Kstyle
Kstyle 14th

李相日

記事一覧

  • 日本で大ヒット中「国宝」李相日監督、韓国愛を告白「私の根は韓国」

    日本で大ヒット中「国宝」李相日監督、韓国愛を告白「私の根は韓国」

    日本で大ヒットを記録した映画「国宝」の在日韓国人の李相日(イ・サンイル)監督が「私は根っこまで韓国人」とアイデンティティを明確にした。映画「国宝」を演出した李相日監督は11月13日、韓国ソウル龍山区CGV龍山アイパークモールで開かれた記者懇談会を通じて、韓国公開を控えた所感などを明かした。11月19日に公開される映画「国宝」は、国宝の境地に上るために互いを乗り越えなければならなかった2人の男の一生一代の物語を描いた作品だ。在日韓国人李相日監督の演出作「国宝」は、日本公開102日で累積観客数1千万人を突破し、興行164億円を記録した。これは日本実写映画史上2番目の千万映画であり、今年「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」に次ぐ最高興行記録だ。さらに「国宝」は日本映画の代表としてアカデミー賞に出品され、カンヌ映画祭および釜山国際映画祭を通じて全世界と韓国で大きな好評を得た。この日、李相日監督は「自分でも驚く結果だと思う」としながら「日本でも引き続き上映中で、興行1位を目前にしている。間もなく1位になると見られる」と伝えた。続けて「公開初週から5週まで観客数が増加した。おかげで作品に対する熱気を実感することができた」とし「若い観客たちはSNSを通じて情報を伝えてくれ、年配の方々は口コミを広めている。非常に驚き、嬉しい」と伝えた。「どんなきっかけで歌舞伎を素材にした映画を演出することになったのか」という質問には「私の根は韓国で、私は韓国人だ」としながらも「しかし日本で生まれ育ったため、日本文化と親しい。歌舞伎もまた同じだ」と話した。続けて「歌舞伎は日本の伝統芸術だ。歌舞伎についてよく知らなくても、イメージは知っていらっしゃるだろう」とし「私たちの映画は歌舞伎そのものよりも歌舞伎俳優たち、またそれを支える家族たちについてのヒューマンドラマだ」と説明した。女性を演じる男性歌舞伎俳優である「女形」を素材にしたことについては「男性が女性を演じるということが観点によってはグロテスクに見えるかもしれないが、5~60年間芸術のために自分を磨き上げてきたということに対する神秘感があった。そういったものを見出したいという考えが浮かんだ」と伝えた。また、李相日監督は「Netflixの映画『勝負』を観たが、イ・ビョンホン俳優の素晴らしさを感じた」とK-コンテンツへの関心を明かした。続けて「『パチンコ』シリーズにも演出で参加したが、その時韓国俳優に多く会った。イ・ミンホ、キム・ミンハが記憶に残る。彼らと共に作業したことが新鮮で良い記憶として残っている」とし「最初はユン・ヨジョン先生がとても怖かったが、一緒にやっていくうちに信頼関係が築けた」と話して笑いを誘った。「韓国俳優たちは思考方式が確固としており、演技論が確実だ。基礎が堅固だ」と話した李相日監督は「コミュニケーションも円滑によくできた」と付け加えた。

    Newsen
  • 【PHOTO】李相日監督、日本映画「国宝」マスコミ向け試写会に出席

    【PHOTO】李相日監督、日本映画「国宝」マスコミ向け試写会に出席

    13日午後、ソウルCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールにて、大ヒット中の日本映画「国宝」のマスコミ向け試写会&記者懇談会が開かれ、李相日監督が出席した。映画「国宝」は、任侠の一門に生まれながら、女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引取られた喜久雄(吉沢亮)が、その家の御曹司と切磋琢磨しながら芸に青春を捧げてゆく様子を描いた作品だ。同作は日本公開から102日で観客動員数が1000万人を突破し、興行収入は約160億円を記録。韓国では11月19日に公開となる。・大ヒット中の日本映画「国宝」李相日監督、ポン・ジュノ監督と8年ぶりにソウルで対面・李相日監督、11月に再び韓国へ!映画「国宝」のプロモーション活動に参加(動画あり)

    Newsen
  • 大ヒット中の日本映画「国宝」李相日監督、ポン・ジュノ監督と8年ぶりにソウルで対面

    大ヒット中の日本映画「国宝」李相日監督、ポン・ジュノ監督と8年ぶりにソウルで対面

    大ヒット中の日本映画「国宝」の李相日監督が、韓国でポン・ジュノ監督と再会する。李相日監督とポン・ジュノ監督は11月14日、映画と人生をテーマに率直で興味深い対話を交わす予定だ。2人の出会いは、2011年に日本に続いて韓国でも公開となった李監督の映画「悪人」だった。その後、2017年に李監督が「怒り」のプロモーションで訪韓した際、再会を果たした。今回の対談は映画「国宝」をきっかけに実現した3度目の公式的な出会いであり、8年ぶりにソウルで再び対面する場となる。韓国と日本の映画界を代表する監督の交流という点で大きな意味を持つ。また、両監督とも1000万人以上の観客動員を記録した作品を持つという点で、映画ファンの期待も高まっている。李相日監督はインタビューでポン・ジュノ監督について「映画的に多くの刺激とインスピレーションを与えてくれる監督」と語っている。2人の対談はメディアキャッスルおよび配給会社NEWの公式YouTube、SNSを通じて11月末頃に公開される予定だ。映画「国宝」は、任侠の一門に生まれながら、女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引取られた喜久雄(吉沢亮)が、その家の御曹司と切磋琢磨しながら芸に青春を捧げてゆく様子を描いた作品だ。同作は日本公開から102日で観客動員数が1000万人を突破し、興行収入は約160億円を記録。韓国では11月19日に公開となる。・吉沢亮、映画「国宝」の韓国公開に向けて熱いメッセージ!釜山国際映画祭サプライズ登場に歓声・李相日監督、11月に再び韓国へ!映画「国宝」のプロモーション活動に参加(動画あり)

    atstar1
  • 李相日監督、11月に再び韓国へ!映画「国宝」のプロモーション活動に参加(動画あり)

    李相日監督、11月に再び韓国へ!映画「国宝」のプロモーション活動に参加(動画あり)

