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隣人-The Neighbors-

記事一覧

  • 8月の韓国劇場街は韓国映画が占領!

    8月の韓国劇場街は韓国映画が占領!

    8月の韓国劇場街は韓国映画がブームだった。映画「10人の泥棒たち」から「風と共に去りぬ」「隣人」に至るまで、アクションとコメディ、スリラーという多様なジャンルが大ブレイクした。映画振興委員会が発表した2012年8月韓国映画産業決算によると、8月の韓国映画のシェアは70.2%に達する。2012年上半期の韓国映画のシェア53.4%に比べ、大幅に上昇した記録である。これは観客動員数が1,000万人を突破した映画「10人の泥棒たち」と430万人を超えた「風と共に去りぬ」、8月末に公開されて人気を集めている「隣人」の力が大きかった。一方、ハリウッド映画は7月に公開された「ダークナイト ライジング」以降、これといった大ヒット作がない。全体観客動員数も2,400万人を超え、月別観客動員数の最高記録を達成した。8月の全体観客動員数は2,423万8,636人と前年同月比20.8%も上昇した。これと関連して映画振興委員会は「8月の韓国映画の大ブレイクに後押しされ、2012年の韓国映画の展望は明るい」と伝えた。

    マイデイリー
  • 「隣人」ト・ジハン“脇役から始め、主演へとキャスティングされた”

    「隣人」ト・ジハン“脇役から始め、主演へとキャスティングされた”

    映画「マイウェイ 12,000キロの真実」(以下「マイウェイ」)が残したものの一つは、俳優ト・ジハンだった。興行成績の惨敗で悲運の作品として記憶されているが、劇中チャン・ドンゴンの子供時代を演じたト・ジハンは、短い出演でも強い印象を残した。ト・ジハンの映画次期作は「隣人」。脇役から主演の一人としてキャスティングされ、比重も大きく増えた。また、ワールドスターキム・ユンジンを始め、マ・ドンソク、チャン・ヨンナム、チョン・ホジン、イム・ハリョンなど、一度でさえ会うのも難しいそうそうたる先輩らと共演することもできた。30日、マイデイリーとのインタビューでト・ジハンは、「映画『マイウェイ』での眼差しを見て、キム・フィ監督がキャスティングを提案したという。『マイウェイ』では出演分量も少なかったので不思議だ。『隣人』は、オーディションを受けずにキャスティングされた始めての作品だ」と語った。映画「隣人」でト・ジハンは、ピザの配達人を演じた。一週間ごとにピザを注文する不審な男を怪しく思う人物だ。「映画の中で監督と僕がキャラクターを通じて表現しようとしたところは、スリラーを熱狂的に好きな人物だという点だった。服のバッジや柄などの細かい部分から、そういう雰囲気を表現しようとした。よく見れば、人物を表現する手段はかなり多い。ヘルメットにも12干支のステッカーを貼っており、腕輪、タトゥー、ドクロのTシャツなどでも見られる。また、ホイルパーマをしたヘアスタイルでは配達人の定型化されたイメージを与えようとした」またト・ジハンは、映画「隣人」を通じて得られた最も大きな成果は、他の俳優らとの息のあった演技だったと語った。「作品をしていると、モニターをする時に少しずつ昔とは異なった自分を見つけることになる。今回も先輩方と共演しながら、多くのことを学んだ気がする。次の作品でより成熟したところを見つけることができると期待している。そしてどんどん息が長い役を演じることになっているが、それも嬉しい。『マイウェイ』では強烈で短い演技を見せたというならば、今回は息が長かった。また、他の俳優らとぶつかるシーンがなく、それぞれが自分の演技を見せるやり方だったので、演技の調節やトーンを合わせるのに重点を置きながら演じた。一人だけ浮いてはいないか、毎回、監督に聞きながら演じた。監督が演技の調節を上手く手伝ってくれた」年末には、ソル・ギョング、ソン・イェジン主演のパニック映画「ザ・タワー 超高層ビル大火災」で戻ってくるト・ジハンは、「『隣人』が今人気を集めているが、『ザ・タワー 超高層ビル大火災』もヒットして、これからどんどん忙しくなればいいな、と思う」と抱負を語った。

    マイデイリー
  • 「隣人」公開10日で観客数150万人突破!

