韓国・ソウルの大型複合施設「COEX」で火災が発生…数百人が避難と報道

本日（25日）午前、ソウル江南（カンナム）区の大型複合施設「COEX」で火災が発生した。

消防当局によると、午前11時6分頃、COEX内部で火災が発生したという通報を受けた明らかにした。火災は2階のレストランの厨房から発生したと推定され、通報から約40分で初期消火が完了。約2時間が過ぎた午後1時14分頃に完全に消火された。

建物内部では、展示会などを観賞していた観覧客が驚いて避難する姿も見られ、避難人数は数百人に上るという。幸い人命被害は発生していないことが確認された。

火災の影響で、午前11時40分頃から永東大路（ヨンドンデロ）COEX～三成（サムソン）駅区間の下位車線が規制。COEXは火災のため、午後12時10分頃まで出入を統制したが、順次解放され、現在は火災が発生した2階を除いて全て通行が可能な状態だ。

COEXは、ソウル江南にある複合施設で、展示会や国際会議の誘致及び運営など、多様なイベントを開催している。「スターフィールドCOEXMALL」には、水族館、映画館も併設されており、1日1万人を越える人々が行き来している。