    在日韓国人監督では初めて、日本で1,000万観客を突破した李相日(イ・サンイル)監督が韓国を訪問する。韓国で11月19日に公開される映画「国宝」は、国宝の境地に登るために互いを越えなければならなかった2人の男性の一世一代の物語を描いた作品だ。「国宝」を演出した李相日監督が11月12日からソウルを訪れ、13日に公式記者懇談会、14日にメディアインタビューとプレミアGVなど、多様な広報プロモーションをこなす予定だ。李相日監督は「こんにちは。韓国の観客のみなさん。映画『国宝』を演出した李相日です。『釜山(プサン)国際映画祭』で少し挨拶をしましたが、11月19日、韓国での公開に合わせて再びソウルを訪問することになりました。韓国でさまざまな媒体を通じてお会いできることを期待しており、近くで観客の皆さんにもお会いできることを楽しみにしています」と伝えた。また、「映画『国宝』は、芸術に人生を捧げた男たちの約半世紀にわたる熱い年代期です。日本でありがたいことに1,000万観客を動員しましたが、この流れと熱気が韓国まで続いていくことを期待しています。11月にソウルで会いましょう。ありがとうございます」と挨拶した。「国宝」は、「カンヌ国際映画祭」および「釜山国際映画祭」に招待され、日本公開から102日で累積観客1,000万人を突破し、興行収益164億円を記録した。これは、日本実写映画史上2本目の1,000万観客の映画で、今年の「劇場版 鬼滅の刃:無限城編」に続き、最高ヒット作に当たる。映画「国宝」は、韓国で11月19日に公開される。

    Newsen
  • 吉沢亮主演の映画「国宝」韓国で11月19日に公開決定

    吉沢亮主演の映画「国宝」韓国で11月19日に公開決定

    映画「国宝」が、韓国で11月19日に公開されることが確定した。映画「国宝」は、任侠の一門に生まれながら、女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引取られた喜久雄(吉沢亮)が、その家の御曹司と切磋琢磨しながら芸に青春を捧げてゆく様子を描いた作品だ。公開確定のお知らせと共に公開された予告ポスターは、父親を失って歌舞伎の世界へ進んだ喜久雄役の吉沢亮の姿が盛り込まれた。さらに「世界にたった一つだけの存在へ」という文言は、映画で国宝の境地に至るために人生を捧げる喜久雄に対する好奇心を刺激する。一緒に公開された予告編は、幼い喜久雄(黒川想矢)が、歌舞伎の名門家である花井半二郎(渡辺謙)に預けられ、歌舞伎の世界にハマっていく姿から始まる。続いて息子の俊介(横浜流星)とともにライバルとして成長していく喜久雄(吉沢亮)は芸術に青春を捧げるが、運命と才能の差で喜びと絶望を同時に感じ、苦しむ姿を見せる。「再び全てをかけて挑む」という文言をはじめ、シーンが次々と変わっていき、映画で国宝の境地に向かって繰り広げられる彼らの熱望を期待させる。同作は公開から約102日で観客動員数1013万5998人を突破。日本では「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)に次ぐ歴代2位の興行収入を記録したことも話題を呼んだ。日本を代表する小説家の吉田修一のベストセラー同名原作をベースに、在日韓国人3世の李相日監督が演出を手がけ、吉沢亮、横浜流星、渡辺謙など、日本を代表するスター俳優から、注目を集めている黒川想矢まで熱演を繰り広げた。さらに、「キル・ビル」「アデル、ブルーは熱い色」の撮影を手がけた超豪華製作陣が参加し、作品の完成度を高めた。「国宝」は韓国で11月19日に公開される。

    マイデイリー
  • 吉沢亮、映画「国宝」の韓国公開に向けて熱いメッセージ!釜山国際映画祭サプライズ登場に歓声

    吉沢亮、映画「国宝」の韓国公開に向けて熱いメッセージ!釜山国際映画祭サプライズ登場に歓声

    日本で観客動員数1000万人を突破した映画「国宝」の監督と主演陣が、11月の韓国上映を控え作品への思いを語った。韓国で21日に開催された「第30回釜山(プサン)国際映画祭」では、「国宝」がガラプレゼンテーション部門で公式上映された。この日行われたオープントークイベントには李相日監督、吉沢亮、黒川想矢が出席した。同作は公開から約102日で観客動員数1013万5998人、興収142億7273万1300円を突破。日本では「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)に次ぐ歴代2位の興行収入を記録したことも話題を呼んだ。李相日監督はこの日のオープントークで「(興行収入)1位になれたら嬉しい」とコメント。一方で「この映画は、テレビドラマの映画化や漫画の実写化ではない。伝統文化を扱っている。このような映画が日本の観客にここまで愛されることは、驚きでもあり、嬉しい。予想していなかった」と謙虚に語った。「国宝」は、任侠の一門に生まれながら、女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引取られた喜久雄(吉沢亮)が、その家の御曹司と切磋琢磨しながら芸に青春を捧げてゆく様子を描いた作品。豪華キャストらが繰り広げる圧巻の演技はさることながら、韓国では在日韓国人3世の李相日監督が演出を務めたという背景も注目され、監督の生涯の軌跡と「国宝」が重なって見えるという解釈も出ている。李相日監督はこの解釈について「多くの人々がそのようなイメージを持つことも理解できる」としつつ、「歌舞伎は、国を問わずその美しさや伝統と歴史を感じることができる。私自身も日本で生まれたが、生活の中で毎日自分の血筋を感じるわけではない。私自身の背景とは関係なく、『日本人が歌舞伎をあまり見ないので、どうすれば映画としてこの芸術を新たに受け止めてもらえるか』という点について考えた」と語った。司会者からは、「一般論で言えば、『血筋か、才能か』という議論については才能の勝利だと思われがちだ」というコメントも。李相日監督は「映画の中では、才能がある者も多くの悩みを抱えている。一方で、血筋という因縁から自分自身の運命を受け入れなければならないという場面もある。どちらが良い、悪いというわけではなく、いずれもアイデンティティを持つ必要があるという部分で困難を覚える。芸術の世界に生きながら、それと同時に自分の人生におけるアイデンティティも見出さねばならないという難しさだ」と説明した。李相日監督はさらに、「国宝」の構想を練ることとなったきっかけも明らかにした。彼は「『悪人』を撮り終えたあたりから、歌舞伎に興味を持つようになった」とし、「中でも女形の話を手掛けたいと思っていた。しかし、これが非常に難しかった。吉田修一氏が新たに物語を作り直してくれて、それを私が再び映画化した」と伝えた。日本の伝統文化を題材としながら、同作の撮影を担当したのは「アデル、ブルーは熱い色」で撮影監督を務めたチュニジア人監督のソフィアン・エル・ファニだった。李相日監督はこの点についても「歌舞伎をよく知らない人が、新たに知っていく過程も重要だと考えた。そのような視点からどのように作品が描かれるのか、と思った。事前に知り尽くしている人よりも、新鮮な感覚が必要だと思った」と背景を語った。今回のオープントークの開催が韓国で発表された当初は、李相日監督のみ出席すると予告されていた。このたび主演の吉沢亮、そして彼の少年時代を演じた黒川想矢が出席したことで、会場の歓声も一層熱いものとなった。吉沢亮は「作品の撮影が始まる前に、1年半ほど練習した。1つの役のために、それほどの時間をかけるのは非常に珍しいことだった。実際の歌舞伎役者の足元にも及ばなかったが、練習を続けるうちに歌舞伎役者の方々がどれほど素晴らしいのかを実感した」と振り返った。彼はさらに、「当時は『これをやるしかない』というこだわりを持っていた。今思うと、この気持ちが撮影に必要な部分だったと思う。これまでやってきた仕事とは、比べものにならないほどの時間と覚悟が必要だった」と語った。また、李相日監督との作業については「監督からは、本当に難しくて『不可能ではないか?』という指示もたくさんあった。しかし、撮影の過程で俳優が克服できるという絶対的な信頼があるという監督の気持ちが伝わってきた。だからこそ、厳しい李相日監督の愛情を感じた」と語った。これには李相日監督も「もちろんだ。吉沢亮さんはこのような難しい役を待っていたとも思う。越えられない壁を越えられる俳優だという確信があった」と答えた。黒川想矢は劇中で、寝る時間も惜しみながら歌舞伎役者として訓練に励む喜久雄の幼少時代を熱演。司会者は、劇中で訓練を心底楽しむ彼の姿に言及し、「演技に対してもそのような気持ちがあるのか」と質問した。彼はこれに対して「もちろんだ。演技が本当に楽しくて楽しくてしょうがない。『寝る間も惜しい』というセリフがあるが、その気持ちがわかる」と語った。その一方で、「ただ、僕は演技を楽しむためにしっかり寝るようにする」と付け加え、笑いを誘った。「国宝」は、11月19日に韓国で公開を控えている。会場で韓国での公開が伝えられると、李相日監督は「その時はぜひまた劇場でお会いしたい」と伝え、ファンの期待感を高めた。吉沢亮もまた「歌舞伎という日本の伝統芸能をテーマにしているが、その中には1人の人生が込められていて、非常に普遍的で全ての人に伝わる映画となっている。韓国でもたくさん愛されてほしいと思う」と語った。黒川想矢は「今回、この作品の一員になれて光栄で幸せだ」とコメント。「『国宝』をご覧いただき、歌舞伎にも多くの関心をお寄せいただけたらうれしい」と、韓国の観客にメッセージを伝えた。【PHOTO】吉沢亮&黒川想矢、映画「国宝」オープントークに出席【PHOTO】是枝裕和監督&黒川想矢&柊木陽太、映画「怪物」の記者懇談会に出席・吉沢亮のサプライズ登壇も!ポン・ジュノ監督&ソン・ガンホ「パラサイト 半地下の家族」舞台挨拶に登場

