Kstyle
Kstyle 12th

太平輪

記事一覧

  • ソン・ヘギョ主演「太平輪」ポスターを公開…魅力的な赤いドレス

    ソン・ヘギョ主演「太平輪」ポスターを公開…魅力的な赤いドレス

    女優ソン・ヘギョが主演を務めた映画「太平輪」(英題:THE CROSSING)のポスターが公開された。映画「太平輪」側は9月8日、公式Weibo(中国版Twitter)に「12月2日の公開が確定された。新年になる前に歴史の車輪の中に浸ってみよう」と書き込み、映画「太平輪」のポスターを公開した。「太平輪」のポスターでソン・ヘギョは赤いワンピースを着て清純な魅力をアピールした。横顔のラインを引き立たせたソン・ヘギョは大きい目でどこかを見つめている。ソン・ヘギョは金融財閥の娘役を務め、無垢な若い女性が夫を失って世の中に適応していく演技を披露する。ソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、ホヮン・シャオミン、金城武、長澤まさみなどが出演する「太平輪」は国民党と共産党の内戦の真っ最中だった1949年1月の中国で実際に起きた船舶沈没事件太平輪事件を描いた作品で、12月2日に中国で公開される。

    TVレポート
  • “6年ぶりのカンヌ”ソン・ヘギョ「金城武さんは思ったより面白かった」

    “6年ぶりのカンヌ”ソン・ヘギョ「金城武さんは思ったより面白かった」

    女優ソン・ヘギョが久しぶりにカンヌを訪れた。6年ぶりに訪れたカンヌ国際映画祭だが、暖かい日差しや穏やかさを存分に楽しむ暇はない。忙しいスケジュールのせいである。カンヌ映画祭での多忙なスケジュールのようにソン・ヘギョも休まず着実に自身のフィルモグラフィーを増やしている。最近、映画「世界で一番いとしい君へ」の撮影を終えた彼女は、ジョン・ウー監督がメガホンを取った中国映画「太平輪」(英題:THE CROSSING)の公開を控えている。忙しい日々だが、ソン・ヘギョは存分に楽しんでいるように見える。働く面白さが分かったためだ。やっとその面白さが分かったような気がすると話した彼女は、休まず作品をしたいという希望をほのめかした。韓国であれ、中国であれ、どこにいてもカメラの前であれば何でもして、女優としての実力を身につけることを求めていた。―「太平輪」以降、一緒に仕事をしたいと思う中国の監督がいるか?ソン・ヘギョ:これからも良い機会があって良い監督とご縁があればやりたいと思っている。だが、ファンは私が中国の映画に出演すると、韓国を疎かにしていると残念がる。でも、韓国でも一つの作品が終わったら長いブランクになる時があるじゃないか。そのブランクを虚しく過ごすより、中国で良い作品があれば新たな挑戦をするのも悪くないと思う。そしてカメラから離れているよりは、どこにいてもカメラの前で沢山演技すれば女優として役に立つと思っているので、韓国でも一生懸命やるし、中国でも良い作品が入ってくれば引き続き頑張るつもりだ。―中国語の台詞が大変だったのではないか?ソン・ヘギョ:「グランド・マスター」を撮影する時はそれほど台詞が多くなかった。だから負担もなかったけれど、今回は本当に台詞が多くて、それで欲が出た。韓国語でやっても良かったけれど、素晴らしい監督そして俳優たちと息を合わせたいと思って欲張った。ストレスも溜まった。韓国語でも感情を入れて台詞を語ることが難しいのに、中国語も考えながら、演技もしなければならなかったので。でも何回かやってみたら慣れて自然になった。最初は何だか自信がなくて声も小さくなったけれど、仲良くなって一緒に生活するうちに自信がついた。今は図々しくなっていると思う(笑) 声調が全部合っているわけではない。それでも周りの俳優たちが励ましてくれるから、あまり大きく考えずにしている。今はとても楽になった。―「太平輪」で共演したホヮン・シャオミン(黄暁明)とはどうだったのか?ソン・ヘギョ:今回初めて息を合わせることになったけれど、ジェントルマンで本当に礼儀正しい。現場では気楽に接してくれた。なじみのないことも多かったけれど、一つ一つ説明してくれたし、とても気楽な相手俳優だ。金城武さんは、会う前までは口数が少ないと聞いたけれど、そう思っていたせいか思ったより面白かった。チャン・ツィイー(章子怡)さんは以前一緒だったことがあるし、そのずっと前から知り合いだ。お姉さんと呼んでいるけれど、よく面倒を見てくれるし、ご飯もごちそうしてくれたり、とても面白い。俳優たちは皆、仲がいい。―次回作の計画は?ソン・ヘギョ:まだ計画はない。働くことの面白さが分かったので、休まずに作品に出演し続けたい。―「世界で一番いとしい君へ」の撮影も終えた。ソン・ヘギョ:カン・ドンウォンさんとは以前共演したことがある。その時友達になって仲良く過ごしたので、彼との共演はとても良かった。イ・ジェヨン監督とも知り合って10年近く経ったので、現場で皆楽しく撮影した。―中国で寂しい時はなかったか?ソン・ヘギョ:寂しかったのは「グランド・マスター」を撮影していた時だった。スケジュールも不明で、中国映画への出演は初めてなのに完全な田舎で、外に出ても何もなくてすることがなかった。だから感情の変化が激しくなって一人でああしたりこうしたりして頭がおかしくなるかもしれない状況まで行った(笑) その時はすごく寂しかったけれど「太平輪」の撮影現場は市内から遠くなかったので、大変なことはなかった。慣れない環境だったのでなおさらそうだったと思う。

