麻薬王
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【PHOTO】ソン・ガンホ&ペ・ドゥナ&チョ・ジョンソクら、映画「麻薬王」ショーケースに出席
17日午後、ソウル江南(カンナム)区三星洞(サムソンドン)のMEGABOX COEX店で開かれた映画「麻薬王」のショーケースに俳優ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、チョ・ジョンソク、キム・デミョン、キム・ソジン、チョ・ウジン、イ・ヒジュンらが出席した。・【PHOTO】ソン・ガンホ&ペ・ドゥナら、映画「麻薬王」マスコミ向け試写会に出席・ソン・ガンホ&ペ・ドゥナら出演「麻薬王」第2弾ポスター&キャラクター予告編を公開強烈な個性に注目
【PHOTO】ソン・ガンホ&ペ・ドゥナら、映画「麻薬王」マスコミ向け試写会に出席
14日の午後、ソウル龍山(ヨンサン)CGVアイパークモール店で行われた映画「麻薬王」マスコミ向け試写会に、ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、チョ・ジョンソク、キム・デミョン、キム・ソジン、ウ・ミンホ監督が出席した。・ソン・ガンホ&ペ・ドゥナら出演「麻薬王」第2弾ポスター&キャラクター予告編を公開強烈な個性に注目・ソン・ガンホ主演映画「麻薬王」韓国で12月に公開予定ウ・ミンホ監督との相性に期待
ソン・ガンホ&ペ・ドゥナら出演「麻薬王」第2弾ポスター&キャラクター予告編を公開…強烈な個性に注目
韓国で12月19日に公開される映画「麻薬王」が、韓国の演技王たちが華麗に変身した第2弾キャラクターポスターと、熱演が輝くキャラクター予告編を公開した。「麻薬王」は、麻薬も輸出したら愛国になった1970年代、大したことのなかった密輸業者が伝説の麻薬王になったストーリーを描く作品だ。年末のフィナーレを飾るソン・ガンホ、チョ・ジョンソク、ペ・ドゥナ、キム・デミョン、キム・ソジン、イ・ヒジュン、チョ・ウジンまで、俳優たちの新しい顔が「麻薬王」の第2弾キャラクターポスターを通じてベールを脱いだ。映画中のシーンたちで構成された第2弾ポスターは、表情だけでもベテラン俳優たちの爆発的な演技力に対する期待感を高める。これと共に、1970年代の人物たちに完璧に変身した俳優陣の一風変わったスタイルも、「麻薬王」だけの鑑賞ポイントになる見通しだ。これと共に公開された「麻薬王」キャラクター予告編を通じて、7人の活躍を確認することができる。自身の仕事が愛国だと信じながら、大したことのなかった密輸業者から伝説の麻薬王になるイ・ドゥサム(ソン・ガンホ)、彼をしつこく追う熱血検事キム・イング(チョ・ジョンソク)、麻薬王の潜在力を一気に知ったロビイストのキム・ジョンア(ペ・ドゥナ)、麻薬王の仕事に合流した純粋な従弟イ・ドゥファン(キム・デミョン)、夫の行動を敏感に見守る妻ソン・スクギョン(キム・ソジン)、麻薬王と手を組んだ密輸同業者チェ・ジンピル(イ・ヒジュン)、輸出の活路を開拓してくれた組織ソンガン派のボスのチョ・ソンガン(チョ・ウジン)など多様なキャラクターの活躍が期待を集める。このように「麻薬王」のキャラクター予告編は、リアルな台詞と強烈な表情演技を披露した7人の俳優たちとキャラクターの活躍を通じて、たった一人も逃すことができない映画の誕生を知らせている。ベテラン俳優たちの変身と熱演を盛り込んだ「麻薬王」は、韓国で12月19日に公開される。
ソン・ガンホ主演映画「麻薬王」ポスター第2弾を公開…欲に満ちた男の強烈な眼差し
