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スノーピアサー

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  • 【韓国映画界の能力者たち Vol.6】「私の頭の中の消しゴム」「サヨナライツカ」魔法の手を持つチェ・ミニョン編集監督

    【韓国映画界の能力者たち Vol.6】「私の頭の中の消しゴム」「サヨナライツカ」魔法の手を持つチェ・ミニョン編集監督

    編集の威力について語りたい。カット一つで映画の質が変わり、ジャンルが変わり、また、助演と主演が変わることもある。「スノーピアサー」の北米公開を前に、ポン・ジュノ監督とアメリカの配給会社であるワインスタイン・カンパニーが最後まで意見が合わなかった点も編集だった。公開済みの映画が後になってディレクターズ・カット版としてもう一度公開されたり、韓国バージョンと海外バージョンが異なることも編集の存在感を示している。その中心にいる編集技術者たちがカット一つにどれだけ激しく悩んでいるのかを見せている。そのような意味で、チェ・ミニョン編集監督は多くの演出家たちが一緒にやりたい魔法の手を持っている人物だ。「トンマッコルへようこそ」のとうもろこしがポップッコンになるシーン、「神弓-KAMIYUMI-」のスピード感溢れるアクション、「スノーピアサー」の感覚的な編集が、この人の手から生まれた。シザーハンズというよりは魔法の手ではないだろうか?*チェ・ミニョン編集監督の代表作「延坪海戦」「悪の年代記」「ファジャン」「コンフェッション 友の告白」(2014)、「その怪物」「スノーピアサー」「悪魔は誰だ」(2013)、「風と共に去りぬ!? ~ THE GRAND HEIST」(2012)、「恋は命がけ」「神弓-KAMIYUMI-」(2011)、「晩秋」「戦火の中へ」「サヨナライツカ」(2010)、「亀が走る」(2009)、「妻が結婚した」(2008)、「私のちいさなピアニスト」「恋の罠」(2006)、「トンマッコルへようこそ」(2005)、「私の頭の中の消しゴム」(2004)―この道に入ることになったきっかけは?チェ・ミニョン:小学校2年の時、両親についてアメリカに渡った。アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)で編集修士課程を終えた後、自然にアメリカのプロダクションに入った。長くアメリカで暮らしたけれど、10歳離れた兄さんのおかげで韓国文学や韓国音楽に常に接してきた。特に韓国映画に夢中になっていた時にちょうどアメリカ留学に来ていたパク・チョルグァン監督(「達磨よ、遊ぼう!」)と独立映画を一緒に作りながら仲良くなった。その後、パク・チョルグァン監督が2作目の映画を作るということで、一緒にやろうと思い11年ぶりに韓国に戻ったが、その映画の計画が中止になった。時間が空いてしまったのだ。何をすればいいのか迷っていた時にちょうど「私の頭の中の消しゴム」と「トンマッコルへようこそ」に参加することになった。その後、作品が続けて入り、韓国に残ることになった。―初めて経験した忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞)はどうだったのか? アメリカと違っていたのでは?チェ・ミニョン:韓国のシステムを理解するのが大変だった。特に、初めての映画「私の頭の中の消しゴム」を演出したイ・ジェハン監督は、忠武路でも几帳面な性格で有名な監督だったので容易ではなかった(笑) でも、監督とはその映画が縁で「サヨナライツカ」「戦火の中へ」を一緒に作り、深い親交を続けている。現場編集という概念もまったく知らなかった。なぜなら、現場編集は韓国にしかないシステムだから。アメリカの映画現場には現場編集がない。広告の方では似ている部分があるけれど、あれほど忙しい現場で編集までするのは珍しい経験だった。―編集監督としての成長において重要なターニングポイントになった作品や人物はいるのか?チェ・ミニョン:「トンマッコルへようこそ」だ。仕事を始めたばかりの頃に担当した作品で、すごく上手く行った。その作品には出演もした。英語が話せる連合軍の役で(笑) 「英語が話せる軍人役が必要なんだけど、来てくれるか?」とお願いされて行って、寒さに震えながら撮影した。その時に「僕は演技に向いてない。こんなに大変だとは」と深く感じた。―そのような経験から、編集で脇役のシーンをカットする時の彼らの気持ちを理解できそうだ(笑)チェ・ミニョン:まさにその通りだ。僕はもともと撮影現場に行くのが好きだけど、できる限り行かないようにしている。僕も人間なので、現場で自分の目で見た瞬間が編集できなくなる。シーン一つを撮影するたびに多くのエピソードが生まれる。そのシーンのために監督やプロデューサーがどれだけ激しく争い、スタッフたちが苦労し、俳優たちの体調はどうだったか、など。それを見てきた後に編集をすると、ストーリーが目に入らず、現場が思い浮かんで理性的な作業ができない。監督が自分の映画を編集しない理由もここにあるだろう。実際、監督ほどその映画を理解している人はいるだろうか。それでも編集技術者を使う理由は、理性的に判断する必要があるからだと思う。―作業しながら監督と意見が食い違う時もあると思うが、そんな時はどのように意見を調整するのか?チェ・ミニョン:映画には理由がないシーンはないと思う。すべてのシーンは原作者と監督の意図があって撮影されたものだ。しかし、先ほど話したように、編集技術者は初めての観客として厳しい目で映画を見なければならない。だいたい1次編集の段階で映画が3時間半の分量に圧縮される。3ヶ月にわたって数十人のスタッフたちが苦労しながら撮影したシーンを切り取るのは簡単なことではない。でも、それが編集技術者の任務なので、不要なシーンは果敢に切り取らなければならない。でも、時には船が山に行くような感じがしても監督の意見に従う時もある。行ってみて良かったらそこに残り、おかしかったら戻る。映画だから可能なことだ。ドラマの場合は、殺人的なスケジュールでそんなことを考える暇がない。