木村文乃&田中樹主演のドラマ「I, KILL」が富川国際ファンタスティック映画祭に公式招待

同映画祭では、スクリーン部門にて第1話・第2話が特別上映。また、XR部門「Beyond Reality」にて、スピンオフ作品「I, KILL VR」が正式招待されている。同作は技術的なトライアル目的として作られたため、今後の展開や一般での公開は未定とされているが、現地でどのような反応があるのか関心が集まる。
「連続ドラマW I, KILL」は“群凶”と呼ばれる謎の怪物がはびこる鎖国前夜の日本を舞台に繰り広げられる歴史スペクタクル×本格サバイバルスリラー。松竹・松竹京都撮影所とタッグを組み、日本のみならず世界に向け新たなジャンルを組み合わせたオリジナルドラマの開発に挑戦した。また、多角的な展開としてスピンオフ作品「I, KILL VR」を制作。ドラマを踏襲した世界観のもと、イマーシブオーディオを活用し臨場感あふれる物語への没入体験へと観る者を誘う。
「富川国際ファンタスティック映画祭」は、1997年から始まった世界中からエンターテインメント性の高い作品が集まるアジア最大級の映画祭だ。

◆「連続ドラマW I, KILL」キャスト・スタッフコメント
<主演:木村文乃(お凛役)>
まずは京都撮影所のみんなに「やったよー!!」とお伝えしたいです。夜遅くを通り越して早朝まで思案と試案、熟考を重ね、トライアンドエラーを繰り返してゼロから作り上げていく愛しいスタッフ陣。「日本の本気よ世界に届け!」とone for allの魂で取り組んできたその現場の皆さんの思いが、個人的にゾンビ愛が厚いと感じている韓国の地にて評価していただいたことはこれ以上ないプレゼントです。<主演:田中樹(士郎役/徳川家光役)>
この作品を作っている時は過酷なスケジュールの中必死に取り組んでいたため、この作品の後先を考えずに真摯に向き合っていました。ですが、この作品の完成を目にした時に少しでも多くの方に見ていただきたい、見ていただくべき作品だと心から思いました。なので、今回このような機会をいただけたこと心から嬉しく思います。日本の美しい風景と、世界的に注目を集めるサバイバルスリラーの融合をぜひ楽しんでいただければと思います。<監督:ヤングポール>
今や世界最大級のゾンビ輸出国(というかゾンビ作品輸出国)である韓国の、歴史あるプチョンのファンタ映画祭でのまさかの上映。「I,KILL」が上映されるのは嬉しさと誇らしさと緊張とドキドキが入り混じっていますが……いや、やっぱりシンプルに嬉しさしかないです!! ハッピー!! 関係者の皆さん、やりましたね。京都で産声を上げた群凶が、海を越えました。韓ゾンビの発生源で和ゾンビがどう受け止められるのか、監督として非常に興味があります。<チーフプロデューサー:山田雅樹(WOWOW)>
今回、WOWOWと松竹・松竹京都撮影所が“タッグ”を組んで、日本発の新たなオリジナルドラマシリーズを作ることに挑戦してきました。伝統的な京都の「時代劇」と海外的な「サバイバルスリラー」というジャンルを掛け合わせ、さらに、ヤングポール監督をはじめとする東京のクリエイターと時代劇の職人スタッフの圧倒的な熱量のコラボレーションで生まれた本作。今度は、Kゾンビの本場・韓国の皆さまにご覧いただき、さらに、その先で、どんな化学反応が起きるのか非常に楽しみです。アジアを代表するジャンル映画祭である「富川国際ファンタスティック映画祭」で上映されることを心より感謝申し上げます。<脚本・監督:井上博貴>
本作は、ドラマの、江戸の世に“群凶”と呼ばれる怪物がはびこるという独創的な世界をVR映像を通じて体感してもらえるようなシチュエーションを意識してストーリーを構築し、さらにスタッフ一同で、その物語をより特別な形で観客に届けることをテーマとして挑み、マルチストーリーを楽しんでいただけるような作品を完成させました。このような試みを持った作品を映画祭で発表できることを光栄に感じておりますし、観客の皆さまがどのように受け取ってくださるのか、今から楽しみです。<プロデューサー:藤岡寛子(WOWOW)>
本作は、ドラマ班が作り上げた「江戸時代×サバイバルスリラー」というユニークな世界観に、VRならではの没入感を加え、新たな体験へと拡張することを目指しました。体験者がより臨場感を持ってドラマの世界観を楽しめるよう試行錯誤を重ね、映像はもちろん、音響にもこだわり、イマーシブオーディオを駆使することで、作品の中に入り込むような没入体験を追究しました。世界中から独創的・革新的な作品が集う「富川国際ファンタスティック映画祭」に出品できることを大変光栄に思うとともに、観客の皆さまにどのように受け止めていただけるのか、今から胸が高まる思いです。■作品概要
「連続ドラマW I, KILL」(全6話)
初回放送:2025年5月18日(日)午後10:00(WOWOWプライム)
WOWOWオンデマンド:配信中(第1話無料配信 ※2025年6月30日(月)午後11:59まで)
<ストーリー>
関ヶ原の合戦から35年後。ようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現われた、人を襲い、喰らう化け物“群凶(Gun-kyou)”。幕府はひそかに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた。そんな騒ぎを知らない多胡宿では、忍びであった過去を隠すお凛(木村文乃)が、医師・源三郎(高橋克実)の助手として、血のつながらない娘のトキ(田牧そら)とともに平和に暮らしていた。ある日、トキの病気を治す薬をもらうため遠く離れた村へ向かったお凛だが、村に着くと姿形が恐ろしく変わった群凶たちに襲われる。その時お凛は、過去の苦々しい記憶を鮮烈によみがえらせる。こうして大切な娘・トキを守るための壮絶な旅が始まった。一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎(田中樹)。忌み嫌われ幽閉されていた彼は、自分が何者なのかを知るために、ある人物を捜していた……。
<スタッフ・キャスト>
出演:木村文乃、田中樹、田牧そら、富田靖子、高橋克実、山本耕史 ほか
脚本:港岳彦 ばばたくみ 川満佐和子
監督:ヤングポール 服部大二
音楽:フジモトヨシタカ
制作プロダクション:松竹撮影所
制作協力:松竹
製作著作:WOWOW
「I, KILL VR」
<ストーリー>
群凶に襲われた武士の喜左衛門(江村修平)が人気のない長屋通りになんとか逃れてくると、ひとつの長屋になんと妻のきく(峰松布美)と御用聞きの又太郎(野田龍之介)がいるのを見つける。喜左衛門は2人に助けを乞おうとするのだが……。
<作品の特徴>
「I, KILL VR」ではシーンごとに体験者が視点を選ぶことができます。立場によって同じ出来事も、見え方、感じ方は変わります。この作品では、登場人物の立場によって変わる、物語の見え方、感じ方をそれぞれの視点で体験していただけます。
※「I,KILL VR」は技術的なトライアル目的として作られたため、今後の展開や一般での公開は未定です。
<スタッフ・キャスト>
出演:江村修平、峰松布美、野田龍之介、今井縮
脚本・監督:井上博貴
音楽:中西ゆういちろう
制作プロダクション:CinemaLeap
制作協力:松竹撮影所
製作著作:WOWOW
■関連リンク
WOWOWオンデマンド「I, KILL」配信ページ
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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