名もなき野良犬の輪舞
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ソル・ギョング&イム・シワン主演映画「名もなき野良犬の輪舞」5月に日本公開決定!
第70回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映され、各国のジャーナリストから大絶賛された「不汗党(原題)」。邦題を「不汗党」とし、5月5日(土)より新宿武蔵野館ほか、全国順次公開されることが決定した。犯罪組織でナンバー1に成り上がるという野望を持つ受刑者のジェホ(ソル・ギョング)は、刑務所へ入所してきた野心的な新入りヒョンス(イム・シワン)と出会う。ジェホはこれまでの人生で一度も他人を信じたことはなかったが、ヒョンスが奇襲からジェホを救って以降、二人はお互いに信頼しあい、一緒に働くことを誓う。出所後、彼らはチームを組んで犯罪組織を乗っ取ろうとするが、次第にそれぞれの秘めた動機が現れ始める。彼らの信頼の下に潜む真実が姿を現すとき、二人の関係は哀しきものへと変わっていく。信頼を求める男と誰も信じられない男は、時には家族のようであり、兄弟のような固い絆で結ばれていた。しかし、ある真実が露見することで、その絆は加速度的に哀しみと憎悪を帯びていく。80年代の香港映画やヨーロッパ映画のような、古典的でスタイリッシュな映像は、既存の韓国ノワールとは一線を画すハードボイルド映画として、昨年のカンヌでの上映を皮切りに、第54回「大鐘賞映画祭」、第37回「韓国映画評論家協会賞」、第38回「青龍映画賞」など、主要な韓国の映画賞を席巻した。中でも、ソル・ギョングの演技が高い評価を得て、数々の主演賞を獲得するなど、彼の最高傑作といっても過言ではない作品となっている。また、共演のイム・シワンは、いつもの好青年の印象とは真逆な暴力的な男を演じるという、彼のキャリアで最大の挑戦に挑み話題を呼んだ。その他にも「アジョシ」で強烈なインパクトを残したキム・ヒウォン、男勝りの冷酷な捜査官を演じた「王の運命-歴史を変えた8日間-」のチョン・ヘジン、また韓国映画界の重鎮で「黒く濁る村」など、多くの作品で存在感を見せつけるホ・ジュノが特別出演しているのも見逃せない。まさに、全員無慈悲な登場人物たちが、裏切りと復讐の雨を降らす「名もなき野良犬の輪舞(ロンド)」。野良犬たちの最後は映画史に残る衝撃を与えるに違いない。■公開情報「名もなき野良犬の輪舞(ロンド)」原題:「不汗党」2018年5月5日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開主演:ソル・ギョング(「シルミド SILMIDO」)イム・シワン(「弁護人」)チョン・ヘジン(「王の運命-歴史を変えた8日間-」)キム・ヒウォン(「アジョシ」)イ・ギョンヨン(「ベルリンファイル」)監督:ビョン・ソンヒョン(「マイSPパートナー」)配給:ツイン(C)2017 CJ E&M CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
ソン・ガンホ&ナ・ムニ「第38回青龍映画祭」で男女主演賞を受賞!最優秀作品賞は「タクシー運転手」に(総合)
