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釜山国際映画祭(2013)

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  • ユ・ジテ監督「俳優出身への偏見…未だに歪んだ視線はある」

    ユ・ジテ監督「俳優出身への偏見…未だに歪んだ視線はある」

    俳優兼監督のユ・ジテが演出に関する確固たる信念を明かした。今月10日、釜山(プサン)市海雲台(ヘウンデ)区佑洞(ウドン)の海雲台グランドホテルで開催された「アジアプロジェクトマーケット2013」の授賞式でユ・ジテ監督に出会った。彼は「マイ・ラティマ」に続く新作「コチェビイェ」を携えて、7日から10日まで4日間、アジアプロジェクトマーケットに積極的に参加した。「コチェビイェ」は朝鮮族にだまされて延辺(中国に位置する朝鮮族の自治州)の男チョンリンに売られたキム・オクが、脱北の目的を忘れ、チョンリンと恋に落ちて経験する混沌と葛藤を描いた作品で、アジアプロジェクトマーケットが選んだ30本の公式プロジェクトのうちの一つだ。この日開かれた授賞式で取材陣に会ったユ・ジテ監督は、演出家としてマーケットに参加した感想を伝えた。彼は「自分自身でマーケットに参加してみて、本当に良かったと思う。『コチェビイェ』は題材そのものが韓国で制作することが難しい。海外の助けをたくさん受けている作品だが、そういった部分でアジアプロジェクトマーケットが大きな力になった。いくら良い映画であっても、投資がなければ作れない。映画製作者や監督にとってはフィルムマーケットは重要な舞台だ。予算の確保をしなければプロジェクトを進行することもできないので、そのような部分ではかなり明るい見通しが持てるようになった」と説明した。また、「俳優として活動するときにはできなかった様々なことを経験し、知ることができて面白い。表面的に現れるものの他にも、内部的なシステムをたくさん知れた」と付け加えた。続いて新作「コチェビイェ」に関するバイヤーたちの反応について「反応は本当に良かった。特にバイヤーたちは僕が映画に出演するかを気にしていた。僕が俳優出身の監督だからだと思う。残念ながら『コチェビイェ』に僕が俳優として出演することはないと思う。演出に集中したい。シナリオはさらに発展させなければならない。僕はシナリオを時間をかけて書く方なので、今後も引き続き修正していく計画だ」と伝えた。また「『マイ・ラティマ』以降、僕の可能性を高く評価してくださるようになった。カンヌ映画祭のプログラマーが『マイ・ラティマ』を高く評価してくれた。僕に様々な話をしてくれたけれど、『コチェビイェ』を必ず作ってくださいと言ってくれた。僕も彼の願うように必ず作りたい。2年以内に観客にお見せしたいと思う」と答えた。また、ユ・ジテ監督は未だに俳優出身のレッテルに対する心配が大きかった。彼は「俳優出身という偏見が未だに多い。今も歪んだ視線を持つ人はいる。しかし、僕は暇つぶしで演出をしているわけではない。一生懸命にしており、本気で僕の人生をかけた」と力を入れて話した。特に自身のように監督でデビューしたパク・チュンフンとハ・ジョンウに対する関心と愛情も格別だった。俳優としては先輩だが、演出家としては後輩であるパク・チュンフンには気運いっぱいのアドバイスも受けたと告白した。ユ・ジテ監督は「ハ・ジョンウの『ローラーコースター』の反応がとても熱いと聞いた。まだ映画は見られなかったが、人々の評価がいいといううわさをたくさん聞いた。今回の釜山国際映画祭に参加しながら、アン・ソンギ先輩に会ったが、僕たちのことを応援してくれた。パク・チュンフン先輩からもアドバイスをもらった。これからがんばろうといってくれた。みんながんばって、一日も早く偏見がなくなればと思う。作り続ければ大衆もいつかは認めてくれる日が来ると信じている」とかみ締めた。

    TVレポート
  • 「釜山映画祭」キム・ジウン&カン・イグァン&チャン・リュル監督、アジアプロジェクトマーケットで受賞!

    「釜山映画祭」キム・ジウン&カン・イグァン&チャン・リュル監督、アジアプロジェクトマーケットで受賞!