演出者が撮影したものをそのまま繋げることでも忙しいが、映画の場合、監督とたくさん話し合いながら調整していく。―ドラマの編集と映画の編集はかなり違うのか?チェ・ミニョン:完全に違う。ドラマは「ATHENA-アテナ-」と「IRIS2-アイリス2-」の編集を務めたが、撮影テープを配達するバイク便が常に待機していた(笑) 殺人的な放送スケジュールに合わせなければならないので、ドラマはほぼ100%演出者の意図に合わせる。その反面、映画は編集過程でストーリーがが変わる時がよくある。結末が変わる時もある。―編集が重要であるため、カット一つで映画の質が変わり、ジャンルが変わることもある。そして、助演と主演が変わる時もある(笑) どこに重点を置いて作業しているのか?チェ・ミニョン:映画という媒体が本と違う点は、絵と音でストーリーを伝えているということだ。そのような時にその中にある絵と音を使って感情をどれだけ効果的に伝えるかに編集の魅力があると思う。観客たちが映画に好奇心を抱くように情報を隠し、後半になって情報を知らせたり、重要なカットを使わずに後で出したり、速度が早いカットで緊張感を出したりする。―「スノーピアサー」の編集にも参加した。「スノーピアサー」のアメリカ公開前は、編集の問題で騒々しかった。アメリカの配給会社であるワインスタイン・カンパニーが、映画を20分ほど切り取って編集するという意見を出した時、どんな気持ちだったのか?チェ・ミニョン:僕たちの方でも短いバージョンに編集はしてみた。だが、韓国で公開されたバージョンが監督の望む形で、僕もそれが正しいと思った。編集の問題でアメリカ公開のタイミングを逃したことや上映する映画館が多くなかったことには心残りがある。でも、映画がもとの姿で公開されて幸いだった。一カットを1.5秒ではなく2秒にした理由があったので、もし僕たちの意図とは違う方向に編集されていたら悔しかったと思う。―色んな監督とタッグを組んできたが、その中で最も刺激になった監督は?チェ・ミニョン:「妻が結婚した」のチョン・ユンス監督だ。結果だけではなく過程も重要視する方だ。良いプロセスを経ているからこそ良い結果が出ると考える方なので、過程自体が本当に楽しかった。演出者によって映画を解釈する方法や映画に接する態度、そして、哲学も違う。色んなことが違うので、作品に携わるたびにたくさんのことを学び、感じる。―編集監督として見る俳優はまた違うと思う。チェ・ミニョン:ソン・イェジンさんとは「私の頭の中の消しゴム」「妻が結婚した」「恋は命がけ」の3作品でご一緒した。画面で頻繁に見ているので、その俳優が持っている習慣が見えてくる。どの方向のアングルが綺麗に映るのかも見えてくる。僕は映画で女優は綺麗に映らなければならないと考えている人間なので、できる限り女優の美しさを際立たせる方法で編集をする方だ。そのように数ヶ月間編集をして、試写会でその女優に会うととても嬉しい。女優は初めて僕に会うが、僕は毎日のように見ているので。だからと言って、僕の方から「お久しぶりです!」とは言えない(笑)―一番大変だった編集の瞬間を挙げるとすれば?チェ・ミニョン:イ・ジェハン監督の「サヨナライツカ」が一番大変だった。制作会社を決めることから時間がかかり、言葉が日本語だったのでそれも苦労した。通訳をする人がいたけれど、自分で正確に確認できなかったので大変だった。また、言葉はあとおで微妙に違う。話し方から出るニュアンスで雰囲気が変わるので神経を使った。―編集監督にとって一番重要な資質は何だと思うか?チェ・ミニョン:編集はかなりの時間を投資しなければならない。細密なパズルを合わせることなので、集中しているとあっという間に時間が過ぎていく。徹夜をしたことも一度や二度ではなかった。時間に換算すると二度とできないことだ。だから、この仕事は楽しめないと続けることができない。編集を通じてストーリーが変わるということに興味を持たなければならない。それから編集技術者はリズム感があるといいと思う。アメリカで勉強した時、有名な編集技術者に聞いたことがある。「僕があなたのように素晴らしい編集技術者になるためにはどうすれば良いのか?」と。すると「音楽やダンスを学びなさい」とアドバイスしてくれた。もともと音楽が好きで、ジャンルを問わずに聞く方だ。それが編集をする時に少なからず役に立っている。今も編集をしていて、前に進まない時は音楽を聞く。―チェ・ミニョンが選ぶ忘れられないワンシーンを選ぶとしたら?チェ・ミニョン:最近の作品で4月に公開されたイム・グォンテク監督の102回目の作品「ファジャン」が一番記憶に残っている。「ファジャン」は映画自体がかなり難しい。死んでいく妻と魅力的な若い女性の間で苦悩する中年男性の心理を観客に納得させなければならないというプレッシャーがあった映画だ。感情をうまく伝えるためにはどう編集すればいいのか、悩みながら作業したが、結果的に元のシナリオとは大きく違う編集となった。いくつかのシーンは順番を変える大編集を行った。詳しく見ると、朝と夜に季節が変わるシーンもある。昼は登場人物たちが夏服を着ているが、夜には長袖を着ている。絵としては違和感を覚えるかもしれないが、感情的には良い方向に編集された。幸いなことに監督が見て、快くオッケーしてくださったのでやりがいを感じた。「私のちいさなピアニスト」も大切な作品だ。大変なプロセスの中で様々な方式の編集を試みた。大ヒットはしなかったけれど、個人的には満足している作品だ。―編集と相乗効果を出せるパートはどのパートだと思うか?チェ・ミニョン:まずは撮影チームだ。編集のセンスがある撮影監督の映像は、絵が自然に繋がる。編集をしながら「この撮影監督は編集のことをちゃんと理解している」と思う時もあり、「何だこれは? 一体どうしてこのように撮影したんだ?」と思わせる撮影監督もいる(笑) でも、個人的に作業しながら一番役に立つのは音楽だ。音楽と編集の目標は似ている。2つともストーリーの大きな流れは変えられないが、シーンの感情を調整することはできる。映画の感想を豊かにさせる要素という点で魅力的だ。―自分だけの武器はあるのか?チェ・ミニョン:編集はディテールも重要だが、大きな絵を見ることも重要だ。他のことは分からないが、全体的なストーリーに対する理解度は高いと思う。何よりも監督との大きな衝突がない(笑)