映画「タクシー運転手」が最優秀作品賞を受賞した。先日(25日)午後、ソウル東大門(トンデムン)区回基洞(フェギドン)慶熙(キョンヒ)大学にある平和の殿堂にて開催された「第38回青龍(チョンリョン)映画賞」は、キム・ヘスとイ・ソンギュンの司会で行われた。キム・ヘスは1994年に開催された「第15回青龍映画賞」から今年まで24年間進行を務めており、今回キム・ヘスと初めて呼吸を合わせたイ・ソンギュンは、11度目の青龍の男として抜擢された。新人男優賞は、素晴らしい候補たちの中で「あの日、兄貴が灯した光」のEXOのディオが受賞した。ディオはコンサートを終えて遅れて到着したが、最優秀作品賞の授賞者としてステージに上がり、受賞の感想を伝えた。また、新人女優賞には「朴烈(パク・ヨル)」のチェ・ヒソが受賞した。チェ・ヒソはこれに先立って「第54回大鐘賞映画祭」でも、新人女優賞と女優主演賞を同時に受賞した。清浄園(チョンジョンウォン)人気スター賞は「I Can Speak」のナ・ムニ、「名もなき野良犬の輪舞」のソル・ギョング、「ザ・キング」のチョ・インソン、「軍艦島」のキム・スアンが受賞した。ナ・ムニとキム・スアンは、年長者と最年少者の共同受賞ということで視線を集めた。ナ・ムニはこの日、人気スター賞と女優主演賞で2冠王を記録した。男優主演賞は「タクシー運転手」のソン・ガンホが受賞した。「タクシー運転手」は観客動員数1200万人を記録し、歴代韓国映画の9位にランクインした。特に「タクシー運転手」はこの日、最優秀作品賞を受賞した。この日、青龍映画賞のレッドカーペットイベントは悪天候でも強行され、各マスコミはボイコットしたことが知らされた。 「第38回青龍映画賞」の受賞者(作)最優秀作品賞:「タクシー運転手」監督賞:「I Can Speak」キム・ヒョンソク監督女優主演賞:「I Can Speak」ナ・ムニ男優主演賞:「タクシー運転手」ソン・ガンホ助演女優賞:「ザ・キング」キム・ソジン短編映画賞:「大字報」クァク・ウンミ監督助演男優賞:「犯罪都市」チン・ソンギュ清浄園人気スター賞:ナ・ムニ、ソル・ギョング、チョ・インソン、キム・スアン脚本賞:「天命の城」ファン・ドンヒョク美術賞:「軍艦島」イ・フギョン音楽賞:「タクシー運転手」チョ・ヨンオク編集賞:「ザ・キング」シン・ミンギョン撮影照明賞:「名もなき野良犬の輪舞」チョ・ヒョンレ、パク・ジョンウ技術賞:「悪女/AKUJO」クォン・ギドク(スタント)新人監督賞:「恋愛談」イ・ヒョンジュ監督最多観客賞:「タクシー運転手」新人女優賞:「金子文子と朴烈」チェ・ヒソ新人男優賞:「あの日、兄貴が灯した光」EXO ディオ
ソル・ギョング&イム・シワン主演映画「名もなき野良犬の輪舞」が「青龍映画賞」最多の9部門で候補にノミネート
「第38回青龍映画賞」が本日(6日)、候補者(作)を発表した。今月25日にソウル慶煕(キョンヒ)大学の平和の殿堂にて開催される「第38回青龍映画賞」では、合計18の部門の授賞が進められる。本日(6日)発表された候補者(作)は、チョン・ジョンウォン人気スター賞とチョン・ジョンウォン短編映画賞、韓国映画最多観客賞を除いた15の部門のノミネート者(作)だ。主催側は、2016年10月7日から2017年10月3日までに公開された韓国映画を対象に、映画界各分野の最高の専門家たちのアンケート調査と、ネットユーザーの投票結果を総合して、2017年の韓国映画を輝かせた作品と熱情的な映画関係者を厳選した結果だと説明した。特に今年の「青龍映画賞」では、映画「名もなき野良犬の輪舞」が最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞など、合計9つの部門の候補にノミネートされた。