    OSEN
  • ソン・ヘギョ、長澤まさみ&金城武らとの共演「光栄だった」…カンヌで語る

    ソン・ヘギョ、長澤まさみ&金城武らとの共演「光栄だった」…カンヌで語る

    女優ソン・ヘギョがジョン・ウー監督への感謝を伝え、アジアで活躍する俳優たちと共演したことについて語った。17日(現地時間)、フランス・カンヌでジョン・ウー監督作品「太平輪」(英題:CROSSING)の海外向け制作発表会見が開かれた。この会見にはソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、ホァン・シャオミン(黄暁明)、金城武、長澤まさみ等の出演陣と共にジョン・ウー監督が出席した。ソン・ヘギョは「『太平輪』で有名な俳優たちと一緒に撮影することができて光栄だった」と伝えた。続いて「金城武は幼い頃から好きだった俳優だ。ホァン・シャオミンは、初めての共演だったが、礼儀正しく接してくれた」と説明した。ソン・ヘギョは「特にホァン・シャオミンは、頻繁に会わなくても、付き合いが長く理解してくれている友人のように接してくれる」と付け加えた。また、外国での撮影について「韓国と中国の撮影現場に大きな違いはない」と話した。彼女は「私は中国では外国人なので、とても不慣れだったり、適応できないことがあった。それでも共演した俳優やスタッフの方々がよくサポートしてくれた。演技をするにあたっては、あまり大変ではなかった」と説明した。続いて「特にジョン・ウー監督は父のような方だ。現場で困惑しないように、コンテの説明も詳しくしてくれたため、スムーズに撮影が出来た」と伝えた。「太平輪」は1930年代、中国・上海を舞台に金融家に生まれた女性が、時代の荒波の中で変化していく物語を描いた作品だ。ソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、ホァン・シャオミン、金城武、長澤まさみなど、日中韓のトップ俳優たちとジョン・ウー監督が出会い、話題を集めた。韓国では今年11月に公開予定。

    TVレポート
  • ソン・ヘギョ「太平輪」のプロモーションのためカンヌ国際映画祭へ…記者会見&インタビューに出席

    ソン・ヘギョ「太平輪」のプロモーションのためカンヌ国際映画祭へ…記者会見&インタビューに出席

    ソン・ヘギョがジョン・ウー監督の新作「太平輪」(英題:THE CROSSING)のプロモーションのため、カンヌ国際映画祭を訪れる。「太平輪」側は2日午前「ソン・ヘギョなど、主要俳優たちが参加した『太平輪』の記者会見が17日、カンヌで開かれる」と明かした。これによると「太平輪」のジョン・ウー監督とソン・ヘギョ、チャン・ツィイーなど主演俳優たちは17日に記者会見を開き、18日にはインタビューを行う計画だ。これに対し、ソン・ヘギョの所属事務所であるUAAの関係者は「まだ映画会社から正確なスケジュールを提案されていない。問い合わせをした状態だ。映画会社の方から日程がこう決まったと話してくれれば、私たちはスケジュールを調整し『太平輪』のプロモーションのための記者会見に出席する」と話した。続けて「インタビューも行う計画だ。何よりカンヌ映画祭には多数の韓国メディアが来ると知っているだけに、当然やらなければならないのではないか」と付け加えた。「太平輪」は1930年代の中国・上海を背景に金融家で生まれた女性が時代の痛みを経験しながら変化する過程を描いた作品で、ソン・ヘギョをはじめチャン・ツィイー、ホヮン・シャオミン、金城武などが出演する。

