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キム・コッピ

記事一覧

  • ユ・ジテからシム・ウンギョンまで「ミジャンセン短編映画祭」5名の名誉審査委員を発表

    ユ・ジテからシム・ウンギョンまで「ミジャンセン短編映画祭」5名の名誉審査委員を発表

    俳優ユ・ジテ、イム・スジョン、シム・ウンギョン、ピョン・ヨハン、キム・コッピが「第14回ミジャンセン短編映画祭」競争部門の名誉審査委員に選ばれた。韓国映画界の中心で精力的に活動している5人の意識のある若手俳優たちが名誉審査委員として合流し、10人の競争部門審査委員と共に、2015年最高の韓国短編映画を選定する。「ミジャンセン短編映画祭」は2003年の第2回から名誉審査委員制度を導入し、俳優たちに短編映画を見る機会を提供し、短編映画に対する関心を高めるために努力してきた。映画人たちが映画祭に参加し、短編映画を見て楽しみ、短編映画活性化に寄与し、また持続的に関心を持ち続けるきっかけを作ろうとした。シム・ウンギョンは非情城市(社会的観点を扱った映画)部門に、イム・スジョンは愛に関する短いフィルム(ラブストーリー)部門、キム・コッピは喜劇之王(コメディ)部門、ユ・ジテは絶対悪夢(ホラー、ファンタジー)部門、ピョン・ヨハンは4万回の殴打(アクション、スリラー)部門の名誉審査委員として任命された。シム・ウンギョン、イム・スジョン、キム・コッピ、ユ・ジテ、ピョン・ヨハンの5人の名誉審査委員は、開会式、閉会式、審査会議など審査委員としての公式的な日程はもちろん、映画祭の期間中、自身が担当するジャンルの競争作の審査に参加する。57本の競争部門上映作に対する審査委員たちの最終本審は映画祭期間中に行われ、その結果は閉幕式で公開される。5人のスター俳優と10人の最強審査委員が2015年最高の想像力で選んだ韓国短編映画は果たしてどんな作品なのか、関心が集まっている。「第14回ミジャンセン短編映画祭」は6月25日(木)から7月1日(水)までの7日間、アートナインとMEGA BOX梨水(イス)で開かれる。

    TVレポート
  • 【PHOTO】ヨン・ジェウク&キム・コッピら、映画「ある優しき殺人者の記録」VIP試写会に出席“日韓合作ホラー”

    【PHOTO】ヨン・ジェウク&キム・コッピら、映画「ある優しき殺人者の記録」VIP試写会に出席“日韓合作ホラー”

    俳優ファン・ジフ、パク・ジョンユン、ヨ・ミンジョン、キム・コッピ、ヨン・ジェウクが1日午後、ソウル中(チュン)区忠武路(チュンムロ)4街の大韓(テハン)劇場で開催された映画「ある優しき殺人者の記録」(監督:白石晃士)のVIP試写会に出席し、ポーズをとっている。ヨン・ジェウク、キム・コッピ、葵つかさらが出演した「ある優しき殺人者の記録」は自身の殺人現場を独占取材してほしいという連続殺人犯とその現場を取材するジャーナリストの物語を描いたホラー映画であり、韓国で11日に公開される予定だ。