    キム・ジウン監督、カン・イグァン監督、チャン・リュル監督が「アジアプロジェクトマーケット2013」で受賞の栄光を手に入れた。今月10日、釜山(プサン)市海雲台(ヘウンデ)区佑洞(ウドン)の海雲台グランドホテルで「アジアプロジェクトマーケット2013」の授賞式が開かれた。今回の授賞式では今年8月に選定された30本のプロジェクトのうち、9本が選ばれた。毎年アジアプロジェクトマーケットでは公式スポンサーが後援するアワードを開催する。昨年に続き、今年も後援を決めた7つの賞に加え、ファンディング21アワードと、クリエイティブ・ディレクター賞を追加で新設し、9人の監督のプロジェクトを支援することになった。受賞作を見てみると、アジア映画アカデミーの参加者であるエドウィン監督の「異国的な風景」と10回、15回の映画祭でそれぞれニューカランツ賞、ネットファクト賞を受賞したチャン・リュル監督の「慶州(キョンジュ)」を含め、釜山国際映画祭と縁の深い監督たちのプロジェクトが目立った。加えてチャン・リュル監督の「慶州」は、釜山国際映画祭が出資して設立した輸入配給チャンネルおよび制作投資会社であるCAC(Center of Asian Content)の共同投資、配給も行われることになった。最近撮影を終えた「慶州」は、CACの支援で映画の仕上げに拍車をかけている。また世界的に認められている韓国監督たちのプロジェクトが3本選定される快挙も達成された。キム・ジウン監督の「人狼」、カン・イグァン監督の「オクテクソンプロジェクト」、イ・ソ監督の「楽しい旅を!」の3本が栄光を手にした。特にキム・ジウン監督のプロジェクトはイ・グァンモ監督の「木の絵本」以来、韓国プロジェクトとして8年ぶりに釜山賞を受賞する喜びを享受することになった。アジアプロジェクトマーケット2013 授賞作・釜山賞:キム・ジウン監督「人狼」・CJエンターテインメントアワード:ベニト・バティスター監督「虹の向こうのサムエル」・ロッテエンターテインメントアワード:カン・イグァン監督「オクテクソンプロジェクト」・パンスタークルーズアワード:イ・ソ監督「楽しい旅を!」・韓国コンテンツ振興委員長賞:アロン・シアン「獣の末」・テクニカラーアジアワード:ワン・ウェイミン監督「セックスアピール」・アルテ賞:エドウィン監督「異国的な風景」・ファンディング21アワード:チャン・リュル監督「慶州」・クリエイティブディレクター賞:ウェイン・ワン監督「女が眠っている間」

    TVレポート
  • “お尻露出”カン・ハンナ、釜山国際映画祭でのドレスが話題になり“どぎまぎして不思議だった”

    “お尻露出”カン・ハンナ、釜山国際映画祭でのドレスが話題になり“どぎまぎして不思議だった”

    女優カン・ハンナが第18回釜山国際映画祭(BIFF)で披露した衝撃的なドレスについて感想を語った。 カン・ハンナは9日に韓国で放送されたSBS芸能ワイドショー「SBSテレビ芸能」とのインタビューで、「話題になり、どぎまぎして不思議だった。堂々として素敵だったという反応もあった」と明らかにした。露出マーケティングに対する反応に対しては「衣装について話すことができていい。イメージと写真だけ見て不快に思われた方もいらっしゃると思うが、これからは様々な姿でお会いできればと思う」と伝えた。

    OSEN
  • Vol.2 ― 【BIFF中間分析】第18回釜山国際映画祭の“良かった点&悪かった点”

    Vol.2 ― 【BIFF中間分析】第18回釜山国際映画祭の“良かった点&悪かった点”

