釜山、チェゴ(最高)!…「怒り」渡辺謙、釜山国際映画祭開催に“胸が熱くなりました”
国内外で、数々の映画賞を受賞し、大ヒットした『悪人』から6年。その『悪人』製作チームが新たに挑戦した意欲作『怒り』。豪華キャスト陣が出演し、早くも今年度NO.1の話題作となっている『怒り』は、9月17日(土) より全国324スクリーンにて公開され、公開から19日間(10月5日まで) で観客動員数91万人、興行収入11億6千万円を記録している。
今回、第21回釜山国際映画祭「ガラ・プレゼンテーション」部門への正式出品され、10月6日(木) 夜、釜山シネマセンターで開幕式が行われ、主演の渡辺謙と、李相日監督がレッドカーペットに登場! 台風18号の影響で映画祭恒例の海雲台ビーチの特設ステージが高波によってすべて破壊されたが、そのような状況の中でも映画祭スタッフ、釜山市民の手により映画祭は無事開催された。
そして二人は7日(金)夜の公式上映を前に、ドンソ大学コンベンションホールにて行われた公式会見、釜山シネマセンター屋外特設ステージにて行われたオープントークに参加。14:30からドンソ大学コンベンションホールで行われた公式会見の冒頭に渡辺は「困難な状況も中で、今年も再びこの映画祭が開催されたことをとても嬉しく、映画人として誇りに思います。そして、この映画を釜山に持ってこられて幸せです」と韓国語でコメント。
記者から釜山に到着してからの「怒り」について尋ねられると、李監督は、「昨日釜山に到着して、お昼から焼酎と焼肉を食べて頑張ったのですが、夜に息切れしてしまった自分の弱さに対して一番怒りを感じました(笑)」とのコメントに対し渡辺が「本当に情けなかったです(笑)」とツッコミを入れると場内は爆笑の渦に。終始質問が飛び交い、作品への関心の深さと期待をより一層感じさせる会見となった。
公式会見終了後、釜山国際映画祭のメイン会場である釜山シネマセンターの屋外特設ステージでのオープントークに初参加。10代からシニア層まで幅広い層の500人を超える観客が詰めかけ、渡辺が登場すると会場からは大きな歓声が沸き起こった。
今回、3度目の参加となる釜山国際映画祭に渡辺は、台風で被害を受けながらも徹夜で復旧し、映画祭を開催したスタッフ、釜山市民に対して「釜山、チェゴ!(釜山、最高!) 台風が来ていて、心配でしたが、実行委員会の方々が徹夜で復旧作業をされ、映画祭にむけ、映画祭を続けていくんだという強い気持ちを感じ、胸が熱くなりました」と挨拶し、李監督も「釜山に戻ってきました。この度、渡辺謙さんと一緒に釜山に来ることができ、嬉しく思います。心の底から応援している映画祭なので、この作品で釜山に来ることができ、本当に光栄です」と挨拶。二人にとって縁深い釜山国際映画祭に参加できたことの喜び、また映画祭に対しての応援のコメントを寄せた。
『怒り』で渡辺と李監督は、これまで数々の映画祭に招待され、参加してきた。初めて観客にお披露目するワールドプレミアとして、9月10日にカナダ・トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門での公式上映には、渡辺謙、宮﨑あおい、李相日監督が登壇。9月17日公開後の9月23日にはスペインのサン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に邦画で唯一選出され、公式上映には、渡辺・李監督が登壇。1800人のスペインの映画ファンから“お見送り”を受けた。
そして、今回の釜山国際映画祭と、北米、ヨーロッパ、アジアの歴史的な映画祭3ヶ所に参加した、渡辺は、「トロント、サン・セバスティアン、釜山と3ヶ所がそれぞれ雰囲気も持っているものも違うし、日本人が観てもなかなか明解な答えが出てこない映画を外国の方々が観て、どう受け止めてくれるかということを間近で見ることが出来、ちゃんと受け止めてくれるんだとわかったことが大きな収穫ですね。映画祭に参加して、僕らが作った想いみたいなものをきちんと伝えに行くということに大きな意味があるということが強く感じました。(3ヶ所の映画祭に参加し) 映画が届く経緯を見ることが出来たことは、次に作品へ向かうモチベーションになりました」と今回の『怒り』での充実したプロモーション活動に感想を述べました。また今回、渡辺が『怒り』で参加した映画祭の総移動距離は、55,367キロと地球1周(約40,000キロ) を優に超える移動距離となった!
