「復讐代行人3～模範タクシー～」イ・ジェフン、いかさま師に扮して復讐代行【ネタバレあり】

※この記事にはドラあマのストーリーに関する内容が含まれています。
「復讐代行人3～模範タクシー～」のストーリーが本格的に進み始めた。

韓国で6日に放送されたSBS金土ドラマ「復讐代行人3～模範タクシー～」第6話は、最高視聴率14.3％、全国平均12％で自己最高視聴率を更新し、同時間帯視聴率1位をキープした。さらに20～40代では3.6％、最高4.21％まで上昇し、12月の全チャンネル・全番組の中で1位を記録した（ニールセン・コリア基準）。

この日の放送では、キム・ドギ（イ・ジェフン）が「遺体なき殺人事件」の犯人イム・ドンヒョン（ムン・スヨン）とチョ・ソンウク（シン・ジュファン）に向け、新たに斬新な復讐代行を設計した。

この日、ムジゲヒーローズは、パク・ミンホ（イ・ドハン）を殺害したイム・ドンヒョンとチョ・ソンウクとの奇妙な垂直関係に疑問を抱いた。そんな中、ドギはギャンブル依存症のイム・ドンヒョンを懲らしめるために“いかさま師ドギ”に変身した。ドギはムジゲヒーローズに中の“隠れた花札実力者”チェ主任（チャン・ヒョクジン）の協力を得てイム・ドンヒョンに接近した。その時、ドギとチェ主任と共にゲームを楽しんでいたイム・ドンヒョンが、誰かから電話を受けて追われるように席を立ち、自身が所有するジムの社長室に駆けつけ、疑問を抱かせた。

ムジゲヒーローズは、イム・ドンヒョンが社長室で何を企んでいるのか突き止めようとした。これに対し、アン・ゴウン（ピョ・イェジン）が内部を確認するために“迷惑な配信者”になりすまして社長室に押し入った。その時、ゴウンは空っぽだった社長室に突然イム・ドンヒョンが現れる場面を捉え、社長室の内部に秘密の空間が隠されていることに気づいた。

ドギは社長室の秘密の空間を探すために、ジムを丸ごと手に入れる計画を練った。ドギとチェ主任、イム・ドンヒョンは再び賭博の席に座り、ドギはイム・ドンヒョンに心理戦を仕掛け、彼の金を奪った。結局ドギにまんまとやられてしまったイム・ドンヒョンは、ジムまで賭け金に賭けてしまい、ドギはこれみよがしに38光（韓国花札の最も強い組み合わせ）でイム・ドンヒョンを負かせ、ジムの新たな社長になることに成功した。イム・ドンヒョンがドギの策略に嵌り、あっけなくジムを奪われる姿と、賭博場をひっくり返したドギの痛快なアクションシーンが繰り広げられ、爽快な展開にした。

ジムを手に入れたドギは、間もなくイム・ドンヒョンとチョ・ソンウクが隠していた醜悪な秘密を目にした。社長室の鏡張りの壁の裏に隠されていた部屋には、オンラインスポーツ賭博のための設備がびっしりと詰め込まれていたのだ。さらにドギはモニターいっぱいに映し出されたチングァン大学バレーボール部の試合映像を見て、イム・ドンヒョンが現場にいるチョ・ソンウクと共謀して八百長を行ってきたことを見抜き、愕然とした。

一方、チャン代表（キム・ウィソン）はパク・ドンス（キム・ギチョン）を補佐する中で衝撃的な真実と向き合った。これまでチャン代表はパク・ドンスが失った記憶を取り戻せるよう助けていた。ようやく忘れかけていた記憶を思い出したパク・ドンスは、誰かが息子パク・ミンホを装って自分を呼び出し、故意に交通事故を起こして殺害しようとしたことを知った。これに対しパク・ドンスはチャン代表と自分だけが知っている方法で4桁の数字メッセージを残し、チャン代表はこれが車両番号であることに気づき戦慄を覚えた。

さらに終盤に、パク・ドンスを車で轢いた人物がチョ・ソンウクだという衝撃的な真実が明らかになった。しかしすぐに、チョ・ソンウクを唆した謎の同乗者が捉えられ、視聴者を震撼させた。果たしてベールに包まれていたもう一人のヴィランは誰なのか、15年前の大学バレー部で起きた殺人事件から口封じための交通事故、さらには八百長まで、衝撃的な出来事が絡み合ったこの事件の真相は何か、ムジゲヒーローズが醜悪な悪党たちを徹底的に懲らしめ、消えたパク・ミンホを父のもとに返すことができるのか、今後の展開が注目される。