    OSEN
  • 「太平輪」ソン・ヘギョ&ジョン・ウー監督、お互いを称賛“国境を越えた信頼関係”

    「太平輪」ソン・ヘギョ&ジョン・ウー監督、お互いを称賛“国境を越えた信頼関係”

    韓国女優ソン・ヘギョと中国が誇るジョン・ウー監督が映画「太平輪」(英題:THE CROSSING)で一緒に撮影を行った。この映画は1949年を舞台に、あらゆる逆境を経験した3人の男女の世紀を超えたラブストーリーで、中国現地で11月の公開を目標としている。昨年クランクインし、現在大詰めの撮影を迎えている「太平輪」側は16日、中国北京で制作発表会を行った。この日、ジョン・ウー監督や出演俳優たちはお互いを褒め、和気藹々とした雰囲気を見せた。制作発表会にはソン・ヘギョをはじめ、中国のトップスターであるチャン・ツィイー、ホァン・シャオミン(黄暁明)などが出席した。まず、ソン・ヘギョは「撮影しながらたくさんのことを学んでいる。(ジョン・ウー監督は)まるで父親のようで、私のことを娘のように面倒を見てくれた。他国の女優なのにも自国の女優のように優しく気を遣ってくれ、リラックスして演じている」と話し、「幼い頃から憧れてた監督と一緒に撮影ができて、現場で一緒に呼吸しているだけでも幸せを感じる」と述べた。続いてジョン・ウー監督は「ソン・ヘギョは私が大好きな女優だ。賢くて高貴な雰囲気を持っている」と絶賛した。ジョン・ウー監督は「ソン・ヘギョは韓国の女優ではあるが、この映画で周蘊芬というキャラクターを見事に演じられると信じている」と話した。彼は「ソン・ヘギョの演技は非常に立派で、感情も豊かだ」と付け加えた。またソン・ヘギョが演じる周蘊芬は様々な試練を経験して徐々に勇気を持つようになる人物ということだ。ソン・ヘギョは昨年、ウォン・カーウァイ監督と「グランド・マスター」(原題:一代宗師)の撮影を行った。その後、ジョン・ウー監督とも仕事をすることになったが、これについて中国のあるメディアは「中国映画界の2人の巨匠と仕事をしたソン・ヘギョは運が良いと話す人もいるが、もう一方では2人の監督の1人は8年、もう1人は4年もかけて映画を撮影する監督なので、それだけ長い間待たなければならないという点で運が良くないと話す人もいる。これについてどう思うのか?」という質問を投げかけた。これに対しソン・ヘギョは「もちろん、2人の監督との仕事は大変だった。でも、私は女優で、待つのは当然のこと。何よりも2人の巨匠との撮影は大変光栄なことであり、大きな幸運のチャンスだった。長い間待つことや撮影速度が遅いことよりも、これが私にとって成長できる過程になったということが重要だと思う。この過程を彼らとともに経験できたことに感謝し、このようなチャンスを与えてくれこんなにも長い時間を共にできたことも有難く思っている。監督の作品は素晴らしく出来上がると思うので、多くの観客の方々を満足させることができるよう祈っている」と答えた。ソン・ヘギョは中国市場に関する質問には「中国市場は全世界的に重要で、私にとっても重要な場所だ。ただ、他の人に比べて私が運が良かったと思うのは、10年前から始めて現在に至るまで中国から一緒に仕事をしようというオファーを絶えずいただいたので、今の地位に立つことができた。感謝すべきことで、今後も中国での仕事は着実にしていくつもりだ」と答えた。韓国でトップスターとして楽な道を歩むこともできたソン・ヘギョは、このように中国映画界の2人の巨匠との大変な仕事を経て、中華圏で堅固な地位を確立することができた。特に保守的な雰囲気のある中国映画市場で巨匠たちと着実に撮影を行ってきたソン・ヘギョは、韓流スターに対する無条件的な熱狂と否定的な認識が同時に広がっている2014年の中国大陸で最も安定的な地位を確保している韓流女優の1人である。