    今年も釜山国際映画祭(BIFF)が残りあと数日で終ろうとしている。3日に開幕した第18回釜山国際映画祭は、早くも中盤を過ぎた。今年は70ヶ国301本の映画が釜山国際映画祭を通して観客に披露された。韓国の俳優ハン・ヒョジュ、ハ・ジウォン、キム・ソナ、ユ・アイン、チョン・ジョンミョン、ク・ヘソン、カン・ハンナ、Ara、オム・テウン、BIGBANGのT.O.P(本名:チェ・スンヒョン)、MBLAQのイ・ジュン、キム・ソヨン、チョ・ヨジョンや、オダギリジョー、前田敦子、福山雅治など日本をはじめブータン、カザフスタンなどから300人余りの俳優や監督などの映画関係者が参加した開幕式に続き、4日からは本格的に映画の饗宴が始まった。今年で18回目を迎えた釜山国際映画祭は、一見しただけでも例年に比べさらに増えた海外メディアや映画関係者、そして外国人観光客と規模の面から、回を重ねるごとに高まる存在感を証明した。しかし、その存在感に相応しい内容を備えているかについて反省が必要だというのが釜山国際映画祭と最も深く関わりのある韓国国内の関係者とメディアの声である。開幕当日から起きたカン・ドンウォンの「The X」(監督:キム・ジウン)のGV(観客との対話)不参加をめぐる論争から、開幕式のレッドカーペットに参加した女優たちの露出に対する批判の声、根深い取材環境の問題などが、折り返し地点を過ぎた今回の映画祭の改善点として挙げられている。閉幕まで残すところあと5日となった第18回釜山国際映画祭の良かった点、悪かった点を整理してみたい。悪かった点BIFFはまだ未成年の18歳!初日から騒動勝者もいないカン・ドンウォン問題の後味の悪さカン・ドンウォンとCGV、そしてBIFF側だれもが後味の悪い釜山での記憶を共有することになった。開幕日から3日間続いたカン・ドンウォン不参加という事態のためだ。開幕式が開かれた3日、マスコミを通じて触発された今回の事態は、カン・ドンウォン側に続きBIFFのナム・ドンチョルプログラマー、CGV側が次々と公式立場を表明し、BIFF序盤の3日に汚点を残した。カン・ドンウォンは5日に開催された映画「The X」のGC(観客との対話)に参加しないことを決め、これについてBIFF側(ナム・ドンチョルプログラマー)による横暴のためだという主張をしたことで事態が始まった。続いてBIFF側がカン・ドンウォンの不参加について、俳優側で提起した(ナム・ドンチョルプログラマーがレッドカーペットに参加しないのであれば、映画祭に来なくて良いと述べた)主張が嘘であると、自身の潔白(?)と正当性を主張し、火種はさらに燃え上がった。その間、今回の事態において間で調整を行ったとされる「The X」の制作会社CGVは、沈黙したまま疑惑を膨らませたが、最終的に5日の午後公式立場を発表し、カン・ドンウォン側の信憑性に力を添えた。このようにして終結した今回の事態だったがカン・ドンウォンやBIFF、CGVにいたるまで、誰もが明快で完全にクリアであるというには非常に厳しい結末だ。俳優の立場としては予期せぬ事態で騒動の主人公となって精神的な苦痛を味わい、BIFF側もまた開幕からイベントの中身を充実させることよりも、物議に巻き込まれ騒動の中でのスタートとなった。CGVも対応の遅さと共に、俳優とBIFFの両方から責められることになった。映画は目に入らず、アイドルしか見えない?今年は俳優としてBIFFを訪れたアイドルたちが特に目立った。