    TVレポート
  • チョン・ドンジン独立映画祭、本日(2日)開幕…3日間のお祭りがスタート

    チョン・ドンジン独立映画祭、本日(2日)開幕…3日間のお祭りがスタート

    チョン・ドンジン独立映画祭が開幕する。本日(2日)午後、第15回チョン・ドンジン独立映画祭が、江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)市のチョン・ドンジン・正東小学校で開幕する。開幕式の司会は、映画「冥王星」と「息もできない」の女優キム・コッピと「Big Good」の監督兼俳優チェ・シヒョンが務めた。今年で5度目の開幕司会を務めることになったキム・コッピは、チョン・ドンジン独立映画祭の雰囲気を非常によく知っている映画人であり、チョン・ドンジンの恋人だ。また、昨年のチョン・ドンジン独立映画祭で、初の長編演出作「Big Good」を上映したチェ・シヒョンが今年の開幕式で司会を担当することになった。「星が消えた空、映画が浮かぶ海」というスローガンとともに、今年で15回目を迎えるチョン・ドンジン独立映画祭は、野外映画祭であり観客との距離が近い映画祭として知られている。今年もやはり、観客たちの積極的な参加のもと行われるイベントを掲げ、観客との距離が近い映画祭であることを強調する。蚊に刺されないように摘んできたヨモギで蚊よけの火を焚き、野外映画祭のロマンが倍増された座席イベントである「ロイヤル席の誘惑」(ござ、蚊帳、おやつなどが提供される)が行われる。これと共に、観客がコインを利用して一番面白かった作品に投票する「丸いコイン賞」、映画祭最終日の最後の映画の上映が終了した後、スタッフとボランティアスタッフ、独立映画従事者、観客が集まって映画祭のマスコットである傘の骨の少女と撮影する団体写真などのイベントが用意されている。特に今年、同映画祭にはチョン・ドンジン独立映画祭の特製切手と郵便はがきにエピソードを書き込んでチョン・ドンジン郵便ポストに入れると、6ヶ月あるいは1年後に受け取ることができる「チョン・ドンジンの郵便局」イベントが追加された。チョン・ドンジン独立映画祭は、2日から4日まで開催され、すべての映画が無料で公開される。

    マイデイリー
  • 【PHOTO】「冥王星」VIP向け試写会を開催“いよいよ公開です”

    【PHOTO】「冥王星」VIP向け試写会を開催“いよいよ公開です”

    シン・スウォン監督、イ・デビッド、ソンジュン、キム・コッピ、ソン・ジュア、キム・グォンなどの出演俳優らが9日午後、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)のロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で開かれた映画「冥王星」(監督:シン・スウォン、制作:SHフィルム)のVIP向け試写会に出席した。 イ・デビッド、ソンジュン、キム・コッピ、キム・グォン、チョ・ソンハ、ソン・ジュアなどが出演する「冥王星」は、ある私立名門高校で起こった殺人事件と人質事件通じて、終わりのない競争を余儀なくされる入試中心の韓国の教育問題がいかに恐ろしい結果を生むかを描いた学園スリラー映画である。11日に韓国で公開される。