    10Asia
  • 「スノーピアサー」米国の評論家が選んだ“最高の映画”で9位に!

    「スノーピアサー」米国の評論家が選んだ“最高の映画”で9位に!

    「スノーピアサー」が米国の評論家が選んだ最高の映画9位に名を挙げた。「スノーピアサー」は、米国の映画情報サイトロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)が選んだ「2014年最高の映画」で9位に名を挙げ、注目を集めた。ロッテン・トマトは、評論家の批評を集めて肯定的なレビュー(fresh)と否定的なレビュー(rotten)に分けて、これらを総合して映画に対する点数をつけるサイトだ。「スノーピアサー」は185件のレビューのうち、ロッテン指数95%で「2014最高の映画」リストで9位に名を挙げた。韓国で人気を得た「グランド・ブダペスト・ホテル」(254件のレビュー、92%)を抑えての記録だ。1位は255件のレビューで98%を記録した「6才のボクが、大人になるまで。」が獲得し、2位は221件のレビューで96%の「LEGO ムービー」、3位は182件のレビューで97%の「Life Itself」が、4位は122件のレビューで99%の「グロリアの青春」、5位は214件のレビューで95%の「ナイトクローラー」の順となった。6位は208件のレビューで95%の「ウィップラッシュ」、7位は156件のレビューで97%の「The Babadook」、8位は98件のレビューで99%の「Starred Up」、10位は「グランド・ブダペスト・ホテル」となった。

    OSEN
  • 8月の韓国映画の月間観客動員数、初の2500万人超え

    8月の韓国映画の月間観客動員数、初の2500万人超え

    先月の韓国映画の月間観客動員数が初めて2500万人を超えた。韓国国民の約半数が1ヶ月に1本は韓国映画を見た計算になる。韓国映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、8月の韓国映画の観客動員数は2506万1282人を記録した。ポン・ジュノ監督の「スノーピアサー」や「テロ,ライブ」「かくれんぼ」などがヒットし、月間観客動員数が2000万人を突破した昨年8月の記録(2196万人)を塗り替えた。チェ・ミンシク主演の「バトル・オーシャン/海上決戦」や「パイレーツ」が観客動員をリードした。7月30日公開の「バトル・オーシャン/海上決戦」は8月に1551万人を動員。8月6日に封切られた「パイレーツ」が701万人を集客した。それにより、8月の韓国映画の占有率は前月(51.5%)より26.4ポイント上昇し77.9%となった。外国映画(22.1%)を圧倒する結果になった。今年1~8月までの韓国映画の累計占有率(51.7%)も外国映画(48.3%)を抜いた。

    聯合ニュース
  • ソン・ガンホ&シム・ウンギョン「ディレクターズ・カット・アワード」で男女主演賞受賞!

    ソン・ガンホ&シム・ウンギョン「ディレクターズ・カット・アワード」で男女主演賞受賞!