「俳優は俳優だ」(監督:シン・ヨンシク)のイ・ジュン、「同窓生」(監督:パク・ホンス)のBIGBANGのT.O.P、「結婚前夜」(監督:ホン・ジヨン)の2PM テギョンなどがイベントに参加した。このほかにも「APANスターロード」イベントに参加するために釜山を訪れたEXOなど、トップアイドルが海雲台(ヘウンデ)を訪れた。そのため、アイドルを見ようとファンが殺到した。自分が好きなアイドルを見るために早くから釜山を訪れた韓国各地のファンは、イ・ジュンとT.O.P、テギョンなどを追いかけ、BIFFのスケジュールを共に回った。そのため現場では一般の観客と取材スタッフ、そしてファンの間に一部揉め事が起こり、事故の危険性も高かった。現場を目撃した観光客のB氏(男性、31歳)は「映画に関する話や俳優の話を聞きたかったが、一部秩序を守らないファンの行動により大変失望した」と述べ「歌のステージでないにもかかわらず、大声を上げ無理に応援することでイベントの質を落とした。映画よりはアイドルが強調された感じだ」と残念な気持ちを示した。一方、俳優ヨ・ヒョンスは5日、自身のSNSに「ソウルに向かう道。本当に拍手を受けるべき先輩たちはさておかれ、アイドルたちが拍手を受け、アイドルたちの後の順番で出ると野次と空っぽの席に気まずくなる状況。グッドジョブ。僕も自慢するだけのことはないが、素敵な先輩になりたい。後味の悪かった今回の映画祭の感想終わり」という書き込みを掲載し、アイドルに偏ったBIFFの雰囲気に不満を表した。レッドカーペットでの露出に苦言ドレスは寒かった!今年もやはり開幕式の花は断然レットカーペットであった。オダギリジョーはさすが、ファンを裏切らない破格のファッションとヘアスタイルで注目を浴びたが、韓国の女優たちのドレス競争を圧倒することはできなかった。特にカン・ハンナ、ハン・スア、ホン・スアなどが、大胆な露出をしたドレスで開幕式を盛り上げたが、美しく良かったという好評が相次ぐ一方、芸能界内部では苦言の声も上がった。一部の声だったが、映画祭の浮かれた雰囲気の中でこれらの苦言は一瞬映画祭の雰囲気に冷や水を浴びせた。最初にお笑い芸人のキム・ギョンジンは4日、自身のSNSに「女優の皆さんが綺麗に見せたがることは理解できるが、過度な露出なのではないかと思う。露出競争が続けば、後はどうなることか露出で話題になることを狙うのであれば!いっそのことドレスの上にジャンパーを着るほうが目立つのではないだろうか」という書き込みで露出したドレスを批判した。続いて歌手出身の俳優イ・キョンは5日、自身のSNSに「正直、いったい何をしたから俳優というのか。私はちょっと理解できない。私の主観的な概念では、俳優という呼び名は自身の口から出るものではなく、少なくとも大衆が認める、大衆に認められる器があってこそその名がふさわしいと思う」と述べ「今年もやはり、私の予想通り数多くの騒ぎと記事のネタだけが狙い誤解と偏見かもしれないが、結果的に派生されたものは依然として変わらない。果たして本当にフェスティバルを楽しんだのか?映画を1本でも見たのか?本当に聞きたい」と露出競争を批判した。また、同日午後に放送されたKBS 2TV「芸能街中継」では、MCのパク・ウニョンアナウンサーがBIFFのあれこれを紹介しながら「やはり映画祭では女優たちのドレス競争がすごいと思う」と語るとMCのシン・ヒョンジュンが「しかし最近、映画祭が露出競争の場になっているようで残念だ」と心残りな気持ちを語り、注目を集めた。第18回BIFFは12日午後7時、釜山の映画の殿堂で俳優ユン・ゲサンとソン・ソンミの司会で閉幕式が行われ、10日間の航海を終える。