    10Asia
  • ソン・ヘギョ主演映画、タイトルを「生死恋」から「太平輪」に変更

    ソン・ヘギョ主演映画、タイトルを「生死恋」から「太平輪」に変更

    6日にクランクインする予定であるソン・ヘギョ主演の中国映画のタイトルが「生死恋」から「太平輪」(英題:THE CROSSING)に変わった。4日、中国の映画ポータルサイトMtimeはソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、金城武、ホヮン・シャオミン(黄暁明)、トン・ダーウェイ(佟大為)などが出演するジョン・ウー監督の新作に3億元(約49億円)が投資されると報じた。そして、従来マスコミなどで知られた「生死恋」というタイトルは企画初期段階に候補にあがっていた「太平輪」に正式に変わったと報じた。当初、版権の問題のため使用が禁止されていたが、最近この問題が解決され、原題である「太平輪」を使用することができるようになったと報道で付け加えた。また、「太平輪」は中国で国民党と共産党の国共内戦の真っ最中だった1949年に発生した太平輪船舶沈没事件を扱い、4人の男女の恋と別れ、生きることと死に関する物語を描いた作品で、ソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、金城武、ホヮン・シャオミンと共に日本の長澤まさみも参加することが知られた。

    TVレポート
  • ソン・ヘギョ主演「生死恋」キャスディングボード流出、中国の人気俳優が追加で合流

    ソン・ヘギョ主演「生死恋」キャスディングボード流出、中国の人気俳優が追加で合流

    ソン・ヘギョが出演する中国映画「生死恋」(英題:THE CROSSING、原題:太平輪)の出演俳優ラインナップが追加で公開され、視線を引き付けている。2日、中国の媒体SOHU.COM芸能は、韓流スターソン・ヘギョの出演作であり、ジョン・ウー監督の最新作「生死恋」が6日、正式に撮影を始め、韓中両国のトップ俳優が出演すると報じた。クランクインの場所は北京付近の草原になると見られる。「生死恋」のキャスティングはすでにアジアの多数のマスコミで報じられ、世界の観客の注目を集めた。映画でソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、金城武、ホヮン・シャオミン(黄暁明)の四角関係が描かれると伝えられている中、SOHU.COMはその他の主要キャストまで追加で公開した。キャスト確定の根拠として、SOHU.COMは俳優たちの写真が入った「生死恋」のキャスティングボードの写真を単独で公開した。「生死恋」の制作チームが作業中である建物の中を撮ったこの写真には、ソン・ヘギョのほかにメインキャストたちの写真が並べられており、その上に配役の名前が書かれている。これによるとソン・ヘギョが演じるキャラクターの名前は周蘊芬。しかし、具体的なキャラクターの説明は出ていない。また、主演俳優4人の他に中華圏で活動している演技派俳優たちが多数目立つ。トン・ダーウェイ(佟大為)、ボウイ・ラム、アレックス・フォンなど中華圏の人気俳優たちが大勢名前を挙げた。これに先立ち、キャスティング候補だったチャン・チェン(張震)はリストから外れている。ジョン・ウー監督の新作「生死恋」は2008年に制作を策定したが、その後監督の健康問題や投資問題などが重なり、制作が先送りされ、2012年に制作が再開された。「生死恋」は中国で国民党と共産党の国共内戦の真っ最中だった1949年に発生した太平輪船舶沈没事件を扱い、4人の男女の恋と別れ、生きることと死に関する物語を描いた中国版「タイタニック」として注目を集めている。

    TVレポート
  • ソン・ヘギョ出演「生死恋」に金城武&ホヮン・シャオミンが合流…“超豪華ラインアップ”

    ソン・ヘギョ出演「生死恋」に金城武&ホヮン・シャオミンが合流…“超豪華ラインアップ”

