約束の恋人
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100億が投資されたドラマ「約束の恋人」視聴率不振に早期終了が決定
100億ウォンの制作費を投じられて、野心に満ち溢れてスタートした総合編成チャネルTV朝鮮の月火ドラマ「約束の恋人」(原題:韓半島)(脚本:ユン・ソンジュ、演出:イ・ヒョンミン)が、結局当初の予定であった24話から6話を減らした18話で早期終了することになった。20日に同ドラマの関係者は、マイデイリーとの電話インタビューで「『約束の恋人』が6話を減らした18話で早期終了することになった」と伝えた。「約束の恋人」の早期終了は、総合編成チャネルのドラマ史上初めてで、低い視聴率がその原因だと伝えられた。トップスターのファン・ジョンミンとキム・ジョンウンをキャスティングし、超大型ドラマを目指して準備された「約束の恋人」は、1%を越えることができない低い視聴率を記録してきた。ドラマの関係者は「視聴率不振による制作費の負担が原因になったようだ」と、早期終了の理由を伝えた。しかし、TV朝鮮サイドはまだ公式発表をしていない。確認のためにTV朝鮮に問い合わせてみたが「編成およびドラマ局の関係者が不在なので確認が難しい」という言葉を繰り返すだけだった。早期終了が決定した「約束の恋人」は、4月3日に18話が放送される。
2012年版シュリ「約束の恋人」これからの課題は“真剣さ克服”
製作期間4年製作費100億ファン・ジョンミン、キム・ジョンウン主演など、様々な面で話題となったドラマ「約束の恋人」(原題:韓半島)の派手な映像や主演の演技などを披露し、注目を浴びることは成功したものの期待作という表現を使うには多少不十分な姿でスタートを切った。映画「シュリ」を連想させるシーンは自縄自縛6日午後、総合編成チャンネルTV朝鮮の月火ドラマ「約束の恋人」(劇本:ユン・ソンジュ、演出:イ・ヒョンミン)がスタートした。「南北合同チーム」という副題がついた第1話では、北朝鮮と韓国が協力して次世代エネルギー源を開発するために北朝鮮の元山(ウォンサン)沖に設置した「メタンハイドレート開発基地」を中心としたストーリーが展開された。そしてその真ん中には、韓国側の総責任者ソ・ミョンジュン(ファン・ジョンミン)と北朝鮮側の責任研究員リム・ジンジェ(キム・ジョンウン)という二人の主人公である科学者がいた。二人はかつてロシアでの留学時代に恋人同士だったが、分断という障壁にぶつかって別れてしまう。しかし南北の科学者として基地で再会した。そして韓国の大統領カン・デヒョン(イ・スンジェ)と北朝鮮の主席キム・テソンが、南北合同サッカーチームの競技を一緒に観覧する姿と、北朝鮮の内部で生じるクーデターの兆候を同時に描いた。制作陣は当初「メタンハイドレート基地」を通じて緊張感あふれる南北の境界と、その境界が崩される姿を現実的に描くつもりだったという。しかし、第1話では南北合同サッカーチームを応援していた韓国と北朝鮮の人々が結局互いに銃を構える事態まで起こり、結局イデオロギーの対立を劇的に演出した。これにサッカー競技場の姿がオーバーラップされ、まるで1998年の映画「シュリ」を連想させた。 終始真剣なすぎる ドラマはドキュメンタリーではないもちろん「約束の恋人」が、派手な映像や大きなスケール、ファン・ジョンミンやキム・ジョンウンなどの好演など、第1話で他のドラマより優れた面を見せたのは事実である。最初、韓国側の研究員ソ・ミョンジュン役のファン・ジョンミンが、基地で起こった事故を収拾するため、危険な状況の中自ら水中に潜ってドラマに緊張感を与えた。しかし、このすべてのことを色褪せさせたのは、あまりにも真剣で重い展開だった。実際、スタート地点から問題があった。ドラマが始まってから約2分間続いた南北分断に関する過去の映像は、これがドラマなのかドキュメンタリーなのか視聴者を困惑させた。このような雰囲気はずっと続き、真剣さを超えてドラマ全体に陳腐なイメージを与えた。さらに重くてスケールの大きいサウンドトラックまで加えられ、劇中の緊張感を損なってしまった。また、題材もこのドラマの弱点となってしまった。もちろん南北関係や統一を題材にするドラマや映画は通常、北朝鮮内の軍部対立や両方のトップが会って平和統一を議論する姿、イデオロギーを超えた男女の愛などを基本的に描写する。そしてこのような題材は、制作陣によって十分に美しくて魅力的な題材になれる可能性がある。「約束の恋人」の場合は、一目に見える劇の展開が題材そのものが持っている長所を生かせず、ありきった感じを与えてしまった。「約束の恋人」の制作発表会の時、人々を驚かせたハイライト映像とは対照的だった第1話。どれほどの誠意を尽くして作った作品なのかは、もう重要ではない。これからは偏見や先入観なしに、ドラマそのもので評価される時だ。始まりが肝心という言葉もあるが、ハイライト映像が残した強烈なイメージのように、インパクトのある緊張感あふれる展開を期待してみたい。
「約束の恋人」韓国のみで可能なドラマ ― 見る?見ない?