釜山国際映画祭は1996年に創設された、韓国釜山で開催されるアジア最大の国際映画祭。映画の振興と芸術への理解を深めることを目的にしている。昨年2015年は75ヶ国302作品が上映され、黒沢清監督『岸辺の旅』、行定勲監督『ピンクとグレー』、河瀨直美監督をはじめとする4人の監督が製作した『Color of Asia – Masters』など日本から20作品が招待された。近年では特にアジアの新人監督の発掘と新作プロモーションに力を入れており、今回『怒り』は今年話題の新進気鋭監督の新作を上映する【ガラ・プレゼンテーション部門】に正式出品された。今年は『怒り』『君の名は。』『ダゲレオタイプの女』『Bleed for This』(米作品)の4本が同部門作品になっている。
渡辺が『怒り』で参加する国際映画祭として3ヶ所目となる、アジア最大規模の映画祭である釜山国際映画祭。これまで2013年の第18回釜山国際映画祭にて李監督と初めてタッグを組んだ映画『許されざる者』がガラ・プレゼンテーション部門で公式上映、翌2014年の第19回釜山国際映画祭では日本人初となる開幕式の司会を務め、今回が3回目の参加となる渡辺にとってはゆかりのある映画祭である。
なお、『怒り』は2017年3月より韓国での公開を予定している。
■関連サイト
映画公式サイト:http://www.ikari-movie.com/
(C)2016 映画「怒り」製作委員会
今回、第21回釜山国際映画祭「ガラ・プレゼンテーション」部門への正式出品され、10月6日(木) 夜、釜山シネマセンターで開幕式が行われ、主演の渡辺謙と、李相日監督がレッドカーペットに登場! 台風18号の影響で映画祭恒例の海雲台ビーチの特設ステージが高波によってすべて破壊されたが、そのような状況の中でも映画祭スタッフ、釜山市民の手により映画祭は無事開催された。
そして二人は7日(金)夜の公式上映を前に、ドンソ大学コンベンションホールにて行われた公式会見、釜山シネマセンター屋外特設ステージにて行われたオープントークに参加。14:30からドンソ大学コンベンションホールで行われた公式会見の冒頭に渡辺は「困難な状況も中で、今年も再びこの映画祭が開催されたことをとても嬉しく、映画人として誇りに思います。そして、この映画を釜山に持ってこられて幸せです」と韓国語でコメント。
記者から釜山に到着してからの「怒り」について尋ねられると、李監督は、「昨日釜山に到着して、お昼から焼酎と焼肉を食べて頑張ったのですが、夜に息切れしてしまった自分の弱さに対して一番怒りを感じました(笑)」とのコメントに対し渡辺が「本当に情けなかったです(笑)」とツッコミを入れると場内は爆笑の渦に。終始質問が飛び交い、作品への関心の深さと期待をより一層感じさせる会見となった。
公式会見終了後、釜山国際映画祭のメイン会場である釜山シネマセンターの屋外特設ステージでのオープントークに初参加。10代からシニア層まで幅広い層の500人を超える観客が詰めかけ、渡辺が登場すると会場からは大きな歓声が沸き起こった。
今回、3度目の参加となる釜山国際映画祭に渡辺は、台風で被害を受けながらも徹夜で復旧し、映画祭を開催したスタッフ、釜山市民に対して「釜山、チェゴ!(釜山、最高!) 台風が来ていて、心配でしたが、実行委員会の方々が徹夜で復旧作業をされ、映画祭にむけ、映画祭を続けていくんだという強い気持ちを感じ、胸が熱くなりました」と挨拶し、李監督も「釜山に戻ってきました。この度、渡辺謙さんと一緒に釜山に来ることができ、嬉しく思います。心の底から応援している映画祭なので、この作品で釜山に来ることができ、本当に光栄です」と挨拶。二人にとって縁深い釜山国際映画祭に参加できたことの喜び、また映画祭に対しての応援のコメントを寄せた。
『怒り』で渡辺と李監督は、これまで数々の映画祭に招待され、参加してきた。初めて観客にお披露目するワールドプレミアとして、9月10日にカナダ・トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門での公式上映には、渡辺謙、宮﨑あおい、李相日監督が登壇。9月17日公開後の9月23日にはスペインのサン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に邦画で唯一選出され、公式上映には、渡辺・李監督が登壇。1800人のスペインの映画ファンから“お見送り”を受けた。
そして、今回の釜山国際映画祭と、北米、ヨーロッパ、アジアの歴史的な映画祭3ヶ所に参加した、渡辺は、「トロント、サン・セバスティアン、釜山と3ヶ所がそれぞれ雰囲気も持っているものも違うし、日本人が観てもなかなか明解な答えが出てこない映画を外国の方々が観て、どう受け止めてくれるかということを間近で見ることが出来、ちゃんと受け止めてくれるんだとわかったことが大きな収穫ですね。映画祭に参加して、僕らが作った想いみたいなものをきちんと伝えに行くということに大きな意味があるということが強く感じました。(3ヶ所の映画祭に参加し) 映画が届く経緯を見ることが出来たことは、次に作品へ向かうモチベーションになりました」と今回の『怒り』での充実したプロモーション活動に感想を述べました。また今回、渡辺が『怒り』で参加した映画祭の総移動距離は、55,367キロと地球1周(約40,000キロ) を優に超える移動距離となった!
釜山国際映画祭は1996年に創設された、韓国釜山で開催されるアジア最大の国際映画祭。映画の振興と芸術への理解を深めることを目的にしている。昨年2015年は75ヶ国302作品が上映され、黒沢清監督『岸辺の旅』、行定勲監督『ピンクとグレー』、河瀨直美監督をはじめとする4人の監督が製作した『Color of Asia – Masters』など日本から20作品が招待された。近年では特にアジアの新人監督の発掘と新作プロモーションに力を入れており、今回『怒り』は今年話題の新進気鋭監督の新作を上映する【ガラ・プレゼンテーション部門】に正式出品された。今年は『怒り』『君の名は。』『ダゲレオタイプの女』『Bleed for This』(米作品)の4本が同部門作品になっている。
渡辺が『怒り』で参加する国際映画祭として3ヶ所目となる、アジア最大規模の映画祭である釜山国際映画祭。これまで2013年の第18回釜山国際映画祭にて李監督と初めてタッグを組んだ映画『許されざる者』がガラ・プレゼンテーション部門で公式上映、翌2014年の第19回釜山国際映画祭では日本人初となる開幕式の司会を務め、今回が3回目の参加となる渡辺にとってはゆかりのある映画祭である。
なお、『怒り』は2017年3月より韓国での公開を予定している。
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映画公式サイト:http://www.ikari-movie.com/
(C)2016 映画「怒り」製作委員会
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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