その後をぴったり付いて追う「ザ・キング」と、1000万人の観客を動員した映画「タクシー運転手」が8つの部門に、「天命の城」は7つの部門(8つの候補)にノミネートされ、激しい争いを予告している。「金子文子と朴烈」が6つの部門にノミネートされ、「軍艦島」「Jane」「犯罪都市」が4つの部門の候補になった。続けて「エターナル」「I Can Speak」「悪女/AKUJO」が3つの部門に、「コンフィデンシャル/共助」「女優は今日も」「恋愛談」「萇山虎」が2つの部門候補に名前を上げた。その他にも「共犯者」「女は冷たい嘘をつく」「扮装」「ヨンスン」「再審」「解氷」「あの日、兄貴が灯した光」がそれぞれ1つの部門の候補に上がった。本授賞式に先立ち、「第38回青龍映画賞」の候補作を無料で鑑賞できる「候補作上映祭」は11月13日(月)から11月22日(水)まで、CGV汝矣島(ヨイド)にて開催される。
「韓国映画評論家協会賞」受賞者と作品を発表…イ・ビョンホン主演「天命の城」が4冠王に(総合)
「天命の城」が、韓国映画評論家協会の韓国映画評論家協会賞で4冠王に輝いた。韓国映画評論家協会賞側は本日(26日)、「11月9日にソ・ガンジュンとイ・ソンビンの司会で進められた授賞式で、ファン・ドンヒョク監督の『天命の城』が作品賞、監督賞、撮影賞、音楽賞の4つの部門で受賞することになり、『無頼漢 渇いた罪』は主演男優賞と助演女優賞の2つの部門で、『金子文子と朴烈』は脚本賞、新人女優賞の2つの部門を受賞することになった」と明らかにした。新人監督賞は、韓国型刑事アクション物で好評受けた「犯罪都市」のカン・ユンソン監督が受賞した。主演男優賞は、今年「名もなき野良犬の輪舞」「殺人者の記憶法」で熱演したソル・ギョングが選ばれ、主演女優賞は競合の結果、長い歳月にわたり演技の情熱を見せてきた女優ナ・ムニに決定された。助演男優賞は「タクシー運転手」のユ・ヘジン、助演女優賞は「名もなき野良犬の輪舞」のチョン・ヘジンが受賞した。新人男優賞は「ミッドナイト・ランナー」のパク・ソジュン、新人女優賞は「金子文子と朴烈」のチェ・ヒソが受賞した。今年の話題作だった「軍艦島」は、技術賞(美術/イ・フギョン) を受賞することになった。功労映画関係者賞は、韓国映画発展に努めたチョン・ジョミョン撮影監督が受賞した。国際映画批評家連盟韓国本部賞は、世界的に話題を集めた「オクジャ」のポン・ジュノ監督が栄光を手にした。韓国映画評論家協会(映評) は、全体会議で開かれた24日の本心審査会で受賞者(作) を選定した。今年で第37回をむかえる授賞式は、ソ・ガンジュンとイ・ソンビンの2人の俳優の共同司会のもと、11月9日(木) 午後6時30分よりソウルプレスセンターにて開催される。【2017年「第37回韓国映画評論家協会賞」受賞者(作) 名簿】最優秀作品賞:「天命の城」((株) SIREN PICTURS制作)監督賞:ファン・ドンヒョク(「天命の城」)功労映画関係者賞:チョン・ジョミョン撮影監督脚本賞:ファン・ソング(「金子文子と朴烈」)主演男優賞:ソル・ギョング(「名もなき野良犬の輪舞」)主演女優賞:ナ・ムニ(「I Can Speak」)助演男優賞:ユ・ヘジン(「タクシー運転手」)助演女優賞:チョン・ヘジン(「名もなき野良犬の輪舞」)新人女優賞:チェ・ヒソ(「金子文子と朴烈」)新人男優賞:パク・ソジュン(「ミッドナイト・ランナー」)新人監督賞:カン・ユンソン(「犯罪都市」)撮影賞:キム・ジヨン(「天命の城」)技術賞:イ・フギョン(美術) (「軍艦島」)音楽賞:坂本龍一(「天命の城」)国際批評家連盟韓国本部賞:ポン・ジュノ(「オクジャ」)新人評論賞:チェ・ジェフン、ナム・ユラン独立映画支援賞:イ・ヨン、チョ・ヒョンフン監督
