音の技巧を習得すること)できると思うわよ」と付け加え、ジョンニョンを揺さぶった。チョロクは「そんな風に短時間で喉を酷使させたら、大変なことになるよ」とジョンニョンを引き止めた。ソボク(ラ・ミラン)も「自分自身を責めないで。これは一本勝負じゃないから」と言ったが、ジョンニョンは頑固だった。結局、ヨンソまで引き止めることになり、ジョンニョンはやっと自身の間違った選択に気づいた。一方、ジュランが今回のオーディションのパートナーとしてヨンソを選んだのは、ジョンニョンに対する感情のせいだった。この日、ジュランはヨンソに「ジョンニョンと『自鳴鼓』の練習をしたことがあるの。おかしいことに、ジョンニョンを見つめたら震えた。ジョンニョンと演技をすれば、私はバランスがとれない。すべてが混乱しそうなの。そうしたら自分の演技も壊れると思って、それが怖かったの」と隠してきた気持ちを告白した。オーディション当日、ジョンニョンは最悪の状態でも凄絶な歌で強烈な印象を残した。歌の後、血を吐きながら倒れて見る人々を驚かせた。ジョンニョンの選択はどのような結果を生んだのか、今後の展開に対する好奇心が高まっている。