映画「麻薬王」のポスター第2弾が公開された。「麻薬王」は1970年代、大したことのなかった密輸業者が伝説の麻薬王になったストーリーを描く映画だ。映画「タクシー運転手」「弁護人」「グエムルー漢江の怪物ー」などで親しみやすい魅力を披露して、韓国の俳優としては初めて観客動員数1000万人を突破した映画に3本も出演した俳優ソン・ガンホが、今回の「麻薬王」ではこれまでのフィルモグラフィーでは見たことないような、大胆な変身を試みるという。公開されたポスター第2弾は、輸出万能主義の1970年代、麻薬も輸出さえすれば愛国だと信じていた伝説の麻薬王イ・ドゥサムの決意と富や権力に向かう彼の欲望、支配者としてのカリスマ性まで様々な感情を描いており、ソン・ガンホの熱演パノラマを1枚に集約している。これまで見たことない強烈なキャラクターで年末のスクリーンを圧倒する予定のソン・ガンホは、最近行われた「麻薬王」の制作報告会で「イ・ドゥサムは1970年代の暗く憂鬱な社会像を表現する人物だと思う。そこで、できるだけ事実的に表現しようとアプローチした」と伝えて、映画への期待を倍増させた。「麻薬王」は、ソン・ガンホだけでなく俳優チョ・ジョンソク、ペ・ドゥナ、キム・デミョン、キム・ソジン、イ・ヒジュン、チョ・ウジン、イ・ソンミンなど韓国を代表する演技派俳優の超豪華ラインナップを完成し、年末のオオトリを飾る作品として挙げられている。韓国の青少年観覧不可映画の歴史を塗りかえた「インサイダーズ/内部者たち」のウ・ミンホ監督の指揮のもとに描かれる1970年代の韓国社会像に対する風刺から、どの映画でも見たことのない1970年代のビジュアル、そして俳優たちの完璧な変身まで、公開前から高い関心が集まっている。「麻薬王」は12月19日に韓国で公開される。
【PHOTO】ソン・ガンホ&ペ・ドゥナら、映画「麻薬王」制作報告会に出席
19日午前、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ・建大入口店で開催された映画「麻薬王」(監督:ウ・ミンホ)の制作報告会に、ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、チョ・ジョンソク、キム・デミョン、キム・ソジンが出席した。「麻薬王」は1970年代、大したことのなかった密輸業者が伝説の麻薬王になったストーリーを描く作品だ。12月19日に韓国で公開される。・ソン・ガンホからペ・ドゥナまで、映画「麻薬王」キャラクターポスター&予告編公開・ソン・ガンホ&チョ・ジョンソク&ペ・ドゥナら出演映画「麻薬王」がクランクイン豪華出演陣に期待高まる
ソン・ガンホからペ・ドゥナまで、映画「麻薬王」キャラクターポスター&予告編公開
2018年の最後を飾る映画「麻薬王」が、70年代の感性を盛り込んだレトロスタイルのキャラクターポスター8枚を公開した。「麻薬王」は1970年代、大したことのなかった密輸業者が伝説の麻薬王になったストーリーを描く作品だ。昨日、12月19日の公開確定と共に予告編を公開し、「ソン・ガンホがものすごい」「12月は『麻薬王』が総なめにする」「これから公開だけを待つ」など、最高の話題作として反響を呼んでいる。予告編に続き公開された「麻薬王」のキャラクターポスターは、麻薬王イ・ドゥサムと彼をめぐる人物への期待とレトロな雰囲気で映画が描き出した70年代の情緒まで盛り込まれており、期待を高める。伝説の麻薬王イ・ドゥサム役のソン・ガンホをはじめ、麻薬王を追う熱血検事キム・イング役のチョ・ジョンソク、麻薬王と協力したロビイスト、キム・ジョンア役のペ・ドゥナ、麻薬王の従弟イ・ドゥファン役のキム・デミョン、麻薬王と苦労を共にしてきた妻ソン・スクギョン役のキム・ソジン、麻薬王と手を組んだ密輸同業者チェ・ジンピル役のイ・ヒジュン、活路を開拓してくれたソンガン派のボス、チョ・ソンガン役のチョ・ウジン、そして汚職刑事ソ・サンフン役で特別出演したイ・ソンミンまで、韓国を代表する演技派俳優らが大勢出演し、豪華ラインナップを完成させた。