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放送終了「交渉の技術」イ・ジェフン、チャン・ヒョンソンとの闘いの結果は…視聴率10%超えで有終の美【ネタバレあり】

Newsen
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「交渉の技術」放送画面キャプチャ
「交渉の技術」が有終の美を飾った。

視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、4月13日に放送されたJTBC土日ドラマ「交渉の技術」(演出:アン・パンソク、脚本:イ・スンヨン)最終回は、全国有料放送世帯基準10.3%の視聴率を打ち出した。

これは、前日(12日)に放送された11話が記録した7.2%に比べて大幅に上昇した数値であり、自己最高視聴率となった。

3月8日の初回放送を、視聴率3.3%でスタートした後、着実な上昇傾向を見せてきた同作は、既存の自己最高視聴率だった10話の8.8%より1.5%ポイント高い視聴率で、気持ちよく放送終了を迎えることとなった。

13日に放送された最終回では、テス(チャン・ヒョンソン)に向けたジュノ(イ・ジェフン)の最後の一撃が描かれた。

この日、懲戒委でジュノがジャンボ製薬の株式保有を認めた中、テスは「私はお前に善処してやろうとした。だがお前が拒否したんだ」と飄々と言い放った。加えて「ユン・ジュノが持っている株が、自分の兄貴の10倍もある。これは単純な加担とは言えない。主犯だ」と主張した。

これにドンジュン(オ・マンソク)が「専務、そのように断定するのは……」と止めたにもかかわらず、テスは「だったらなんだ。じゃあ、これを金融監督院に引き渡すのか? それとも検察に引き渡すのか? そこで判断してもらうのか」と激しく反発した。

ドンジュンは、「少し休みましょう」と言ってテスと理事たちにその場を離れるよう伝え、ジュノに「君の計画通りに進んでいるか? そろそろ認めるのも手だと思うが。そうすれば解雇程度で収まるはずだ」と助言した。

「僕が初めて韓国に戻ってきたときに申し上げた通り、僕はこれ以上失うものはない。懲戒どころでは、僕には意味がない」とジュノがいうと、「なぜ意味がないんだ? 何が起きるか分かっているのか」と声を荒げた。

これにジュノは「牢屋に行くのか? だから解雇で収めろと言っているのか。そのように解雇で終わったとしたら? その後、サンイングループは僕に民事訴訟を掛けられるじゃないか。その損害賠償額も相当なものだろう」と言い、ドンジュンは「このままだと整理解雇どころじゃない。訴訟をする時にも感情的になるはずだ。君の得にならない」と説得した。

しかしジュノは「僕がここに帰ってきたのは、僕の兄さんに対する真実を知りたかったからだ。だから僕も真実だけを伝えている」という言葉で、ドンジュンの提案を拒んだ。

過去、ジュノの兄はジャンボ株式に投資し、大損失を負った後、銀行で10億ウォン(約1億円)を横領し、自ら命を絶った。ジュノが保有している5万株のジャンボ株式は、10億の借金と共に相続されたものだった。

この日、ジュノは「僕も相続手続きを踏むまで、兄さんがあれほどの株を持っているとは知らなかった。しかし、あれほどの分量であれば、作戦勢力のものだったのではないかと疑っている。あの時は勢力同士でだけ、株式をやりとりしていた時代だから。勢力の中で誰かが裏切って5万株を投げ、それをよりによって兄さんが受け取ったのではないかと思う」と明かし、改めてテスへの疑いを投げかけた。

それだけでなく、テスが内部情報を利用し、ジャンボ株式を売買した記録を確保し、反逆した。これにテスは「少しの間だけ持っていたが売った。それで儲けた金はない!」と主張したが、彼が株式操作の共犯だった事実には変わらなかった。結局テスは、ジェシク(ソン・ドンイル)によってサンインを追い出された。

ドラマの終盤には、サモエルの理事ジェシク、そしてジュノの前に立つテスの姿が描かれ、「交渉の技術」シーズン2を期待させた。

同作は、“伝説の交渉人”と呼ばれる大企業のM&A専門家と、そのチームの活躍を描くドラマで、イ・ジェフン、キム・デミョン、ソン・ドンイル、チャン・ヒョンソンらが出演し、見事な演技力で好評を得た。特に、イ・ジェフンは衝撃的な白髪まで披露し、演技変身に成功すると同時に、“ヒットの王”の面目を再び証明した。

「白い巨塔」「密会」「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」など魅力的な演出を披露し、感覚的な作品の世界観を構築してきたアン・パンソク監督も、本格オフィスドラマへの復帰作である「交渉の技術」を通じて、再び成功を収めることとなった。

元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・アルム

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