    TVレポート
  • キム・コッピがおすすめする「覚えておきたい瞬間を残した映画」

    キム・コッピがおすすめする「覚えておきたい瞬間を残した映画」

    キム・コッピをみると真っ先に思い浮かぶシーンがある。映画「息もできない」でやくざサンフン(ヤン・イクチュン)に頬を打たれながらも、絶対に目をそらさなかった女子高生ヨニ(キム・コッピ)の刃のように鋭い目線がそれだ。ただ大人に反抗する思春期の稚気ではなく、自分の前に置かれた不条理に堂々と立ち向かう断固とした決断力がその目にはあった。そして、刃のように鋭くはないが相応の決断力を、私たちは昨年第16回釜山(プサン)国際映画祭のレッドカーペットに、ハンジン重工業の作業服を着て登場した彼女からもう一度発見した。「大したことではなかったです。ただ、私にできることをやっただけですから」熱血闘士の凛々しい声より照れくさそうな言い方。一人一人が感じる寒さや暑さとは関係なく、「冬服や夏服を着る期間まで校則で定めなければならない」ことが理解できず、学校に問題を提起した「静かだが自己主張が強かった」生徒の見栄を張らない堅い志が、女優としての彼女にも深く根付いていることがわかる。作品を選ぶ際にも自分で納得しなければならないという態度もそうだ。「一緒に仕事する事務所がありますけど、意思決定や作品の決定はほとんど好きにさせてもらっています。いつも可能性を開いて、色々な作業を私の方から多く主導する感じです」「息もできない」でスペイン、フランスで開かれた国際映画祭に参加して出会った映画界の人々と親密な関係を続け、そうやって出会った世界各地の監督たちが自らシナリオを送ってきた。現在、彼女は「まだ韓国語のシナリオももらっていない」が、日本の監督からもらった犯罪スリラーのシナリオが気に入り、作品の準備をしている。また、他の日本映画とフランス映画、二つの作品も彼女を待っている。しかし、まっすぐな意志を持って、自分のやるべきことをスクリーンからレッドカーペットに広げていた彼女は、こんな作業についても「海外に打って出る」のではなく、「立っている地を少し広げたこと」だと話す。つまり、この女優は本人が行動することの意味を正確にわかっている、熟したアイデンティティーを持っている。そんな彼女が語る、覚えておきたい瞬間を残す映画5本。1.「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(Dancer in the Dark)2000年/ラース・フォン・トリアー「エンディングがあまりにも強烈で、衝撃的じゃないですか。中学校の頃、ビデオを借りて奥の部屋で一人で観ました。今でも思い出すのが、セルマ(ビョーク)が最後を迎える瞬間何もできなかったことです。その瞬間、全宇宙の孤独と寂しさがすごく大きく感じられて苦しかったです。その寂しさに一人では耐えられなくて涙がぼろぼろこぼれました。今でもとても好きな映画なので時々見ていますけど、サウンドトラックもビョークが歌う声や表情など、何もかもが好きだったようです」セルマが経験する悲劇の終わりはどこだろうか。セルマは視力が失われつつある息子の手術費を用意するために工場で朝晩働くが、彼女のお金を盗んだ隣人の男ビルと喧嘩したあげく、殺人を犯す。彼女の人生で最も暗い瞬間、法廷をスケッチする鉛筆の音、刑務所の独房の換気口からする風の音が伴奏に変わり、セルマの想像の中にしか存在しないミュージカルになる。セルマはその中でだれよりも美しく、また自由だ。2.「ジョゼと虎と魚たち」(Josee, The Tiger And The Fish)2003年/犬童一心「お婆ちゃんが拾ってきた銀色のウィッグを被って本を読むシーンが記憶に残るのです。普通、障害のあるキャラクターを表現するときは、その障害のせいで起こる色々な事件を扱っているじゃないですか。ところが、この映画でジョゼ(池脇千鶴)はただ一人の人間として、足が不自由な程度で表現されたことがよかったです。また、障害のある人でもそれぞれ魅力があり、個性があるということを見せてくれた現実的なキャラクターだと思います。特に、池脇千鶴の演技がすばらしかったじゃないですか。それを見て私もジョゼみたいなキャラクターをすごくやってみたいと思いました」お婆ちゃんが拾ってきた誰かの教科書や古本の中の世界が全てだったジョゼが、恒夫(妻夫木聡)に出会って、外の世界に向けて歩き出す成長物語。誰にも助けられたくなかったジョゼは、「好きな人ができたら一番怖いものを見たかった」といいながら、恒夫の手を握って動物園の虎を見る。