“不正取引容疑”HYBE バン・シヒョク議長、160億相当の株式が凍結
写真=Newsen DB昨日(4日)、法曹界によると、ソウル南部地方裁判所は11月19日、バン・シヒョク議長が保有する1568億ウォン(約160億円)相当のHYBEの株式を追徴保全してほしいという請求を認容した。
追徴保全は、被告人が犯罪行為を通じて得たものと疑われる収益を任意処分できないよう、確定判決まで凍結する手続きだ。ソウル警察庁金融犯罪捜査隊は、資本市場法違反の疑いで調査を受けているバン・シヒョク議長の株式を凍結するため、このような措置を申請し、これをソウル南部地検がソウル南部地裁に請求した。
警察によると、バン・シヒョク議長は既存の投資家たちにHYBE上場の計画がないと騙して株を私募ファンド側に売却させ、私募ファンド側と株主間契約を締結してIPO(企業公開)した後、彼らのPEF売却差益のうち約30%を受け取り、既存の株主を欺いた疑いが持たれている。
投資家たちは大半が機関投資家であり、彼らの投資金には国民年金も含まれていたことが知られている。これをもとにバン・シヒョク議長は1,200億ウォン(約127億円)、共謀者たちと合算すると1,900億ウォン(約202億円)以上を手にしたとされている。
バン・シヒョク議長は7月16日、不正取引行為禁止違反の疑いで告発され、警察はHYBE本社の家宅捜索も実施した。
警察の召喚調査は5回行われた。9月15日に最初の召喚調査を受け、9月22日に2回目、11月5日に3回目の調査を終えた。その後、2回の追加調査を受けたことが確認された。
パン・シヒョク議長は容疑を否認している。HYBEは7月、韓国メディアに「最大株主が金融監督院の調査に出席し、上場を前提に私益を追求した事実がないと積極的に釈明した点が、受け入れられず遺憾に思う。金融当局の決定を尊重し、今後の捜査で疑惑を積極的に解明し、市場と利害関係者の皆様の信頼を回復できるよう最善を尽くす」と明かした。
またパン・シヒョク議長は8月6日、社員に送ったメールを通じて「すでに金融当局の調査時にも、上場当時の状況について詳しく説明したように、今後の調査にも誠実に取り組み、もう一度詳しく説明させていただく。この過程を経て、事実関係も明らかになることを期待しており、謙虚に当局の判断を待ちたい」と伝えた。
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- ファン・ヘジン
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