    トップ女優ソン・ヘギョが出演する中国映画「生死恋」(英文タイトル:THE CROSSING、原題:太平輪)に中華圏のトップスター金城武とホヮン・シャオミン(黄晓明)が相次いで出演を確定した。13日、台湾の現地メディアの報道によると、最近ジョン・ウー監督の復帰作「生死恋」に金城武とホヮン・シャオミンがキャスティングされた。台湾を代表するイケメン俳優金城武は「アンナ・マデリーナ」「危険な天使たち」などの映画を通じて韓国の観客にも馴染みのある俳優で、ジョン・ウー監督の前作である「レッドクリフ」シリーズで諸葛孔明を演じた。ホヮン・シャオミンは韓国の観客にはあまり馴染みのない俳優だが、2012年に中華圏芸能人の中で収入1位を記録したトップスターで、美女スターアンジェラベイビーの恋人としても有名だ。これで「グランドマスター」に続き、ソン・ヘギョの第2の中華圏進出作となるこの映画にはチャン・ツィイーをはじめ、金城武、ホヮン・シャオミン、ウ・シウ・ボ(吴秀波)などの中華圏トップ俳優たちが出演することになり、超豪華ラインアップが完成した。関係者によると、ソン・ヘギョは金城武とホヮン・シャオミンの間で隠密で妙なラブラインを形成する予定だ。映画「生死恋」は国民党と共産党の内戦が真っ最中だった1949年1月の中国で実際に起きた船舶沈没事件太平輪事件を描いた作品で、ガンで闘病したジョン・ウー監督が5年ぶりに出す復帰作として観客の期待を集めている。ソン・ヘギョは6月中に中国に向い、「生死恋」の撮影に合流することが分かった。

    TVレポート
  • Vol.2 ― 「その冬、風が吹く」ソン・ヘギョ“絶えず努力して最善を尽くす”

    Vol.2 ― 「その冬、風が吹く」ソン・ヘギョ“絶えず努力して最善を尽くす”