主な出演者ファン・ジョンミン(ソ・ミョンジュン役)、キム・ジョンウン(リム・ジンジェ役)、クォク・ヒソン(ミン・ドンギ役)、ジフ(カン・ドンウォン役)、チョ・ソンハ(パク・ドミョン)、チョ・イジン(パク・ヘジョン役)ストーリー韓半島(朝鮮半島)の危機は南北統一のチャンスだろうか、それとも戦争という悪夢の繰り返しだろうか。韓国と北朝鮮の間にしばらく流れていた統一に向けた肯定的なムードが、北朝鮮で起こったクーデターで台無しになってしまう。それにより、世界的な科学者であるソ・ミョンジュンとリム・ジンジェが率いた南北合作の代替エネルギー開発チームも、再び南北に分かれてしまった。そんな危機的状況の中、韓国大統領であるカン・デヒョン(イ・スンジェ)が脳出血で倒れてしまい、南北同時に指導者が健在ではないという史上初の事態を迎える。そして、韓国のキングメーカー(政治権力者の人選を左右する実力者)パク・ドミョン(チョ・ソンハ)はソ・ミョンジュンを次期大統領にしようとする。プレビューファン・ジョンミンは先週行われた制作発表会で「世界中でこのような題材のドラマが可能な国は他にない」と言い、TV朝鮮「約束の恋人」(原題:韓半島、脚本ユン・ソンジュ、演出イ・ヒョンミン)を「本当にあり得る話」と語った。このように「約束の恋人」が見せてくれる南北間の葛藤や危機は視聴者に様々な想像をさせ、それと同時にリアリティーのある題材でもある。特に北朝鮮のクーデターや、韓国の大統領選挙などの深いストーリーは、大作ドラマでこそ感じられる快感やハマると抜け出せない政治ドラマならではの魅力を視聴者に感じさせようとしている。しかし、イ・ヒョンミン監督が「見どころは南北統一のストーリーよりも、ソ・ミョンジュンとリム・ジンジェの恋の行方が気になるヒューマンストーリーだ」と明かし、ドラマでは巨大な歴史の流れの中で生きていく人間の姿を描くつもりだと話した。見る?見ない?見る?金正日総書記が死んだ後のストーリーを描いたウェブ漫画「スチールレイン」の人気からも分かるように、南北間の危機的状況を描いた仮想歴史物が依然として多くの人の関心を引いている。さらに「約束の恋人」では次世代代替エネルギーであるメタン・ハイドレートの開発をめぐるストーリーを加えてリアリティを増した。また、ルーマニアで行われた車の追撃シーンや銃撃戦などは、ドラマのスケールの大きさを物語っている。様々なジャンルを通して演技力を認められたファン・ジョンミンとキム・ジョンウンの出演もこのドラマの見所でもある。キム・ジョンウンは「ドラマの中で殴られる演技はもちろん、拷問を受けるシーンも代役を使わず私が演じた」と明かした。見ない?南北間のイデオロギーの対立とそれに巻き込まれた人間たちのストーリーは、数多くの映画やドラマで散々使われた題材だ。特に国家間の対立によりすれ違うしかない男女のラブストーリーは、つまらないとも言えるほどよくある話だ。ヒューマニズムを胸に抱いたソ・ミョンジュンという英雄的キャラクターも「約束の恋人」ならではのキャラクターではない。そのため「約束の恋人」は、南北関係を描いたこれまでの映画やドラマと差別化できるところを見せなくてならない。北朝鮮で起こったクーデターの中心勢力となるタカ派出身の母親と、開放を主張する父親という家庭環境で育ったリム・ジンジェを、説得力のあるキャラクターに見せることが重要になるのはこのためである。「約束の恋人」は、北朝鮮出身のエリートであるリム・ジンジェが韓国大統領の妻にまでなる仮想歴史を、説得力のある展開で見せることができるだろうか。
「約束の恋人」「赤道の男」「キング~Two Hearts」…2012年の幕開けは南北ブーム
昨年はドラマ「王女の男」と「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」が成功を収め、時代劇がお茶の間を沸かせるキーワードとして浮上した。さて、今年の初めにお茶の間を支配するキーワードは何だろうか。様々なジャンルや題材のドラマが予定されている中、「約束の恋人」から「赤道の男」「キング~Two Hearts」につながる南北(韓国と北朝鮮)の物語がお茶の間を虜にしようとしている。2月6日の午後8時50分にスタートする「約束の恋人」(原題:韓半島)は総合編成チャンネルTV朝鮮と製作会社レモンレインがタッグを組んだ、超大作ドラマである。韓国の男と北朝鮮の女の恋愛ストーリーとともに、南北の代替エネルギーの開発と統一に対する議論が加速化する未来の朝鮮半島を背景に、世界各国の情勢を緊張感のあるタッチで描く予定だ。