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ソン・ドンイル

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  • 「チョンウチ」第1話、ドラマを楽しむ5つの見どころ

    「チョンウチ」第1話、ドラマを楽しむ5つの見どころ

    ドラマ「チョンウチ」の第1話が、21日に韓国で放送される。KBS新ドラマ「チョンウチ」(脚本:チョ・ミョンジュ、パク・デヨン、演出:カン・イルス)は、韓国の古典小説「チョンウチ伝」を基にした武侠時代劇である。友人から裏切られ、父のように慕っていたホン・ギルドンと、恋人のホン・ムヨン(AFTERSCHOOL ユイ)を亡くし、復讐を図る栗島(ユルド)国の道士チョン・ウチの話を描いている。チャ・テヒョンやイ・ヒジュン、ユイらの撮影現場の写真が公開され、期待が高まった「チョンウチ」の見どころを紹介しよう。1. 最高のハーモニー最近熱烈な支持を得ている今をときめく俳優チャ・テヒョン、ユイ、イ・ヒジュン、ペク・ジニが集まり、最高のハーモニーを成し遂げたという点が注目を集めている。他の人には演じられない独特のキャラクターで、多くの作品で話題になったヒットメーカーチャ・テヒョンは、チョン・ウチとイ・チの二役を演じる。また、時代劇は初めての挑戦となるが、既にKBS週末ドラマ「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」でその演技力を認められたユイは、冷静なホン・ムヨン役を、「棚ぼたのあなた」を通して今最も注目されている俳優として名を知らせたイ・ヒジュンは、絶えずチョン・ウチの命を狙う悪役のカンリン役を務める。MBCシットコム「ハイキック3~短足の逆襲」のスターペク・ジニは、可愛い暴れ者として新鮮な魅力を披露する。この4人が醸し出す演技のハーモニーに関心が高まっている。2. キム・ガプス&ソン・ドンイル&イ・ビョンジュン&キム・レハ異常な存在感の集結「チョンウチ」には俳優の中でも有名な名俳優たちが集結した。ドル箱俳優のソン・ドンイルはチャ・チャテヒョンと、本物の悪役演技を披露する実力派俳優キム・ガプスはイ・ヒジュンと共に、「チョンウチ」で男性コンビとして息を合わせる。また、個性派俳優のイ・ビョンジュンは、偽者の道士として、美中年のキム・ビョンセは、王の権力を牛耳る朝鮮時代の代表的な功臣左議政(官職の一つ)として、ドラマ「チョンウチ」へ力を添える。イ・ジェヨンは、風格のある内侍部(宦官部)の尚膳(内侍部で食事の仕事を担当していた官職)を、キム・レハは暴力組織の親分を、チャン・ウォンヨンはキム・レハの子分として登場し、誰一人欠かせない見事な演技を披露する。3. カン・イルス監督とチョ・ミョンジュ脚本家のアンサンブル「チョンウチ」は、ドラマ「太祖王建」「海神-HESHIN-ヘシン」「風の国」などを演出したカン・イルス監督と、「グッバイ・マイ・ラブ」「パパ3人、ママ1人」「広開土太王」などを執筆したチョ・ミョンジュ脚本家が初めて手を組んだ作品である。何よりも一つ一つのシーンを迫真溢れる映像に創り出すカン・イルス監督と、優れた構成と迫力のある筆力でストーリーのポイントを繊細に描写するチョ・ミョンジュ脚本家が初めて手を組んだことで、2012年下半期に注目すべき期待作として名を挙げている。4. 「チョンウチ」の辞書には適当という言葉はないドラマ「チョンウチ」は、愉快・爽快・痛快なファンタジー時代劇らしく、最先端の撮影技法や特殊映像を駆使し、よりリアルな映像を伝える予定である。タイムスライス技法(数十台のスチールカメラをつなげて撮影する技術)で、停止している被写体に、時空を越える特殊効果を加えることはもちろん、ヘリカム(小型無人ヘリの撮影機材)を利用し、撮影スタッフの手の届かないところまで細密に撮影し、クオリティの高い作品を完成させる。また、目の前で矢が飛ぶシーンや、道術を使う時に手から炎が飛び出すシーンなど、撮影だけでは表現できないシーンではCGを利用し、生き生きとした映像で表現する。5. 新たな「チョンウチ」が登場する「チョンウチ」は古典小説「チョンウチ伝」を基にし、再構成して創り上げた作品である。何よりもドラマ「チョンウチ」は、映画「チョン・ウチ 時空道士」とはまったく異なる内容で構成されているところから注目を集めている。過去と現在を行き来する映画とは異なり、ドラマでは朝鮮時代を舞台にそのまま再現することから、チャ・テヒョンが正反対のキャラクターを一人二役で演じる。特に、「チョンウチ」では、チャ・テヒョンは、何もできない貧しい民の悔しい現実を痛快に解決しながら、笑いとカタルシス(解放感)を味わわせる見込みである。映画とはまた異なる新たなチョンウチの登場に注目が集まる。製作会社であるチョロクベムメディアの関係者は、「『チョンウチ』は、老若男女誰もがお茶の間で気楽に視聴できるジャンルで、見どころ満載な作品。世の中の秩序と正義への希望を捨てないで欲しいし、現代の世の中に愛情を持つ人が増えて欲しい」と伝えた。ドラマ「チョンウチ」は韓国で21日夜10時から放送される。