また「麻薬王」のキャラクターポスターは、その時代の人々の雰囲気をレトロなビジュアルで生々しく描き、目を引く。1970年代に韓国で起きた実際の麻薬密売事件をモチーフにし、当時の社会像まで描き出した作品「麻薬王」だけの雰囲気が感じられる。韓国の青少年観覧不可映画の歴史を塗りかえた「インサイダーズ/内部者たち」を演出したウ・ミンホ監督の指揮の下に集まった俳優らの熱演が繰り広げられる予定だ。レトロ風のキャラクターポスターを公開し、韓国を代表する演技派俳優の熱演を予告する「麻薬王」は、韓国で12月19日に公開される。
ソン・ガンホ主演映画「麻薬王」韓国で12月に公開予定…ウ・ミンホ監督との相性に期待
俳優ソン・ガンホとウ・ミンホ監督が映画「麻薬王」で出会った。「麻薬王」は、麻薬も輸出すれば愛国になっていた1970年代、大したことなかった密輸業者が伝説の麻薬王になったストーリーを描く作品だ。ソン・ガンホは「麻薬王」で国は犯罪者、世の中は王と呼んだ伝説の麻薬王イ・ドゥサム役に扮した。イ・ドゥサムというキャラクターは、釜山(プサン)の小規模密輸業者から始め、アジアを制覇した麻薬王にまで上る人物だ。ソン・ガンホは「タクシー運転手」「弁護人」「グエムル―漢江の怪物―」などの映画で見せた親しみやすい小市民の姿から、まだどの作品でも見せたことのない狂気、カリスマ性まで幅広いスペクトルをイ・ドゥサム役で届ける予定だ。ソン・ガンホを麻薬王に大胆に変身させたのは、「インサイダーズ/内部者たち」と「インサイダーズ/内部者たち:The Original」で計900万人以上の観客を動員し、韓国の歴代青少年観覧不可映画の中で、最多観客を動員する記録を立てた演習王ウ・ミンホ監督だ。1970年代に実際発生した麻薬密売事件に関する資料を調査し、当時の社会像、雰囲気を映画で表現したウ・ミンホ監督は、イ・ドゥサムという人物の一代記から、様々なキャラクターの活躍まで緻密に構成した。「麻薬王」は12月に公開される。
ソン・ガンホ&チョ・ジョンソク&ペ・ドゥナ出演「麻薬王」夏の韓国公開を確定…初のスチールカット公開
韓国を代表する最高の俳優ソン・ガンホと「インサイダーズ/内部者たち」のウ・ミンホ監督の強烈な出会いだけでも話題となった映画「麻薬王」(配給:SHOWBOX)が夏の韓国公開を確定し、初のベールを脱いだ。「麻薬王」は1970年代の韓国、麻薬で同時代を風靡したイ・ドゥサムと彼を助け、追い、共にした人々の物語を描いた作品だ。「タクシー運転手」で昨年の夏、1218万人の観客に笑いと涙をプレゼントした韓国を代表する俳優ソン・ガンホが2018年の夏、スクリーンに戻ってくる。R指定映画のうち歴代最高興行記録を更新した「インサイダーズ/内部者たち」(2015年)のウ・ミンホ監督と共に韓国映画界にセンセーションを巻き起こす「麻薬王」で、観客と会う準備を整えた。これを受け、「麻薬王」は夏の韓国公開を確定し、初のスチールカットを公開した。時代とお金、権力を牛耳った麻薬王のイ・ドゥサム役のソン・ガンホは、今まで見たことのない圧倒的な姿を見せた。1枚のスチールカットだけで、「タクシー運転手」とは全く違う姿を予告したソン・ガンホは「1970年代を生きた人々を集約した映画的なキャラクターイ・ドゥサムを通じて、私たちが経てきた時代をお見せしたかった」とキャラクターの説明を付け加えた。ソン・ガンホを筆頭に、チョ・ジョンソク、ペ・ドゥナ、イ・ソンミン、キム・デミョン、キム・ソジン、イ・ヒジュン、チョ・ウジン、ユ・ジェミョンなど、韓国の演技キングらの名演技も繰り広げられる予定だ。今夏韓国で公開予定だ。