ソル・ギョング&チェ・ヒソ「第54回大鐘賞映画祭」で男女主演賞を受賞…最優秀作品賞は「タクシー運転手」に(総合)
俳優ソル・ギョングとチェ・ヒソが男女主演賞を受賞した。最優秀作品賞は動員観客数1200万人を記録した「タクシー運転手」(監督:チャン・フン) が獲得した。昨日(25日) の午後、ソウル中(チュン) 区世宗路(セジョンノ) 世宗文化会館にて開催された「第54回大鐘賞映画祭」は、俳優シン・ヒョンジュン、ステファニー・リーの司会で行われた。数年間繰り返された跛行による信頼の下落と、それによる多くの俳優たちの不参加でおおざっぱ賞という汚名を着せられた「大鐘賞映画祭」は、今年大鐘賞の復活を目標にした。シン・ヒョンジュンの抜群の進行とは異なり、一緒に呼吸を合わせたステファニー・リーは未熟な進行に心残りがある。一生一回しかもらうことができない新人賞は「隠された時間」のオム・テファ監督、「金子文子と朴烈」のチェ・ヒソ、「ミッドナイト・ランナー」のパク・ソジュンが受賞した。「悪女/AKUJO」は撮影賞と技術賞を受賞し、2冠王を記録した。「隠された時間」は音楽賞と新人監督賞を受賞、「プリズン」は照明賞、「ミッドナイト・ランナー」は新人男優賞を受賞した。実話をモチーフにした「金子文子と朴烈」は、各賞を席巻した。監督賞と衣装賞、美術賞と新人女優賞、女優主演賞まで5冠王を記録した。13部門にノミネートされた最多ノミネート作「ザ・キング」はシナリオ賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞などを受賞した。撮影賞と技術賞の代理授賞者としてステージに立ったシン・ヒョンジュンは「僕たちの映画祭、僕たちの手で守ってほしい。来年が第55回になるが、より多くの方々が参加してほしい。観客たちの拍手より、熱い拍手を送ることができる映画人になってほしい」と感想を伝えた。「第54回大鐘賞映画祭」受賞作(者)最優秀作品賞:「タクシー運転手」男優主演賞:ソル・ギョング(「名もなき野良犬の輪舞」)女優主演賞:チェ・ヒソ(「金子文子と朴烈」)監督賞:イ・ジュンイク(「金子文子と朴烈」)功労賞:故キム・ヨンエさん衣装賞:シム・ヒョンソブ(「金子文子と朴烈」)美術賞:イ・ジェソン(「金子文子と朴烈」)シナリオ賞:ハン・ジェリム(「ザ・キング」)音楽賞:タルパラン(「隠された時間」)助演男優賞:ペ・ソンウ(「ザ・キング」)助演女優賞:キム・ソジン(「ザ・キング」)編集賞:シン・ミンギョン(「ザ・キング」)照明賞:キム・ジェグン(「プリズン)」新人男優賞:パク・ソジュン(「ミッドナイト・ランナー」)新人女優賞:チェ・ヒソ(「金子文子と朴烈」)新人監督賞:オム・テファ(「隠された時間」)企画賞:チェ・ギソブ、パク・ウンギョン(タクシー運転手」)撮影賞:パク・ジョンフン(「悪女/AKUJO」)技術賞:チョン・ドゥウォン、ユン・ヒョンテ(「悪女/AKUJO」)
ソル・ギョング&ZE:A シワンら、映画「名もなき野良犬の輪舞」コメンタリー収録に参加…“アンビリーバブル!”