魚が初めて海に出会ったように世の中を泳いでいたジョゼは、「道に迷った貝殻のように一人で深海底に転がっていても大丈夫」だという話で別れの瞬間を準備する。3.「エターナル・サンシャイン」(Eternal Sunshine of the Spotless Mind)2004年/ミシェル・ゴンドリー「夢の中に誰かが出てくるけど未完成な状態である時、視覚的ではなく感覚的なとあるキャラクターがいると感じる時があるじゃないですか。顔がつぶれたりよく見えなかったりする幻想的な場面を、映画で表現できたというのがショックでした。そして、ジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)がお互いの記憶を消しても、再会してまた恋に落ちるじゃないですか。結局、自分が恋に落ちる人がお互いになるしかない、ということにすごく共感しました。そうだ、ジョエルとクレメンタインがベッドで目覚めた時、海の上の砂浜だったシーン!大好きです」一目惚れしてお互いに惹かれたが、時間が経つほど同じことよりは他のことを先に考えるようになったジョエルとクレメンタイン。彼らはけんかしたあげく別れ、お互いへの記憶が自分を苦しめると、お互いの記憶を脳から削除することに合意する。ジョエルは彼女との記憶を思い出せば出すほど、それが単純な記憶ではなく、大切な気持ちが込められた思い出であることに気付く。大切な思い出を一緒に作った誰かをぎゅっと抱きしめたくなる映画。4.「秒速5センチメートル」2007年/新海誠「新海誠監督のアニメが好きなんです。『秒速5センチメートル』は少し純粋な感じです。お勧めしたほかの映画とはちょっと雰囲気が違いますけど、『秒速5センチメートル』から始まって時間が流れ、『エターナル・サンシャイン』になるのではないですかね?『秒速5センチメートル』から『ジョゼと虎と魚たち』になり、また『エターナル・サンシャイン』になる地点でもあるみたいですし」初恋は実らないという文章は旧態依然だが、何も知らず純粋だったある時代の春を描いている。だからこそ、大体の初恋は不器用で、おぼろだ。桜が散る速度である秒速5センチメートルずつ、明里と貴樹はお互いに近づくが、引っ越すことで到達すべき物理的な距離が遠くなり、結局叶えられなかった恋として残る。明里と貴樹がきれいに咲いた桜の木の下を歩いていく場面は、一番美しかった時代を思い出させる。5.「ロッキー・ホラー・ショー」(The Rocky Horror Picture Show)1975年/ジム・シャーマン「『タイム・ワープ』に合わせて踊るシーンが一番面白いです。ミュージカルも見て、イギリスにいるときは団体観覧をすると聞いて行きましたけど、そこに来た人たちがみんなコスチュームを着てきたのです。私も自分なりに銀色のウィッグをつけて、カラフルにメイクして行ったのに、みんな本当に同じ格好をして来たのです。大きい映画館で映画を見ながら歌も一緒に歌ったり、フランクン博士(ティム・カリー)がゴム手袋をはめると同じくはめたりして。映画のサウンドに合わせてゴム手袋をはめながらぶすっ!と音を出して楽しむんですけど、凄く面白かったです」正体不明の怪獣たちのように夢中になって遊びたいなら、他の選択肢は要らない。ただ「タイム・ワープ」の歌に合わせて腰に手を乗せ、膝をあわせたまま前後に揺らせばそれが逸脱だろう。フランクン博士(ティム・カリー)とジャネット(スーザン・サランドン)、ブラッド(バリー・ボストウィック)が一つのエネルギーを持って歌う瞬間、奇怪で特異なお城に招待された観客たちには映画に込められた意味がわかってくる。「夢見てないで、夢になれ、君の心臓が踊って血が歌うだろう!一緒に踊ろう」キム・コッピは演技を身体組織の動きと比較した。「私たちの新陳代謝が、全て自分の意思で収縮できる筋肉随意筋であるわけではないじゃないですか。演技も同じだと思います」従って、どう演技したかを聞くこと自体が、意志通りには動かない不随意筋を動かしてみろ、というのと同じだ。ただ、思い通りに変身できない不可抗力の領域内で隠さず表に出るキム・コッピという熟した一人の女優の姿が、どういう風にキャラクターに染み込むのかを確認するのは興味深いことだ。「感じたことをそのまま演じた」「恥ずかしくて」のカン・ジウのキャラクターのように。「見知らぬ感じがあなたにはない」といって付き合っていた男から離れ、同姓であるユン・ジウ(キム・ヒョジン)に向かうあの態度から、周りの視線よりは自分の基準が大事なキム・コッピを感じることは難しくない。それで、彼女のいい演技を見たいのと同じくらいに彼女には今のような決断力を保ち続けてほしい。それはたぶんお互いに分離できないだろうから。