    「ノ・ヒギョン脚本家に初めて褒められました」ソン・ヘギョを5年ぶりに韓国のファンの前に立たせたノ・ヒギョン脚本家。ノ・ヒギョン脚本家の判断は間違っていなかった。ソン・ヘギョではないオ・ヨンは想像しがたい。ノ・ヒギョン脚本家もまた、ソン・ヘギョの演技に拍手を送った。「ノ・ヒギョン脚本家に毎回モニタリングして頂きました。沢山褒めてもらいましたし。『彼らが生きる世界』の時には褒められたことがなかったんです。いきなり褒められるようになって、何が何だか分からなかったし、気恥ずかしかったです。脚本家から『演技がとても良かった。あなたは私が求めた感情以上に表現してくれた。褒められ方も覚えたほうがいい。私がどんな賞賛をしたか覚えておいて役立てなさい』と言ってくださいました」「その冬、風が吹く」は第1話の放送の前に8話分ほどの撮影を済ませた半事前制作ドラマとして、他のドラマに比べて余裕のあるスケジュールで撮影ができた。ソン・ヘギョの演技に大きく役立った。「他のドラマより時間的に余裕が沢山ありました。1話から16話まで台本の練習を済ませて演技に臨みました。視覚障がい者だったので、表現するには限界がありました。精神的な部分をいつも顔だけで全部表現しなければならなかったからです。幸い大写しになるシーンが多くて、微細な表情や、しかめ顔がよく見えたし、感情もちゃんと伝わりました」ソン・ヘギョは、1月に行われた「その冬、風が吹く」の制作発表会で、第2話でオ・スに当たり散らしたプールでのシーンを、最高の感情シーンとしてあげた。最終回まで撮影を終えた今、彼女はそのシーンは何でもなかったと語った。「プールでのシーンは、オ・スに一発食らわせるシーンだったので、感情が極端に走ることが多かったです。今はそれも弱かったと思いますね。今日(3日)もオ・スと長い感情シーンが一つありますが、考えるだけで疲れちゃいますね。オ・ヨンのセリフの中にあなたが私を騙したのは無罪よ。あなたには生きるための方法だったし、私は幸せな時もあったからというセリフがあります。そのシーンを演じていて、妙に私はこの子のことを本当に120%知っているんだと思いました。セリフを言いながらすごく心が痛みました」「視覚障がい者への視線、温かくなりましたか?」ソン・ヘギョは視覚障がい者の演技を準備しながら、偏見をなくしたいとの目標を立てた。前が見えないため、化粧もハイヒールも無理だろうと、ソン・ヘギョ自身もそんな偏見を持っていた。「初めの頃にインタビューをした時、視覚障がい者への偏見を破るのが一番大きな課題だと言いました。特に女性はハイヒールも履けないし、化粧もしないと思っていましたが、絶対そうではないんです。スーツにポケットチーフまでいつも入れている男性もいらっしゃったし、フルメイクをして美容室に通う女性もいらっしゃいました。障害のない人と同じように活動するんです。ある子ははじめまして。ソン・ヘギョですと挨拶したら、明るい声で『2ヶ月前に来れば良かったのにな。その時はまだ少し見えていたのに』と言って、何か不思議な気持ちでした。今回『その冬、風が吹く』が韓国で放送されてから、視覚障がい者への視線が前より温かくなったと言われました。とても気分が良かったです」実は、ソン・ヘギョは善行を行うスターとしても有名だ。ただ、知られていないだけだ。最近では、捨て犬のためのボランティア活動を10年間してきたことが知られた。竹島(韓国名:独島)広報活動家のソ・ギョンドク教授とはアメリカ、中国などに韓国語サービスを誘致するなど韓国文化を知らせるため一緒に励んだ。また、視覚障がい者のための点字本の発刊費用を全額支援したこともある。「捨て犬のためのボランティア活動をするのは、犬が大好きだからです。今も家で犬を7匹飼っています。また、海外で、日本語と中国語はあるのに韓国語がないことに腹が立ちました。私もどういう意味か知りたかったですし。多くの方々が力を貸したいと思っていても、その方法について分からない方が多いんです。ソ・ギョンドク教授がいいことがある度に、意向をたずねてくださるので始めることになりました。知られるのが恥ずかしいです。ただ静かにやりたいです。前に出てこんなことやってますとか言える性格ではないんです。自然に私が余裕のある時にやって、余裕がなければできなくなるでしょうね」「恋愛ですか?今は考えていないです」今年31歳のソン・ヘギョは相変わらず綺麗だ。最近ネット上には彼女の13年前の写真が掲載され、変わらない美貌への賞賛が相次いだ。「その冬、風が吹く」では彼女の美しい肌に女性視聴者たちが憧れた。美貌への褒め言葉に彼女は「これから肌が荒れたらどうしよう」と心配した。「綺麗なのは20代に終わりました。若くて綺麗な女優さんが沢山いるのに、私にまで配慮してくださるんですね。私も同じ年頃の女性がやっていることは全部やっています。皮膚科に行って管理したり、家ではパックもしますし。若い頃ちゃんと管理しなかったことに後悔しています。疲れるとすぐ顔に出てしまうんです。オ・ヨンのキャラクターは、視覚障がい者を表現するのが一番の課題だったので肌に気を遣う暇がなかったです。幸い綺麗に映してくださった照明監督さんに感謝しています。軽くメイクをしてきた時でも綺麗に撮ってくださいました(笑)」美貌に関する話の途中で、ふと彼女の恋愛が気になった。「その冬、風が吹く」で恋愛感情を上手く表現した彼女ではないか。「今は、恋愛についてあまり考えてないんです。これからは私自身に力を注ぎたいです。先輩方が恋愛は考えてないと言っていたのが20代には理解できなかったんですけど、今は分かると思います」ソン・ヘギョは、2004年に平均視聴率30%を超え、今でも広く知れ渡っているドラマ「フルハウス」以降、これといった人気作品に出演していない。ドラマ「彼らが生きる世界」も完成度の面では好評を得たものの視聴率は低かった。同時間帯で視聴率1位を守り続けた「その冬、風が吹く」は、ソン・ヘギョにとって特別である。しかし彼女は満足しない。「作品が上手くいったから、今後何作品かは冒険できます。今までやったことのないことをしてみたいです。しっかりとしたカラーのキャラクターを演じてみたいですね。もちろん、作品が本当に面白ければまたできます。でも、上手くいったからといって興行性だけを考えて作品を探したりはしません」ソン・ヘギョは自己満足などしない。6~7月には世界的な巨匠ジョン・ウー監督の新作「生死恋」の撮影に入る。休む暇もないまま、ピアノ、ワルツなど学ばなければならないことが沢山ある。挑戦と冒険を好む女優ソン・ヘギョは中身がさらにしっかりとした人になるだろう。「いつも上手くはできません。上手くしようと努力はしますけど、私だけがちゃんとやったからといって上手くいくものではないと思います。『その冬、風が吹く』のオ・ヨンのようにキャラクターが私に合えば幸いですけど、私が頑張ってもキャラクターと合わないこともありますから。絶えず努力して最善を尽くすまでです」