映画「名もなき野良犬の輪舞」のコメンタリー現場が公開された。本日(9日)、C-JeSエンターテインメントの公式Instagramには「アンビリーバブル!『名もなき野良犬の輪舞』コメンタリー収録の認証ショットだなんて 今日もハン理事のハンサムさにはまってしまった! #ソル・ギョング #Seolkyunggu #映画 #名もなき野良犬の輪舞 #のハン・ジェホ #コメンタリー #収録 #認証ショット #この組み合わせ #みたかったです #不汗党員 #見ているのか #イム・シワン #チョン・ヒェジン #キム・ヒウォン #ピョン・ソンヒョン監督 #ファンのプレゼント #センス満点 #C-JeStagram」という書き込みとともに、数枚の写真を掲載された。公開された写真の中には、キム・ヒウォンとチョン・ヘジン、ピョン・ソンヒョン監督、ZE:Aのシワン、ソル・ギョングがコメンタリー収録現場で一緒にポーズを取っている姿と、映画を見ながら話を交わしている姿などが収められている。先月30日に開かれた「名もなき野良犬の輪舞」の上映会で、映画社側はヒョンスを演じたシワンが軍入隊をする前にDVDのコメンタリーを終えることにしたと明らかにした。これにより、最近「名もなき野良犬の輪舞」の主役たちが集まってDVDコメンタリーを進めた。シワンは11日、京畿道(キョンギド) 楊州(ヤンジュ) の新兵教育隊に入隊する。
ソル・ギョング「カンヌでの反応を見て、様々な思いが交差して涙が出た」
「色々ありましたからね、様々な思いが交差しました」「第70回カンヌ国際映画祭」ミッドナイトスクリーニング部門の招待作映画「名もなき野良犬の輪舞」(監督:ピョン・ソンヒョン) に出演したソル・ギョングは、フランス・カンヌのマジェスティックホテルで開催されたインタビューで映画に関する様々なイシュー、17年ぶりにカンヌを訪れた感想を率直に語った。「名もなき野良犬の輪舞」は犯罪組織の第一人者を狙うジェホ(ソル・ギョング) と、世の中で怖いものはなく覇気に満ちたヒョンス(ZE:A シワン) の義理と裏切りを描いた映画だ。ソル・ギョングはすべてを手にするために不汗党となった男のジェホ役を務め、フィルモグラフィーの中で最もスタイリッシュでセクシーな変身を試みた。韓国で先に公開され、映画への熱い好評が続いたが、監督のSNSに関する議論が炎上し、映画の評点においても批判が殺到するなど、ヒットの悪材料となった。ソル・ギョングは今回の作品で「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」「冬の小鳥」に続き、4度目にカンヌ国際映画祭を訪れた。レッドカーペットに登場したのは「ペパーミント・キャンディー」以降の17年ぶりである。カンヌに向かう前「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン監督と会って、どこか寂しい心を慰めたというソル・ギョングは、監督の「長いスタンディングオベーションを受けて来なさい」という応援のメッセージで勇気付けられた。イ・チャンドン監督の応援のおかげだっただろうか。厳しい状況が重なった中でカンヌに向かった「名もなき野良犬の輪舞」チームだったが、幸いカンヌの反応は爆発的だった。カンヌのリュミエール大劇場で開催された上映会では、今年カンヌに招待された韓国映画の中で最長の、7分間のスタンディングオベーションがあった。プログラム・ディレクターのティエリー・フレモー(Thierry Fremaux) 氏は「歴代級と言ってもいいほど、観客の反応が驚くほど熱かった。とても素晴らしいミッドナイトスクリーニングだった」と絶賛した。――スタンディングオベーションが7分間も続いた。(今年参加した) 韓国映画の中では最長のスタンディングオベーションだった。ソル・ギョング:良かった。劇場に入る前から、映画が好きな人たちが集まるという気分だった。実は「ペパーミント・キャンディー」の時は全く覚えていない。