BoA、タイトル曲「Crazier」MV公開…エネルギッシュなパフォーマンスと歌声で魅了

歌手BoAが、デビューから25年間の歩みを収めた11thフルアルバム「Crazier」をリリースした。

本日（4日）午後6時、BoAは各種音楽配信サイトを通じて11thフルアルバム「Crazier」の全曲の音源を発売し、同名のタイトル曲のミュージックビデオを公開した。

今回のアルバムは、BoAのデビュー25周年を記念するもので、これまでの音楽世界を集約した作品だ。また、長い間共に歩んできたJumping BoA（ファンの名称）との感情と叙事を音楽で繋ぐ媒体として、ダンス曲から感性的なバラードまで、計11曲が収録された。

タイトル曲「Crazier」のミュージックビデオで彼女は、ダンサーたちと共にカリスマ性溢れるパフォーマンスを披露。清々しい歌声もリスナーを魅了した。

BoAは「25周年だからと言って特別に違った感じはしないけれど、時々『もう25周年になったの？』と感じる瞬間もある。フルアルバムは5年ぶりなので、長い間見守ってくださり、応援してくださったファンの皆さんに、これまでお見せできなかった多様な姿と歌声を披露したいと思い、様々なことを準備した」と感想を明かした。

特に今回のアルバムを通じて、タイトル曲「Crazier」をはじめ、自ら作詞・作曲に参加した「It Takes Two」「How Could」などの自作曲も公開する。彼女はこれについて「私がやりたいジャンルについて悩んだ。また、ファンの皆さんが聴いた時、私の声色と雰囲気を気に入ってくださるだろうかとたくさん考えた」と話した。

最後に彼女は、Jumping BoAに捧げるファンソングであり、最後のトラックである「Clockwise」に言及し、「私よりも私をよく知っているJumping BoA！ いつもありがとう。これからもずっと一緒にいてね」とファンに向けた愛のメッセージを伝えた。

これに先立ってBoAは、急性骨壊死で手術を受けるため、5回目のソロコンサートの中止と「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」不参加を発表。しかしフルアルバムは待っていたファンのため、予定通り発売した。