    「隣人」公開10日で観客数150万人突破!

    映画「隣人」(演出:キム・フィ)が公開10日で観客動員数150万人を突破した。1日、映画振興委員会の映画館入場券統合データによると「隣人」は先月31日全国で10万6337人を集め、累計観客数159万5709人を記録し、ボックスオフィス1位を獲得した。「隣人」はカンサンマンションに住んでいる連続殺人犯と彼に殺された1人の少女。そして連続殺人犯の存在に気づいた隣人同士で繰り広げられるストーリーを描いた作品であり、カン・プルの同名オンライン漫画を原作とした映画だ。キム・ユンジン、マ・ドンソク、キム・セロン、キム・ソンギュン、チョン・ホジン、イム・ハリョン、ト・ジハン、キム・ジョンテなどが出演する。俳優たちのアンサンブルが際立つ作品だ。最近犯罪スリラー映画が大人気だ。「共謀者」は同じ期間韓国で13万人を動員し、累計観客数35万523人を記録し、1位となった。「隣人」と「共謀者」は青少年観覧不可の重厚な犯罪スリラーとして注目を浴びている。歴代韓国映画興行ランキング2位を記録している「10人の泥棒たち」は全国6万4660人を加え累計観客数1239万799人となり3位、「風と共に去りぬ」「リンカーン/秘密の書」が4、5位と続いた。

    OSEN
  • 「隣人」キム・セロン、共演俳優も認める12歳の“プロ”

    「隣人」キム・セロン、共演俳優も認める12歳の“プロ”

    映画「アジョシ」に続き「隣人」まで、皮肉にも青少年観覧不可の作品である人気映画に出演した主人公は、まだ12歳の小学生キム・セロンだ。今回の作品では、活発で愛情細やかなスヨンと、内気で人と接することを避けているヨソンの一人二役に挑戦し、女優としてその存在感をより強固なものにした。実際の年齢に比べ、あまりにも大人びた経歴の持ち主である。映画の撮影現場では、キム・セロンと共に撮影をしていた俳優たちは、揃って「彼女はプロだ」と証言する。マ・ドンソクは、キム・セロンが腹痛で病院へ行く状況になってもシーンに入る時は驚くほど集中しているという。しかし、本人は「お腹が痛かったのではなく、胃痙攣になったからです。救急室に行くまでもないことですが、病院はその時間にすべてやっていなくて救急室に行くことになりました。集中力の秘訣ですか?そういうものはないです。痛いのは痛いだけで、演技は最後まで仕上げないといけませんから。仕上げないまま終わっちゃうと、他のスタッフの皆さんがまた撮影をしなければならないし、苦労しますから。そう言えば、その時、マ・ドンソクさんが薬もくださったり、心配してくださって、色々助けてもらいました」と話した。幼い声と繰り返されるインタビューがつまらないとぐずる時は、やはり年相応の子供だが、インタビューの答えを聞いていると、あまりにも大人びている。プロの俳優たちが認めたプロ中のプロのキム・セロンは、撮影現場で唯一、俳優のイム・ハリョンをオッパ(兄の意。女性が親しい年上の男性やスターを呼ぶ呼称)と呼んだということで話題になった。イム・ハリョンのどんな魅力が、天才子役キム・セロンを惑わしたのか?黙って手であごを支えながら、ずっと悩んでいたキム・セロンは「自己管理がすごいですからね」という率直な答えで記者を笑わせた。「体調と肌の管理?そして、ユーモアといいますか。お母さんいわく、今はユ・ジェソクさんやイ・ギョンギュさんが最高のMCですが、イム・ハリョンさんも時代を代表する最高の芸人さんだったと話してくれました。現場でもいつも元気を与えてくれました」キム・セロンとイム・ハリョンの歳の差を越えた友情を築いた映画「隣人」は、韓国で22日に公開後、興行成績でトップの座を守っている。

    マイデイリー
  • マ・ドンソク、初主演作「隣人」で二兎を捕まえた!

