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故オ・ヨアンナさんの職場いじめを一部認める…雇用労働部の判断うけMBCがコメント

Newsen
写真=オ・ヨアンナさん SNS
昨年9月に死去したMBC気象キャスターの故オ・ヨアンナさんが、職場内のいじめを受けたという疑惑について雇用労働部が一部事実を認めたと報じられた中、MBCが組織文化改善に最善を尽くすと明かした。

MBCは19日、報道資料を通じて「組織文化改善に最善を尽くす」とし、雇用労働部特別勤労監督結果に対する公式コメントを発表した。

「まず、オ・ヨアンナさんのご冥福を祈り、遺族の皆さんにもお悔やみ申し上げる」と明かしたMBCは「本日(19日)発表された雇用労働部の特別勤労監督結果を非常に厳重に受け入れる」とし「再発防止対策を講じ、組織文化の改善、労働関係法の順守を経営の最優先課題にし、最善の努力を尽くす」と伝えた。

MBCはオ・ヨアンナさんに対する“いじめ行為があった”という雇用労働部の判断を重く受け入れ、組織文化改善のための努力を滞りなく行うとし、「関連者に対しては適切な措置を取る。MBCは以前、労働部に提出した“組織文化全般に対する改善計画書”を基にすでに改善措置を行っている。今回の発表をきっかけに足りない部分はないか、改めて確認し、補完していく」と約束した。

また、MBCは「フリーランサー並びに非正規職員、外注会社社員など、文化放送(MBC)で一緒に働く同僚たちが差別を受けないようにさらに努力する。また、フリーランサー間、非正規職員間で発生しうる問題もできるだけ早く改善できる制度をより補完、強化していく。現在運営しているクリーンセンターを拡大、強化し、いじめやトラブルをすぐに通報し、改善できるようにする。雇用の形とは関係なく、同僚がこれを認知したときは、匿名性が担保された状態で通報できるように改善する」と説明した。

合わせてMBCは「一部フリーランサーたちの勤労者性の判断については、法的検討を経て、近いうちに適当な措置を行う」と明かした。

オ・ヨアンナさんは昨年9月、28歳の若さで死去した。彼女の訃報は昨年12月に遅れて知られ、今年1月、故人のスマートフォンから職場内のいじめ被害を訴える内容が盛り込まれた原稿用紙17枚分の遺書が公開された。その後、故人の先輩だったMBC気象キャスターたちのグループチャットルームが公開され、波紋を呼んだ。

故人の遺族は気象キャスターの先輩4人のうち、いじめを主導したという疑惑がもたれているA氏を相手に損害賠償請求訴訟を提起した。A氏が何の意見書も提出しなかったことで、3月27日に無弁論判決が下される予定だったが、宣告期日を2日後に控えてA氏が訴訟委任状と準備書面を提出。これにより、裁判部は追って弁論期日を指定するとみられる。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・アルム

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