    マイデイリー
  • 広瀬すず&李相日監督、映画「流浪の月」スペシャルトークイベントに登場…3度目のタッグを早くも予告?

    広瀬すず&李相日監督、映画「流浪の月」スペシャルトークイベントに登場…3度目のタッグを早くも予告?

    2020年本屋大賞を受賞した作家・凪良ゆうによる傑作小説を原作にした映画「流浪の月」スペシャルトークイベントが行われ、広瀬すずと李相日監督が参加した。この日のイベントは司会者を立てることなく李が広瀬に質問するスタイルで展開。10歳の時に誘拐事件の被害女児となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を演じた広瀬。彼女は、更紗の現在の恋人・亮役の横浜流星との距離感について、お互い人見知りゆえに「距離は縮まるけれど知ることができない感じがあった」としながらも「撮影しながら触れ合う瞬間に一気に何も隠すことも遠慮することもなくなった。肌と肌が触れ合う瞬間に私自身が信用できるようになったというか、飛び込めるというか。それを感じたからこそ余計に信頼できたのかもしれません」と打ち明けた。また李から物語後半で距離が近づいていく松坂演じる文との関係について「文(松坂)とのシーンでは『桃李さんが遠い』と悩んでいたよね?」と明かされると、広瀬は「亮君との距離が近くなる中で、文=桃李さんを想うことに対して距離ができてしまい、気持ちの切り替えが難しかった」と告白。更紗と文の関係性はその複雑さゆえに、広瀬が「桃李さんとは撮影現場では朝の挨拶と出る時の挨拶以外は喋っていなくて。スタンバイも別々のところにいました」と打ち明けると、李も「文と更紗の関係に気を遣っていたのかも。劇中で会話を交わすまでの緊張感も必要だからね」と理解を示していた。話題はクランクアップの日に撮影した重要な寝顔シーンについて。広瀬は「色んなものを含めた2ヶ月半をあの文の寝顔で思い出しました。こんなに誰もいない場所で寝顔を見るという寝てる時って自分でコントロールできないじゃないですか。そんな姿を見てるということで『信用してもらっている人間としての喜び』を私自身が感じたのを覚えています」と濃い撮影期間を振り返ると李からは「クランクアップだ! せいせいした! というよりは『悔しい』という感情を残してた気がするんだけど?」と鋭い指摘。それに対し広瀬は「間違いなく『終わったー!』というのはありました。『怒り』の時は一生終わらないくらいの気持ちに思っていたので、きっと今回も同じ感覚になるだろうと思っていました。ですが今回は「今だ!」と冷静に実感したシーンもあったので、もしかしたらそうじゃないシーンもあったのかな? と思うと一気にスッキリしたというよりは不安の方が大きかったです」とクランクアップ時も手探りなまま不安な気持ちを感じたことを告白。さらに「桃李さんや流星君のお芝居を目の前で見てたからこその焦りと不安をあんなに感じたのは初めてなんじゃないかと思うくらい感じましたね。最後のシーンは私自身のメンタルがズタボロな感じでした」と共演者たちの熱演を目の当たりにし、より不安を感じたことを明かした。李は「広瀬すずは技術的に上手にやる人とはちょっと違う感じがする。自分の感情と何かが繋がった時に波を起こす人だと思うので、そういったことが今回見れた気がします。自信持ってください!」と広瀬を激励。広瀬も「このタイミングで李組に参加出来て本当に良かったです。ほかのキャストの方が命を削りながらやっているような姿が刺激的でした」と2度目のタッグで感じた成長を振り返った。また最初の段階で4時間あったという本作のカットされたシーンの話題になると、更紗と文が電車に乗って旅立っていくという幸せを予感させる幻のラストシーンの存在が明らかに。広瀬は「完成した本編を観て『ラストシーンどこいった!?』とビックリ。『えー!』みたいな」とまさかの未使用に驚いたと言うも、李は「あれがあると満たされてしまっているというか、余韻がなかった。二人の見たい姿を見せて終わってしまった気がして。その後の二人の姿はお客さんが自分の映像として見てほしいシーンだったと撮影後に気づきました。電車を借りて撮影するのは大変なのにね!」と苦笑いしながら解説し「ソフト化の際には特典映像として入れますので」と予告し、広瀬と観客を喜ばせていた。最後は6月19日に24歳の誕生日を迎える広瀬に、李からサプライズで花束贈呈。李の「誕生日おめでとう!」の発声に「え? 李さんにお祝いしてもらうなんて嬉しい!」と喜色満面の広瀬。『流浪の月』への参加について改めて「自分の中で大きな何かが生まれて、頑張ろう! と思えた」とし「24歳になっても頑張りたいというか、李監督ともっともっとご一緒できるように努力をしていかなければいけないなとクランクアップからずっと思っています」と未来への抱負を述べていた。李とじっくりと語り合ったこの日のトークイベントに広瀬は「こんな斬新なトークイベントは初めて!」と嬉しそうで「私もまだラストシーンのワンカットを見られていないので、ソフト化の際の特典が楽しみです!」と期待。すると李は前作『怒り』に続いてのタッグとなった広瀬に「二度あることは三度ありますか!?」と聞くと、広瀬は驚いて肩をすくめながらも「え? いいんですか!? という気持ちが大きいですがぜひ!」と快諾して客席から拍手喝采を浴びていた。■映画情報「流浪の月」全国公開中〈出演〉広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明<ストーリー>雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2ヶ月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。傷物にされた被害女児とその加害者という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて。原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)監督・脚本:李相日撮影監督:ホン・ギョンピョ音楽:原摩利彦製作総指揮:宇野康秀製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS配給:ギャガ(C)2022「流浪の月」製作委員会■関連リンク映画「流浪の月」公式HP:https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