    マ・ドンソク、初主演作「隣人」で二兎を捕まえた!

    俳優マ・ドンソクが、二兎を同時に捕まえた。彼の初主演作である映画「隣人」(監督:キム・フィ)が公開初週観客100万人を突破し、1000万観客を動員した「10人の泥棒たち」を追い抜き、興行ランキング1位を記録したからだ。「隣人」を見た観客らは、マ・ドンソクが演じたアン・ヒョンモが映画の中心となり、カンフル剤としての役割を果たしていると称賛している。マ・ドンソクの所属事務所の関係者は、「インターネットポータルサイトなどで『隣人』の評点を見ると、マ・ドンソクの演技に対する観客たちの好評がほとんどである」と伝えた。マ・ドンソクは、年初に公開された映画「悪いやつら」が大ヒットしたことに続き、「隣人」まで興行成績と口コミという両方を達成し、存在感を強めた。他にも、今年には映画「ダンシング・クイーン」「ネバーエンディングストーリー」などの作品に特別出演し、多様なキャラクターに挑戦したが、それが大きく影響したと見られる。マ・ドンソクは、「平均的に年に長編映画3~4本ぐらい撮影している。特別出演と独立映画、短編映画までを含めると7~8作品となる。多様なジャンルが好きで、いろんなことに挑戦するのが好きだが、それが大きく影響したと思う」と、多作に出演する理由を語った。漫画家カン・プルの同名オンライン漫画を原作にした「隣人」は、連続殺人犯と彼に殺害された少女、そして殺人鬼に気づき始める隣人たちの間で繰り広げられる話を描いた作品だ。韓国で22日に公開され、現在興行ランキング1位の座を守っており、28日の午前まで累積観客数129万7677人を動員した。

    マイデイリー
  • 「隣人」観客数100万人突破…ト・ジハン&キム・セロンの証拠写真を公開

    「隣人」観客数100万人突破…ト・ジハン&キム・セロンの証拠写真を公開

    漫画家カン・プルの同名オンライン漫画を原作としたスリラー映画「隣人」が、公開後5日で観客動員数100万人を突破し、それを記念した証拠写真が公開された。22日に公開された「隣人」は、公開後5日で観客動員数100万人を突破した。劇中で一人二役に挑戦した子役のキム・セロンと、前作「マイウェイ 12,000キロの真実」でチャン・ドンゴンの子役時代を演じ、「隣人」ではピザ配達員に扮した俳優ト・ジハンが、観客動員数100万人突破を記念した証拠写真を公開した。ソウル、京畿(キョンギ)地方の舞台挨拶に訪れた二人は、俳優専用のバスに並んで座り、ピースサインをしながらカメラを見つめている。ト・ジハンはキム・セロンの方に体を寄せ、年下のキム・セロンを配慮するポーズで明るく笑っている。28日午前の、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計結果によると、「隣人」は27日だけで11万3377人の観客を動員し、トップの座を守った。現在までの累積観客動員数は120万9123人である。