その時はリュミエール劇場でもなかった。実はCJ ENTERTAINMENTからも記者があまり来ないのではないかと心配が多かった。ミッドナイトスクリーニングなので、人がたくさんは来ないかもしれないと。なのに、幸い海外メディアの記者も本当に多く来ていた。――韓国では監督のSNSをめぐって議論が多かった。重い気持ちでカンヌを訪れたが、幸い現地の反応が爆発的だ。ソル・ギョング:そうだ。できるだけ楽しく、楽しもうとした。涙が出たのも様々な思いが交差したからだ。色々あったではないか。――ピョン・ソンヒョン監督には別途に連絡をしたか。ソル・ギョング:反応が良いので、元気を取り戻してほしいと携帯電話でメールした。とても苦しんでいたので。「分かりました」と答えてくれた。――反応がここまで熱いとは予想したか。ソル・ギョング:最初はとても心配した。スタンディングオベーションの時間も気にしたりした。「オクジャ」が4分間だったというので、5分間を目標にしていた(笑) プログラム・ディレクターが出ようとしているのに、観客が拍手を止めずずっとしていた。2階でもすごく歓声を上げてくれて。今日のフォトコールイベントの時、プログラム・ディレクターが来て「昨日は歴代級に反応が良かった」と話してくれて、嬉しかった。――リュミエール劇場に入場する前に、パク・チャヌク監督が迎えに来た。見ているだけで胸が一杯だった。ソル・ギョング:来ているとは知らなかった。「ここで会うなんて」と言った。映画が終わった後も、外で待っていてくれた。――「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン監督には連絡したか。ソル・ギョング:カンヌに来る前に一度会った。複雑なことがあると、イ・チャンドン監督と一杯飲んだりする。「君、お酒が飲みたいだろう」と言われて、心が空っぽになった気分だったので監督と会った。「元気に行ってきなさい。スタンディングオベーションを長く受けてきなさい」とおっしゃった。――波の多い人生だ。ソル・ギョング:癪が多い。仕事も、人生も癪が多い。それでも恵まれていると思う。カンヌにも来てみることができて。――次はコンペティション部門で来ないと。ソル・ギョング:映画祭は、コンペティション部門じゃないと!(笑) チョン・ヘジンが上映館に入る前に、パク・チャヌク監督に「監督、よろしくお願いします」と言いながらも「あら、こんなこと言っちゃいけないのかな」と言ってプログラム・ディレクターの機嫌を伺った。するとディレクターは「好きに話しても良い。コンペティション部門でないので、構わない」と言った(笑)――カンヌ国際映画祭での好評があって、ネットの評価も雰囲気が変わった。ソル・ギョング:良いことだ。僕たち同士では「細く長く行こう」と話した(笑)
ソン・ユナ、夫ソル・ギョング&ZE:A シワンの写真を公開…カンヌ招待に感謝伝える「思い出、プレゼント」
女優ソン・ユナが、夫で俳優のソル・ギョングがカンヌ国際映画祭に招待されたことへの感謝の気持ちを表した。ソン・ユナは4日、自身のInstagramに「思い出。プレゼント。残念さ。にもかかわらずとても感謝している」という書き込みとともに数枚の写真を掲載した。公開された写真には、映画「名もなき野良犬の輪舞」で「第70回カンヌ国際映画祭」に出席したソル・ギョングの姿が写っている。中でもZE:Aのシワンとともにスポットライトを浴びている彼の姿が視線を引きつける。
ソル・ギョング&ZE:A シワン主演映画「名もなき野良犬の輪舞」未公開スチールカットを公開…“強烈なカリスマ性”
