キム・アロン
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キム・セロン、妹のキム・アロンとグラビア撮影…コンセプトは”残酷童話”
実力派子役のキム・セロンが、妹キム・アロンと一緒に残酷童話をコンセプトにしたグラビアの撮影をした。この二人は最近、「HEREN」12月号のグラビア撮影をした。彼女らは「A TALE OF SISTERS」というテーマで「ロン」姉妹流の残酷童話を表現し、注目を集めた。今回のグラビアでキム・セロンとキム・アロンは、森を彷徨い美味しい食べ物と珍しいジュエリーでいっぱいの魔女の家に立ち入った姿を表現した。秘密めいた眼差しに無表情な顔をした二人の姿は、輝くティアラやネックレス、イヤリングやブレスレット、指輪などと対照をなしている。ある現場関係者によると、キム・セロンとキム・アロンは明るい姿で撮影現場のあちこちを走り回りながらも、カメラの前に立つといつそうしていたのかというように感情にのめり込んで表情演技を続け、スタッフを驚かせたという。
「Barbie」俳優たちのおかげでさらに切なかった
イ・チョニの演技変身、キム・アロン&キム・セロンの見事な共演、チョ・ヨンソクの発見海に接した田舎の町には父と二人の娘がおり、常に悪態をついている叔父がいる。幸せという単語とは縁が無さそうに見える彼らを「Barbie」が切なく盛り込んだ。映画「Barbie」は「ママは売春婦」「父親は犬だ」などでショッキングな物語を発信しているイ・サンウ監督の新作である。低予算で強烈な印象を残したイ・サンウ監督だが、今回はさらに真剣ながらも切実な家族の話を取り上げている。映画「Barbie」が公開された15日午前、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVでは作品のあらゆる場面を共演した俳優たちが集合した。まずイ・チョニは、これまでの姿とはまた違う演技をこなした。イ・チョニは、幼い二人の姉妹(キム・セロン&キム・アロン)に中傷と暴力を振るい、あらゆる悪行の限りを尽くす叔父役を演じた。イ・チョニは「僕の演じるマンテクは、悪役と言うよりは、彼がそうするしかなかった現実、そして彼がなぜそう行動するかを考えながら演じた。マンテクも可哀想すぎる。この人も被害者だと思った。この現実を生きるマンテクを描こうとした」と説明した。イ・チョニは「シナリオを見る前に、イ・サンウ監督が『ママは売春婦』を撮ったと聞いて探してみた。監督が主人公を演じていたが、その後監督に会うまではおかしい気がした。監督に会ってシナリオを読んだが、全体的な物語が本当に良かった。直接話してみると良い人だった」と伝えた。続いてイ・チョニは「映画で子供たちに悪態をついて殴るシーンも多かったが、殴ることだけは到底できなかった。それで押し付けるシーンにした。でも監督は、さらなる悪を求めてきた。キム・セロンちゃんの方が逆に大丈夫だと僕をなだめてくれた。キム・アロンちゃんにおかずを投げるシーンは、僕にはできなかった。実はあのシーンは、照明の監督がやってくれた」と話した。実の姉妹キム・セロン&キム・アロン姉妹の共演チョ・ヨンソクの迫真の演技が映画を輝かせた映画で注目しなければならないのは、キム・セロンとキム・アロンの見事な演技だ。実の姉妹の二人が、映画でも姉妹を演じた。映画「隣人」などで韓国映画界に浮上している子役俳優キム・セロンとは違い、キム・アロンは今回がスクリーンデビューとなる。イ・サンウ監督は「経験の多いキム・セロンは、現場の撮影で1~2回でOKとなったが、キム・アロンは10回以上撮らなければならなかった。でも、瞬発力がよく、現場の雰囲気をそのまま受け入れていた」と潜在的な演技力を褒め称えた。キム・セロンの方も「実の妹なので気楽だったし、自然にできたと思う。負担もなかった」と妹と共演した感想を伝えた。映画で知的障害を持つ父親役を演じた俳優チョ・ヨンソクは「キャスティングが確定してから様々な施設を訪問して演技の参考にさせてもらった。監督と話し合って役柄を具体化した。子供を愛しているが大きな権力を持たない、この世の父親たちの姿を代弁しているのでは、という思いがしたので、愛情を持って演じた」と感想を述べた。「Barbie」は1990年代序盤、韓国で実際にあった話を題材にしている。臓器密売を養子縁組にみせかけた韓国の闇と現実を表し、切ない家族の物語を描いている。同映画は25日に韓国で公開される。