    俳優ソン・ガンホとシム・ウンギョンが監督たちが直接選ぶ「ディレクターズ・カット・アワード(Directors' Cut Awards)」で男女主演賞を受賞する。ソン・ガンホとシム・ウンギョンは15日午後8時、忠清北道(チュンチョンブクド)堤川(チェチョン)にあるレイクホテルで開催される「ディレクターズ・カット・アワード」で男女主演賞を、ポン・ジュノ監督は監督賞を受賞する。映画監督たちが直接受賞者を決定して授賞する「ディレクターズ・カット・アワード」は、2010年の授賞式の後、しばらく中断されたが、今年の「堤川国際音楽映画祭(Jecheon International Music&Film Festival)」の期間中に韓国映画監督組合の後援を受けて開催される。今年の「ディレクターズ・カット・アワード」の受賞者は、昨年7月から今年6月までに上演された映画を対象に、監督たちがインターネット投票に参加して決定された。今年の監督賞は「スノーピアサー」のポン・ジュノ監督、新人監督賞は「弁護人」のヤン・ウソク監督、男性演技賞は「弁護人」のソン・ガンホ、女性演技賞は「怪しい彼女」のシム・ウンギョン、新人男性俳優賞は「ファイ 悪魔に育てられた少年」のヨ・ジング、新人女性演技賞は「ハン・ゴンジュ」のチョン・ウヒが受賞する。また、今年の制作者賞は「弁護人」を制作したウィダスフイルムのチェ・ジェウォン代表が、独立映画監督賞は「ハン・ゴンジュ」のイ・スジン監督が受賞する。

    OSEN
  • 「タチャ-神の手-」漫画原作のヒット不敗公式を繋げることができるのか

    「タチャ-神の手-」漫画原作のヒット不敗公式を繋げることができるのか

    漫画家ホ・ヨンマンの同名漫画を映画化した「タチャ-神の手-」(監督:カン・ヒョンチョル、制作:sidus Pictures)が漫画を原作にした映画のヒット系譜を繋げることができるのか期待が集まっている。 理由も分からないまま15年も閉じ込められた男が、自身が監禁された本当の理由を調べていく過程を描く「オールド・ボーイ」、賭博に人生の希望をかけたイカサマ師たちの一歩も譲れない勝負を描いた「タチャ イカサマ師」(以下「タチャ」)、新しい氷河期が渡来し、1年に地球を1周する列車で生存することになった人たちのストーリーを描く「スノーピアサー」。独特な題材と緻密な構成のストーリーで人々の反響を得た原作の漫画を土台に映画化された3本の作品は、パク・チャヌク、チェ・ドンフン、ポン・ジュノという韓国を代表する監督の安定した演出力と俳優たちの相乗効果で「オールド・ボーイ」が326万人、「タチャ」が684万人、「スノーピアサー」が934万人の観客を動員して評壇と観客の熱烈な好評を受けた。そんな中、デビュー40周年を迎えた漫画家ホ・ヨンマンの同名作品を映画化する「タチャ-神の手-」が原作の漫画を踏まえて再誕生したヒット大作の系譜を継ぐことができるのか関心が集まっている。「過速スキャンダル」「サニー 永遠の仲間たち」で1600万人の観客を動員したカン・ヒョンチョル監督によって再誕生した「タチャ-神の手-」が前編よりバラエティ豊かになったキャラクターの登場で今年の秋夕(チュソク:日本のお盆に当たる韓国の祭日)シーズンにより一層新しくなった「タチャ」シリーズを届ける予定だ。前作を通じて個性溢れるキャラクターを披露してきたカン・ヒョンチョル監督は、原作漫画の多彩なキャラクターの個性を最大限に引き出し、「タチャ-神の手-」だけのバラエティな面白み、愉快さが生きている作品を誕生させた。原作者である漫画家ホ・ヨンマンも「カン・ヒョンチョル監督が演出を担当することになり、私も今回の映画に多くの期待をかけている。原作者としてはもちろん、観客としてもとても楽しみな作品だ」とカン・ヒョンチョル監督への深い信頼を表し、映画への期待を集めた。「タチャ-神の手-」は、叔父のコニに似て子どもの頃から賭博に特別な才能を見せ、負けず嫌いな性格を持つテギル(BIGBANGのT.O.P)が、誰も信じられないイカサマ師の世界に飛び込み、命をかけた勝負をすることになるストーリーを描いた作品だ。BIGBANGのT.O.P、シン・セギョン、クァク・ドウォン、ユ・ヘジン、イ・ハニ、キム・イングォン、イ・ギョンヨン、コ・スヒ、オ・ジョンセ、パク・ヒョジュ、キム・ユンソクが熱演を披露した。韓国で今年の秋夕に公開される。

    TVレポート
  • 「スノーピアサー」アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーで上映会

    「スノーピアサー」アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーで上映会

    ポン・ジュノ監督の映画「スノーピアサー」が映画芸術科学アカデミーで披露される。アカデミーニュースによると、「スノーピアサー」は20日(現地時刻)、米アカデミー授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーで上映会を開くという。映画芸術科学アカデミーが持続的に行っているイベントの一環として行われ、ポン・ジュノ監督もスペシャルゲストとして出席する予定だ。「スノーピアサー」は、新たな氷河期に人類最後の生存地域である列車の中で繰り広げられるストーリーを描いた作品。特に、今回「スノーピアサー」が27日に北米で公開されるため、大作映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」との北米対決という点で関心を集めている。韓国で成功を収めた「スノーピアサー」が北米ではどのような成績を出すか関心が集まっている。「スノーピアサー」は11日、ロサンゼルス映画祭の開幕作に選ばれ、ポン・ジュノ監督とソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、エド・ハリス、アリソン・ピル、コ・アソン等が出席した。

