チャン・ドンユン、映画「麹」で長編映画の監督デビュー“俳優としても成長するきっかけになった”
写真=BHエンターテインメント映画「麹」を監督した俳優兼監督のチャン・ドンユンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区の某所で行われたインタビューを通じて、公開を控えた感想などを語った。
「富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」「ソウル独立映画祭」「蔚山(ウルサン)蔚州(ウルジュ)世界山岳映画祭」に招待され、話題を集めた映画「麹」は、醸造所の娘で、マッコリを愛する18歳の少女ダスルが、ある日マッコリの味が変わったことに気づき、マッコリの主原料である、消えた麹を探しに出かけることから繰り広げられる特別な物語を描く。
2023年に短編映画「私の耳になって」で演出家として自身のキャリアを拡張した俳優チャン・ドンユンが、監督として初披露する長編映画であり、「マッコリを愛する女子高生」「消えた麹を探す旅」など、新鮮で興味深いテーマと設定が際立つ。
俳優ではなく監督として撮影現場でメガホンを握り、何か感じたことはあるかという質問に対し、チャン・ドンユンは「俳優たちはすべてを理解し、納得した上で演技をしたいと思っています。もちろんそうできれば良いけれど、時間などの物理的な制約があります。一つのシーンを1年間かけて撮影し、100回撮れたら本当に良いでしょう。そうすれば俳優たちと『あなたはこのシーンについてそう考えていたの?』と哲学的に議論することもできたでしょう。ですが現実はそうはいきません」と語った。
続いて「これまで僕が経験してきた商業映画の現場の監督たちは、求めているものを早く表現してほしいと望むため、僕もそれに慣れています。だからこそ『麹』の俳優たちが理解したいと求めてきた時、『理解しようとせず、表現してほしい』と言いました。『僕がコップを持ってほしいと言ったら、ただ持っていてほしい』と」と伝えた。
「麹」の俳優たちと小さな摩擦もあったと語ったチャン・ドンユンは、「僕も新人の時に、監督から『君は頑固だ。自分が納得しないと演技ができないんだろう?』という指摘を受けたことがありました」とし、「芸術を追求したいという思いはあると思うけれど、それは演出家が構築する世界だと思いますし、俳優は表現することに集中すればいいのです」と語った。

その過程を経て撮影したのが、昨年韓国で放送されたピョン・ヨンジュ監督のドラマ「カマキリ」だ。これについてチャン・ドンユンは「僕はピョン・ヨンジュ監督の演出に100%従いました。すべて監督の意向通りに、望んだ通りにやりました」と明かした。
麹とマッコリを題材とした映画を演出したことについては、「過去、キムチがSARS(新型肺炎)の予防によいという説がありましたが、それが興味深かったんです。その後、コロナ禍に『特別な効能があるマッコリがあったらどうだろうか?』と考え、それを発展させたのが『麹』ですと」説明した。
「お酒を飲まないようにしてからだいぶ経つのですが、お酒を飲んでいた時はマッコリが一番好きだったんです」と話した彼は、「大学時代にもマッコリをたくさん飲んでいたので、僕には親しみのある題材でもありました」と伝えた。
ハ・ジョンウのように、本格的に俳優兼監督として活動するのかという質問にチャン・ドンユンは、「正直に言えば、『麹』を演出しながら一歩遠くなりました」とし「主演俳優を務める時よりも大変ですし、責任が大きすぎます」とし「僕に正解がないのにすべてを僕に聞いて、僕は正解があるふりをしなければならなくて……もし次の機会があれば、僕ができる規模で、準備も徹底しなければならないと思いました」と話した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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