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  • 韓国の映画界には名助演俳優が必要!

    韓国の映画界には名助演俳優が必要!

    今、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)は名助演俳優たちの黄金期と言っても過言ではない。キム・ソンギュン、チョ・ジョンソクなど、新人俳優が助演としてデビューし、主演顔負けの存在感を放ってその名を馳せた。そして様々な作品に出演してきたが、あまり知られていなかったクァク・ドウォンやチョ・ダルファンのような俳優は一つの人気映画でターニングポイントを迎えた。さらに最近助演として活動してきた俳優たちが複数の主人公が登場する映画で堂々と主人公を務め、俳優として確固たる地位を築くなど、変化の風が吹いている。このように長い間無名あるいは観客の記憶から消えた俳優たちがその存在感を放って演技力を認められているのは良いことだが、残念なこともある。それは俳優不足がテレビドラマだけでなく、映画界でも起こっているということである。このような現象を端的に示すのが、オ・ダルス、ソン・ドンイル、コ・チャンソクである。これは40代俳優不足の現象に直結している。今年オ・ダルスは映画「10人の泥棒たち」「リターン・トゥ・ベース」「共謀者」「みにくいアヒルの子」に、ソン・ドンイルは映画「ミスGO」「追従の王」「風と共に去りぬ」に、そしてコ・チャンソクは映画「死体が帰ってきた」「ミスGO」「私は公務員だ」「追従の王」「風と共に去りぬ」に出演した。特にオ・ダルスは8月に自身の出演した4作が韓国で公開された。彼は映画「10人の泥棒たち」では控えめでどこか抜けているような泥棒アンドリュー役に扮し、映画「リターン・トゥ・ベース」では21戦闘飛行団の整備隊を率いるミン曹長を演じて観客の笑いを誘った。さらに8月29日に公開された映画「共謀者」では臓器の密売に加わって人の臓器を摘出する出張専門外科医ギョンジェ役を務め、最低の医師をリアルに表現した。一方、8月30日に公開された映画「みにくいアヒルの子」では知的障害を持つ父親だが、子供への純粋な愛は誰にも負けない人物を見事に演じきって観客に感動を与えた。もちろん演技派俳優の演技が沢山見られるのは良いことだが、言い換えればその役を演じることができる俳優が多くない。これと関連してある映画界の関係者は「最近、助演俳優の出演が重なっている。テレビでその演技力を認められた俳優たちが映画にも出演してほしい」と述べた。現在韓国の映画界には良い俳優が大勢いる。彼らは俳優としてその役割を見事に果たしている。しかし限られた俳優が様々な作品の様々なキャラクターを演じるのは無理があるのも事実である。今、韓国の映画界には名助演俳優が必要である。

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  • 「応答せよ1997」出演者の方言がリアルな理由は?

