“28歳で死去”故オ・ヨアンナさん、早すぎる別れから1年⋯いじめ疑惑巡り裁判が進行中

オ・ヨアンナさんは2024年9月15日に死去した。享年28歳。訃報は死亡から3ヶ月が経過した昨年12月になってようやく明らかになった。
その後、彼女が生前に職場内でいじめを受けていたという疑惑が提起された。彼女の携帯電話から見つかった原稿用紙17枚分の遺書には、特定の気象キャスター2人からいじめを受けていたという内容が記されており、衝撃を与えた。
これを受け、遺族はいじめを主導したという疑惑を受けているA氏を相手に損害賠償請求訴訟を提起。MBCは今年1月末に真相調査委員会を立ち上げた。
韓国の雇用労働部は5月、オ・ヨアンナさんは勤労基準法上の勤労者として認められないが、「いじめとみなす行為があった」と認めた。
故人の母親は9月8日、ソウル上岩洞(サンアムドン)のMBC社屋前でハンガーストライキを決行した。母親は「ヨアンナの1周忌を控え、私は食を断とうと思う。ヨアンナのいない世界で、私はもう死んだも同然だ。MBCを許せない」と述べた。
彼女の実兄も先月13日「ヨアンナの1周忌を迎え、その死が無駄にならないよう真実が明らかになり、放送メディア現場の非正規労働者がこれ以上苦しむことがないよう共に立ち向かってほしい」と訴えた。
・“28歳で死去”故オ・ヨアンナさんの実母、韓国MBC前でハンストを決行…涙でいじめ被害への謝罪を要求
・故オ・ヨアンナさんの職場いじめを一部認める…雇用労働部の判断うけMBCがコメント
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- カン・ダユン
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