    KstyleNews
  • 松坂桃李&李相日監督が登壇!映画「流浪の月」イベントで観客からの質問に答える“裏設定では…”

    松坂桃李&李相日監督が登壇!映画「流浪の月」イベントで観客からの質問に答える“裏設定では…”

    実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬すずと松坂桃李の2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の被害女児となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の加害者とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、加えて趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。2人の限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた「フラガール」「悪人」「怒り」などの李相日(リ・サンイル)監督。また、「パラサイト 半地下の家族」「バーニング 劇場版」「哭声/コクソン」「母なる証明」など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、「キル・ビル Vol.1」「ヘイトフル・エイト」「フラガール」「悪人」「三度目の殺人」など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。映画「流浪の月」のティーチインイベントが6月12日(日)に都内で開催され、松坂桃李と李相日監督が揃って登壇。既に本作を鑑賞した観客からの質問形式でイベントは進められた。この日のイベントの進行は李が自ら担当。李は「松坂桃李のトークショーへようこそ!」などとジョークめかしながら、当の松坂は「凄いですね! この規模でのティーチインは初めてです!」と満席の会場に喜色満面だった。中には15回も本編を鑑賞している観客もおり、松坂は「えー! ありがとうございます!」と驚きの表情を見せた。早速、司会を務める李から松坂に過去の舞台挨拶の発言で気になっていた「今回公開されるにあたって『かつてないほど緊張や怖さを感じる』とを話をされていたと思うんですけど、具体的に怖さや恐れを感じるシーンはありますか?」と質問。問われた松坂は自身が演じる文が小さな更紗(白鳥玉季)の唇についたケチャップを拭うシーンについて「あの場面は皆さんどう思われましたか?」と観客に逆質問しつつ、「映画の感想を見ていて、そういう解釈をしている方もいるんだなと思ったんです。僕はそのシーンを演じる時に、文は自分の持っている特性から解放されるのではないかという期待があった上で更紗の口を拭ったけれど、何も湧き上がってくるものがなかった。文からしたら絶望にまた引き戻された瞬間でもあって。そのような思いで演じていました」と心境を吐露。李も「暗闇にいた文が更紗という一筋の光で表に出てきた時に、最初に神秘に触れたのがあの時だったと思うし、二人の魂が神秘に触れた瞬間でもあると思う」と文を演じた時の心情を述べた。イベントは実際に映画を見たばかりの観客からの質問コーナーへ。最初の質問は「文がコーヒーを淹れるときに右手で淹れていたが、更紗が逃げ込んだあとは左手でいれていたのには意味がありますか?」というマニアックな質問。細かい動作を指摘された松坂は「よく観ていますね~!」と感心しつつ「特にそこに意味はありませんが、僕は普段左利き。普段の松坂桃李が顔を出したのかもしれません!」と笑わせた。次は「文がひとりで過ごしていた部屋で鳥の彫刻を作っていたのはなぜ?」という質問。李は「裏設定になりますが、文が過ごしていた部屋にある小さな窓から文が見ていたのは空・雲・そして鳥だったのではないかと思いました。自分と重ね合わせて自分は中に閉じ込められているから、逆に外を自由に飛び回っている対象として鳥が目に入ったのではないかと。しかし撮影時は鳥を呼ぶことができず、代わりに蝶を捕まえました。外に出られないという隠喩としての文と蝶、そして彼が心に思い描いていたのは空を飛ぶ鳥だったのではないかという意味を込めて作りました」と解説。松坂が「(撮影監督の)ホンさんも作中は鳥が飛ぶ姿を捉えていたりするので、文にとっては更紗も含めてそれは自由の象徴であったと思います」と分析すると、李は「鳥の目は世の中の目にも通じるというか、自由の象徴であり怖さの象徴にもなりえる。鳥は貴重なキーポイントです」とさらに解説を加えていた。今日が初めての鑑賞となったという観客からは、文と幼い更紗の過ごす幸せ2ヶ月のシーンについて「今敏監督のアニメーション『パプリカ』や『妄想代理人』が劇中で使用されているのはどういう意図ですか?」という質問。松坂は「裏設定としてあるのは、この映画を選んだのは更紗のチョイスであるということです。前段として、自由奔放な更紗がピザを食べてゴロゴロして『次、映画見ようよ!』という時に、更紗が文と出会う前にお父さんとお母さんと幸せに暮らしていた時期に好きで見ていたラインナップのひとつにこの2作品があったということです」と映画には描かれていない二人が出会う前の影響を説明すると、李も「この二つの作品を観ている人には、『流浪の月』のストーリーにどのような繋がりがあるのかわかるはず。10歳の少女が単に好きだというのとは違う、更紗なりのチョイス。気になった方はぜひ観てみてください!」と勧めていた。最後は原作を読んで2回目の鑑賞となった観客から「初めて原作を読んだときの感想は?」という質問。こちらに李は「脚本を読んだ感想も聞いてみたい!」と差し込むと、松坂は「まずった! と思った」と明かしながら「文字では伝わるけれど、自分の言葉で言い表すことのできない感情をどのように表現すればいいのか? というまずったがまずありました。脚本を読んで、文が更紗にすべてを打ち明けるシーンが小説と映画で違っていたので、どのように演じればいいのかということを悩みました。小説だから表現できることと映画だからこそ表現できることがあるわけで、このシーンが成立するのは自分次第だと思うと、現場中は李監督に『助けてください!』という思いで接していました」と不安があったことを吐露。しかし、映画を見た人からは特に印象に残るシーンとしてよく挙がるシーンでもあり、松坂自身も「すべてを出し切るために準備期間も含めて向き合ってきたところもあるので、そのシーン撮影当日には緊張はありませんでした。撮影を積み重ねていく中で『いつ来てもいいな、このシーン』という気持ちになった。それは役者人生で初めての感覚でした」と万全の体制で臨めたそうで、李も「俳優・松坂桃李の到達点だと思う。次が楽しみ!」と太鼓判を押していた。時間が限られている中、満席の観客からは終始活発に質問の手が挙がり、質問者を指名するのも一苦労。李が「どのあたりに座ってる人がいいか、桃李くん決めて!」と促し、逆光となる照明に苦労しながら二人で満席の観客席を一生懸命見渡す姿も印象的だった。ティーチインイベント最後には松坂から「この規模でのティーチインは初めてでしたし、皆さんと言葉を交わし合う機会はないなと思っていたので、すごく嬉しいサプライズでした。どれだけの人にこの作品の込められたメッセージを届けることができたか自分では分かりませんが、しっかりと皆様の中にこの作品に登場していた人たちの感情というものが色んな形で伝わっていけばいいなと思います!」とまだまだ公開が続く映画が一人でも多くの方に届くようアピール。続けて李からの「今日はこの場を借りて、松坂桃李にしかできなかったと思いませんか!?」という発声で客席からは拍手喝采。李の「松坂桃李、ありがとう!」という感謝の言葉とともに、松坂と李はガッチリと握手していた。映画「流浪の月」は大ヒット全国公開中だ。■映画情報「流浪の月」全国公開中〈出演〉広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明<ストーリー>雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2ヶ月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。傷物にされた被害女児とその加害者という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて。原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)監督・脚本:李相日撮影監督:ホン・ギョンピョ音楽:原摩利彦製作総指揮:宇野康秀製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS配給:ギャガ(C) 2022「流浪の月」製作委員会■関連リンク映画「流浪の月」公式HP:https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