    マイデイリー
  • 韓国映画の全盛期、興行ランキング上位を独占…ジャンルも様々

    韓国映画の全盛期、興行ランキング上位を独占…ジャンルも様々

    年初から始まった韓国映画の全盛期は、今年の中盤を越えて秋までその勢いを続ける見通しだ。27日午前、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計結果によると、興行ランキング1位から4位まで全て韓国映画がランクインされており、映画のジャンルも多様だ。また、ワントップ主演の映画よりは、いろんな俳優らのアンサンブルが目立つ映画だという一つの共通点を持っており、より注目を集める。まず1位は、漫画家カン・プルの同名オンライン漫画を原作にしたスリラー映画「隣人」だ。元シナリオ作家だったキム・フィ監督が原作に忠実な演出を見せ、ワールドスターキム・ユンジンを始め、マ・ドンソク、チョン・ホジン、イム・ハリョン、チャン・ヨンナムなど、錚々たる俳優が出演し、息の合った演技を披露する。また子役のキム・セロンの一人二役は、成人俳優に負けないくらいの存在感を披露し、劇に重みを加えた。青少年観覧不可にもかからず、公開初日に興行ランキング1位にランクインされた。初の週末に約78万人の観客を動員し、公開5日間で100万人を記録した。2位は朝鮮時代の氷泥棒を題材とした犯罪映画「風と共に去りぬ」である。チャ・テヒョン、オ・ジホ、ソン・ドンイル、シン・ジョングン、コ・チャンソクなど、多様な俳優が出演し、それぞれのキャラクターを見事に演じきった映画である。夏の映画市場を狙った氷という涼しい題材も新鮮だ。韓国で8日に公開され、「10人の泥棒たち」の後を次いで2位を記録し、順調に観客を集めている。現在約410万人の観客を動員した。3位は「10人の泥棒たち」。今年韓国映画の復興に大きく貢献した作品である。映画「TSUNAMI -ツナミ-」以来、3年ぶりに観客数1000万人を突破し、現在韓国映画の新記録を塗り替えている。1209万人を動員した「10人の泥棒たち」は、8月の最終週末中には歴代2位の観客動員数を記録した「王の男」(1230万人)の記録を簡単に超えると見込まれており、歴代1位の「グエムル-漢江の怪物」(1301万人)の記録までも狙っている。「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンが10年ぶりに本来の自分のキャラを取り戻したと評価される作品であり、キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、オ・ダルスを始め、香港を代表する有名な俳優サイモン・ヤム、デレク・ツァン、アンジェリカ・リーなどが、各自の役を見事に演じきった。「犯罪の再構成」「タチャ イカサマ師」のチェ・ドンフン韓国の新作で年初から注目を集めた作品でもある。4位は「リターン・トゥ・ベース」が記録した。ワールドスターRAIN(ピ、本名:チョン・ジフン)の他に、キム・ソンス、イ・ジョンソク、シン・セギョン、イ・ハナ、ユ・ジュンサンなどが出演した高空アクション映画だ。映画の公開日が何度か延期され、タイトルも3回も変えられた。それが悪材料として働いたのか、興行面では大きな成功を収められてはいない。韓国で15日に公開され、27日の現在まで105万9707人の観客を動員した。だが、韓国では見られない航空CGと高空戦闘シーンが好評を受けている。興行に失敗するとしても、そのチャレンジ精神だけでも意味深い作品だという評価を受けている。こうのように興行ランキング上位圏を独占した韓国映画は、それぞれ多様なジャンルとアクションで観客を魅了している。2012年は「10人の泥棒たち」の1000万観客数突破を始め、多方面に渡り、韓国映画史に残る年になると予想される。

    マイデイリー
  • 「隣人」キム・ソンギュン“ハ・ジョンウの殺人鬼役へのアプローチは天才的だと思う”

    「隣人」キム・ソンギュン“ハ・ジョンウの殺人鬼役へのアプローチは天才的だと思う”