    マイデイリー
  • Vol.2 ― ソン・ヘギョ 「楽しいほど辛くなる。もっと上手くやりたくなるから」

    Vol.2 ― ソン・ヘギョ 「楽しいほど辛くなる。もっと上手くやりたくなるから」

    ※この記事は2008年当時のものです。「秋の童話」「ホテリアー」「フルハウス」。恋愛ドラマのヒロイン、ソン・ヘギョ。もしくは明るくて凛々しいソン・ヘギョ。私たちはよくソン・ヘギョという名前からこうしたイメージを思い浮かべる。それはソン・ヘギョがスターではあるが、典型的なジャンルの中で動く女優として覚えられている話でもあった。しかし、ソン・ヘギョはある時点から変わり始めた。彼女は映画「ファン・ジニ」に出演し、完全に自分が引っ張っていく映画を経験して、インディペンデント映画(自主映画)「Fetish」でその年ごろの女性スターが歩かなかった道へ進み始めた。「彼らが生きる世界」は、そんなソン・ヘギョの新しい試みに傍点を打つことになるかもしれないターニングポイントだ。「彼らが生きる世界」で彼女は悲劇やコメディではない日常の人々と、ドラマの制作現場の中に入り込んだ。彼女はなぜドラマの中のヒロインの代わりに、そのドラマを撮る監督の現実の中に入り込んだのか。ビール一杯を添えてソン・ヘギョに質問を投げかけた。―ジュニョンは他人の痛みをよく理解できなくて上手くいかないのに、逆にあなたは周りの人々の考えについてすごく慎重になるようだ。ソン・ヘギョ:私は仕事をすると仕事に集中するけど、私の周りの人全部に気を遣う性格。周りの人々に気を遣わないと、気になって仕事ができないこともある。だからジュニョンがうらやましい時もある。―もともとそういう性格なのか。ソン・ヘギョ:生まれつき。そのために会う人の幅が狭まるところもあるし。会う人をまとめて、私が気を遣ってあげられる人としか会っていない。その人たちは私が間違えた時も、私のことを理解してくれるくらい深い関係の人たちでもある。多くて7人くらい?「人と同じ道へ進みたいとは思わない」―そんなに人に気を遣うとストレスがたまるのではないか。ソン・ヘギョ:自分のためにしていることだから。デビューして10年が過ぎたけれど、現場に遅れたことはほとんどない。私は自分のせいで誰かが自分を待つということが大嫌い。現場でも私の気分が悪くて険しい顔をしていて、誰かに「あの子、どうしたの」という顔で見られると、気になって演技もうまくできない。―そうなると、我慢すべきことが多いのではないか。ソン・ヘギョ:現場でそういうことはあまりなくて、外で私と親しくない人々が私に変なことを言うとき、争えないと死にそうになる。私はどうしてこうやって生きなければならないんだろう?私と何の関係もない人になぜあんな話をされなければならないんだろう?と。それに対抗することはできるけど、そうすると事態が大きくなるからそうすることもできなくて。―今回は演技力をめぐる議論についての記事も出た。あなたが作品に参加するたびに、演技力の議論とか、今回は成功するかどうかとか、あなたに負担を与える記事が出る。そんな記事を10年間見ているわけだが、そのときの気分はどうなのか。ソン・ヘギョ:傷付く。でも、私の職業上、そう評価されるのは当たり前だと思っている。それに、私も自分のどんなところに問題があるかは知っていて、直すために努力する。ただ、今回のいくつかの記事には憤りを覚えた。例えば、私は「彼らが生きる世界」を撮っているのに、「フルハウス」の基準だけで私を見る場合もある。私は依然として「フルハウス」のような作品に縛られているのが問題だけれど、結局、「フルハウス」みたいな演技しかできないから、「フルハウス」みたいな作品だけしなければならないという風に。それは矛盾ではないかと。それに、その記事を見たら、ドラマも観ないで記事をそのまま載せている場合もあった。そういうときもただ淡々と受け入れることは難しい。―この年頃の人と違う生活をして失ったものも、得たものもあるようだ。ソン・ヘギョ:失ったものがあるとは思うが、たくさん失ったとは思わない。むしろ、小さいころ早く社会に出て、安定することで得たものがはるかに多いと思う。―そうやって安定した今のあなたは、あなたが楽しめて学びたいことにチャレンジするのか。ソン・ヘギョ:人気はずっと続いてほしい(笑) でも、私も30に近付いているし、私の本分が演技だから、そこでちゃんと認めてもらいたい。