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  • キム・コッピ  自分の意志で、自分が作ったチャンスを生かして活動する女優

    キム・コッピ 自分の意志で、自分が作ったチャンスを生かして活動する女優

    「イヤホン持ってますか?」キム・コッピは鞄からアイポッドと2つのイヤホンを繋いで2人で同時に聴くことができるコネクターを取り出した。映画や音楽の中でも「見たり聞いたりした後に感想がそれぞれ違って話し合えるストーリー」が好きという彼女がお勧めした音楽は、ヌントゥゴコベインの「刺身屋で」。キム・コッピは流れている曲に合わせて歌った。そしてその音楽のおかげで気まずく感じたその場の空気が一気に変わった。2年前、キム・コッピという名前が人々に初めて知られた時も彼女にはそのような不思議な力があった。映画「息もできない」で彼女が演じたヨニは、きちんとした制服姿で物怖じせずにヤクザであるサンフンに強くビンタした。観客はギャップのあるキャラクターに違和感を感じたけど、それが逆に彼女への好奇心に繋がって、同年、キム・コッピは大鐘賞映画祭と青龍映画祭の女優新人賞を受賞した。その後、彼女はスペインやフランスなど海外の映画祭に行って、「楽しい場所でみんなで笑っておしゃべりする楽しさ」に気づき、そこで出会った人々と親密な仲間になった。その時、「一緒に作品をできたらいいね」と話した言葉は現実になり、自分で積極的にチャンスを作り出したキム・コッピは現在、日本映画2本とフランス映画2本を準備している。キム・コッピはそれを海外に進出することではなく、私の領域を広げると表現した。「自分でできることなら、しない理由はないです」とにっこり笑う笑顔から、いつどこに飛んでしまうか分からない彼女ならではの自由が感じられる。そして、その自由な姿は最近公開した映画「恥ずかしくて」で彼女が演じたカン・ジウとも似ている。映画の中でカン・ジウは彼氏にときめきをまったく感じないけど、ユン・ジウ(キム・ヒョジン)に出会って恋心を抱く人物だ。でも、カン・ジウとキム・コッピの違う点は、カン・ジウは自分の恋の結果を心配してやっと見つけた恋を認めようとしないけど、キム・コッピは結果に対する不安より今、目の前に見える可能性を信じて行動するというところだ。だから、彼女は自分ができることは自分で決める。所属事務所にも「これは自分で決めてやります」と言うことが多いという。映画祭で知り合ったスタッフたちと仲良くしながら、様々な海外プロジェクトにも参加する。自分の意志で、自分が作ったチャンスを生かして活動していく彼女の姿は、これまで韓国にいなかった、まるで「1人企業」のような新しいタイプの女優だ。彼女はこれまで韓国にいなかった、まるで「1人企業」のような女優だ。彼女はそんな自分が「いつも幸せ」で、その幸せは「飛行機が離陸して雲の中を突き抜ける瞬間のワクワク」する気持ちと似ているという。もしキム・コッピが1本の映画だとしたら、その映画のストーリーは誰も走ったことがない広い道路を疾走する女の話に違いない。結末がまだ全然見えないキム・コッピのストーリーは彼女を見守っている人々の想像力を刺激する。My name is キム・コッピ。母が作ってくれた名前だ。名前が珍しくて、学生の時は先生からよく呼ばれたりしたけど、映画「ワンドゥギ」での「こらっ、ト・ワンドゥク」ぐらいではなかった。(笑)「笑っている時は花のようなイメージがするけど、暗くて悲しい雨のイメージも持っている名前」と言われたことがあるけど、その解釈が気に入っている。1985年11月24日生まれ。今年の誕生日は、今、高校で「創意体験学習」の臨時教師をやっているけど、その授業に行った。髪を短くしたら男子アイドルっぽく見えると?ハハ!心境に変化があったのか、それとも作品のために切ったかとよく聞かれるけど、別に理由はなかった。こんなに短くしたのは初めてだから、なるべく短く切ってみただけ。今日はラズベリーモカを初めて注文してみたけど、おいしい!初めて見るメニューがあれば「これはどんな味なんだろう」と思って必ず頼んでみる。もちろん、成功する時もあるし、失敗する時もある。世の中すべてのことがそうであるようにね。生まれて1ヶ月後に赤ん坊のキリスト役をやったことがある。小学校からお芝居をやって、高校1年生の時に初めて出た映画現場が「マイ・ボス・マイ・ヒーロー」。エキストラだったけど、リハーサルでも涙を流して演技をしたら、監督さんから「泣いてた子、一番前に出て」と言われた。リハーサルであることは分かっていたけど、初めてだからいつもより気合が入ってたみたい。その時に、パク・ジュンギュ先輩が褒めてくれた。学生の頃は、いつも反抗的な態度を取る学生ではなかった。静かな方だったけど、自分なりのこだわりや主張が強くて誰かがそれを止めようとすると反抗心が出てきた。私の神経に触らないと反抗心は出なかったよ。(笑)ハンジン重工業の作業服を着て釜山国際映画祭のレッドカーペットを歩こうと決めた時に、多くの人からいろいろ言われるんだろうなと覚悟はしたけど、思った以上に反響が大きくてびっくりした。ヨ・ギュンドン監督さんやキム・チョ・クァンス監督さんと一緒に歩いたけど私だけが大きく報じられて、私たちの意図と違う方向に流れてしまったのが残念だったかな。ハンジン重工業の問題や済州のカンジョン町の問題にもっと関心を持ってくださいという意味だったのに。「恥ずかしくて」の初めての飲み会でヒョジン姉さんと手錠を掛けられた。(映画の中でキム・コッピとキム・ヒョジンは手錠を掛けられて一緒にいるようになる)でも、飲み会の雰囲気が最高に盛り上がった時にキム・スヒョン監督さんが姉ちゃんと私に手帳を掛けて、変な空気は流れなかったよ。むしろ、そのおかげでもっと仲良くなれたとも思うし。(笑)演技をする時はその瞬間に没頭するタイプだ。台本を読んで分析したことを改めて表現するのでなく、その時の状況やセリフから感じたことをその場で演技で表現する。人が動く時にその動きの一つ一つをすべて頭の中で計算して動いたりはしないじゃないですか。演技もそれと同じ。「恥ずかしくて」で泥畑を転ぶシーンがあったけど、カタルシス(解放感)も感じられて本当に気持ちよかった。私が何をやったのかあまり覚えていないぐらいに叫んでたから。人は毎日を生きていく中で、何もかも忘れてたい時は酒を飲んで次の日に後悔する。でも、俳優は演技の中で狂うことも、叫ぶこともできる。それが仕事だからお金までもらって。(笑)俳優のメリットだと思う。ハハ。ヌントゥゴコベインの歌詞が好き。「僕の気・ま・ず・い心!君の自・然・な心!でも僕が気まずいから!僕たちは気まずい関係!」。「気まずい心」という曲の歌詞だけど、単純で簡単に思えるけどその中に深い意味があるから好き。密かに話しているから、その意味をキャッチできる人はキャッチして、単純に楽しみたい人はそのまま楽しめばいいじゃん。カン・スヨン先輩みたいと言われたことがある。映画祭で色んな人と会っているのが似てるんじゃないかな。(笑)ゆうばり映画祭に行った時に仲良くなった日本の監督さんと「一緒に仕事できたらいいね」と話したことがあるけど、その監督さんからシナリオが来た。私のことが印象的だったみたい。犯罪スリラーだけど、その映画に参加する予定。ヨーロッパ、日本ゆうばり映画祭、ロンドンに行って、アニメーション「豚の王」の準備をして、釜山国際映画祭とフィリピンに行ってきた。昨年11月から7月まで半年間ぐらいを海外に行ったり休んだりしたら、仕事の原動力ができた。日本やフランスなど海外活動の可能性も見えてきてるから、やってみたいと思う。実際、私って欲張りな子なんだ。チャンスがあるなら、全てに挑戦してみたい。