    KstyleNews
  • 李相日監督の最新映画「流浪の月」韓国でも公開決定!各界からの絶賛コメント&場面写真も解禁

    李相日監督の最新映画「流浪の月」韓国でも公開決定!各界からの絶賛コメント&場面写真も解禁

    広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた李相日監督最新映画「流浪(ルビ:るろう)の月」が、全国公開中だ。実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬すずと松坂桃李の2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の被害女児となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の加害者とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。2人の限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた「フラガール」「悪人」「怒り」などの李相日(リ・サンイル)監督。また、「パラサイト 半地下の家族」「バーニング 劇場版」「哭声/コクソン」「母なる証明」など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、「キル・ビル Vol.1」「ヘイトフル・エイト」「フラガール」「悪人」「三度目の殺人」など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。橋本環奈、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、弘兼憲史、吉田大八も絶賛! 更紗と文の15年間を繋ぐのは水だった。公開されるやいなや、「今年を代表する1本」「原作ファンとして文句のつけようのない完成度!」「俳優陣の圧巻の演技力」「邦画史に残る超絶大傑作!」「150分一瞬たりとも気の抜けない展開に美しく儚く隙のない映像」と、映画レビューサイトやSNS上の熱のこもった感想が話題になっている本作。既に「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が「私に得も言われぬ嫉妬心を呼び起こした」と感嘆の声を上げるなど、各界の著名人からのコメントも続々到着しているなか、あらたな絶賛コメントたちが到着。ドラマ「ネメシス」で広瀬との共演経験もある女優の橋本環奈からは「それでも最後に儚げながらも未来への希望が残る。流浪の先に2人を待ち受けている人生に想いを馳せる」と繊細で詩的な感想が届き、「流浪の月」の原作者である凪良ゆうの人気小説「美しい彼」の実写ドラマで主演を務めた八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)からは「ちょっと言葉では言い表せないです。本当に素敵でした」と感無量の鑑賞報告が届いた。さらに「島耕作」シリーズの著者としても有名な漫画家・弘兼憲史が「本当に素晴らしい作品。今年の映画賞は総なめの予感」と日本映画史に爪痕を残すことに期待を寄せ、日本アカデミー賞受賞監督の吉田大八が「画面の隅々から俳優の表情筋に至るまでただならぬ力が 漲みなぎり、観るものに対決を迫る」と本作から立ち上る気迫に賛辞を送るなど、大人世代の心にも深く突き刺さっていることがわかる。そして、先に開催された全州国際映画祭での評判、また日本国内でのこの盛り上がりを受け、本作の撮影監督であるホン・ギョンピョ(「パラサイト 半地下の家族」「バーニング 劇場版」)の母国・韓国で今秋からの劇場公開が決定した。そんな快進撃の続いている本作から、水の中にいるような深い青が印象的な未公開場面写真とシーンにまつわるエピソードを新たに解禁! 2020年本屋大賞を受賞した原作「流浪の月」に寄せられた多数の映画化オファーの中から選ばれ、この重責を担った李相日。「原作をただなぞるのではなく李監督の流浪の月を作ってほしい」という凪良の激励を受け、李は自身の映画版「流浪の月」のなかで、いくつか原作からの設定の改変を施した。もっとも大きな変更点のひとつは、2ヶ月を一緒に過ごした幼い更紗と大学生の文が被害女児と誘拐犯として警察に引き離されてしまうシーン。原作では動物園がその舞台となっているが、映画では、とある湖が舞台となった。李はこの変更について、「2人が引き離される時に目にした風景は、2人が再会するまで15年間も思い続ける景色ですから、とても大事なものでなければなりません。ですから実際映像になった時に、2人を繋ぐ装置として、もう一歩何かが必要だと感じました。それが今回は水でした」と意図を振り返る。「文がいる場所のそばにはいつも水があり、水の中は2人が安心できる場所というイメージで、物語に水を介在させています」とし、それゆえ再会した更紗と文の居場所である川沿いのカフェcalicoの内装も壁がブルーグレー、奥にある格子窓のステンドグラスがブルー、そして電飾にもブルーが配置され、まるで湖の中にいるような優しい青い光が2人を包み込むように設計されている。この水というキーワードは、俳優たちが演じるキャラクターの視覚的なイメージにも活かされた。「例えるなら、更紗と文は水なんです」と李。「そして亮は火、谷は土のイメージです。熱を発する亮の周囲には意識的に赤を配置しています。ソファや壁の絵など。一方、育みたい願望を持つ土の谷の衣装はベージュや茶系で統一しました」と話した。ぜひ、そのような視点でも、本作を劇場のスクリーンでチェックしてほしい。映画「流浪の月」は、日本全国で公開中だ。■映画情報「流浪の月」全国公開中〈出演〉広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明<ストーリー>雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2ヶ月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。傷物にされた被害女児とその加害者という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて。原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)監督・脚本:李相日撮影監督:ホン・ギョンピョ音楽:原摩利彦製作総指揮:宇野康秀製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS配給:ギャガ(C) 2022「流浪の月」製作委員会■関連リンク映画「流浪の月」公式HP:https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

