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歌手フィソン、自宅から注射器を発見…司法解剖で薬物の使用有無を調査

OSEN
写真=OSEN DB
歌手フィソンがこの世を去った中、司法解剖を前に現場で注射器が発見されたことが明らかになった。

12日午前、国立科学捜査研究院でフィソンの司法解剖が行われた。現在、発表されているものはないが、故人の薬物投与の有無など、正確な死因を調査したとみられる。フィソンは10日、ソウルの自宅で心肺停止の状態で発見された。享年43歳。

これに先立って昨日(11日)、韓国メディアの聯合ニュースは広津(クァンジン)警察署の話を引用し、発見当時、故人の周辺に注射器が置かれていたと報じた。警察は外部侵入の痕跡や、他殺の状況など犯罪の疑いは発見されなかったとし、国立科学捜査研究院に司法解剖を依頼した。

1982年生まれのフィソンは、2002年に1stアルバム「Like A Movie」で歌謡界にデビュー。その後、「不治の病」「Insomnia(不眠症)」「結婚まで考えた」などのヒット曲で多くの人から愛されたフィソンは、韓国のR&Bを代表するボーカリストとして確固たる地位を築いた。

遺族は司法解剖後、別途に通夜は行わず、家族と親しい知人だけが参列する中で火葬の手続きを進める計画だ。これに関連してフィソンの所属事務所TAJOエンターテインメントは「突然の訃報による遺族の大きなショックと悲しみによって、葬儀の手続きを進められていない。遺族の心が落ち着き次第、手続きを進める。葬儀は遺族の意向に従って親族と知人のみで、静かに執り行う予定だ」と明かした。

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元記事配信日時 : 
記者 : 
ヨン・フィソン

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