松重豊、韓国で「劇映画 孤独のグルメ」公開に喜び!ユ・ジェミョンに熱烈オファーも

13日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールにて、「劇映画 孤独のグルメ」のマスコミ向け試写会及び訪韓記者懇談会が開かれ、松重豊が出席した。
この日、監督・脚本・主演を務めた松重豊は訪韓の感想を聞かれ、「『孤独のグルメ』という作品が海を越えて韓国で上映されることを心から嬉しく思う。この作品を愛してくださっていることを街を歩いていても実感している」と答えた。
また「日本より韓国の若い方のほうがより楽しんでくださっているようで、楽しみでワクワクする気持ちだ」と付け加えた。
松重豊は同作にユ・ジェミョンをキャスティングした理由について「今回の作品は韓国を背景に壮大に作りたかった。どのようなシーンで韓国の俳優に出演してもらうのか、シナリオやキャスティングの段階でははっきり決まっていなかった」とし「表現やジェスチャーだけでお互いの気持ちが伝わる様子を見せたかったので、3年前から韓国映画をたくさん観たが、映画『声もなく』(2020)のユ・ジェミョンさんを見て、この人だと思った」と明かした。
続けて「熱いラブコールを送ったところ、ありがたいことにユ・ジェミョンさんがオファーを受け入れてくれて、私が思っていた以上に作品の意図を表現してくれた。日本の観客もユ・ジェミョンさんとのシーンがピークだと言ってくれている」とユ・ジェミョンとの共演に満足感を表した。

運命のいたずらのように、松重豊はポン・ジュノ監督の最新作「ミッキー17」と対峙することになった。これに対し、松重豊は「同じ時期に公開されるとは思っていなかったし、お互いの関係を意識するとは思っていなかったので、驚いている」とし「挑戦するという点で意味が大きい」と笑顔を見せた。
松重豊はMBC「遊ぶなら何する?」をはじめ、現在ソン・シギョンと共にNetflixバラエティ番組「隣の国のグルメイト」まで、韓国のコンテンツに頻繁に登場し、本格的に韓国エンターテインメント界に進出するのではという期待が集まっていた。
これに対し、彼は「縁があってソン・シギョンさんとNetflixで番組をやっているが、韓国芸能界に進出するつもりはない」とし「昨年秋から『それぞれの孤独のグルメ』が放送中だが、様々な状況に置かれたサラリーマンと人々の姿を見せるオムニバス的な作品を作った。この作品を韓国版にしたらどうだろうという考えはある」と明らかにした。
「劇映画 孤独のグルメ」は、“究極のスープ”を求めて松重豊演じる井之頭五郎がフランス・パリから日本、韓国の街を駆け巡るアドベンチャームービーで、3月19日より韓国で公開される。
・【PHOTO】松重豊「劇映画 孤独のグルメ」マスコミ向け試写会に出席
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・イェソル
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