    「応答せよ1997」出演者の方言がリアルな理由は?

    ケーブルチャンネルtvNの火曜ドラマ「応答せよ1997」(脚本:イ・ウジョン、演出:シン・ウォンホ)で、欠かせない人気の要素と言える、リアルで親しみのある釜山(プサン)訛りの演技の秘密が明かされた。釜山を舞台にしている同ドラマは、何よりも方言の演技が重要だ。実際、「応答せよ1997」の主人公たちは、ほとんどが慶尚道(キョンサンド)出身だった。まず、ガールズグループApinkのチョン・ウンジは、演技初挑戦であったにも関わらず、相次ぐ好評で演技の天才という愛称まで手にした釜山出身の出演者だ。Apinkとしてデビューし、標準語を習おうとしたが、訛った言葉がなかなか直らず、苦労していたと打ち明けたこともあった。しかし、その訛った言葉が、チョン・ウンジをさらに輝かせる長所となり、劇中のキャラクターがまるで実際の人物であるかのように生き生きとした演技を披露し、爆発的な人気を博している。制作陣は「チョン・ウンジが釜山に住んでいた頃、お年寄りの方々と多くの時間を過ごしていたおかげか、よりリアルな方言を使っている。そのおかげで、ドラマでさらに生き生きとした演技を見せられるようだ。言葉だけでなく、チョン・ウンジはすごく頭がいい。臨機応変で、役者としての才能は十分。今後が楽しみだ」とチョン・ウンジを高く評価した。アイドルグループINFINITEのホヤと俳優イ・シオンも釜山出身だ。特にイ・シオンは、劇中のキャラクターがお喋りであるだけに、早口の方言が多く登場するが、それに特有の演技力を合わせ、完璧に演じきって視聴者に笑いを届けている。ソ・イングクも慶尚道の蔚山(ウルサン)出身だ。無口でありながらも初恋に胸を焦がす釜山男子をリアルに演じ、ソ・イングクの再発見という評価が出ている他、女心も揺さぶっている。「ソ・イングクのせいで、訛った言葉を使う男性を魅力的に感じる」と言われているほどだ。また、シウォン(チョン・ウンジ)の母親役を演じるイ・イルファも釜山出身で、これまで見られなかった大胆な方言の演技を披露している。ソン・ジョンホはソウル出身だが、慶尚道出身の母親のおかげでリアルな方言演技を演じているという。シン・ソユルは慶尚道出身ではないが、努力を惜しまず、慶尚道出身の俳優たちの中でも堂々と自身のキャラクターを演じきっている。すでにドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」でリアルな方言を演じ、好評を得ていたシン・ソユルは、慶尚道出身の出演者たちにアドバイスを受けながら撮影に臨んでいる。一方、誰もが全羅道(チョルラド)出身だろうと思っていたソン・ドンイルは、実は仁川(インチョン)出身だ。劇中で全羅道出身として登場するソン・ドンイルは、完璧な方言と演技で視聴者を笑わせ、泣かせながら存在感をアピールしている。実際、それぞれの出演者の名前を主なポータルサイトで検索すると関連検索語として出身地が挙がるほどで、多くの視聴者が「応答せよ1997」の出演者たちの出身地に興味があることが分かる。出演者たちの出身地が公開されると、ネットユーザーは「ドラマの構成も緻密だが、キャスティングも緻密だ。3分の2が慶尚道出身だなんて。センス溢れる緻密な制作陣」「ソン・ドンイルが仁川出身だとは。予想外だ。抜群の演技力の持ち主だな」「方言を使ったドラマの最高峰。これより完璧な方言はないだろう」「ドラマを見ていると、方言を習ってみたいと思う。方言の魅力にハマった」などの熱いコメントを残した。

    TVレポート