    OSEN
  • 映画「スノーピアサー」の米国ポスター公開…“韓国バージョンとは異なるデザイン”

    映画「スノーピアサー」の米国ポスター公開…“韓国バージョンとは異なるデザイン”

    映画「スノーピアサー」(監督:ポン・ジュノ)の北米ポスターが公開された。公開された北米ポスターには、主役のクリス・エヴァンスが前面に出ている。斧を手にしていて、顔を顰めている姿が強烈な印象を与えている。その左後ろにはジョン・ハート、ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサー、ジェイミー・ベル、エド・ハリスなどが写っている。特に、ポスターの左下にはソン・ガンホも写っており、視線を引く。ソン・ガンホの娘を演じたコ・アソンは、ポスターには登場しなかった。「スノーピアサー」の北米公開は、映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」との対決という点で、関心を集めている。韓国では多くの観客を動員した「スノーピアサー」だが、北米ではどんな結果になるのか注目が集まる。「スノーピアサー」は新たな氷河期、人類最後の生存地域である列車の中で抑圧に苦しんでいた最後尾車両の人々の止められない反乱を描いた作品だ。ポン・ジュノが監督した映画であり、ソン・ガンホ、コ・アソン、クリス・エヴァンス、ティルダ・スウィントンなどが出演した。

    OSEN
  • ベルリン国際映画祭、本日(6日)開幕…「スノーピアサー」特別上映

    ベルリン国際映画祭、本日(6日)開幕…「スノーピアサー」特別上映

    第64回ベルリン国際映画祭が6日(現地時刻)に開幕する。今年のベルリン国際映画祭の開幕式は6日午後、ドイツ・ベルリンのベルリナーレ・パラストで開かれる。開幕作としてはウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」が上映される。ホン・サンス監督の「ヘウォンの恋愛日記」がコンペティション部門に招待された昨年と異なり、残念ながら今年のコンペティション部門には韓国映画が招待されなかった。ポン・ジュノ監督の「スノーピアサー」がフォーラム部門に、キム・ジナ監督のフードムービー「ファイナルレシピ」がCulinary Cinema(食の映画)部門に、イ・ソンヒ監督の「夜間飛行」がパノラマ部門に、イ・ヨンスン監督の「10分」、チョン・ユンソク監督の「ノンフィクション・ダイアリー」などがフォーラム部門に招待された。「スノーピアサー」はベルリン国際映画祭で7日と8日の2日間に渡って上映され、ポン・ジュノ監督と俳優ソン・ガンホ、コ・アソン、ティルダ・スウィントン、ジョン・ハートなどが映画祭を訪れる。ほかにも映画制作に参加したパク・チャヌク監督とOPUS PICTURESのイ・テホン代表、CJ E&Mのチョン・テソン映画事業部門長などが出席する予定だ。今年のコンペティション部門には「Aloft」「グランド・ブダペスト・ホテル」「History of Fear」「Jack」「Two Men in Town」「No Man's Land」など、世界各国から作品が出品された。カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭と共に世界3大映画祭として挙げられるベルリン国際映画祭は16日まで開かれる。