主演はファン・ジョンミンとキム・ジョンウン、他にもイ・スンジェ、チョン・ソンモ、キム・ジスク、チョン・ドンファンなど名脇役の活躍が期待される同ドラマ。特に「不滅の李舜臣(イ・スンシン)」「大王世宗(キム・サンギョン)」「ファン・ジニ」などの完成度の高い時代劇で視聴者からの信頼を得ている脚本家ユン・ソンジュと、「ごめん、愛してる」「雪の女王」「赤と黒」でのスタイリッシュな演出で高い評価を得ており、多くのマニアックなファンを獲得しているイ・ヒョンミン監督が呼吸を合わせた作品で、期待を集めている。2月29日に「乱暴なロマンス」の後続作として放送される予定の「赤道の男」は、現在30%に迫る視聴率で注目されているMBCの人気水木ドラマ「太陽を抱く月」を製作したPANエンターテインメントが制作するドラマで注目を浴びている。「太陽の女」を執筆した脚本家キム・インヨンが4年ぶりにKBSでドラマを手がける「赤道の男」は、熱い欲望を抱いた二人の男主人公ソヌとジャンイルが、ソヌの父の謎を解きながら運命に立ち向かっていく。そんな二人を通じて「人間の愛と信頼はどこまで届くのか」というテーマを描く。今月末から撮影を開始する予定だが、主演俳優のキャスティングに難航している。「太陽を抱く月」の後続として放送されるMBCの水木ドラマ「キング~Two Hearts」は韓国が立憲君主制だという設定の下、韓国の王子と北朝鮮の特殊部隊将校の恋愛を描くラブコメディである。「キング~Two Hearts」も主人公のキャスティングに難航したものの、ハ・ジウォンとイ・スンギを主演とし、放送業界で話題となった。ハ・ジウォンは、北朝鮮の最精鋭特殊部隊の伝説である「第1号」教官のキム・ハンナ役を演じることになる。イ・スンギはロイヤルファミリーという後ろ盾に、知性と美貌まで兼ね備えているが、政治的な野心は持ち合わせていない王子イ・ジェハ役を演じる。さらにドラマ「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」を演出したイ・ジェギュ監督とホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹脚本家の筆力が加わり、期待が高まっている。
「約束の恋人」キム・ジョンウン “パーフェクトなボディライン”
女優のキム・ジョンウンが26日の午後、ソウル江南のインペリアル・ペリスホテルで開かれた総合編成チャンネルTV朝鮮の月火ドラマ「約束の恋人」(原題:韓半島、劇本ユン・ソンジュ、監督イ・ヒョンミン)の制作発表会に参加した。「約束の恋人」は南北合作の代替エネルギーの開発と統一に対する議論が加速化する未来の朝鮮半島を舞台に、南北分断という現実の中で芽生える二人の愛と、刻一刻と変化する朝鮮半島の情勢を緊張感あふれるタッチで描いていく。ファン・ジョンミン、キム・ジョンウン、チョ・ソンハ、イ・スンジェ、チョン・ソンモらが出演する。
キム・ジョンウン「改名は年下の金正恩さんにしてほしい」
キム・ジョンウンが北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)軍最高司令官と同じ名前で経験したエピソードを伝えた。26日、女優キム・ジョンウンはソウル・論峴洞(ノンヒョンドン)のインペリアルパレスホテルで開かれた総合編成チャンネルTV朝鮮の月火ドラマ「約束の恋人」(原題:韓半島、演出イ・ヒョンミン、脚本ユン・ソンジュ)の制作発表会に参加した。一緒に参加した女優キム・ジスクが「『キム・ジョンウン』という名前が検索ランキングに急上昇して、ジョンウンさんに何かあったのかなと心配した」と話すと「先生、私じゃありません」と笑いながらエピソードを語った。キム・ジョンウンは「検索キーワードランキングに『キム・ジョンウンは豚』という検索語が現れた。休んでいる間少し太ってしまったから、ドキドキしながら検索してみたら私じゃなかった」と語り、会場を笑わせた。また「私の方が年上だから、改名はあの方にしてほしい」「MBCバラエティ番組『セクションTV芸能通信』でこの話をしたことがあるが、肝が太いというコメントが寄せられた。北朝鮮が容赦しないかも知れないが、これは全て放送作家の言う通りにしただけだ」と話した。キム・ジョンウンは北朝鮮の科学者であり、統一大韓民国の大統領夫人になるリム・チンジェを演じる。TV朝鮮の月火ドラマ「約束の恋人」は2月6日午後8時50分からスタートする。