歌手フィソンが43歳で死去…2000年代のK-POPをリード、TWICEやユンナの作詞も担当

韓国メディアは昨日(10日)、フィソンが自宅で心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されたと報道。その後、所属事務所TAJOエンターテインメントも公式コメントを通じて彼の訃報を伝えた。
フィソンは、2002年に1stフルアルバム「Like A Movie」をリリースしてデビュー。ソ・テジがその才能を絶賛するほどの歌手として注目を集めた。その後も「With Me」「また会った日」「不治の病」「Insomnia(不眠症)」「結婚まで考えた」など数多くのヒット曲をリリースし、当時の韓国の音楽業界に新たな風を吹かせた。
高い歌唱力で韓国国内の歌手はもちろん、海外のアーティストからも絶賛されたフィソン。ダンスにラップ、作詞など、多才な一面を披露しながら人気アーティストの楽曲制作にも参加した。
ユンナの「Password 486」、IVYの「誘惑のソナタ」、Aileeの「Heaven」、TWICEの「Dance The Night Away」、イ・ヒョリの「Hey Mr. Big」など、彼が作詞を手掛けた楽曲はいずれも韓国国内外でファンを抱えている。
今年の1月には、2023年の「フィソン家族会」以降、約1年8ヶ月ぶりとなる単独ファンミ―ティングも開催。チケットは全席完売を記録し、彼の変わらぬ人気が証明された。15日には歌手KCMとの合同コンサート「The Story」も予定しており、彼自身もSNSを通じて「3月15日に会いましょう」と投稿していた。この投稿は生前最後のSNS投稿となり、彼の訃報をより衝撃的なものにした。
所属事務所TAJOエンターテインメントは彼の死去が発覚した当時、韓国メディアに向けて「15日にKCMとフィソンさんが合同コンサートを開く予定だったが、本日フィソンさんの訃報を知らされた。現在は我々もとても慌ただしい状況」と説明し、「該当公演の企画会社から、最終的にコンサート中止のニュースを聞くこととなった」と明らかにした。
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- 記者 :
- Kstyle編集部
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