    TVレポート
  • 秋元康×ポン・ジュノ、超級エンターテインメントを世界に発信し続ける二人の“奇跡の対談”が実現

    秋元康×ポン・ジュノ、超級エンターテインメントを世界に発信し続ける二人の“奇跡の対談”が実現

    「殺人の追憶」(03)「グエムル-漢江の怪物-」(06)「母なる証明」(09)と作品を発表するごとに、斬新な映像、緻密な構成、完璧なストーリーテリング力で観る者を圧倒し、世界がその才能に注目する監督ポン・ジュノ。若き鬼才が初めてインターナショナル・キャストを迎え、英語作品として世界に発信する「スノーピアサー」が、2月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショーとなる。フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」を原作にした本作は、アクション、ドラマ、サスペンス、哲学などあらゆる要素が絶妙なバランスで盛り込まれた近未来SFエンターテインメントだ。1月末、プロモーションのために来日したポン・ジュノ監督が、作詞家・プロデューサーの秋元康さんと初対面をはたした。国民的アイドル「AKB48」グループの総合プロデューサーとしても知られ、常に時代を作り日本のエンテーテインメント界を牽引し続ける秋元康さんと、アジアのスピルバーグと称され、世界水準のエンターテインメントを生み出し続けてきたポン・ジュノ監督。アジアエンタメ界を名実ともに牽引するふたりの巨星が、世界に通じるエンターテインメントのあり方について多いに語った。秋元「映画はどれだけ非日常を描けるかが勝負。『スノーピアサー』は非日常の世界にぐんぐん引き込まれていく面白さがある」ポン監督「誰にでもある話したい話を聞きたい欲求は国境や時代を越えるもの。それを追求することで世界につながっていく」秋元:映画というのは、どれだけ非日常を描けるかが勝負だと思うんです。ずっとテレビの仕事をしてきましたが、テレビと映画の違いはそこですよね。テレビで非日常の世界に入り込もうとしても、例えば電話が鳴ったり、届け物が来たりして、なかなか入り込めません。でも映画は、自分から騙されようと思って映画館の中に入ります。「スノーピアサー」は、そんな非日常の世界にぐんぐん引き込まれていく面白さがありました。ポン監督:今、秋元さんがおっしゃったことはSF映画の魅力でもあると思います。観客が作品と、日常と異なる世界に入り込む約束をして、そこへ飛び込んでいく。僕がこの映画を撮った理由も、その面白さにありました。秋元:「スノーピアサー」で感心したのは、あまり説明しすぎていないところです。どんなシチュエーションの中を列車が走っているか、たいていは最初にテロップを出して、その設定を説明します。でも、この映画は、それがストーリーの中に織り込まれていて、次第に明らかになっていく。僕はその度に「そういうことなのか!」と驚いて、作品に引き込まれていきました。ポン監督:冒頭、いきなり列車の中から始まるので、「何だ?」と思う人もいるかもしれませんが、観客は主人公たちと一緒に列車を進んでいき、この列車の謎や主人公の過去を知ることになります。映画監督はストーリーテラーでもありますが、そのような物語は僕にとってもチャレンジでした。秋元:僕が常に考えているのも、まず自分が面白いかどうか。他の誰かのために作っても、自分自身が面白くなければ、本当に面白いエンターテインメントはできません。ポン監督の力量というのは、何よりストーリーを組み立てる腕力にありますよね。「次はどうなるんだろう?」「あ、あれが伏線だったのか!」と思わせて、随所にコミカルな要素を交えつつ、観客を最後まで飽きさせない。その力量は、本人が意識しなくとも、世界に通じるものだと思います。ポン監督:確かにストーリーテリングは最も普遍的なものですね。誰にでも「話がしたい」「話を聞きたい」という欲求があって、それは国境や時代を越えるものなのかもしれません。ストーリーテリングを純粋に追求していけば、それがすなわち世界につながるということなのでしょうか。秋元さんとお話して、改めてその事実に気づきました。秋元康さんとポン・ジュノ監督の2人は、これが初対面。音楽、テレビのみならず、映画「着信アリ」の原作・企画をはじめ、現在公開中の前田敦子主演映画「Seventh Code」(監督:黒沢清)でも企画を務めるなど映画でも活躍している秋元さんだけに、本作「スノーピアサー」について次々飛び出す鋭い見解には、ポン・ジュノ監督も「するどい! 秋元さんはさまざまなクリエイティブの領域で活躍されているだけに、実に広い観点を持っていらっしゃる」と感嘆しきりだった。対談の内容は2月5日(水)の朝日新聞夕刊掲載の広告内で読めるほか、公式SNSでも発表予定。「スノーピアサー」監督:ポン・ジュノ(「殺人の追憶」、「グエムル-漢江の怪物-」、「母なる証明」)出演:クリス・エヴァンス(「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「アベンジャーズ」)、ソン・ガンホ(「殺人の追憶」、「グエムル-漢江の怪物-」)、ティルダ・スウィントン(「ナルニア国物語」シリーズ、「フィクサー」)、オクタヴィア・スペンサー(「ヘルプ~心がつなぐストーリー」)、ジェイミー・ベル(「ジェーン・エア」、「リトル・ダンサー」)、ユエン・ブレムナー(「トレインスポッティング」)、ジョン・ハート(「裏切りのサーカス」、「ハリー・ポッター」シリーズ)、エド・ハリス(「ヒストリー・オブ・バイオレンス」、「トゥルーマン・ショー」)原作:「LE TRANSPERCENEIGE」ジャン=マルク・ロシェット、ベンジャミン・ルグランド、ジャック・ロブ脚本:ポン・ジュノ、ケリー・マスターソン(「その土曜日、7時58分」)撮影:ホン・ギョンピョ(「ブラザーフッド」)音楽:マルコ・ベルトラミ(「ワールド・ウォーZ」、「ターミネーター3」)VFX:エリック・ダースト(「スパイダーマン2」)2013年/韓国、アメリカ、フランス/125分配給:ビターズ・エンド、KADOKAWA(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED公式サイト:http://www.snowpiercer.jp/公式Facebook:https://www.facebook.com/snowpiercer.jp公式Twitter:@snowpiercer_jp

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  • 森脇健児&団長安田、ポン・ジュノ監督に続編出演を懇願!「スノーピアサー」ジャパンプレミア開催