    OSEN
  • Vol.1 ― 【BIFF中間分析】第18回釜山国際映画祭の“良かった点&悪かった点”

    Vol.1 ― 【BIFF中間分析】第18回釜山国際映画祭の“良かった点&悪かった点”

    今年も釜山国際映画祭(BIFF)が残りあと数日で終ろうとしている。3日に開幕した第18回釜山国際映画祭は、早くも中盤を過ぎた。今年は70ヶ国301本の映画が釜山国際映画祭を通して観客に披露された。韓国の俳優ハン・ヒョジュ、ハ・ジウォン、キム・ソナ、ユ・アイン、チョン・ジョンミョン、ク・ヘソン、カン・ハンナ、Ara、オム・テウン、BIGBANGのT.O.P(本名:チェ・スンヒョン)、MBLAQのイ・ジュン、キム・ソヨン、チョ・ヨジョンや、オダギリジョー、前田敦子、福山雅治など日本をはじめブータン、カザフスタンなどから300人余りの俳優や監督などの映画関係者が参加した開幕式に続き、4日からは本格的に映画の饗宴が始まった。今年で18回目を迎えた釜山国際映画祭は、一見しただけでも例年に比べさらに増えた海外メディアや映画関係者、そして外国人観光客と規模の面から、回を重ねるごとに高まる存在感を証明した。しかし、その存在感に相応しい内容を備えているかについて反省が必要だというのが釜山国際映画祭と最も深く関わりのある韓国国内の関係者とメディアの声である。開幕当日から起きたカン・ドンウォンの「The X」(監督:キム・ジウン)のGV(観客との対話)不参加をめぐる論争から、開幕式のレッドカーペットに参加した女優たちの露出に対する批判の声、根深い取材環境の問題などが、折り返し地点を過ぎた今回の映画祭の改善点として挙げられている。閉幕まで残すところあと5日となった第18回釜山国際映画祭の良かった点、悪かった点を整理してみたい。良かった点釜山国際映画祭が変わった!海雲台釜山国際映画祭ビレッジの約半分が外国人今年の釜山国際映画祭には多くの海外メディアや映画関係者が集まった様子だ。また、映画関係者や取材陣でなくても、釜山観光と映画祭を楽しむために訪れた外国人観光客も列をなした。実際に、俳優たちの野外舞台挨拶や様々なイベントが行われる海雲台(ヘウンデ)釜山国際映画祭ビレッジ周辺は外国人が特に目立つ。周辺に高級ホテルが集まっている上、洋食、中華料理、和食など様々なレストランが集中しているため、外国人にとってランドマークになっている。映画祭が開催される時期に合わせて釜山旅行の計画をしたという日本人女性のマツモトさん(48歳)は、OSENとのインタビューで「映画が好きな夫と一緒に観光に来た。ちょうど娘もMBLAQのイ・ジュンのファンなので、ここに来て見ることができて喜んでいる。次また機会があれば釜山国際映画祭に来たい」と語った。このような変化は世界的に釜山国際映画祭の存在感が高まってきているという証拠だ。今こそアジア最高の映画祭というニックネームを超え、カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭とも肩を並べられる世界的な映画祭へと発展すべき時である。観客により近い釜山国際映画祭、見どころやイベントが満載!今回の釜山国際映画祭最大の特徴は、観客が映画祭を楽しめるイベントが満載であるという点だ。オープントークから野外舞台挨拶、観客との対話、STAR&SHAKE トークなど俳優たちを間近で見ることができるイベントが多い。例えば、海雲台では映画「ローラーコースター」のハ・ジョンウ監督、チョン・ギョンホが闊歩すると、「俳優は俳優だ」のイ・ジュンがそのバトンを受け取り、「トップスター」のパク・チュンフン監督、オム・テウン、ソ・イヒョンがファンの心をときめかせた。そして「同窓生」BIGBANGのT.O.Pが頂点を飾って海雲台を沸かせた。海雲台釜山国際映画祭ビレッジにいるだけでも30分間隔で様々な俳優たちを見ることが可能だ。また、南浦洞(ナムポドン)でも俳優たちがファンに会って映画祭の雰囲気を盛り上げ、映画祭の公式スケジュール以外にも「Daum STAR&SHAKE トークコンサート」「InStyel トークコンサート」などで俳優たちに会うことができた。例年に比べると、プレスイベントなど様々なイベントが確実に増加傾向にある。今回の第18回釜山国際映画祭のキーワードが観客志向であるだけに、主催側は観客のために様々なイベントを設け観客のための映画祭にするため工夫を凝らした印象を受けた。

    OSEN
  • MBLAQ イ・ジュン、オダギリジョーとの交流を明かす「僕の演技を見て…」

    MBLAQ イ・ジュン、オダギリジョーとの交流を明かす「僕の演技を見て…」

    アイドルグループMBLAQのイ・ジュンが日本の俳優オダギリジョーと交流したことを明かした。8日に韓国で放送されたSBSパワーFMのラジオ番組「2時脱出Cultwo Show」には、イ・ジュンがゲストとして出演した。この日の放送で、あるリスナーは「イ・ジュンが釜山(プサン)国際映画祭でキム・ギドク監督、イェ・ジウォン、オダギリジョーと一緒にいるところと見た」と情報提供した。するとDJカルトはイ・ジュンに「オダギリジョーとどんな話をしたのか。言葉が通じなくて何も話せなかったのではないか?」と冗談を言った。それに対しイ・ジュンは「簡単な挨拶だけした。その後、キム・ギドク監督がオダギリジョーに僕が出演した映画『俳優は俳優だ』のシーンを見せてくれた」と話した。続いて「僕の演技を見たオダギリジョーが『(日本語で)すごい』と言った」と明かした。