    俳優キム・ソンギュンは、今年の代表的な韓国映画界のライジングスターである。彼は、「悪いやつら」(以下「悪いやつら」)というたった1本の映画出演で、韓国映画界関係者から熱い注目を集めた。妙なおかっぱ頭に気難しい表情。初めて映画に出演した新人だとは思えないくらいのオーラを持つ彼が、自身初の主演映画「隣人」でスクリーンに帰ってきた。今回は前作にも増して爆発的な力を持つ殺人鬼を演じることになった。ある日、少女を残酷に殺害し、その殺人を隠すために連続殺人を起こすスンヒョク役を演じたキム・ソンギュンは、「悪いやつら」で共演し、現在は同じ所属事務所の仲間であるハ・ジョンウに殺人鬼としての演技の秘法を密かに教えてもらったと明かした。「ハ・ジョンウ兄さんが、『絶対に自分が犯罪者だと思わずに、人を殺すときも殺していると思わずに自分は日常的な行動をしていると思いながら演じればいい。まるでリンゴを取るように、農夫が農業をするように演じれば良い』と言ってくれました。ハ・ジョンウ兄さんは本当に奇抜な人です。役へのアプローチが天才的ですね」ハ・ジョンウの4885(映画「チェイサー」でのハ・ジョンウの電話番号)もそのように誕生したようだ。そうしたハ・ジョンウの奇抜なアドバイスに後押しされたキム・ソンギュンは、彼なりの殺人鬼を完成させた。たった2作品だが、存在感だけは大きい。「殺人鬼役は必ず一回は演じてみたかったんです。結構早い時期に演じることになりましたが、チャンスだと思います。大変なときもありました。あまりにも役になりきってしまい、これ以上入り込んだらやばいなと思った瞬間もありました。残酷な事故や事件が報道されると、以前とは違って犯人の立場で考えてみるようになってしまいました。彼の内面状態といったところです。そうした自分に気づいたとき、急に恐ろしくなりました。それからは役から少し距離を置こうともしました。でもいざ撮影に入ると、『こうやってみよう。ああやってみよう』と意欲が溢れましたが、撮影がすべて終わった今は、『街で人々に気づかれたらどうしよう。石を投げられるのではないか。後で子供たちがこの映画を見たらどう思うか』といった考えが頭をよぎります(笑)」ライジングスター、キム・ソンギュンの残酷な殺人鬼としての演技。彼の話を聞いてこの映画により一層注目したくなった。「隣人」は、韓国で22日に公開された。

    マイデイリー
  • 「隣人」マ・ドンソクが演じた、憎めない悪人役とは

    「隣人」マ・ドンソクが演じた、憎めない悪人役とは

    映画「隣人」でマ・ドンソクは、叔父にまで暴力を振るう血も涙もない借金返済の取り立て屋を演じている。だが、そのキャラクターを通じて彼は妙に味のある演技を見せている。片腕に刺青を入れ、悪役キャラを前面に押し出しているが、マ・ドンソクが登場した瞬間、ドラマの緊張感が和らぐ。それは、善よりも悪に近いキャラクターでただ一人殺人鬼に立ち向かう、隣人の一人として描かれているからだろう。マ・ドンソクは「原作のWEBマンガを読んだ方は知っていると思いますが、アン・ヨンモというキャラクターには痛快さと清々しさがある。でも監督も僕もアン・ヨンモをヒーローにするのはやめようと考えました。アン・ヨンモのような取り立て屋や不良も一人の人間なので、そうした姿を際立たせようと思いました」と話した。格闘技選手のトレーナーの経歴を持つ彼は、周囲のアン・ヨンモと共通している部分を持った人々と多く触れ合ってきた。また、これまで演じた刑事役を通じて本物の刑事の知り合いも増えた。そうした中で凶悪犯罪を犯した者たちの話も耳にするようになったという。「スポーツをしてきた人は、後に半分はコーチやトレーナーとなり、半分は刑事か不良になっている。なので、演じるときはこれまで出会った人たちを思い浮かべながら役作りに活かしたりしています。以前、過去に起きた犯罪に関してプロファイリング(犯罪捜査において、犯罪の性質や特徴から行動科学的に分析し、犯人の特徴を推論すること)をしている人と話をする機会があったのですが、殺人や犯罪を犯す人の性格は、自閉的で内向的な人もいるけれど、一見普通の平凡な人が多いと話していました。異質な印象を与えないようにかえって人間関係は円満な人が多いそうです。でもそうした人たちは、深く話してみると、異質で偏った主観を持っているらしいです。連続殺人犯、幼児性虐待犯、できるなら殴ってこらしめたいですよね。特に残忍な犯罪が多発している近年にとってアン・ヨンモは、私たちを代弁してくれるキャラクターなのかもしれない。原作者のカン・プルさんもそうした思いからアン・ヨンモを描いたのではないでしょうか」アン・ヨンモは、悪人への刑罰を物語っている人物でもある。多くの人がアン・ヨンモに痛快感を覚えるのは、この映画の随所に見られる役割を果たさない公的な番人への批判からくるのかもしれない。殺人事件と犯人逮捕の平凡なスリラーではなく、考えさせられる見どころ満載の映画「隣人」は、韓国で22日から公開される。