    森脇健児&団長安田、ポン・ジュノ監督に続編出演を懇願!「スノーピアサー」ジャパンプレミア開催

    鬼才ポン・ジュノ監督が1月29日に緊急来日。「スノーピアサー」のプレミア試写会で舞台挨拶を行った。そして今回、タレントの森脇健児とお笑いトリオ安田大サーカスの団長安田も試写会に参戦した。プレミア試写会の会場である角川シネマ有楽町には、世界的鬼才の待望の最新作ということで多くの映画ファンが詰めかけ、大盛況となった。超満員の観客を前に、ポン・ジュノ監督は「こんなにたくさんの方に来ていただいてありがとうございます。これまで韓国以外の多くの国で公開されてきましたが、日本は鉄道マニアが多い国ということで、映画をどう観ていただけるのか楽しみにしています」と挨拶した。フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」を原作に選んだことについては、「列車そのものにひかれました。2時間まるまる列車を撮ることができるのは滅多にない機会。その中にいる人たちは富裕層、貧困層とそれぞれいて、彼らが氷河期の中を闘う。それが赤裸々に描かれているのに惹かれました」と、その漫画との出会いが新たな映画を作る動機になったことを明かした。「ノアの箱舟」というべき列車「スノーピアサー」の中は強烈な格差社会が存在し、前方車両に乗る富裕層から虐げられている後方車両の人々が革命を起こす本作。主人公のカーティスは革命を導くリーダーで、若きアメリカン・ヒーローのクリス・エヴァンスが演じている。起用のきっかけとしては、「彼は『キャプテン・アメリカ』など、筋肉の発達したマッチョな俳優というイメージを持たれていますが、それが全てではありません。シリアスで繊細。そういった映画での姿に加えて、暗く、繊細さも持ち合わせていて、両方が共存しています。今回はそれを見せたいと思いました」と語った。またエヴァンスが、ポン・ジュノ監督の代表作のひとつ「殺人の追憶」(2003)と「スノーピアサー」にも出演しているアジアを代表する名優ソン・ガンホのファンだったことも影響していたことを明かした。カーティスの右腕であるエドガーを演じるのは「リトル・ダンサー」(2000)で一躍その名を世界に知らしめたジェイミー・ベル。その起用については、「とても可愛かったからです(笑)」と観客の笑いを取りつつ、「その映画を通じて、皆さん彼の子供時代を知っています。そして、そのことは、「スノーピアサー」を観る上で役に立つんですよ」と、これから映画を観ることになる観客にヒントを与えてくれた。ここで、我こそは日本のカーティスとエドガーである!と名乗る、森脇健児と団長安田がゲストとして登場。いち早く映画を観た森脇健児は、「この映画大好きですよ!20代で富裕層を経験して、30代で最下層になり、40代になった今はボディブローを打ち込んでいるこの映画は芸能界の縮図とも言えるんです!」と熱く語った。団長安田は、「カーティスとエドガーの師弟関係が見事に描かれています。僕も森脇健児をずっと後ろで支えてきたんです」と語り、それぞれに映画に深く感情移入している様子だった。来日を控えた先日、映画公式SNSを通じて監督への質問を募集。代表してそのひとつがMCを通じて監督に投げかけられた。ずばり「「スノーピアサー」続編は考えていますか?」世界中の映画ファンが待ちわびる世界的鬼才の次回作について、「続編が作られてほしいとは思いますが、自分では作らないと思います。でも、パート3であれば作るかもしれませんね」と、世界初!?の続編への言及が監督本人からなされた。それを聞いた森脇健児は、「『スノーピアサー3』を撮るならば土下座だ!土下座しろ団長!!!」と団長安田に指令。ポン・ジュノ監督の前作「TOKYO! 」(2008)に主演し、監督ともつながりのある香川照之が去年の大ヒットドラマで演じたキャラクターにちなんで、その人物の常套手段が飛び出し、監督も思わぬアピールに驚く姿を見せた。そして最後には、それぞれからこれから映画を観る観客にメッセージが送られた。ポン・ジュノ監督「皆さん、心の準備をして、心の安全ベルトを締めて楽しんでご覧ください」森脇健児「虐げられても、諦めなかったら必ずチャンスは来る。それをカーティスから学びました!」団長安田「僕は監督以上にこの映画が好きかもしれません」映画「スノーピアサー」公開情報2014年2月7日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー監督:ポン・ジュノ 原作:「LE TRANSPERCENEIGE」 ジャン=マルク・ロシェット、ベンジャミン・ルグランド、ジャック・ロブ脚本:ポン・ジュノ、ケリー・マスターソン出演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサー、ジェイミー・ベル、ユエン・ブレムナー、ジョン・ハート、エド・ハリス配給:ビターズ・エンド、KADOKAWA(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED「スノーピアサー」公式サイト【STORY】2014年、地球温暖化を食い止めるために散布された人工冷却物質は、地球を雪と氷で閉ざしてしまった。17年後の2031年。最後の人類を乗せて、一年間で世界を一周する走る箱舟列車「スノーピアサー」は、前方に乗る富裕層と後方車両の貧困層に区分けされ、過酷な階級社会を生み出していた。しかし、最後尾の車両に乗り込むカーティスは、平等な社会を取り戻すために、虎視眈々と革命の日を狙っていた。前方車両への扉が開かれた瞬間、カーティス率いる集団は前方車両へと突き進んでいく。

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  • ポン・ジュノ監督作「スノーピアサー」ベルリン国際映画祭で特別上映