    TVレポート
  • 柳楽優弥「韓国の映画が大好き」釜山国際映画祭の記者会見で明かす

    柳楽優弥「韓国の映画が大好き」釜山国際映画祭の記者会見で明かす

    俳優の柳楽優弥が「普段から韓国の映画が大好きだ」と伝えた。8日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区佑洞(ウドン)にある新世界センタムシティ文化ホールではガラプレゼンテーション「許されざる者」の記者会見が行われた。記者会見で柳楽優弥は「台風24号が北上している中、記者会見にお越しいただき、ありがとうございます」と話を始めた。彼は「普段から韓国の映画が大好きで、釜山国際映画祭に来てみたいと思っていました。このように招待していただき、非常に光栄に思います」と伝えた。続けて「ヤン・イクチュン監督の『息もできない』が好きで、キム・ギドク監督の作品も印象深く拝見しました」と付け加えた。「許されざる者」はクリント・イーストウッド監督の同名作品をリメイクした映画だ。19世紀末の北海道を舞台に、江戸幕府側の残党・釜田十兵衛(渡辺謙)と馬場金吾(柄本明)が賞金稼ぎとして戦いに身を投じるさまを描く。暴力の悪循環についての懐疑的な観点を盛り込んだ。渡辺謙、柄本明、佐藤浩市、柳楽優弥らが出演し、在日コリアン3世の李相日(イ・サンイル)監督がメガホンをとった。

    TVレポート
  • 渡辺謙、釜山国際映画祭に登場「妻の故郷に来れて嬉しい」

    渡辺謙、釜山国際映画祭に登場「妻の故郷に来れて嬉しい」

    俳優渡辺謙が「妻の故郷、釜山(プサン)に来れて本当に嬉しい」と伝えた。8日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区佑洞(ウドン)にある新世界(シンセゲ)センタムシティ文化ホールではガラプレゼンテーション「許されざる者」(監督:イ・サンイル)の記者会見が行われた。渡辺謙は釜山を初めて訪問した感想を伝えた。彼は「今日は本当に素敵な天気の中でみなさんと出会うことができ、嬉しく思う」と伝え、台風をジョークの題材にし、会場の雰囲気を盛り上げた。渡辺謙は「釜山は以前から来てみたかった都市だ。妻の故郷が釜山であり、妻は2年ごとにお墓参りをするが、私はその度に仕事があって一緒に来ることができなかった。こうやって訪問でき、本当に嬉しく思う。夕べは釜山の夜を思う存分満喫した」と付け加えた。「許されざる者」はクリント・イーストウッドの同名作品をリメイクした作品だ。19世紀末の明治時代を背景に武士釜田十兵衛と馬場金吾が悪党を裁く物語を描き、暴力の悪循環についての懐疑的な観点を盛り込んだ。渡辺謙、柄本明、佐藤浩市、柳楽優弥らが出演し、在日コリアン三世の李相日(イ・サンイル)監督がメガホンをとった。

    TVレポート
  • 【PHOTO】渡辺謙&柳楽優弥&李相日監督「許されざる者」記者会見に出席

    【PHOTO】渡辺謙&柳楽優弥&李相日監督「許されざる者」記者会見に出席

    8日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)新世界センタムシティ文化ホールで行われた第18回釜山国際映画祭(BIFF)ガラプレゼンテーション「許されざる者」(監督:イ・サンイル)の記者会見で俳優の渡辺謙、柳楽優弥、李相日(イ・サンイル)監督が挨拶をしている。「許されざる者」はクリント・イーストウッド監督・主演の同名映画をリメイクした作品で、19世紀末の明治時代を背景に武士釜田十兵衛(渡辺謙)と馬場金吾(柄本明)が賞金首を討つ話を描いたもので、暴力の悪循環に懐疑的な視線を送っている。今年で18回目を迎える釜山国際映画祭は、70ヶ国301本の招待作品と、ワールドプレミア93本、インターナショナル・プレミア42本が紹介され、亜州談談(トークショー)、オープントーク、野外での舞台挨拶など、映画の上映以外にも多彩なプログラムを楽しむことができるアジア最大の映画祭だ。12日まで釜山南浦洞(ナムポドン)、海雲台、センタムシティ一帯の上映会場で行われる。