ソン・ガンホ&チョ・ジョンソク&ペ・ドゥナら出演映画「麻薬王」がクランクイン…豪華出演陣に期待高まる
「インサイダーズ/内部者たち」を演出したウ・ミンホ監督の次回作「麻薬王」が主演俳優としてソン・ガンホ、チョ・ジョンソク、ペ・ドゥナのキャスティングを終えたことに続き、イ・ソンミン、キム・デミョン、キム・ソジン、イ・ヒジュン、チョ・ウジンなど韓国の映画界を代表する最高のベテラン俳優を迎え入れ、5日にクランクインした。「麻薬王」は1970年代に韓国を揺るがした麻薬流通事件の背後にいる、麻薬世界の最高権力者で時代を風靡したイ・ドゥサムの話を描いた映画だ。密輸業者の下っ端として生活していたイ・ドゥサムという実存する人物をモチーフにしたキャラクターが、麻薬の製造と流通に目覚め、麻薬世界の大物に生まれ変わるという話で、イ・ドゥサム役はソン・ガンホが演じる。人権弁護士(「弁護人」)、英祖(「王の運命-歴史を変えた八日間-」)、朝鮮人の日本警察(「密偵」) など様々なキャラクターを披露してきたソン・ガンホが、今回は韓国最大規模のヒロポン製造および販売業者に扮する。数回の掃討作戦にも屈せず危機を無事に乗り越え、一世を風靡した実存人物を演技する彼は、従来のフィルモグラフィーにはなかった野望に満ちた人物を演じる予定で、より一層期待が高まっている。「観相師」に続き、ソン・ガンホと共演するチョ・ジョンソクは、麻薬撲滅のため釜山(プサン) 地方検察と協力して捜査するためソウルから来た検事キム・イング役に扮し、以前とは異なる姿を見せる予定だ。ペ・ドゥナは、イ・ドゥサムを最高の権力の世界に導く知性と魅力を兼ね備えたロビイスト(圧力団体の利益のために私的に政治家に働きかける人) キム・ジョンア役を演じた。「復讐者に憐れみを」「 グエムル-漢江の怪物」に続き、ソン・ガンホと阿吽の呼吸を見せてくれる予定だ。「麻薬王」はソン・ガンホ、チョ・ジョンソク、ペ・ドゥナなどの主役だけでなく、脇をかためる俳優も豪華な顔ぶれだ。イ・ドゥサムの麻薬ビジネスの面倒を見る釜山地検麻薬監視課の課長ソ・サンフン役にはイ・ソンミンが、イ・ドゥサムの従弟イ・ドゥファン役にはキム・デミョンが、イ・ドゥサムの妻ソン・スクギョン役にはキム・ソジンが選ばれた。それだけでなく、日本で麻薬を流通できるようサポートする釜山の密売業者チェ・ジンピル役のイ・ヒジュン、日本に続き韓国まで麻薬流通を拡大するよう手伝うソンカン派のボスチョ・ソンガン役のチョ・ウジンまで、それこそ2018年最高のキャストで素晴らしい演技を披露する予定だ。このように最高のラインナップを誇る映画「麻薬王」は、韓国の権力の素顔を興味深く、鋭く暴きブームを巻き起こした映画「インサイダーズ/内部者たち」を演出したウ・ミンホ監督の次回作で早くから話題を集めた。ウ・ミンホ監督は「映画『麻薬王』で韓国の暗黒期といっても過言ではない1970年代に最も輝かしい瞬間を味わった男が快楽と権力に満ちた犯罪の世界を通じて、どのように興亡盛衰を経験することになるか描いてみたいと思った。特に主人公が実在の人物だったので、数年間の徹底した資料調査やストーリー作業を通じて完成させ、ついに撮影することになって嬉しい。また、イ・ドゥサム役のソン・ガンホさんをはじめ、作品を選んでくれた全ての俳優に信頼が深く、期待も大きい」と伝えた。「麻薬王」は、韓国で2018年に公開される予定だ。
ペ・ドゥナ、映画「麻薬王」の出演オファーを受け“前向きに検討中”
