チョン・アユル
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故チョン・アユルの所属事務所「真面目で明るく、苦しんでいたとは知らなかった」
故チョン・アユルが自殺したと知られている中、所属事務所は「明るくて元気な性格だったため、苦しんでいたとは知らなかった」と話した。17日の午後4時20分に放送されたMBC「セクション TV 芸能通信」は、チョン・アユルの自殺ニュースと関連した所属事務所側の立場を伝えた。事務所の関係者は「チョン・アユルは所属事務所で支給する75万ウォン(約5万円)以外には収入がなかった。生活に苦しんだことが自殺の原因と知られているが、彼女は経済的に苦しんでいることを一切表には出さなかったし、普段から明るくて元気な性格だったため、全く知らなかった」と話した。チョン・アユルは12日、自宅で遺体が発見され、警察は生活苦のあげく自殺したという結論を出した。一方、ヨンジン専門大学国際観光学科卒のチョン・アユルは、現在韓国で放送中のKBS朝ドラマ「愛よ、愛」にファン・ソニの友達役で出演していた。
チョン・アユル、自殺の前日に恋人&後輩と飲酒
首を吊って自殺した女優チョン・アユル(25)が、自殺の前日に恋人と俳優志望の後輩と酒を飲んでいたことが、警察の調べで分かった。遺体もマネージャーが発見したと知られていたが、前日一緒に酒を飲んだ後輩のチャン氏が最初に発見し、警察に通報したという。今回の自殺事件を捜査しているソウル江南(カンナム)警察署刑事課のある関係者は14日「チョン・アユルは、12日の夜、恋人のチョン氏(1987年生まれ)や俳優を志望している後輩のチャン氏(1988年生まれ)とソウル論硯洞(ノンヒョンドン)で酒を飲んだ後に帰宅し、当日の夜に自殺したと見られる」と明かした。正確な死亡推定時刻は出ていないが、警察は13日の午前0時から遺体が見つかった夜9時の間であると推測している。警察は「恋人のチョン氏と後輩のチャン氏が、お酒を飲んだ翌日にチョン・アユルと連絡がつかなくなった。気になったチャン氏が13日の夜9時頃、チョン・アユルの新沙洞(シンサドン)の自宅を訪ねた。玄関のオートロックの暗証番号を知っていた恋人の協力で家に入り、チョン・アユルの遺体を発見し、警察に通報した」と説明した。チョン氏とチャン氏は警察の調査で「チョン・アユルは普段からうつ病で悩んでおり、睡眠剤を服用していた」と話していたという。チョン・アユルは大学卒業後、会社員となったが、遅くに歌手を目指し始め、芸能人としてデビューするもその過程で自分の立場を悲観し、うつ病を患っていたという話も出た。しかし共に酒を飲んでいた時は、口げんかをしたり、自殺を暗示するような特別な兆候は見られなかったという。警察は遺書は見つかっていないが、外部からの進入の跡やチョン・アユルの防衛創ががなく、家族が遺体解剖を望んでいないことから、うつ病による自殺と見て追加の捜査を行っている。チョン・アユルの出棺は15日で、火葬される予定だ。韓国で5月にスタートしたKBS 2TV朝ドラマ「愛よ、愛」に出演したチョン・アユルは、10日に自身のFacebookを通じて「砂漠に一人で立っている気分。19歳になってから、ずっと一人で生きてきたのに、心を休めるところもない部屋でこの世の重さがあまりにも重く感じられる。一人で背負わなければならないという恐怖が押しかかる」と書き込んでいた。死亡前日の11日にも「何も慰めにならない」という意味深い文章を残し、さらに人々を悲しませている。
チョン・アユル自殺…死で名前知らせた無名の芸能人たち
新人女優チョン・アユル(25)が自殺したというニュースが伝えられている中、これまで無名であることを悲観して自ら命を絶った芸能人に再び注目が集まっている。12日午後、ソウル江南(カンナム)の自宅で首を吊っているチョン・アユルを知り合いの妹とマネージャが発見し、すぐに病院に運んだが、結局息を引き取った。彼女は普段からうつ病で苦しんでいたという。歌手練習生として長い間活動していたチョン・アユルは、女優に転向し、CMや現在放送されているKBS 2TVの朝ドラマ「愛よ、愛」でファン・ソニの友達として出演したこともある。しかし自殺で人生を終わらせた。チョン・アユルのような無名俳優の自殺ニュースはさらに悲しい。人気のある者だけがますます高い人気を享受する傾向の強い芸能界だからである。自主制作映画「コリアンラプソディ」などに出演した俳優キム・ソクギュンは2009年1月に自殺した。無名生活でうつ病を患っていた彼は「家族には申し訳ない。許してくれ」という内容の遺書を残して自殺した。また俳優パク・ヘサンも昨年11月に自宅で自ら命を絶った。ケーブルチャンネルCGVの「狎鴎亭(アックジョン)アリラン」でデビューした彼は、様々なCMに出演しながら活動をしてきたが、大きな人気を得ることができず、それを悲観したと言われている。昨年8月には女優ハン・チェウォンが自殺した。2002年のミス江原冬季五輪出身で、KBS 2TVドラマ「孤独」で秘書役を演じながらデビューしたが、無名の苦しみから抜け出すことは出来なかった。他にもトランスジェンダー芸能人チャン・チェウォン、モデルキム・ジフ、グループM.Streetのイ・ソヒョンなど多くの芸能人が無名の苦しみに耐えきれず自殺で人生を終えた。チョン・アユルは自殺する前に自身のFacebookに「何も慰めにならない」と自殺を暗示するような文章を掲載していたことが明らかになり、さらに人々を悲しませている。