ソル・ギョングとZE:Aのシワンが映画「名もなき野良犬の輪舞」で爆発的な相乗効果を生み出した。29日午前、CJエンターテインメントは「名もなき野良犬の輪舞」の10種類の未公開スチールカットを公開した。公開された写真ではジェホ(ソル・ギョング) とヒョンス(シワン) の状況によって変化する感情線を垣間見ることができる。刑務所で初めて出会い、義理を固めたときから、出所して共に組織生活をし、お互いを疑うようになるまでの過程が収められている。特に最高のブロマンス(男同士の友情) のケミ(ケミストリー、相手との相性) が際立つ。ソル・ギョングとシワンは劇中のキャラクターになり切り、カリスマ性を披露した。世代を超える強烈な相乗効果を生み出したわけだ。また、二人の関係にさらに劇的な面白さを与えるオセアン貿易の左腕、ビョンガプ役のキム・ヒウォン、不汗党たちを捕まえるために奮闘する警察チーム長、チョン・インスク役のチョン・ヘジン、キム・ソンハン役のホ・ジュノ、スンピル役のキム・ソンオらもスチールカットだけでも熱い熱演を感じさせる。
【PHOTO】「名もなき野良犬の輪舞」ソル・ギョング&チョン・ヘジン&キム・ヒウォン、カンヌインタビューで見せた“爽やかな笑顔”
ソル・ギョング、チョン・ヘジン、キム・ヒウォンがフランス・カンヌのマジェスティック・ホテルで開かれた「第70回カンヌ国際映画祭」ミッドナイトスクリーニング招待作である映画「名もなき野良犬の輪舞」(監督:ピョン・ソンヒョン) のインタビューでポーズを取っている。
【PHOTO】映画「名もなき野良犬の輪舞」ソル・ギョングからZE:A シワンまで、カンヌ国際映画祭フォトコールイベントに出席
25日午前(現地時間) フランス・カンヌのルミエール劇場で開催された「第70回カンヌ国際映画祭」のミッドナイト・スクリーニングの招待作映画「名もなき野良犬の輪舞」(監督:ピョン・ソンヒョン) のフォトコールイベントにソル・ギョング、ZE:Aシワン、キム・ヒウォン、チョン・ヘジンが出席した。
ソル・ギョング&ZE:A シワン主演「名もなき野良犬の輪舞」カンヌ国際映画祭で最も長い“7分間”のスタンディングオベーション
映画「名もなき野良犬の輪舞」の主演ソル・ギョング、ZE:A シワンが涙を流した。24日午後11時(現地時刻)、フランス・カンヌのリュミエール大劇場で開かれた映画「名もなき野良犬の輪舞」(監督:ピョン・ソンヒョン) の「第70回カンヌ国際映画祭」ミッドナイト・スクリーニングには俳優ソル・ギョング、シワン、キム・ヒウォン、チョン・ヘジンが出席した。「名もなき野良犬の輪舞」犯罪組織の第一人者を狙うジェホ(ソル・ギョング) と、世の中で怖いものはなく覇気に満ちたヒョンス(シワン) の義理と裏切りを描いた映画だ。韓国で先に公開され、スタイリッシュなミジャンセンと滑らかなアクション、韓国商業映画の典型的な枠を破る斬新な試みで好評を得た。しかし公開直前、監督のSNSが議論に巻き込まれた。ピョン・ソンヒョン監督は自身のSNSに悪口と女性や大統領選挙候補を蔑視する発言を継続的に掲載し、ネットユーザーの怒りを買ったのだ。これは評点テロ(口コミサイトなどで意図的に最低評価をつけること) につながり、映画は好評にもかかわらず、公開2週目にやっと観客70万人を達成したほどだった。議論が続くと、ピョン・ソンヒョン監督はカンヌ映画祭の出席を諦めた。監督なしに4人の主演だけがレッドカーペットに立った。事情を知らない海外の観客や取材陣は多少不思議に思ったはずだ。「名もなき野良犬の輪舞」は4人の俳優にとって特別な意味を持つ作品だ。しばらく不振していたソル・ギョングにとっては再起の足場になるのに十分だったし、シワンにとっては入隊前の最後の映画だった。シワンをはじめ、チョン・ヘジン、キム・ヒウォンにとっては生涯初のカンヌ国際映画祭レッドカーペット入城という栄誉ある瞬間をだった。にもかかわらず突然の議論に気苦労をした俳優たち。幸いなのは今までの気苦労をカンヌで少しでも償ってもらったことだ。「名もなき野良犬の輪舞」は今年カンヌに招待された韓国映画のうち、最も長い7分間のスタンディングオベーションを浴びた。映画の終了後、観客たちは俳優たちにセルフショットの撮影を求めながら満足感を示した。「名もなき野良犬の輪舞」の主役たちは2500席から注ぐ熱い拍手に涙を流しながら感動した。