Kstyle
Kstyle 13th

「瑞草洞」イ・ジョンソク&ムン・ガヨンら、新たな苦悩に直面【ネタバレあり】

マイデイリー
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「瑞草洞」放送画面キャプチャー
イ・ジョンソクの人生に亀裂が生じた。

韓国で昨日(3日)放送されたtvN土日ドラマ「瑞草洞(ソチョドン)」第10話では、不便な状況に慣れたアン・ジュヒョン(イ・ジョンソク)の平和に亀裂が生じ、弁護士人生にもう一度変動が起き始めた。

第10話の視聴率は、首都圏世帯平均6.6%、最高7.7%、全国世帯平均6.1%、最高7.2%を記録し、自己最高視聴率を更新しただけでなく、ケーブルおよび総合編成チャンネルで同時間帯で1位を獲得した(ニールセン・コリア基準)。

アン・ジュヒョンは職場内のいじめにより、夫が自ら命を絶ったと主張し、損害賠償を受けたいという依頼人と相談を行った。会話をしていたところ、急に入ってきてアン・ジュヒョンを呼び込んだナ・ギョンミン(パク・ヒョンス)は、今の依頼人は断り、違う相手の弁護を担当するようにと指示し、アン・ジュヒョンは怪訝そうにした。

特にナ・ギョンミンが話した相手が、先ほど来た依頼人の反対側、つまり夫を死に追い込んだ会社であることを知ったアン・ジュヒョンは、困惑を隠せなかった。これまで上司の指示なら何も言わずに従っていたアン・ジュヒョンは初めて自分の意見を主張したが、ナ・ギョンミンは代表の立場で選任料を高く払う側を選択するしかないと、もう一度会社側を弁護するようにと強調した。

仕方なく、理不尽な事件を担当することになったアン・ジュヒョンは、会社の社員たちが提出した陳述書を元に現場で社員に会い、証言の信ぴょう性を確認しようとした。家族のような雰囲気で働けるという陳述書の内容とは違い、会社内部には高圧的な気流が流れ、社員が陳述確認のために始めて会ったアン・ジュヒョンに、夜遅く営業連絡をするほど、実績へのプレッシャーが強い状況だった。

しかし、アン・ジュヒョンは会社の立場を代弁しなければならなかったため、結局法廷で被害者側に責任を転嫁する弁護をするしかなかった。悔しさと悲しみで嗚咽する依頼人の恨みいっぱいの眼差しは、アン・ジュヒョンの心をさらに締め付けた。結局、アン・ジュヒョンはナ・ギョンミンのところに行き、「不便でなかったことはありません。不便に慣れていただけです」と反発し、彼がどんな不便を無視して過ごしていたのかに気づいた。

アン・ジュヒョンと同じく、カン・ヒジとペ・ムンジョンもそれぞれの代表弁護士と妙な摩擦を経験していた。カン・ヒジは自分のように人に向かう仕事をしていると思っていたカン・ジョンユン(チョン・ヘヨン)が現実的な判断を優先する姿から異質感を感じた一方、ペ・ムンジョンは自分と相談もしないで採用募集をかけたナ・ギョミンに不満を抱いていた。

チョ・チャンウォンも校内暴力の被害者弁護をしている自分に、校内暴力加害者の弁護をさせる代表弁護士ソン・ユドク(イ・ソファン)の蛮行に呆れていた。そんな中、チョ・チャンウォンは校内暴力を受け、結局殺人未遂の加害者になってしまった生徒に執行猶予という意外な処罰を求刑した検事の決断に新たな希望を見るようになった。

これまでチョ・チャンウォンは罰するべき人には無罪を求刑し、善処が必要な人には重い刑罰を求刑する検事たちを通じて無力感を感じてきたが、今回の事件は彼の頭の中で新しい風を吹かせた。続いて経歴職検事採用公告を見て悩み、チョ・チャンウォンがどんな選択をするのか、関心が高まっている。

それぞれ大変な状況を経ているアソシエイト弁護士たちは、いつものようにみんなで集まってどのように過ごしていたのかを聞き、1日のストレスを解消した。「みんなお疲れ様」とお互いをいたわるアソシエイト弁護士たちの姿を最後に「瑞草洞」第10話の幕は下りた。果たして職場生活で新しい苦悩に出会ったアソシエイト弁護士たちは転職と退社、在職の岐路、どのような方向で成長していくのか、関心が集まる。

tvN土日ドラマ「瑞草洞」第11話は、韓国で9日夜9時20分に放送される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・ロサ

topics

ranking