ペ・ドゥナ側が映画「麻薬王」の出演を検討している。15日、ペ・ドゥナ側の関係者は10asiaに「ペ・ドゥナが『麻薬王』(監督:ウ・ミンホ、制作:ハイブメディアコープ) への出演を検討中だ」とし「良い作品なので、肯定的に検討している状況だ」と明らかにした。「麻薬王」は、1970年代、釜山(プサン) を背景にした麻薬王の話だ。映画「インサイダーたち」のウ・ミンホ監督の新作で、主人公イ・ドゥサム役にソン・ガンホが早くに出演を決めた作品。ソン・ガンホは、麻薬密輸事件の中心となるイ・ドゥサム役で熱演する。この他、チョ・ジョンソクは麻薬犯を追う検事、キム・ソジンはイ・ドゥサムの妻、イ・ソンミンは麻薬班の刑事、ユン・ジェムンは朝鮮総連系のヤクザ、イ・ヒジュンは麻薬流通業者、キム・デミョンはイ・ドゥサムのいとこ、チョ・ウジンは釜山最大の暴力組織団ソンガン派のボス、チョ・ソンガン役で出演する予定だ。ペ・ドゥナは、「麻薬王」でイ・ドゥサムの内縁の妻であり、ロビイスト(圧力団体の利益のために私的に政治家に働きかける人) 役の提案を受けた。「麻薬王」はSHOW BOXが投資・配給を務める。5月にクランクイン予定だ。
チョ・ジョンソク、映画「麻薬王」の出演オファーを受け"検討中"
俳優チョ・ジョンソクが韓国映画「麻薬王」(監督:ウ・ミンホ) への出演オファーを受け、検討中だ。チョ・ジョンソクの所属事務所の関係者は昨日(23日) 午後、OSENとの取材で「チョ・ジョンソクが検察官役の出演オファーを受け、詳細のスケジュールを調整中だ」と明らかにした。「麻薬王」は1970年代の釜山(プサン) を背景にした麻薬王の物語だ。これに先駆けて、ソン・ガンホが麻薬王役でキャスティングされ、話題を集めた。映画は今年上半期にクランクインする予定であり、公開は未定だ。
ソン・ガンホ、映画「麻薬王」にキャスティング…最近の作品選択にも関心集中
今度は「麻薬王」だ。ここ数年間休まず多くの作品に出演してきた俳優ソン・ガンホが来年にも仕事熱心モードを続ける。ソン・ガンホは最近ウ・ミンホ監督の「麻薬王」を次期作として確定した。「麻薬王」は日本による植民地時代を背景に、中国と日本に麻薬を売って稼いだお金で朝鮮独立運動の資金を支援した人物の物語を描いた映画だ。昨年「内部者たち」で韓国社会の素顔を加減することなく表現したウ・ミンホ監督の新作で、制作段階から話題を集めた。今回の作品も社会の不条理と恥部を一つ残らず描く見通しだ。ソン・ガンホはここ数年間、近現代史を取り扱った作品で自身のフィルモグラフィを埋め続けている。故盧武鉉(ノ・ムヒョン) 大統領をモチーフにし、観客1000万人を動員した映画「弁護人」(監督:ヤン・ウソク)、日本植民地時代の独立運動に加わる日本人警察を演じた「密偵」(監督:キム・ジウン) がその例だ。公開を控えている作品の顔ぶれを見てもそれが分かる。来年初旬に公開を控えている「タクシー運転士」(監督:チャン・フン) は1980年5月18日に光州の惨状を映像に盛り込んで世界に知らせたドイツ人の記者と彼を手伝ったタクシー運転士の実話を描く。ソン・ガンホはタクシー運転士役を演じる。しばらく制作が延期された「第5列」(監督:ウォン・シンヨン) は軍の非理を取り扱った映画だ。ソン・ガンホは15日後に除隊を控えた時に担当した最後の事件で真実を明かすために奮闘する国防部の調査官カン・ジョンドク准尉を演じる。このようなソン・ガンホの作品選択がさらに際立つ理由は、ため息が出そうな昨今の現実のためだ。ソン・ガンホはいわゆる「文化芸術界ブラックリスト」に含まれているという。韓国の大統領府が作って文化体育観光部に伝えたと知られたこのリストには映画監督、俳優、作家など様々な文化界の人物が含まれている。ソン・ガンホは「弁護人」に出演し、セウォル号の政府施行令廃棄を促す宣言に参加したのが原因になったと見られる。ブラックリストであれ、社会性の濃い作品の出演であれ、彼のフィルモグラフィを巡る様々な含意はともかく、ソン・ガンホが選んだ作品ならいつも信頼して見られるというのは確かだ。