    OSEN
  • ユ・ジテ、釜山映画祭オフィシャルスポンサー主催の「ミスター・ジェムソン」受賞

    ユ・ジテ、釜山映画祭オフィシャルスポンサー主催の「ミスター・ジェムソン」受賞

    俳優ユ・ジテが第18回釜山(プサン)国際映画祭のオフィシャルスポンサーであるジェムソン(JAMESON)から、第2代「ミスター・ジェムソン」賞を受賞した。ユ・ジテは7日午後、釜山海雲台(へウンデ)のウエスティン朝鮮ホテルにあるアイリッシュパブ・オーキムスで開催された「ジェムソン・ナイト」イベントで、第2代「ミスター・ジェムソン」に選ばれた。この日、ジェムソン側からトロフィーと共に映画の支援金を受け取ったユ・ジテは「ジェムソンが独立映画や釜山国際映画祭などを後援することで、映画に貢献していると伺っている。このようなところで賞をいただくことになり、とても嬉しい」と感想を伝えた。「ミスター・ジェムソン」は、映画を愛し、本当に楽しむことができる男、新しい挑戦を恐れず、絶えず変化を試みる映画人に与えられる賞だ。ユ・ジテは俳優として精力的に活動しただけでなく、昨年釜山国際映画祭で初披露した映画「マイ・ラティマ」の監督として、第15回ドーヴィル・アジア映画祭で審査員大賞を受賞した。自身のキャリアだけでなく、韓国映画の発展のために絶えず自分ならではの方式で貢献した映画人として、「ミスター・ジェムソン」にもっとも相応しい人物であると評価されている。

    OSEN
  • 釜山映画祭、台風24号の影響で非常事態に…イベント場所変更&中止に

    釜山映画祭、台風24号の影響で非常事態に…イベント場所変更&中止に

    15年ぶりに10月に上陸する台風の影響で、第18回釜山国際映画祭(BIFF)が非常事態を迎えた。3日に開幕しイベントを続けている第18回釜山国際映画祭は、8日に台風の影響で大雨が降り、予定されていた野外イベントを中止にしたり場所を移したりと、慌てて対策に乗り出した。当初、8日午後にはイム・グォンテク監督と俳優らが海雲台(へウンデ)のBIFFビレッジ野外ステージでファンと対話するオープントークイベントが予定されていた。また、在日韓国人の李相日(イ・サンイル)監督と彼がメガホンを取った映画「許されざる者」で主演を務めた日本の俳優、渡辺謙もBIFFビレッジの野外舞台でファンを出会う予定だった。しかし、二つのイベントは雨で場所を変更し、映画の殿堂1階の観客ラウンジで共に行われることになった。オープントークは室内に移動したが、クォン・スングァン、ソラン、OKDALが出演する予定だった屋外ステージでのコンサートは全て中止となった。これに対し、第18回BIFF側は8日午前「8日の夜から9日の午前にかけて、東シナ海を北上する台風24号の影響で、10月8日から海雲台BIFFビレッジ(パビリオン)で予定されていた全ての主要イベントはセンタムシティー映画の殿堂BIFF Hill1階の観客ラウンジで行われる」と明かした。第18回釜山国際映画祭は3日から12日まで開催される。

    OSEN
  • 【PHOTO】チョン・ウソン&ハン・ヒョジュ、釜山国際映画祭で「監視者たち」舞台挨拶に出席

    【PHOTO】チョン・ウソン&ハン・ヒョジュ、釜山国際映画祭で「監視者たち」舞台挨拶に出席

    6日の午後、釜山(プサン)市海雲台(ヘウンデ)区中洞(チュンドン)海雲台BIFFビレッジで映画「監視者たち」(監督:チョ・ウィソク)の野外舞台挨拶が開催され、チョン・ウソンやハン・ヒョジュなどが出席した。「監視者たち」は自身の正体を隠したまま、痕跡さえない犯罪組織を追う監視専門家たちの緊張感走る追跡を描いた犯罪アクション映画だ。また、今年で18回目となる「2013 釜山国際映画祭」は招待作70ヶ国合計301本、ワールドプレミア93本、インターナショナルプレミア42本が紹介され、アジュダムダム、オープントーク、野外舞台挨拶など映画上映のほかにも様々なプログラムが楽しめるアジア最大の映画祭で、今月12日まで釜山・南浦洞(ナムポドン)、海雲台、センタムシティー一帯の上映館で行われる。

    TVレポート