人と同じ道へ進みたいとは思わない。もしそうしなくてはいけないなら進むだろうけど、前に道が2つあるのに、あえて皆が知っている道へ進む必要はない。―海外進出はそんな道の一部分なのか。ソン・ヘギョ:海外に行くのは、私が自ら満足したい部分が大きいと思う。海外は韓国とシステムがかなり違う。プライドも全部捨てて活動する覚悟がないととても辛いし。そこでは新人より低い地位で扱われることもある。「仕事は楽しいほど辛くなる。もっと上手くやりたくなるから」―経験してみたら、進出したいという欲が出たのか。ソン・ヘギョ:欲が出た。ハリウッドの映画を観て名前しか知らなかったプロデューサに実際に会って、彼らに自分のことをアピールしなければならなかった。その過程でチャレンジしてみたいと思った。―海外市場に出るにつれ、考えている方向性はないか。アジアの女優はまだ配役の選択幅が狭いが。ソン・ヘギョ:そんなものはないけれど。とりあえず、ジョン・ウー監督の「生死恋」に出演する予定。ジョン・ウー監督が「ファン・ジニ」を観て私をキャスティングしたそうで、女性らしい配役になった。育ちのいい女性で、戦争が始まって夫を戦場に送る役。その他は具体的に決まっていることはないけれど、自分のためにもたくさん働きたい。中華圏をよく行き来するから、現地の俳優に会ったり、プロデューサーにも会って学ぶことが多い。小さなところでは、パーティーにふさわしい振る舞いやジェスチャーまで。韓国にはパーティー文化が全然ないから、気まずくても彼らと一緒に過ごして性格も変わった。国籍が違っても俳優同士お互い通じるものがあるから、何とか会話をして近付いて。―広い市場に向かう恐ろしさなどはないか。ソン・ヘギョ:ない。私がそこで成功を収めた後は、怖くなるかもしれないけれど、私はそこではまだスタート段階だから、とりあえず行ってみる。私が好きな女優がナタリー・ポートマンで、彼女は髪を剃ったり、たまにおもしろいミュージックビデオも撮ったり、古典的な映画に出演したりするじゃない。私もそんな女優になりたい。―それとなく勇敢なところがあるようだ。ソン・ヘギョ:少し無鉄砲(笑) それで周りの人たちがどことなく苦しんでいる(笑)―あなたの今の悩みは何か。女優として、そして人間として。ソン・ヘギョ:セリフ?(笑) 発音から、私が台本をどう理解すればいいのかまで全部悩んでいる。今こんなことを悩むなんて、10年間いったい何をやってきたのか(笑) それと、人間としては私の周りにとてもいい人たちがたくさんいて、今はドラマの中のチュ・ジュニョンについての悩みが多い。―仕事を楽しんでいるのか。ソン・ヘギョ:楽しいほど辛くなる。もっと上手くやりたくなるから。いやなことを聞いてはいけないし。それで、もっと鋭敏になって難しくなっているみたい。―それでは、あなたが未来になりたい姿とは。ソン・ヘギョ:はっきり分からない。とりあえず、演技を頑張りたい。それと、結婚をしたら家庭がいちばんになりそう。幼いころから自分の家庭を築きたい気持ちが大きかったから。それでも演技は続けるだろうけど、家庭をいちばん大事に思うようになると思う。

    10Asia
  • ソン・ヘギョ、中国映画「生死恋」でチャン・ツィイー、チャン・チェンと共演へ

    ソン・ヘギョ、中国映画「生死恋」でチャン・ツィイー、チャン・チェンと共演へ

    女優ソン・ヘギョがジョン・ウー監督の新作「生死恋」に出演する。19日の午前に北京青年報などの中国のマスコミは「ソン・ヘギョがジョン・ウー監督の『生死恋』に出演することを決めた」と報じた。「生死恋」にはソン・ヘギョンのほかにもチャン・ツィイー、チャン・チェンなどの出演が確定している。当初「太平輪1949」というタイトルで知られていたこの作品は、2008年から制作の話が広まっていたが、ジョン・ウー監督が「レッドクリフ」など他の作品に専念していたため撮影時期が延期され、クランクインの時期を2012年に最終調整した。「生死恋」は1949年1月、実際に中国で起きた船舶沈没事件太平輪事件を元にしており、アジア版「タイタニック」とも呼ばれている。北京青年報は「ソン・ヘギョは『生死恋』ですべての台詞を中国語でこなすことになる。彼女にはひとつの大きな挑戦となる作品だ」と伝えた。

    マイデイリー