    マイデイリー
  • スリラー映画「隣人」公開初日に「10人の泥棒たち」を捕まえられるか?

    スリラー映画「隣人」公開初日に「10人の泥棒たち」を捕まえられるか?

    映画「隣人」が前売りチケットの売り上げランキング1位を獲得し、映画「10人の泥棒たち」を危機に陥れた。配給会社ロッテエンターテインメントは22日、「未成年観覧不可の作品にも関わらず、8月の第4週目に公開する映画のうち『隣人』が、ヒット作『10人の泥棒たち』をおさえてリアルタイム前売りランキングで1位を獲得した」と明かした。映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計結果によると、22日に公開された「隣人」は、この日の午後2時頃に前売り占有率29.1%を記録し、「10人の泥棒たち」の21.1%を超えた。また、時間が経つほどその差が広がっていることにも注目が集まる。「隣人」は、漫画家カン・プルの同名オンライン漫画を原作にしたスリラー作品で、キム・ユンジン、マ・ドンソク、キム・セロン、キム・ソンギュン、イム・ハリョン、チャン・ヨンナム、チョン・ホジンなどの演技派俳優が勢揃いしたことで話題を集めている作品だ。映画「ツナミ-TSUNAMI-」「ダンシング・クィーン」「ハーモニー」「深夜のFM」などの大ヒット作のシナリオを手がけたキム・フィ監督の監督デビュー作として、自身の得意とするしっかりとしたストーリーに、カン・プルの原作オンライン漫画に忠実ながらも俳優たちの演技を生かす演出で、順調なスタートを切ったとの評価を得ている。22日に公開された「隣人」が、先日観客動員数1000万人を突破した「10人の泥棒たち」を公開初日に捕まえることができるのか、注目が集まっている。

    マイデイリー
  • チュ・ジフン&キム・セロン&イ・ビョンホン“一人ニ役”の勝者は?

    チュ・ジフン&キム・セロン&イ・ビョンホン“一人ニ役”の勝者は?