    ポン・ジュノ監督作「スノーピアサー」ベルリン国際映画祭で特別上映

    映画「スノーピアサー」(監督:ポン・ジュノ)がベルリン国際映画祭に公式招待された。「スノーピアサー」は2月6日から16日までドイツ・ベルリンで開かれる「第64回ベルリン国際映画祭」のフォーラム部門で特別上映される。フォーラム部門とは、世界の主流映画界に対応する独創的で実験的な映画を紹介する部門で、かつてキム・テヨン監督の「レイトオータム」(2011)、キム・ジュンヒョン監督の「愛の棘」(2012)などが上演されたことがある。「スノーピアサー」の海外配給を担当するCJ E&M関係者は「映画祭を通して世界で初めて公開するワールドプレミアや、自国以外では映画祭を通じて初公開となるインターナショナルプレミアではない作品が特別招待されるのは、非常に異例のこと」と明かした。続いて「プレミア上映条件が厳格なベルリン国際映画祭に『スノーピアサー』が招待されたことは、『殺人の追憶』『グエムル~漢江の怪物~』『母なる証明』などを通じてポン・ジュノ監督に対する期待と『スノーピアサー』に対する高い関心のため」と説明した。また「韓国とフランスでの封切り以降、海外でも良い成績を上げている『スノーピアサー』は、2月7日の日本公開を皮切りに、中国、ドイツ、イタリアなどでの公開を控えている。そのため、今回のベルリン国際映画祭での上映は、さらに熱い関心を集めるきっかけになるはず」と見込んだ。「スノーピアサー」はベルリン国際映画祭で2月7日と8日の2日間上映される予定で、ポン・ジュノ監督並びに俳優のソン・ガンホ、コ・アソン、ティルダ・スウィントン、ジョン・ハートなどが映画祭を訪れる。他にも映画制作に参加したパク・チャヌク監督とOPUS Picturesのイ・テホン代表、CJ E&Mチョン・テソン映画事業部門長などが出席する予定だ。また、今年ベルリン国際映画祭では「スノーピアサー」のほかにもキム・ジナ監督のフードムービー「ファイナル・レシピ」がCulinary Cinemaに、イソン・ヒイル監督の「夜間飛行」がパノラマ部門に、イ・スンヨン監督の「10分」、チョン・ユンソク監督の「ノンフィクション・ダイアリー」などがフォーラム部門に招待された。

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  • 「スノーピアサー」が「今年の映画賞」作品賞受賞…主演賞はソン・ガンホ&チョン・ドヨン(総合)

    「スノーピアサー」が「今年の映画賞」作品賞受賞…主演賞はソン・ガンホ&チョン・ドヨン(総合)

    映画「スノーピアサー」が、「今年の映画賞」授賞式で作品賞を受賞する栄誉に輝いた。「スノーピアサー」は22日午後、ソウルプレスセンター国際会議場で開かれた第5回「今年の映画賞」授賞式で、作品賞を受賞した。「スノーピアサー」は作品賞を初め、ポン・ジュノ監督の監督賞受賞まで2冠を記録した。監督賞を受賞したポン・ジュノ監督は、映画「海にかかる霧」の撮影で欠席し、代わりにビデオメッセージで受賞の感想を伝えた。主演男優賞は、俳優ソン・ガンホが受賞した。ソン・ガンホは受賞後「意義深い賞を受賞することになり、非常に嬉しい。第1回の時『渇き』で大きな賞を頂いた。帰宅しながら理由を考えてみたが、結論は大胆な露出だった。今回は、多作だった。言葉だけなら簡単だが、実際は大変だ。結果うまくいって、(観客動員数)1千万を超えたりしているが、最初始める時の微々たる状況の中で、あの希望と勇気を持ってお互いに肩を抱き合って突き進むのは、とても孤独な戦いだったろうと思う。いつもNEWの若い血と希望と勇気を持つ社員たちに感謝している。多作をして、今後も引き続き受賞できるように頑張りたい」と話した。主演女優賞は、女優のチョン・ドヨンが受賞した。同日チョン・ドヨンは映画「メモリーズ 追憶の剣」の撮影で欠席し、代わりにビデオメッセージで受賞の感想を伝えた。新人男優賞は、映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」で熱演した俳優ヨ・ジングが受賞し、彼は「真心を込めて演じたい」と感想を述べた。映画「ヘウォンの恋愛日記」の女優チョン・ウンチェが新人女優賞を受賞した。第5回「今年の映画賞」は、昨年韓国で公開された映画を対象に映画担当記者たちの推薦と投票により受賞作(者)を決める。「今年の映画賞」は、総合誌とスポーツ紙、経済誌、放送局、ニューメディアなど韓国51のメディアの83人の映画担当記者が所属している韓国映画記者協会が、毎年映画の発展に貢献した映画人と俳優、作品を選定する授賞式である。以下は受賞者(作)。◆ 作品賞 = 「スノーピアサー」◆ 監督賞 = ポン・ジュノ(「スノーピアサー」)◆ 主演男優賞 = ソン・ガンホ(「弁護人」)◆ 主演女優賞 = チョン・ドヨン(「マルティニークからの祈り」)◆ 助演男優賞 = イ・ジョンジェ(「観相師」)◆ 助演女優賞 = ラ・ミラン(「ソウォン 願い」)◆ 新人男優賞 = ヨ・ジング(「ファイ 悪魔に育てられた少年」)◆ 新人女優賞 = チョン・ウンチェ(「ヘウォンの恋愛日記」)◆ 今年の発見賞 = キム・ビョンウ監督(「テロ, ライブ」)◆ インディーズ映画賞 = 「Jiseul」◆ 外国語映画賞 = 「ゼロ・グラビティ」◆ 今年の映画人賞 = キム・ウテク NEW 代表◆ 広報人賞 = カン・ヒョミ(1st Look)◆ 映画記者賞 = チョン・ヒョンファ記者(マネートゥデースターニュース)

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