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  • キム・コッピが密かにやっている3つの事

    キム・コッピが密かにやっている3つの事

    「高校で特別な授業をやってます」「最近、ある高校で創意体験学習という授業の臨時教師をやっています。知り合いのフォトグラファーさんが一緒にやろうと声を掛けてくれてやることになりました。創意体験学習というこの授業はクリエイティブなものを作る授業で、やり方は写真でも映画でもお芝居でも何でもいいんです。形にこだわらずに独創的なものを作り上げることを目指す授業です。でも、生徒たちがあまり積極的に参加しないことに少し不満を持っています。私は堂々に自分の意見がちゃんと言える人が好きなんですけど、最近の子たちだから当然自分の主張が強いだろうなと思ったらそうでもなくて。私が何かを話した時に、私が間違ったと思ったら「先生、それは違うと思います」と自由に自分の意見を話しましょうと最初から生徒たちに言ったんですが、誰も意見を話さないんです」「短編小説を書いてそれを短編映画に作ることもいつかできるんじゃないでしょうか?」「物を書くのが好きです。テーマはやはり愛かな。でも、幸せなストーリーより切なくて悲しいものが多いです。たとえば、女の主人公がシャワーを浴びている時にふと壁を見たら、その壁のタイルの上に短い髪の毛が1本くっ付いているんです。もちろん、それは別れた彼氏の髪の毛なんです。直接的に彼女は彼氏と別れて悲しいと書くんじゃなくて、彼女はシャワーを浴びながらふとあの人の髪の毛を見つけたというようにディテールな状況から感情が感じられるイメージを書いておきます。それを集めて歌詞や短編小説にすることもできるし、後で短編映画を作ることもできるんじゃないでしょうか?」「インディーズバンドのモイムビョルと一緒に曲を作りました」「インディーズフォーラムに行った時に、モイムビョルの公演を見たことがあります。私は前からモイムビョルのファンだったから、その打ち上げに行ってモイムビョルのメンバーたちに大好きですと言ったのがきっかけに彼らと友達になりました。その後、モイムビョルが突然、コッピ!一緒に曲作ろうと声をかけてくれて私は光栄だよ!と喜んで一緒に曲を作ったんです。その曲は、この間、『ソウル駅カウントダウン』というステージでモイムビョルと一緒に歌いましたね。一緒に作った曲とモイムビョルの曲から何曲かを選んで」

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