    今夏は、特に一人ニ役を題材にした映画が多い。8日に公開したチュ・ジフンの映画復帰作「私は王である!」をはじめ、キム・セロンが一人ニ役に挑戦する「隣人」、そしてイ・ビョンホンのカリスマ性が際立つ「王になった男」がそれぞれ公開を控えている。一人ニ役は、俳優としては大きなプレッシャーになりうる題材の一つである。一つの作品で一人の俳優が異なる2人のキャラクターを上手く演じることは簡単ではないためだ。だが、このようなプレッシャーを克服し、映画で一人ニ役を上手くこなした3人の俳優の演技対決に、映画ファンの関心が集まっている。チュ・ジフン ― コミカルに変身した爆笑爆弾除隊した後、復帰作として選択した「私は王である!」でチュ・ジフンは、一人ニ役を演じながらコミカルな姿を見せた。どこを見てもイケメンチュ・ジフンの姿はない。劇中で王になりたくない臆病の皇太子、忠寧(チュンニョン)と、その皇太子と身分を取り替える奴隷トクチルに扮したチュ・ジフンは、難度の高い一人ニ役を無難にこなし、観客から高く評価されている。特に、従来の作品より10倍ほど監督と話したというチュ・ジフンの言葉通り、相反する二つのキャラクターの特徴をうまく掴んで演じたという評価を得ている。皇太子の忠寧であるときは、文句を言う臆病な皇太子の姿を、皇太子と身分を取り替えた奴隷トクチルのときは、多少コミカルな表情としらじらしい姿で二つのキャラクターの変化を的確に表現した。この作品は映画公開後に興行を続けており、映画館に訪れる観客から人気を得ている。キム・セロン ― 本当に中学生?成熟した演技デビューと同時に映画「冬の小鳥」で主役を演じ、忠武路(チュンムロ)の期待の星に浮び上がったキム・セロンは、映画「アジョシ」での成熟した演技で人気を得た。そのような彼女が、今回の「隣人」でも自身の年齢より成熟した演技で観客の視線を引きつけると見られる。「隣人」は、同じマンションに住んでいる連続殺人犯と彼に殺害されたある少女、そして連続殺人犯の存在に気付いた隣人たちの間で行われるエピソードを描いたホラー映画で、漫画家カン・プルの同名のWEB漫画を原作としている。キム・セロンは、劇中で連続殺人犯に殺害された少女、ヨソンと連続殺人犯の標的になった少女スヨン役に扮し、熱演した。特に、多少静かで口数の少ない少女ヨソンの雰囲気と社交的でハツラツとした少女、スヨンのキャラクターをきちんと表現し、成人の役者でさえも演じにくい一人ニ役をこなした。さらに、共演した俳優のキム・ユンジンさえ、キム・セロンがあまりにも早く役に入り込んだので嫉妬したと明かすほど、キム・セロンの演技は印象的だった。イ・ビョンホン ― お墨付きのカリスマ性溢れる演技力公開前の「王になった男」だが、あらかじめ公開された予告映像だけでもイ・ビョンホンの一人ニ役の演技は期待を抱かせるに充分だ。「王になった男」は、朝鮮時代の光海8年、毒殺の危機に陥った王である光海の変わりに、王の役割を果たすことになった賤民(センミン:最下層の身分とされた人々)のハソンが王の代役になることから始まるストーリーで、歴史上から消えた15日間の隠されていた話を描く映画。イ・ビョンホンは、劇中で毒殺の危機に置かれた光海君と賤民のハソン役に扮し、熱演した。先立って公開された予告編でのイ・ビョンホンの一人ニ役は、一気に映画ファンの視線を引き付け、映画への期待を高めた。毒殺の危機に瀕した光海君の鋭いながらもカリスマ性溢れる姿、そして愚かでどこか足りなく見える賤民のハソン。この二つのキャラクターを表現するイ・ビョンホンの演技が目を引く。特にイ・ビョンホンは、今回の「王になった男」で一人ニ役を越え、三つの全く違う姿を見せ、観客を集める見通しだ。カリスマ性あふれる光海君と愚かなハソン以外にも、ハソンが王の役割をしながら次第に本当の王に変貌していく過程まで表現する予定であるためだ。さらに、これまでカリスマ性あふれるイメージを持っていたイ・ビョンホンが、ハソン役を演じながら見せるコミカルな姿も新たな魅力を与え、映画をより面白くすると見られる。

    OSEN
  • ソン・ジュンギ“女優顔負けの美肌”

    ソン・ジュンギ“女優顔負けの美肌”

    俳優のソン・ジュンギが20日午後、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で開かれた映画「隣人」(監督:キム・フィ、制作:ムセパル、Flow6、ザイオンエンターテインメント)のVIP試写会に出席した。「隣人」はカン・プルのオンライン漫画が原作で、同じマンションに住んでいる連続殺人鬼と殺害された少女、そして彼を疑う隣人の間で起きる事件を描いた作品である。映画は今月23日に韓国で公開される。

    TVレポート