    KstyleNews
  • 映画「流浪の月」舞台挨拶に広瀬すず&松坂桃李&李相日監督らが出席…初日を迎えた喜びや撮影中の裏話を語る

    映画「流浪の月」舞台挨拶に広瀬すず&松坂桃李&李相日監督らが出席…初日を迎えた喜びや撮影中の裏話を語る

    2020年本屋大賞を受賞した作家・凪良ゆう氏による傑作小説を原作にした映画「流浪の月」が、5月13日ついに全国公開! 同日には都内劇場で初日舞台挨拶が行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、内田也哉子、李相日監督が出席した。2016年の「怒り」以来の6年ぶり長編新作、しかもコロナ禍での撮影という異例の状況の中で作られた本作がついに公開を迎えた李監督は「いい映画を作ってなかなか言葉にできない色んな思いを観る人に届けたいというそれだけでした。コロナ禍での撮影が大変だったかどうか、そんなことはこの場に立つと忘れます」と自信作の封切りに晴れやかな表情。その李監督と「怒り」以来のタッグとなった広瀬は「撮影中は更紗として生きることに必死過ぎて」と完走を自負している広瀬すずは「どういう風に伝わるのかなと、ここ最近の中でも強く、ドキドキとちょっとした緊張を感じています」と新鮮な面持ちだった。役作りのために体重を落として撮影に臨んだという松坂桃李は「情報解禁前だったので、周囲になぜ痩せているのかを言うに言えなくて。『激やせ! 何があったのか?』とは言われていたようだけれど、そのうちに分かるだろう! くらいの感覚でいました」と思い出し笑い。初の李組での経験については「役や作品との向き合い方をじっくりと時間をかけてやらせてもらえた場所でした。この仕事を続ける上でとても大切なことを教えてもらいました」と役作りに没頭できる環境へ感謝の言葉を述べた。既に見た人からは新境地を開拓したとの声も挙がっている横浜流星も「役作りの中で贅沢な時間を設けてくださって感謝しています。そのお陰で更紗と亮の関係が作れたので、こんな贅沢な現場はほかにはないと思います。今後は自分でそのレベルまで持っていかなければならないですが、この作品以降、役への向き合い方は強くなりました」と成長を実感したと振り返る。文(松坂)の恋人で看護師の谷役を演じた多部未華子は「距離を縮めるために、監督から『桃李君を触って』と言われたので、空き時間にずっと触らせていただいて(笑)。ウエストがぞっとするくらい細くて、この日にいたるまで色々な思いでここに立たれているんだと触りながら感じました。私も頑張らなければと思わせてくれる、人柄と体形でした」とジョーク交じりに松坂の役作りを労っていた。「悪人」に出演した樹木希林さんの娘である内田也哉子は、李監督から手紙をもらい出演を決意したという。「当初は母・樹木希林のような演技力を私に求めているのではないかと思い丁重にお断りをしたんです。そうしましたら『僕はしつこいとあなたのお母さんに言われてますので』と含みのあるお手紙を頂いて、一度会いましょうとなりました。母の言っていた『しつこい』というのは、一人一人の役どころの魂に向き合っていく意味のある『しつこさ』で、そうするとこういう風に長い間がかかるんだと腑に落ちました」と李監督のこだわりをリスペクトしていた。さらに自身初の単独主演作「ツナグ」(12)で樹木希林さんと祖母と孫として共演した経緯のある松坂は、内田との親子役共演に「これを宿命として言わずしてなんと言うのか。自分の中で特別な思いがあります」と感慨をかみしめていた。撮影時の裏話を紹介するコーナーでは、撮影中に行われた横浜へのサプライズバースデーが話題に。怒りに任せてゴミ箱をぶちまけるシーンが急遽追加されたと聞かされて撮影に臨んだ横浜だが「そのゴミ箱の中に誕生日プレゼントが入っていて。嬉しいけれど、このワンシーンは追加はないんだとちょっと残念な気持ちもあって不思議な気持ちになりました」と苦笑い。このサプライズを事前に知っていた松坂は「役として激高して入ってきて、その流れの中でプレゼントがあり自分の誕生日に気づくという。怒りからの喜びに行くまでのストロークは凄まじかったはず」と横浜の心中を慮ると、広瀬も「監督の前でウソをつく演技はしてはいけないという感覚になっているので無駄な集中力になるんだろうなと思いながらも、本当に笑いをこらえることに必死でした」と思い出し笑いだった。「儚く見えるように」という監督の指示のもと、撮影前にスリムなシルエットを見事に体現した広瀬だが、撮影中は「撮影ではエネルギーを使うので、いっぱい食べていました。トレーナーの方が食事管理をしてくださったので、お昼はマネージャーさんや監督と一緒に焼き肉に行きました」と食欲旺盛。李監督が「桃李君のことを考えると胸が痛くて」と肩をすぼめると、当の松坂は「(広瀬は)焼き肉とか食べて、「情熱大陸」見たらラーメンもすすっているし。本当にうらやましいと思って」と打ち明けると、広瀬は「(松坂を)間違って一度食事に誘ってしまったことがあって。その時に桃李さんは『僕は明日まで我慢します』と仰ってて、私たちもその日は監督と一緒にコンビニのご飯にしました」と申し訳なさそうに回想した。また、撮影後に松坂は李監督のおごりで洋食屋さんを訪れたそうで「胃に優しいものはありますか? と聞いたら雑炊を作ってくれて。あまりにも美味しくて手が止まらなかったです」と喜ぶと、李監督は「その時の桃李君の笑顔で罪悪感も消えていきました」と笑わせた。舞台挨拶後半には、安西梨花役の増田光桜が広瀬&松坂への可愛らしい花束を持ってサプライズ登場。「流浪の月」では物語の終盤、更紗と文の選択に大きな影響を与える重要な役どころを担っている増田だが、実は朝ドラ「なつぞら」で広瀬と親子役で共演を果たしている。広瀬は増田のことを「そうなんです、娘なんです!」と喜色満面で紹介し、「李組で再共演させてもらえたことが物凄く嬉しくて、勝手に遠いお母さんのような気持が離れず、監督と横に並んでいる姿に感動して泣きそうになりました。距離が近いままお芝居ができて、今回もその延長でお芝居ができて幸せでした」とにっこり。増田も「2年ぶりに広瀬さんと会えてすっごく嬉しかった」とこちらも満面の笑みを覗かせ、会場を温かい空気で包みこんだ。また、増田との共演シーンが多かった松坂からも「もう素晴らしかった。幸せをありがとうという感じ!」と感謝されると「演技中に松坂さんの声が心の中にジワーと響いて、松坂さんってすごいなあ、素敵だなあと思いました」といじらしくコメントすると会場からも拍手が。松坂も「今の感想が心にジワーと響いています!」とメロメロな様子を見せていた。最後に松坂は「色々な理由や人には言えないことを抱えて生きている登場人物たちの息遣いや生きている姿を見ていただくことで、皆さんの中で得るもの通ずるものが必ずあると思います」と確信。広瀬は「初日を迎えてこの作品がどんどん世の中に広まって届いていくことに嬉しさと寂しさを感じています。美しくて強くてたくましい二人の姿を見届けてほしいです」と大ヒットに期待を込めていた。■映画情報「流浪の月」全国公開中〈出演〉広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明<ストーリー>雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2ヶ月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。傷物にされた被害女児とその加害者という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて。原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)監督・脚本:李相日撮影監督:ホン・ギョンピョ音楽:原摩利彦製作総指揮:宇野康秀製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS配給:ギャガ(C) 2022「流浪の月」製作委員会■関連リンク映画「流浪の月」公式HP:https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

