イ・ギョンギュ、警察が召喚調査…薬物服用後の運転を認める「不注意だった」

薬物服用後に運転した疑いがもたれているイ・ギョンギュが、警察の取り調べでパニック障害の薬を飲んで運転したのは自身の不注意だったと認めた。

ソウル江南（カンナム）警察署は24日、薬物を服用した後に運転した疑い（道路交通法違反）がもたれているイ・ギョンギュを召喚し、服用した経緯と運転当時の状況などを調査した。午後9時に始まった取り調べは、午後10時45分まで約1時間45分ほど行われた。

彼は6月8日の午後2時ごろ、江南区のある駐車場で自身の車と車種、色などが同じ他の人の車を運転した。該当車の持ち主が車両窃盗の届け出をした結果、駐車場の管理人が彼に車両を間違って引き渡したことが判明した。その後、警察は彼に対してアルコールチェックと薬物検査を行った。その結果、簡易試薬の検査で陽性反応が見られた。

事件と関連してイ・ギョンギュの関係者は「処方された風邪の薬とパニック障害の薬を飲んだだけだ」という立場を明かしたが、警察は「普通に処方された薬でも、その影響で運転できない懸念がある状況では、運転してはならないという道路交通法上の薬物運転関連規定がある」とし、立件前の取り調べを行った。

取り調べ後に取材陣に会ったイ・ギョンギュは「パニック障害の薬を飲んで体調が悪い時は運転をしてはいけないということをあまり認識していなかった」とし「服用中の薬の中でそのような系統の薬があれば運転を控えたほうがいいと話をしていただいた。私も気を付ける」と明かした。

同席した弁護人が代読したコメントでも「10年前からパニック障害を患っており、事件の前日も処方薬を飲んでいたが、体調が悪くなり自ら運転して病院に行った」とし「弁明の余地がない不注意だった」と語った。

道路交通法第45条は、薬物の影響で正常に運転できない懸念がある状況では運転を禁止している。処方された薬であっても、その影響で集中力・認知能力の低下で正常な運転が難しい状態で運転をする場合、薬物使用の運転疑惑が成立する。

最後にイ・ギョンギュは「長年、私のことを信じて応援してくださったファンの皆さんを失望させたことをお詫びする」と付け加えた。

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