RIIZE、豪華コラボも話題に!「SMTOWN LIVE」東京ドーム公演でより成長した姿を披露

RIIZEは昨年に続き2回目の日本公演への出演となり、5月に発売されたRIIZE The 1st Album「ODYSSEY」収録曲のパフォーマンスや、先輩とのコラボレーションステージなどを披露した。
今回の「SMTOWN LIVE」は、SMエンターテインメントの設立30周年記念プロジェクトの一環として行われ、日本での開催は15年目という記念すべきコンサートとなった。所属アーティスト総勢16組65名が出演し、2日間で約95,000人を動員。各日、50曲以上の楽曲を披露し、約4時間半に及ぶ公演を行った。

MCから2度目の日本での「SMTOWN LIVE」出演を控えた今の心境を問われると、まずはRIIZEの日本活動が順調であることへの喜びを伝えつつ「今、すごく緊張しているんですけど(苦笑)、それでもイトゥク先輩やユンホ先輩がこの場を温めてくださったので、ちょっと緊張がほぐれたかなと思います」と笑顔を見せた。
また「先輩の方々と同じステージに立てることはすごく光栄」と述べ、「個人的には、今日、チャンミン先輩、キュヒョン先輩と、このあと『愛♡スクリ~ム!』(AI SCREAM!)の舞台もあるので、期待してもらえたら嬉しいです」とアピールした。

ライブは東方神起の「Rising Sun」で幕開け。いきなりのレジェンド降臨に会場が大きく湧いてスタートすると、SMエンターテインメント30年の歴史の中、デビュー2年目のRIIZEはまずは前半ブロックに登場。メインステージの背面を覆う巨大ビジョンが真ん中から開いて、その奥からショウタロウ、ウンソク、ソンチャン、ウォンビン、ソヒ、アントンの姿が現れる。
RIIZEのグループカラーのオレンジの光で満たされた客席からは大歓声が上がり、ステージ中央まで歩み出た6人はウォンビンをセンターに円形のフォーメーションを取ると、そこからはじき出されたような小気味いいリズムに乗って「Boom Boom Bass」をパフォーマンス。「Boom-ba-doom,boom-boom,bass」と繰り返しながら、膝を前に突き出して前進する印象的な振付のあるパートでは、BRIIZE(RIIZEのファン)たちも共に声を上げて盛り上げる。曲が進むにつれてBRIIZEの掛け声はどんどん大きくなり、まるで単独コンサートのような一体感を生み出していた。


「僕たちRIIZEは今、日本アリーナツアー中ですが、観に来てくれた人! これから行くよという人!」とウォンビンが尋ねると、BRIIZEからは大きな声があがり、その数の多さにメンバーも驚く。ウンソクは「9月の代々木公演まで僕たちも頑張るので、皆さん、応援してくれたらうれしいです」と呼び掛けた。
RIIZE The 1st Album「ODYSSEY」の収録曲「Bag Bad Back」では、重厚感のあるビートに乗せ、力強さとカリスマ性を合わせたパフォーマンスで観客を魅了。歌詞からは夢をカバンにはち切れそうなほどに詰め込むという、アーティストとして成長するRIIZEの意志を感じる。
ショウタロウも参加した振付では、まさにバックを持ち歩いているようなキャッチーな動きもありつつ、細かなビートを捉える体の動きが、ブラックとホワイトを基調にしたタイト目なトップスをまとっていることでより際立つ。RIIZEの現在地を知らせる1曲で、東京ドームを掌握した。

他にも、それぞれメンバーは先輩や仲間とのコラボステージにも参加。ソンチャンはRed Velvetのスルギのソロ曲「Bad Boy, Sad Girl」でデュエットパートを担当し、RIIZEのステージではあまり見せる機会が少ない可愛らしい一面も見せ、ファンを喜ばせた。
ウォンビンとアントンは、WayVのシャオジュン、ヘンドリー、NCT WISHのシオン、ユウシとともにカンタの「Full of happiness」を歌唱。練習生時代をともにした仲間らと先輩の楽曲を楽しそうに歌った。


キュートな楽曲をよりキュートに歌い踊り、「ショウタロウちゃん」「何が好き?」「ストロベリーフレーバーよりあなた」のフレーズも思いっきりかわいく見せ、先輩2人を従えて、センターで踊る場面も。観客のほとんどが耳にしたことがある楽曲だけに、一緒にコールをする場面もあり、今回の「SMTOWN LIVE」のハイライトの一つともなった。
昨年から積極的に日本活動を行っていることもあり、2回目の「SMTOWN LIVE」東京公演ではさらなる存在感を見せたRIIZE。現在も5ヶ所11公演に及ぶ日本アリーナツアー中で、全国でBRIIZEを熱狂させている。
メンバーが願っていた「僕たちもいつか……」という東京ドーム単独公演も遠くないと感じるほど、急スピードで成長を遂げているRIIZEの今後の活躍にも注目が集まる。

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- 記者 :
- Kstyle編集部
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