    KstyleNews
  • 李相日監督の最新映画「流浪の月」劇場パンフレットが発売決定…ポン・ジュノ監督ら、各界からの絶賛コメントも解禁

    李相日監督の最新映画「流浪の月」劇場パンフレットが発売決定…ポン・ジュノ監督ら、各界からの絶賛コメントも解禁

    広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた李相日監督の最新映画「流浪(るろう)の月」が、5月13日(金)に全国公開される。実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬すずと松坂桃李の2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳の時に誘拐事件の被害女児となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の加害者とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮に横浜流星、文に寄り添う看護師・谷あゆみに多部未華子、加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明ら、豪華共演陣が名を連ねる。2人の限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた「悪人」「怒り」「の李相日(リ・サンイル)監督。また「パラサイト 半地下の家族」「バーニング 劇場版」「哭声/コクソン」「母なる証明」など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた伝説の撮影監督のホン・ギョンピョ、「キル・ビル Vol.1」「ヘイトフル・エイト」「三度目の殺人」など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。本作の公開にあわせ、映画「流浪の月」をさらによく知るための豪華劇場パンフレットが完成。完成した映画に対して、李監督と撮影監督ホン・ギョンピョとの縁を繋いだポン・ジュノ監督からは「李相日監督が映画的な怪力の持ち主であるということは前作『怒り』でもすでに感じていたが、今作ではさらに一歩、まさに最後までやりきっている。すべての俳優の繊細なニュアンスを光と影の中に描き出した撮影と演出の抜群の相性は、私に得も言われぬ嫉妬心を呼び起こした」と、これ以上ないほどの賛辞が寄せられた。原作者・凪良が大ファンだと称する作家・島本理生からは「文が更紗に向ける視線は、性でも恋愛でも同情でもなく、ましてや少女性に対する幻想や崇拝であってはならない。その奇跡は、もしかしたら誰も見たことがないものかもしれない。それが映画の中で見事に体現されていたことが尊かった」と繊細かつ鋭利な解説が寄せられたが、パンフにはその全文が収録される。また、広瀬、松坂、横浜、多部の録り下ろしインタビューでは、撮影を経て熟成された4人4様の研ぎ澄まされた言語感覚に驚かされ、李監督はじめ撮影のホン・ギョンピョ、美術の種田、音楽の原のインタビューでは、映画製作における細部に至るまでの究極のこだわりにあらためて瞠目させられるだろう。ここが初出しとなる劇中&メイキング写真、映画の製作過程をつぶさに記録した製作レポートにも注目だ。ひと足先に映画を観た各界の著名人からのコメントも続々到着。女優の木村佳乃が「小説を読んで感じた心の震えを、映像が更に深く伝えてくれました」、俳優の妻夫木聡が「行き場のない感情が、荒波のように引いては寄せ、寄せては返して、心がえぐりとられるようだった」との言葉を寄せ、それぞれが本作に衝撃を受けつつも魅了された思いを語っている。■上映情報「流浪(るろう)の月」5月13日(金)全国ロードショー「流浪の月」劇場パンフレット発売予定日:2022年5月13日(金)価格:820円(税込)発売元:東宝ステ映画クレジット:(C)2022「流浪の月」製作委員会配給:ギャガ原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)出演:広瀬すず 松坂桃李横浜流星 多部未華子 / 趣里 三浦貴大 白鳥玉季 増田光桜 内田也哉子 / 柄本明監督・脚本:李相日撮影監督:ホン・ギョンピョ音楽:原摩利彦製作総指揮:宇野康秀製作エグゼクティブ:依田巽(巽の上は「巳巳」)製作:森田篤 プロデューサー:朴木浩美 エグゼクティブプロデューサー:小竹里美 髙橋尚子 堀尾星矢 ラインプロデューサー:山本礼二 美術:種田陽平 北川深幸 照明:中村裕樹 録音:白取貢 音響効果:柴崎憲治 編集:今井剛 装飾:西尾共未 高畠一郎 キャスティングディレクター:元川益暢 衣裳デザイン:小川久美子 ヘアメイク:豊川京子 制作担当:多賀典彬 助監督:竹田正明 韓国コーディネーター:鄭信英 音楽プロデューサー:杉田寿宏 宣伝プロデューサー:依田苗子 新田晶子製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS<ストーリー>雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2ヶ月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。傷物にされた被害女児とその加害者という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて。■関連リンク映画「流浪の月」公式HP:https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

    KstyleNews
  • 松坂桃李、映画「流浪の月」李相日監督の演出に驚き!“役と作品に没入できる環境…時間が早く過ぎた”

    松坂桃李、映画「流浪の月」李相日監督の演出に驚き!“役と作品に没入できる環境…時間が早く過ぎた”

    実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬すずと松坂桃李の2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の被害女児となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かないさらさ)を広瀬が、その事件の加害者とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえきふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。2人の限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた「フラガール」「悪人」「怒り」などの李相日(リ・サンイル)監督。また、「パラサイト半地下の家族」「バーニング劇場版」「哭声/コクソン」「母なる証明」など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、「キル・ビルVol.1」「ヘイトフル・エイト」「フラガール」「悪人」「三度目の殺人」など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。今回、5月13日(金)の公開に先駆け、広瀬すず、松坂桃李登壇のフレッシャーズ試写会が行われた。会場にはこの春入社したばかりのフレッシャーズたちが集い、初々しい質問から社会人の先輩への悩み相談などが次々と飛び交い、広瀬と松坂が真摯に答えると大きな頷きと拍手が送られる心温まる舞台挨拶となった。客席に顔を揃えたのは、この春に晴れて新社会人としてのスタートを切ったばかりのスーツ姿の新入社員52人。広瀬は「同世代の皆さんにこの作品がどう映ってどう届いたのかが気になる部分ですが、新鮮な景色です」と喜び、松坂も「新社会人の方々とこの空間にいられるのがすごく嬉しいです」と興味津々だった。フレッシャーズにかけて、MCから「『流浪の月』の撮影で初めてだったこと」を聞かれると、本作で李相日監督と初タッグを組んだ松坂は「李組監督の現場は役と作品に没入できる環境があって、圧倒的に時間が早く過ぎて行ったので、気づいたらすごく疲れていました」とそのこだわりの演出術に驚き。本作で血ノリを初体験したという広瀬は「毎日血ノリをつけられていたので、ゾンビ映画は大変だろうなと思いました。街を移動するだけでみんなに見られたりするので、フェイスシールドをマスクに変えたりして。思い出として『血ノリしたな~』と。役者として血ノリをつけることに憧れがあったので、次はぜひゾンビで!」とゾンビ映画初挑戦に意欲を示した。またフレッシャーズから「新しい環境で意識していること」を聞かれた松坂は「聞くこと」を挙げて「新しい現場や新しい環境に入ったときに自分はゼロの状態です。撮影では一つの現場が一つの組織になっているので、そこにいる人たちの考え方を聞くのは大事だと思います」とルーティンを告白。一方、広瀬は「私は見ています。松坂さんの聞くと同じ感覚で見て、その人の人柄までわかったらいいなと思います。見ることでその人の特徴を捉えたり、お名前を覚えられたりすると思うので」と数々の現場をこなす先輩からの秘訣を明かした。イベントは会場に集まったフレッシャーズからの質問コーナーに突入。入社したばかりのフレッシャーズから「困難や壁の乗り越え方」を聞かれた広瀬は「我慢せず、自分のやりたいことや好きなことに没頭します。あとは『うえい!』とバカな顔をして遠慮なく人に全力で甘えちゃいます。二十歳を過ぎてそれができるようになったというか、話すことってこんなにも自分が楽になるんだと体験しました」と心のデトックス方法を紹介し、「正直につらいって言います」と弱音を吐くことの重要性を説いていた。松坂は「自分が壁を乗り越える時は、一度立ち止まるようにしています。せわしなくなるとわかっていないのにやらなければならないと思いがちなので、そこで勇気を振り絞って立ち止まるのも一つの方法です。立ち止まった目線から見えてきたものをピックアップしてやってみる、その突破口でこれまで壁を乗り越えてきた感覚はあります」と実感を込めて語ると、会場のフレッシャーズたちも大きく頷きながら熱心に耳を傾けていた。続いて、まだまだ毎日の仕事に緊張しているというフレッシャーズから、応援メッセージのリクエスト。広瀬は「私の中で頑張りたい気持ちはあるんですけど『頑張らないでね、でも頑張ってね』と言われたことがあって、その言葉を大切にしています。無理せず、自分のペースで更紗と文のように周りがどうであっても自分を見失わないことがとても大事なことだと思います」と映画の中の二人の生き方に絡めてアドバイス。これに対し松坂は「良い言葉! 新しい環境に入ってまだ右も左も分からないからこそ、こわばってしまうと思うけど、頑張らないことを頑張ってみてください」と優しくエールを送ると会場からは拍手が起こった。また「もし希望の部署に配属されなかったら、どう頑張ればいいのか?」というフレッシャーズ特有の切実な質問に松坂は「僕も『なんでこの作品やれないんだろう』と思うことはあるんですけど、いま考えるとやりたかった作品とは違う、別の作品をやったからこそ次の作品に繋がったという部分があるので、振り返ると最善の最短ルートだったなと思うんです。そこで違った! じゃなくて自分の中の最短ルートがこの歩み方と考えると、いい意味で割り切った仕事のマインドで挑めると思います」と経験を元にした具体的なアドバイス。一方フレッシャーズと同世代の広瀬も「自分の運命とかタイミングを作品に感じることがあって、その瞬間はとりあえず目の前のことにしがみついていることが多いです。何年か経って『よかったな、私にはこれしかなかったな』と実感する機会が増えていて、きっと神様が『こっちの方が向いてるよ!』って言ってくれてるのだなと心のどこかで感じながらでもいいのかなと思います」質問者と同じ目線での励ましを送ると、質問者からも「頑張れそうです!」と温かいリアクションが送られた。最後は名古屋から来たというフレッシャーズから「仕事を辞めようと思ったことはあるか?」という核心に迫る質問。広瀬は「私はこの仕事をしたくてしたというよりも、姉が先にやっていてなんとなくお姉ちゃんの後ろをついていくという感覚が強かったので、いつ辞められるのか? と考えていました。楽しいのはファッションとかだけで、お仕事をするということに強い思いはありませんでした」と新人時代を回想。それでも「これを辞めても私にはきっと何も残っていないと思いましたし、周りから比べられたり負けたりすることが悔しくて。好きよりも悔しいがずっとあったタイプだったので、とりあえず自分が勝つまで、ちょっとでも満足するまで絶対やってやろうと思いました。だから気合の部分があったと思います」と仕事を継続することができたモチベーションを明かした。松坂は「ふとした瞬間になぜこれをやっているのか?という感情が後ろからのしかかってくることも多々あります。若いころは事務所のために! というモチベーションだったけれど、最近では視界が近くなってきたというか、現場のスタッフさんの顔の表情や、作品に関わった皆さんの喜ぶ顔を見たときに理由もなくやってよかったと思えるようになりました」とキャリアを重ねての心境の変化を口にしていた。フレッシャーズたちとのQ&Aを終えた松坂は「すごくいい時間! まだまだいけますね! こちらの背筋も伸びるというか、身が引き締まる時間で、こちらがエネルギーをもらった部分もあります。コロナの期間は舞台挨拶をすることも少なくなってしまったけど、改めて直接言葉を交わすって大事だなと思いました。『流浪の月』の感想はハッシュタグをつけて投稿してくれたら僕は全部見ます!」と映画を通じたコミュニケーションを意欲的に語った。広瀬は「すごくいい会ですね! 皆さんの見えている世界の視点を色々聞くことができて、同じ世代の一人として勇気をもらいました! 更紗と文のように粘り強くたくましく、頑張って欲しいなと思います」と映画で演じた二人の名前を挙げ、エールを送っていた。映画「流浪の月」は5月13日(金)より全国で公開される。■映画情報「流浪の月」5月13日(金)全国ロードショー〈出演〉広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明<ストーリー>雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2ヶ月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。傷物にされた被害女児とその加害者という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて。原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)監督・脚本:李相日撮影監督:ホン・ギョンピョ音楽:原摩利彦製作総指揮:宇野康秀製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS配給:ギャガ(C) 2022「流浪の月」製作委員会■関連リンク映画「流浪の月」公式HP:https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

    KstyleNews
Kstyleを
Google検索でお気に入り登録
Kstyle 特集・タイアップ一覧